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2012年10月17日 (水)

港区 環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区 2012年秋の建設状況

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-環状第二号線新橋・虎ノ門地区-

 約半年ぶりに東京(首都圏)を撮影してきました。今日からまた更新を再開しますのでよろしくお願いします。
 
 「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区)」は、地上52階、塔屋1階、地下5階、高さ(最高部255.5m、建築物約247m)の大規模プロジェクトです。
 
 フロア構成は、駐車場(地下3~地下1階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)、オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)となります。共同住宅の戸数は172戸、ホテルの客室数は168室となっています。
 
 
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東京タワーの特別展望台(250m)から見た全景です。撮影時は、国際通貨基金(IMF)世界銀行の年次総会の期間中だったので、東京タワーは、外国人観光客が多かったです。
  
 
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展望台はガラス面に保護フィルムが貼られているためボケボケですが、最高部のアップです。
 
 3階ずつ鉄骨建方が行われているので、猛烈な速度で上に伸びています。撮影時は42階まで到達していました。
 
 オフィス(6~35階)と共同住宅(37~46階)の間の36階は、トラス構造の構造切替階となっています。
 
 
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東側から見た様子です。下の部分は「環状第二号線」の工事です。
 
 
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36階のトラス構造の構造切替階です。
 
 
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構造が複雑なので柱が斜めだったり、枝分かれしたりしています。
 
 
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カーテンウォールの取り付けが行われています。壁面にブルーのラインの「横行レール」が取り付けられています。「横行レール」には「テルハクレーン」が取り付けられています。
 
 
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カーテンウォールのアップです。ガラスを多用した「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。
 
 
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南東側から見た下層階の様子です。
 
 
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図面を見ると南側は4層の吹き抜けになるようです。下に「環状第二号線」が走るので実際は3.5層くらいになります。
 
 
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北東側から見た下層階の様子です。「逆打ち工法」で工事が行われています。「逆打ち工法」は、地上躯体と地下躯体を同時に建設します。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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北東角と南西角はR曲線になっていますが、南東角と北西角は複雑な構造になっています。
 
 
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カーテンウォールの取り付けが行われています。
 
 
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ワイヤーが2本見えるので、「テルハクレーン」とその上のマシンの2台で連携して吊り上げているようです。
 
 
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南西側から見た下層階の様子です。
 
 
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建物南側の「環状第二号線」の上に構台を設置しています。1階は掘削や地下部分の建物工事に使い、2階は鉄骨材料をさばくスペースとしているようです。

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