赤坂・六本木・虎ノ門地区の再開発はまだまだ続く! 大規模再開発が計画されている「虎ノ門二丁目地区市街地再開発事業」
-虎ノ門二丁目地区市街地再開発事業-
「アジアヘッドクォーター特区」の一部に指定された赤坂・六本木・虎ノ門地区に「アークヒルズ 仙石山森タワー」が、2012年8月7日に竣工しました。
赤坂・六本木・虎ノ門地区では、建設中の「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」、解体工事中の「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」、再開発組合の設立が認可された「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」など怒涛の勢いで巨大プロジェクトが次々と動いています。
そしてまた巨大プロジェクトが1つ加わろうとしています。アメリカ大使館のすぐ東側の「虎ノ門二丁目地区市街地再開発事業」です。
再開発予定地は、国家公務員共済組合連合会(KKR)の「虎の門病院」、国立印刷局の「本局」と「虎の門工場」、「共同通信会館」の敷地約24,000㎡です。
老朽化した「虎の門病院」ですが、敷地の北側の一部が「環状第二号線(通称:マッカーサー道路)」の道路用地となります。
そのため単独での全面建て替えが難しく、周囲を巻き込んでの一体的な再開発構想が動き出しました。
ただし区画内の北側の「JTビル」は、超高層ビルへの建て替えが完了しているので、含まれません。
地権者は、「KKR、国立印刷局、共同通信会館、共同通信社」の4者ですが、一体的な再開発を行い、600~700%の基準容積率を1000%まで引き上げて、「病院棟」と超高層の「業務棟」の2棟で構成される最大延床面積約240,000㎡のビルを建設する予定です。
虎ノ門二丁目地区市街地再開発事業の手順
(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新しい病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良
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