東急田園都市線・渋谷駅 島式1面2線から島式2面3線にホームを増設?
-東急田園都市線・渋谷駅-
少し前の日経の「ケンプラッツ」が、混雑の激しい東急田園都市線「渋谷駅」で、東急電鉄がホームの増設を検討していると報道しました。
東急グループは、グループを挙げて渋谷駅や駅周辺の再開発を加速させていますが、東急田園都市線「渋谷駅」の混雑緩和にはメドが立っていません。
現在のホームの北側に島式ホームを新設して、島式1面2線から島式2面3線にホームを増設する構想が持ち上がっているそうです。
朝のラッシュ時には、3・4番線を使って交互発着し、列車の遅れを防ぎます。オフピーク時は、渋谷で列車が折り返せるようにする予定です。
下記の「各駅の1日の平均乗降人員」によると東急田園都市線「渋谷駅」の2011年度の平均乗降人員は1日641,781人という物凄い人数となっています。
この数字には、東京メトロ「半蔵門線」との相互直通運転の通過人員も含んでいるので、全員が乗降する訳では無いですが、ラッシュ時の混雑は地獄の様相を呈します。
東急電鉄 → 各駅の1日の平均乗降人員【2011年度】
早急にホーム増設は必要だと思いますが、一つ大きな疑問があります。はたして複雑怪奇な渋谷の地下空間にホームを増設するスペースがあるかということです。
1977年4月7日の開業時に、2面4線で開業しておけばこんな問題も生じなかったと思いますが。当時はここまで乗降人員が増える事は予想出来なかったのでしょうね。
東急電鉄によると、現段階では具体化に向けた取り組みは実施しておらず、スケジュールも未定だそうです。
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