港区 (仮称)アークヒルズ サウスタワー 2012年秋の建設状況

-(仮称)アークヒルズ サウスタワー-
「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、「アークヒルズ」と「泉ガーデン」の間に挟まれた「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」を一体的に建て替えるプロジェクトです。
概要は、地上20階、塔屋1階、地下4階、高さ109.9mのオフィスと店舗で構成される超高層ビルなります。
森ビルの公式HPに「(仮称)アークヒルズ サウスタワー」の名称が各所に使用されているので、正式名称も「アークヒルズ サウスタワー」になると思われます。

南西側から見た様子です。
「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。

北西側から見た様子です。北側が低く、南側が高いかなりの傾斜地に建設されています。

「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、「アークヒルズ」のビル群と少し距離があるので名称にちょっと違和感がありますが、「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、文句無しに、「アークヒルズ」ですね。

「デッキプレート」の取り付けが行われています。

「制震構造」を採用しているようです。壁に「粘性体制振壁(粘性壁ダンパー)」を採用しているように見えます。確証は全く無いので、間違っていたらゴメンナサイ・・・
「粘性体制振壁(粘性壁ダンパー)」は、上の梁に上部を、下の梁に下部を固定し、壁は完全にはつながっていません。
間の壁状のプールの中に粘性体を満たしています。地震時には、上部の仕切り板がプール内を移動し、粘性体の抵抗力で地震エネルギーを吸収します。
白い壁が「仕切り板」で、赤い装置が粘性体を満たしたプールを取り付けた状態に見えます。エネルギー吸収材には、「高性能粘弾性ゴム」を使用するタイプもあるようです。

「粘性体制振壁」を取り付ける梁を吊り上げていました。

地上に置かれた「粘性体制振壁」を取り付ける梁です。
(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」に伴い、「スペイン坂」の歩行者デッキが架け替えられます。
新しい歩行者デッキは少し東側に移動します。工期は2011年11月1日~2013年6月30日までの予定で、「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」と同じく「清水建設」により行われています。

新しい歩行者デッキがかなり姿を現しています。

新しい歩行者デッキは「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」の北西角に接続されます。
| 固定リンク
« 横浜市 大規模商業施設「(仮称)MM21地区 34街区商業施設開発計画」 2012年秋の建設状況 | トップページ | 「ウォルト・ディズニー」が、「ルーカスフィルム」を買収! 将来、東京デズニーリゾートに「スター・ウォーズ」のテーマパークが出来るかも? »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 超高層ツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」 地上40階、高さ約166mの「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の解体工事が始まる!(2025.11.13)
- 「森永プラザビル」の建替え 地上24階、高さ約126mの「田町駅西口駅前地区開発事業」 2025年11月上旬の建設状況(2025.11.10)
- 世界貿易センタービル跡地 地上46階、高さ約234mの「浜松町二丁目4地区A街区(A1棟)」 2025年11月上旬の建設状況(2025.11.09)
- JR浜松町駅が大きく変わる 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 2025年11月上旬の建設状況(2025.11.08)
- パソナグループパビリオン 大阪・関西万博で大注目の未来の医療技術が、東京にやってくる! 日本テレビで「動く!iPS心臓展」を開催!(2025.11.05)

