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2012年10月25日 (木)

新宿区 大日本印刷市谷工場整備計画(中央街区) 超高層棟の本体工事に着工!

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-大日本印刷市谷工場整備計画-
 「大日本印刷市谷工場整備計画」は、日本の印刷業界二強の1つである「大日本印刷」の本社がある「防衛省」の北側の「市谷工場」の大規模な再整備計画です。広大な敷地をⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期に分けて再整備します。
 
 Ⅰ期は2009年~2011年、Ⅱ期は2011年~2014年、Ⅲ期は2015年~2017年を予定しています。
 「中央街区・Ⅱ期工事」で、地上25階、地下4階、最高部約125m(軒高約114m)の超高層ビルが建設されます。
 
 街区がかなり複雑なので下記のPDF資料を見て下さい。4年前の資料なので、計画より少し遅れているようですが詳細が分かります。
 
 詳しくは → 大日本印刷市谷工場整備事業(PDF:2008/10)
 
大日本印刷市谷工場整備計画の概要
◆ Ⅰ期工事(2009年~2011年)-(1)中央街区南西側に低層棟を建設
◆ Ⅱ期工事(2011年~2014年)-(2)中央街区南東側に高層棟(オフィス)を建設、(3)東街区の西側の地上にオフィス、地下に印刷工場を建設
◆ Ⅲ期工事(2015年~2017年)-(4)西街区にあるプールを建て替え体育施設を建設、(5)中央街区の北側の地上にオフィス、地下の一部に工場を建設、(6)東街区の東側の地上にオフィス、地下に工場を建設、東街区には文化施設も建設
 
 
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週間の「作業工程」です。「建築計画のお知らせ」が「中央街区」全体の表記なので、超高層棟がいつ着工されるのか分かりませんでした。
 
 2012年10月10日(水)に、地上25階、地下4階、最高部約125m(軒高約114m)の超高層棟の「中央街区・Ⅱ期工事」の起工式が行われたようです。
 
 
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最新の「建築計画のお知らせ」です。面積等の数値がかなり変更になっています。「中央街区」全体の表記となっています。建築主は「大日本印刷」、設計者は「久米設計」、施工者は「清水建設」となっています。
 
 
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この場所に地上25階、地下4階、最高部約125m(軒高約114m)の超高層ビルが建設されます。かなりの傾斜地に建設されている事が分かります。
 
 
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起工式の翌日に撮影しましたが、まだ一部解体工事を行っていました。
 
 
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敷地は更地になっています。新宿区は比較的浅い場所に強固な地盤があるので、基礎は「直接基礎」かと思っていましたが、「場所打ちコンクリート杭」を構築するようです。

 傾斜地なので、どの部分が1階になるか悩ましいですが、建設される超高層ビルは地下4階まであります。
 「場所打ちコンクリート杭」の構築と同時に「構真柱」を建込むと思われるので、「逆打ち工法」が採用されると思われます。
 
 
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中央街区の「Ⅲ期工事」との境目です。境目は地盤面と道路が水平になっています。工場内の道路の北側(写真右側)が「Ⅲ期工事」の敷地になります。
 
 
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敷地南西側の中央街区の「Ⅰ期工事」はすでに完成しています。
 
 
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「中央街区」東側の道路を北側から見た様子です。中央が窪んだ傾斜地となっています。写真手前の北側が「Ⅲ期工事」の敷地になります。
 
 
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「中央街区」西側の道路を北側から見た様子です。奥に見えるのが「防衛省」の建物です。
 
 
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アクリル板で見づらいですが、「東街区」の西側では「大日本印刷市谷工場整備計画建設工事(D工区先行解体)」が行われています。工期は2012年8月1日~2013年3月31日の予定となっています。
 
 
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跡地には、「大日本印刷市谷工場整備計画(東1街区)」が建設されます。「東1街区」は、「Ⅱ期工事」に含まれます。
 
 
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「西街区」の「Ⅲ期工事」予定地です。

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