墨田区 京成電鉄押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業 「京成曳舟駅」付近の2012年秋の建設状況
-京成電鉄押上線連続立体交差事業-
首都圏を撮影する時は、超高層ビルと鉄道を中心に撮影します。今回は鉄道もたくさん撮影しました。
すぐに写真が陳腐化してしまう超高層ビルの建設現場と違い、鉄道の高架化工事はゆっくり行われているのでどうしても後回しになってしまいます。
現在進行形で上に伸びている超高層ビルの建設現場のUPはあと数ヶ所になったので、これからは鉄道もUPしていく予定です。
本題に戻って、「京成電鉄押上線」では、「押上駅」~「八広駅」間の延長約1.5km(都市計画決定区間約2.3km)の区間で連続立体交差事業が行われています。
詳しくは → 京成電鉄押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業
都営地下鉄・浅草線の「押上駅~泉岳寺駅」間の約11kmに新たなバイパス地下鉄を建設し、JR東京駅の近くに「新東京駅」を設ける構想が持ち上がっています。
「新東京駅」から羽田空港までは最速18分、成田空港までは最速36分となる予定です。
地下鉄の「押上駅」~「泉岳寺駅」間の新線もしくは改良が必要なのは言うまでもないですが、高速化へのネックとなっていた「京成電鉄押上線」の高架化も非常に重要な意味を持ちます。
地上350mの「東京スカイツリー天望デッキ」から見た様子です。
東京スカイツリーから見ると「京成電鉄押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業」の肝心な部分が「イーストコア曳舟二番館」に隠れてしまいます・・・
更に先の「八広駅」までの様子です。上り線の高架橋が姿を現しています。
「京成曳舟駅」のホームから見た様子です。駅の南側に上り線の高架橋が姿を現しています。
ホーム屋根の骨格も姿を現しています。
南西側の「押上駅」側を見た様子です。高架になる新しい「京成曳舟駅」は、現在の位置より「押上駅」側にかなりスライドします。
「京成曳舟駅」部分は、橋脚と橋桁が一体化した鉄筋コンクリート造の「ラーメン高架橋」となっています。
「ラーメン高架橋」は、耐震性に優れている上に建設費が安いです。「ラーメン」はドイツ語で「枠」の意味で、食べる「ラーメン」とは関係ありません(笑)。
高架になる新しい「京成曳舟駅」の建設現場を東側から見た様子です。
高架になる新しい「京成曳舟駅」の建設現場を南西側から見た様子です。手前の工事は、2012年9月25日竣工した「マークフロントタワー曳舟」の関連工事です。
ホーム屋根はアーチ型になります。
線路の北側から見た様子です。踏切部分は、橋脚と橋桁が分離しており「ラーメン高架橋」ではありません。
高架になる新しい「京成曳舟駅」の建設現場の南西端です。
南西側の「押上駅」側を見た様子です。「押上駅」手前で地下に潜るのでかなり高架橋は急勾配となっています。
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