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2012年12月16日 (日)

千代田区 御茶ノ水ソラシティ 2012年秋の建設状況

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-御茶ノ水ソラシティ-
 解体された「御茶ノ水セントラルビル」跡地には、「(仮称)神田駿河台4-6計画」が建設中です。 地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ109.99mの超高層オフィスビルになります。
 
 建設主体の「駿河台開発特定目的会社」は、「大成建設、ヒューリック、安田不動産、昭栄、大成有楽不動産」の5社が出資する「SPC(特定目的会社)」です。ビルの名称は「御茶ノ水ソラシティ」となっています。
 
 地下2階が駐車場・機械室、地下1階が店舗、1階・2階が「アカデミックカンファレンスセンター」、3~5階が大学等教育関連施設、6~23階がオフィスとなっています。エントランスロビーは、地下1階と1階になります。
 
 ビルの西側には、地上約3,000㎡、地下約1,400㎡の憩いの広場「タウンゲートプラザ」が設けられます。
 
 公式HP → 御茶ノ水ソラシティ
 
 
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塔屋まで同じ大きさのビルは高く見えるので私は好きです。撮影時は、タワークレーンが2基ありましたが、現在は解体されていると思われます。
 
 屋上には、小さなヘリポートと小さな塔屋しかなく、ほとんどスカスカです。空いた部分には「屋上緑化」が行われます。
 
 
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オフィスは北面、西面、東面を中心に配置されています。南面に「コア(エレベーター、非常階段、トイレ等)」を配置しています。
 
 ビル外側の幅は、東西約82m×南北約51mです。オフィス貸床面積は1フロア約2,992㎡(約905坪)、天井高は2800mmとなっています。
 
 
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北面は採光および眺望を確保するために全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。
 
 
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「御茶ノ水ソラシティ」は省エネを重視したビルになっています。南面上部の約2,430㎡に都内オフィスビル最大級の容量150kwを誇る「太陽電池一体型ルーバー」を装備しています。
 
 またオフィスフロアへの日射熱負荷を大幅に抑制するために南面へのコア配置および「Low-Eガラス」を採用しています。
  
 
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西面と東面は、オフィスフロアへの日射熱負荷を大幅に抑制するためにカーテンウォールに「縦型リブ」を取り付けています。
 
 
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「御茶ノ水ソラシティ」は、超高層オフィスビルとしては珍しい「中間階免震システム」を採用しています。2階と3階の間に「免震装置」を設置しています。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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西側が高く、東側が低いかなりの傾斜地に建設されています。敷地北側の坂道は「淡路坂」という名称のようです。
 
 
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敷地東側部分です。地上階のように見えますが、敷地東側は地盤面が地下2階床レベルとなります。
 
  
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南東角に、南東側に建設中の「WATERRAS(ワテラス)」と接続する接続ブリッジを建設中です。
 
 「WATERRAS(ワテラス)」と結ばれる部分は、「御茶ノ水ソラシティ」の2階床レベルの高さに見えますが、傾斜地に建設されているので地下1階の床レベルの高さになります。
  
 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して「WATERRAS(ワテラス)」まで、歩行者通路でダイレクトに結ばれます。
  
 
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敷地南側の「軍艦山」の石垣は、保存・再生されます。場所がイマイチよく分かりませんが、敷地内のレンガ擁壁も保存・再利用されます。

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