港区 グランスイート麻布台ヒルトップタワー 2012年秋の建設状況
-グランスイート麻布台ヒルトップタワー-
「(仮称)港区麻布台3丁目計画」は、「ロシア大使館」の50mくらい西側に建設中です。建設現場から道路(外苑東通り)を挟んで北側には外務省飯倉公館や日本郵政麻布局があります。
「日本IBM飯倉ビル」跡地を「丸紅」が取得し、地上29階(建築基準法上 地上28階、地下1階)、高さ99.95m、総戸数166戸(他に管理事務室1戸)の超高層タワーマンションを建設中です。
正式名称は「グランスイート麻布台ヒルトップタワー」となっており、公式ホームページもオープンしています。
北側の「外苑東通り」が高いかなり高低差がある傾斜地に建設されています。
旧躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに残しています。基礎は「場所打ちコンクリート杭」となっています。
「場所打ちコンクリート杭」は、大林組が開発した「スマートパイルヘッド工法」が採用されています。
杭頭と基礎を完全に固定しない(杭頭半剛接接合)工法で、杭径よりも小さな鋼管コンクリートで杭と基礎を連結し、地震発生時に杭頭が容易に回転し損傷を軽減する機構により耐震性を向上させます。
大林組・プレスリリース(2011/08/30)
場所打ち杭の杭頭半剛接接合工法「スマートパイルヘッド」を開発、実用化
公式HPによると、北側の「外苑東通り」沿いに茶室導線が設けられメインエントランスが設けられます。
かなり高低差がある傾斜地に建設されているので、「外苑東通り」側の1階に見える部分は、4階になるようです。
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