JR立川駅前 地上32階、高さ約130m「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」に建築計画のお知らせ掲示!
-立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業-
JR立川駅は、JR中央本線・青梅線・南武線の3路線が乗入れる鉄道交通の要衝となっています。
更に北口は、多摩都市モノレール「立川北駅」に隣接するなど交通結節点として非常に恵まれています。
JR立川駅の北西側に隣接する「第一デパート」と「第一デパート」西側の雑居ビル群や南側の駐輪場の再開発を行い、地上32階、塔屋1階、地下1階、高さ約130m、延床面積約55,563㎡の再開発ビルを建設すると、2011年5月に正式発表されました。
用途は、共同住宅(総戸数319戸:9階~32階)、商業施設(地上1階、3階~5階)、オフィス(6階・7階)の予定でした。
東京都報道発表資料(2011/05/11)
立川駅北口西地区市街地再開発組合の設立認可について
その後、概要が少し変更になっています。地下階は地下1階から地下2階に変更になっています。地下駐車場の台数を70台増にするための措置のようです。
商業施設は、1階と3階~5階に設置する予定でしたが、進出予定の「ヤマダ電機」が3階~7階の約10,000㎡を希望しており、そのためオフィスとなっていた6階と7階も商業施設にする方向で検討しているようです。
しかし「建築計画のお知らせ」には、用途に「事務所」が残っているので、要望が認められたのかは調べても分かりませんでした。
核テナントとして出店する見通しの「ヤマダ電機」は、郊外型の「テックランド」ではなく、広い売場面積と駅前ということで都市型の「LABI」になると思われます。
「野村不動産」は、「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」の参加組合員として事業参画します。住宅保留床約300戸(予定)などを取得する予定です。
「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。10月1日に掲示されたようです。立川は遠いので、雨が降らなかったら行く予定は無かったので、雨が降って運が良かったです(笑)。
建築主は「立川駅北口西地区市街地再開発組合」、設計者は「清水建設、松田平田設計JV」、施工者は「未定」となっていますが、解体工事を行っている「清水建設」が継続して行うと思われます。
「第一デパート」を北西側から見た様子です。「第一デパート」は、地上6階、地下1階で、1966年にオープンしました。建物はかなり老朽化しています。
「第一デパート」は、2012年5月15日に閉店しています。清水建設により「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業 解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2012年6月16日~2013年2月15日までの予定となっています。
「第一デパート」の西側の雑居ビル群も再開発区域に含まれます。
JR立川駅の北口には大規模なペデストリアンデッキが整備されています。再開発ビルはペデストリアンデッキと接続されます。
「第一デパート」の東側は公開広場になる予定です。公開広場から南口のペデストリアンデッキと直結する「立川駅西側新自由通路」も整備される予定です
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