相模原市 ステーションスカイタワー小田急相模原 2012年秋の建設状況
-ステーションスカイタワー小田急相模原-
「(仮称)小田急相模原駅北口B地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、「小田急相模原駅(おだきゅうさがみはらえき)」前の再開発プロジェクトです。
地上29階、塔屋1階、地下1階、高さ103.790m、総戸数212戸(非分譲住戸15戸含む、他に共用施設、店舗、事務所等)の超高層タワーマンションが建設中です。
正式名称は「ステーションスカイタワー小田急相模原」となっています。共同住宅は「首都圏不燃建築公社、旭化成不動産レジデンス」により分譲が行われています。
現地の仮囲いに掲示してある構造図です。基礎は「場所打ちコンクリート杭」です。内訳は、最長約19mの「ストレート杭」53本、最長約14mの「拡底杭」44本となっています。
現地の仮囲いに掲示してある「WFD壁式摩擦ダンパー」の概念図です。地震対策として大地震の際に制震効果を発揮する「WFD壁式摩擦ダンパー」を採用しています。
壁面ダンパーを梁に固定し、中央の稼働板の摩擦によって地震の揺れを低減します。高い耐久性を誇るため、日常的なメンテナンスの必要がありません。
撮影時、すでに地上に姿を現していました。
タワークレーン2基で建設しています。
北側のタワークレーンの「はやぶさ」です。
南側のタワークレーンの「ひまわり」です。「JAXA」の人工衛星・探査機シリーズですね。
別角度から見た様子です。
「プレキャストコンクリート」の柱が林立しています。この現場では、柱にプレキャスト部材を、大梁・小梁・床にハーフプレキャスト部材を使用しています。
敷地南側部分です。鉄骨建方が行われていました。超高層タワーマンション部分以外の低層部は「鉄骨造(S造)」のようです。
敷地北側部分です。この部分は低層部になります。
敷地北側の低層部も「鉄骨造(S造)」になります。
「ラクアル・オダサガ」側で歩行者デッキの延長工事が始まっていました。「ステーションスカイタワー小田急相模原」と「ラクアル・オダサガ」は歩行者デッキで結ばれ、「小田急相模原駅」の橋上駅舎と直結します。
工事名が「ラクアル・オダサガ2階部シェルター新設工事」になっていたので、屋根付きの歩行者デッキになるのでしょうか?
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