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2012年12月

2012年12月31日 (月)

川崎市 エクラスタワー武蔵小杉 2012年秋の建設状況

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-エクラスタワー武蔵小杉-
 いろいろあった2012年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
 
 東急武蔵小杉駅西側に「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 
 地上39階、地下2階、高さ約149m、総戸数326戸(分譲住戸300戸、地権者等関係者住戸26戸)となっています。
 正式名称は「エクラスタワー武蔵小杉」で、「東京急行電鉄、東急不動産、丸紅、東電不動産」により分譲されました。
 
 地下1階(駐車場、駐輪場)、1階(スーパーマーケット、商業施設)、2~4階(商業施設)、5階屋上(広場)、5~6階(市立図書館)、7階(ゲストルーム、キッズラウンジ、他)、7~38階(共同住宅)、38・39階(スカイビューラウンジ、パーティーラウンジ)となっています。
 
 当初は、2012年3月上旬竣工、3月下旬入居開始予定でしたが、1ヶ月早くなり、2月上旬竣工、2月下旬入居開始となるようです。
 
 
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下層階のイメージ図です。「東急武蔵小杉駅ビル」と「エクラスタワー武蔵小杉」は、1階・4階・5階の床レベルの高さの連絡通路で結ばれます。
 
 下層階の商業施設の名称は「武蔵小杉東急スクエア」に決まり、2013年春に開業します(一部先行開業)。
 「武蔵小杉東急スクエア」は、「東急武蔵小杉駅ビル」の1階・4階・5階部分と「エクラスタワー武蔵小杉」の1階~4階部分で、売場面積は約11.204㎡(既存店舗含む)です。
 
 東急電鉄・ニュースリリース(PDF:2012/10/25)
 2013年春、東急線武蔵小杉駅直結のショッピングセンターが誕生 「武蔵小杉東急スクエア」に名称決定 ~東急線正面改札前に生活に便利な6店舗が先行開業します~
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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北東側から見た下層階の様子です。東急武蔵小杉駅に覆いかぶさるような形で建設中の「東急武蔵小杉駅ビル」とは、1階・4階・5階の床レベルで接続されます。「東急武蔵小杉駅ビル」の4階には改札口が新設されます。
 
 
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元々あった東急武蔵小杉駅とJR武蔵小杉駅を結ぶ歩行者デッキの改修工事が行われています。この歩行者デッキを経由して「エクラスタワー武蔵小杉」は、JR武蔵小杉駅とも結ばれます。
 
 
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北西側から見た様子です。6階と7階の間に免震装置を設置する「中間免震構造」となっています。
 
 
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北西側から見た下層階の様子です。下層階の商業施設「武蔵小杉東急スクエア」の1階のスーパーマーケットには「マルエツ」が入店予定です。2階~4階の商業施設は物販を中心とする予定です。
 
 5階・6階に開館する「川崎市立中原図書館」は、閲覧席数は約200席、蔵書数は40万冊以上になる予定です。
 
 
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西側の壁面は、「壁面緑化」が行われるようです。

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2012年12月30日 (日)

川崎市 「港町駅駅舎改修等工事」により橋上駅舎化される京急大師線・港町駅

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-港町駅駅舎改修等工事-

 昨日UPしたトリプルタワーマンション「リヴァリエ」の最寄りの駅となる京急大師線「港町駅」で大規模な改修工事「港町駅駅舎改修等工事」が行われています。
 
 南側駅舎の改築、北側駅舎の新設、エレベーターの設置、旅客用トイレの設置(多機能含む)、ホーム一部拡幅等が行われ、橋上駅舎化されます。
 
-京急大師線地下化工事-
 ここで1つの疑問が湧いてきます。京急大師線は地下化されるんじゃなかったっけ??? 地下化すると大規模な改修工事はすべて無駄になってしまいます。
 
 京急大師線地下化構想は、「京急大師線」の東端の「小島新田駅」を除くほぼ全線の延長5.0kmを地下化する構想です。
 ルートが少し変わるため現行の4.5kmより0.5km長くなります。「港町駅」は、「国道409号」の南側に移設される予定です。
 
 現在は、先行して特に交通渋滞が激しい「産業道路」付近の「東門前駅」~「小島新田駅」までの980mの区間を地下化する「京急大師線地下化工事」が行われています。しかし、「東門前駅」以西はメドが立っていません。
 
 結論として メドの立たない「京急大師線」の全線地下化を老朽化が進み、なおかつバリアフリー化されていない「港町駅」が待っていられなかったということでしょうね。
 
-川崎縦貫高速鉄道-
 川崎市には、「新百合ヶ丘駅」~「川崎駅」間を結ぶ川崎市営地下鉄「川崎縦貫高速鉄道」構想があります。地下化した「京急大師線」とも相互直通運転する予定となっています。
 
 「川崎縦貫高速鉄道」は、「小田急多摩線」との相互直通運転を前提として軌間1067mmにする予定なので、軌間1435mmを採用している「京急大師線」は、①軌間を1067mmに変更、②三線軌条化、③フリーゲージトレイン導入のいずれかが必要になります。
 
 しかし肝心の「川崎縦貫高速鉄道」が、見直しに次ぐ見直して迷走を重ねています。着工するメドも立っていません。
 
 
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生まれ変わる南側駅舎のイメージ図です。供用開始は2013年2月末を予定しています。
 
 
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新設される北側駅舎のイメージ図です。供用開始は2013年2月末を予定しています。トリプルタワーマンション「リヴァリエ」はこちら側です。
 
 
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「港町駅駅舎改修等工事」の様子です。
 
 
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ホーム東側から見た「港町駅駅舎改修等工事」です。
 
 
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ホーム西側から見た「港町駅駅舎改修等工事」です。

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2012年12月29日 (土)

川崎市 京急大師線・港町駅前のトリプルタワーマンション「リヴァリエ」 B棟・C棟も着工!

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-リヴァリエ-
 
米国の映画サイト「TC Candler」で、毎年恒例の「世界で最も美しい顔100人」ランキングが発表されました。
 
 日本人では、「桐谷美玲」が12位に初ランクインし、昨年71位だった「佐々木希」が25位、「黒木メイサ」が54位に選出されました。
 まあこの3人は誰が見ても美人ですよね。残念ながら昨年92位に初選出された「蛯原友里」はランク外でした。
 
 本題に戻って、「リヴァリエ」は、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡地の再開発プロジェクトです。
 A棟・B棟・C棟のトリプルタワーの建設が計画されています。3棟合計で総戸数1408戸になります。
 
 最初に着工された「リヴァリエ A棟」が2013年2月下旬に竣工予定です。「A棟」はHPが開設された頃は「エアリータワー」という名称が付いていました。
 しかし、現在のHPには「エアリータワー」の名称が見当たらないので「リヴァリエ A棟」が正式な名称だと思われます。
 
 「A棟」は、地上29階、地下1階、高さ96.226m、総戸数455戸(他に管理室兼防災センター、店舗2、ゲストルーム2、キッズルーム・パーティールーム、ライブラリー、ラウンジ2、スカイラウンジ、スポーツスタジオ)となっています。
 
 当初は、「A棟・B棟・C棟」は1年ずつずらして着工される予定でしたが、「B棟」は約1年遅れて「C棟」と同時着工したようです。
 
 下記の大林組のHPに ”川崎市川崎区の「港町駅前タワーマンション Riverie(リヴァリエ)」において、2010年末に着手したA棟(2013年2月竣工予定)に続き、地上29階建て地下1階、478戸のB棟および地上28階建て地下1階、475戸のC棟の新築工事に着手し” と書いてあります。
 
 大林組・プレスリリース(2012/12/11)
 超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム」の適用件数増加
 
 
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「リヴァリエ」は、多摩川の「スーパー堤防」に建設されています。
 
 
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「リヴァリエ A棟」です。竣工は2013年2月下旬予定、入居開始は2013年3月中旬予定です。
 
 「リヴァリエ」は、地震対策として「大林組が開発した「デュアル・フレーム・システム制振構造」を採用しています。
 
 
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港町駅のホームから見た様子です。
 
 
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敷地西側にはA棟の自走式駐車場(地上2階)が建設されています。自走式駐車場の屋上は、A棟のプライベートガーデンの「オーナーズコート」が整備されます。
 
 屋上には、非常時の炊き出し用のカマドベンチが設置されます。また屋上は緑化され、芝生やゴム系素材を使っているので子供が安心して遊べる空間となります。
 
 
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「リヴァリエ A棟」の東側には、ほぼ同規模の「B棟」と「C棟」が建設され、トリプルタワーになります。
 
 
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「B棟」の建設予定地です。当初は2011年11月の着工予定でした。撮影時はまだ着工していませんでしたが、約1年遅れで着工したようです。「B棟」は、地上29階、地下1階、最高部95.614m、総戸数478戸となっています。
 
 
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「C棟」の建設予定地です。2012年11月の着工予定でした。撮影時は着工する気配がありませんでしたが、計画通り着工したようです。「C棟」は、地上28階、地下1階、最高部93.316m、総戸数475戸となっています。

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2012年12月28日 (金)

大手町二丁目地区再開発 「大手町地区(B-3街区)」は、地上35階と地上33階の超高層ツインタワー・延床面積約345,000㎡と判明!

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-大手町地区(B-3街区)-

 このブログで何度か取り上げた逓信総合博物館が入る逓信ビルや旧東京国際郵便局などがある大手町二丁目地区再開発の概要が判明しました。
 
 東京都は、「大手町地区(B-3街区)」の都市再生特別措置法第37条第1項に基づく、都市再生特別地区の都市計画提案を2012年12月25日に受理しました。
  2012年12月26日~2013年6月中旬(予定)まで、東京都都市整備局都市づくり政策部都市計画課(都庁第二本庁舎21階北側)にて閲覧出来ます。
 
 私は兵庫県民のため見に行く事が出来ませんので、「建設通信新聞」などでの報道を期待していたら12月28日版に掲載されていました。
 
 この敷地は、「国立印刷局、日本郵政グループ(2社)、NTT、NHK」の5社が土地の権利者となっています。
 すでに南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。現在残っているのは「逓信ビル」と「東京国際郵便局ビル」です。
  
 前回UPした時に ”同地区の建ぺい率は70%、容積率は1470%が上限になっており・・・” と書きましたが、都市再生への貢献評価として、100%の容積緩和を受けて計画容積率は約1570%となる見通しだそうです。
 
 地上35階、地下3階の「A棟」と地上33階、地下3階の「B棟」の超高層ツインタワーが建設される予定です。
 「A棟」の最高高さは約179mで、「B棟」は不明です。私的には高さ200mを期待していたのですが、まあ良しとしましょう!
 
大手町地区(B-3街区)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目3
◆ 階数-(A棟)地上35階、地下3階、(B棟)地上33階、地下3階
◆ 高さ-最高部約179m(A棟) B棟は不明
◆ 区域面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-約20,000㎡
◆ 延床面積-約345,000㎡(施設全体) *容積率約1570%
◆ 用途-オフィス、情報通信基盤(IDC:インターネットデータセンター)、国際カンファレンス、店舗など
◆ 建築主-都市再生機構(個人施行)
◆ 設計者-日本設計、NTTファシリティーズ
◆ 着工-2015年06月予定
◆ 竣工-2018年05月予定
 
 
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「大手町地区(B-3街区)」の範囲です。「大手町地区(B-2街区)」も再開発されるので、大手町はまだまだ怒涛の再開発ラッシュが続きます。
 
 
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「大手町地区(B-3街区)」を南東側から見た様子です。南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。
 
 昨年末から具体的な手続きに入った事が報道されていたので、この日のために事前に撮影しておきました。
 
 
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逓信総合博物館が入る「逓信ビル」を南西側から見た様子です。このビルは解体されます。
 
 
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「東京国際郵便局ビル」を南西側から見た様子です。このビルも解体されます。

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2012年12月27日 (木)

千代田区 (仮称)大手町1-6計画 2012年12月中旬の建設状況

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-(仮称)大手町1-6計画-
 「(仮称)大手町1-6計画」は、「東京プライムステージ」と呼ばれていたプロジェクトです。「(仮称)大手町1-6計画」は、大手町の「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の再開発計画です。
 
 地上38階、塔屋3階、地下6階、高さ199.70m、延床面積約198,000㎡の巨大なオフィスビルが建設中です。
 
 オフィス部分には、法人担当の「みずほコーポレート銀行」と個人担当の「みずほ銀行」が合併して誕生する新生「みずほ銀行」の本店が移転する予定です。
 
 高層階にはアマンリゾーツグループの高級ホテル「AMAN TOKYO」が入居する予定です。
 
 
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南東側から見た低層部です。西側の「大手町の森」側は、地下1階~地上3階までの吹き抜けの大空間となります。
 
 そのため「大成建設」は角の柱に、780N/mm2級の「高強度鋼」と設計基準強度150N/mm2(Fc150)の「超高強度コンクリート」による「超高強度CFT柱(コンクリート充填鋼管柱)」採用しています。「超高強度CFT柱」の実施工は、超高層建築物では世界初となります。
 
 
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南西側から見た様子です。すでに最高部までカーテンウォールの取り付けが完了しています。
 
 
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北東側から見た様子です。

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2012年12月26日 (水)

千代田区 (仮称)三井住友銀行本店東館計画 2012年12月中旬の建設状況

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-(仮称)三井住友銀行本店東館計画-
 昨日、トヨタ自動車が新型「クラウン」を発売しました。注目度がかなり高かったようでトヨタのHPが重かったです。
 
 フロントグリルの変化に驚きました。「ロイヤルサルーンG」がアウディに似たフロントグリル、「アスリートG」が台形を2つ重ねた王冠のようなフロントグリルでした。
 私は、クラウンにも最近の「レクサス」が採用している「スピンドルグリル」が採用されるかと予想していましたが外れました。
 
 トヨタの高級車のフロントマスクは保守的で面白くないと言われていました。しかし最近は果敢に挑戦しています。
 フロントグリルの形状は、基本的には台形をどのように組み合わせるかで決まります。他社の真似では無く、なおかつカッコイイ!デザインを考えるのは、気の遠くなるような難しい作業だと思います。今は試行錯誤している段階だと思います。
 
 その点では、ドイツの「メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ」の3社の大手高級車メーカーは、車種が違っても高級感を保ちつつフロントマスクを統一している点で1歩も2歩も先行しています。
 
 本題に戻って、「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」は、「三井住友銀行」の旧大手町本部ビル跡地の再開発プロジェクトです。
 
 跡地には、地上29階、塔屋2階、地下4階、高さ約150mの超高層オフィスビルが建設中です。
 
 
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北東側から見た様子です。西側の「三井住友銀行本店ビルディング」と似た外装になる予定です。「三井住友銀行本店」は道路を挟んでツインビルになります。
 
 今回、「三井住友銀行本店ビルディング」の中に入る事が出来ました。本店の前に立っているガードマンさんに「この近くに三井住友銀行のATMありませんか?」と聞くと、1階奥にあるというこだったので、本店でお金を降ろしました。1階は天井が高くめちゃめちゃ豪華でした。
 
 
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このビルは、「順打ち工法」、「2段打ち工法」、「逆打ち工法」のどれかよく分かりませんでした。
 
 ゲートが開いたので中を覗くと地下躯体を構築中でした。「構真柱」らしきものがチラッと見えたので、多分「逆打ち工法」だと思います。
 
 
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「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」の建築計画のお知らせが正確な数値に変更になっていました。
 
 あと基礎が「直接地業べた基礎」から「パイルド・ラフト基礎」に変更になっていました。基礎工法の変更は極めて珍しいです。
  
 「パイルド・ラフト基礎」とは、杭に支持された(パイルド)+直接基礎(ラフト)の基礎工法です。
 原則として全荷重を直接基礎で支持しますが、沈下抑止の為に杭基礎にも鉛直力を分担させ、基礎の合理化を目指します。
 ちなみに大阪の高さ300mの超高層ビル「あべのハルカス」も「パイルド・ラフト基礎」を採用しています。
 
 
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2012年10月15日の様子です。外から見る限りこの2ヶ月変化がありませんね。

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2012年12月25日 (火)

千代田区 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」 2012年12月中旬の建設状況

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-(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事-
 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」は、千代田区丸の内の「丸の内AIGビル」を建て替えるプロジェクトです。
 
 跡地には、地上23階、塔屋2階、地下3階、高さ約115mの超高層オフィスビルが建設中です。
 
 
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外から見てもどの段階まで工事が進んでいるのかさっぱり分かりません。
 
 
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ただ「コンクリートポンプ車」が見えるので、地下躯体にコンクリートを打設しているのは間違いないです。
 
 
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「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」の最新の建築計画のお知らせです。面積等が正確な数値に変更になっています。
 
 あと施工者が「大林組」の単独から「大林組、竹中工務店、大成建設JV」に変更になっていました。
 
 
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2012年10月15日の状況です。この時点でずっとあった解体用のタワークレーンはすでに解体されていました。

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2012年12月24日 (月)

本日はクリスマス・イヴ! 東京イルミネーション2012「東京ミッドタウン・六本木ヒルズ・表参道ヒルズ・お台場・その他」

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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2012」 その(1) スターライトガーデン2012
 
 東京ミッドタウンの「MIDTOWN CHRISTMAS 2012」は、2012年11月15日(木)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2012」 その(2) スターライトガーデン2012
 
  
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2012」 その(3) シャンパン・イルミネーション
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2012」 その(4) ミッドタウン・スノウマン 
 
 
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六本木ヒルズ 天空のクリスマス2012 ~SKY DREAM ILLUMINATION~ その(1)
 
 ウォルト・ディズニー生誕110周年記念の「スカイ・ドリーム・デッキ」もクリスマス仕様にバージョンアップしています。
 ただし「スカイ・ドリーム・デッキ」は、海抜270mの屋上のため寒風が凄く厚着をして行く必要があります。 2012年11月23日(金・祝)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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六本木ヒルズ 天空のクリスマス2012 ~SKY DREAM ILLUMINATION~ その(2)
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2012 in Roppongi Hills」 その(1) 毛利庭園イルミネーション
 
 テレビ朝日「報道ステーション」の気象情報コーナーで「青山愛(あおやまめぐみ)」アナウンサーが中継する「毛利庭園」で行われているイルミネーションです。
 
 「毛利庭園イルミネーション」は、2012年11月12日(月)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2012 in Roppongi Hills」 その(2) けやき坂イルミネーション SNOW & BLUE
 
 「けやき坂イルミネーション SNOW & BLUE」は、2012年11月6日(火)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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表参道ヒルズ 「WALT DISNEY 110th Anniversary OMOTESANDO HILLS Christmas 2012」 その(1)
  
 表参道ヒルズの「WALT DISNEY 110th Anniversary OMOTESANDO HILLS Christmas 2012」は、2012年11月1日(木)~2012年12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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表参道ヒルズ 「WALT DISNEY 110th Anniversary OMOTESANDO HILLS Christmas 2012」 その(2)
 
 
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表参道ヒルズ 「WALT DISNEY 110th Anniversary OMOTESANDO HILLS Christmas 2012」 その(3)
 
 
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東急プラザ表参道原宿 「WALT DISNEY 110th Anniversary OMOHARA WHITE CHRISTMAS」
 
 東急プラザ 表参道原宿の6階ににあるオープンテラス「おもはらの森」で、2012年11月1日(木)~12月25日(火) まで開催されています。
 ただし、カップルと若い女性客ばかりなので、男一人で撮影に行くと冷たい視線を一身に浴びます(笑)。
 
 
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汐留シオサイト Caretta illumination2012「リュミエの森」 その(1)
 
 カレッタ汐留では、従来のLEDを使用したイルミネーションに加え、「3Dプロジェクションマッピング」を取り入れた光と音のショーにパワーアップしています。2012年11月15日(木)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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汐留シオサイト Caretta illumination2012「リュミエの森」 その(2)
 
 
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汐留シオサイト Caretta illumination2012「リュミエの森」 その(3)
 
 
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丸の内イルミネーション2012 その(1)
 
 「丸の内イルミネーション2012」は、2012年10月1日(月)~2013年2月17日(日)まで開催されています。
 
  
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丸の内イルミネーション2012 その(2)
  
 
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お台場 「VENUSFORT ILLUMINATION 12-13 ~Light For Wishing~」
 
 「ヴィーナスフォート」のイルミネーションは、2012年10月31日(水)~2013年3月17日(日)まで開催されています。 
 
 
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お台場 ガンダム立像ライトアップWINTER Ver. その(1)  
 
 冬季期間限定の「ガンダム立像ライトアップWINTER Ver.」です。実物大ガンダム立像がLED照明と壁面映像で、クリスマス仕様にバージョンアップしています。2012年12月1日(土)~12月25日(火)まで開催されています。
 
 
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お台場 ガンダム立像ライトアップWINTER Ver. その(2)

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2012年12月23日 (日)

(仮称)新鉄鋼ビル 「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」 2012年12月中旬の解体状況

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-第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング-
 東京駅八重洲北口側に位置する「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」の建て替えが計画されています。
 
 「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」は、大手不動産会社もしくは製鉄会社が所有するビルのようなイメージがありますが、所有する「株式会社鉄鋼ビルディング」は、広島県呉市で創業した「増岡商店」を前身としています。
 
 現在、「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」もしくは、「(仮称)新鉄鋼ビル 建替計画に伴う地上解体工事」の工事名で解体工事が行われています。
 解体工事の工期は、2012年4月13日~2013年3月31日までの予定で、「大成建設、増岡組JV」により行われています。「増岡組」は「鉄鋼ビルディング」のグループ会社です。
 
 建て替え後のビルは、容積率の上限が1400%まで引き上げられ、北側に地上26階、塔屋1階、地下3階、最高高さ140mの「オフィス棟」を建設します。
 
 南側には、中高層の「にぎわい施設棟」を建設します。階数や高さが公表されていませんが、完成予想図で数えると地上20階、塔屋1階くらいに見えます。下層階は商業施設で、その上は「サービスアパートメント(住宅)」になります。
 
 
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現地の仮囲いに掲示されている配置図です。「丸の内トラストタワー本館」の27~37階にある「シャングリ・ラ ホテル 東京」の東側の眺望を遮らないように南側に低い「にぎわい施設棟」を配置しています。  
 
 
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「(仮称)新鉄鋼ビル」の建築計画のお知らせです。「外堀通り」から中央区になると思っていましたが、敷地の一部が中央区に入るんですね。
 
 建築主は「(株)鉄鋼ビルディング」、設計者は「三菱地所設計」、施工者は「大成建設、増岡組JV」になっています。
 
 
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南東側から見たの解体工事の様子です。 
 
 
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北側の「第一鉄鋼ビルディング」の解体工事の様子です。
 
 
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重機が地上に見えるので地上躯体の解体はほぼ終わっています。
 
 
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南側の「第二鉄鋼ビルディング」の解体工事の様子です。
 
 
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2012年10月15日の解体工事の様子です(南東側から)。
 
 
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2012年10月15日の解体工事の様子です(北東側から)。

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2012年12月22日 (土)

(仮称)大手町1-1計画 「りそな・マルハビル」に続き、「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の解体も始まる!

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-(仮称)大手町1-1計画-
 「りそな・マルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画」ですが、跡地には2棟の超高層ビルが建設されます。
 
 「りそな・マルハビル」の建て替えプロジェクトである「A棟」は、区分所有者である「三菱地所」と「JXホールディングス」が共同で開発します。
 跡地には、「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」が建設されます。概要は、地上22階、塔屋2階、地下5階、高さ約115mとなっています。
 
 「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替えプロジェクトである「B棟」は、「三菱地所」の単独開発です。
 跡地には、「(仮称)大手町1-1計画B棟新築工事」が建設されます。概要は、地上29階、塔屋2階、地下5階、高さ約140m(最高部約150m)となっています。
  
  三菱地所・ニュースリリース(PDF:2012/06/11)
 「(仮称)大手町1-1計画」について ~丸の内再構築「第2ステージ」の第4弾プロジェクト~
 
 
「りそな・マルハビル」の解体工事は、だるま落としのような「鹿島カットアンドダウン工法」が採用されています。
 
 「鹿島カットアンドダウン工法」は、高層階から解体していく従来工法とは逆に、地上での解体とジャッキダウンを繰り返しながら「だるま落とし」のように下層階から解体していく工法です。
 
 引き続き、「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の解体工事も始まりました。建物外側に解体工事用のマストクライミング方式のタワークレーンが建てられているので、こちらは通常の工法で解体工事が行われるようです。
 
 
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解体工事が始まった「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」です。外側にマストクライミング方式のタワークレーンが建てられました。 
 
 
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タワークレーンのマストの色がシルバーなので、「竹中工務店」だと分かります

 
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「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の西半分の壁面が足場で覆われました。
 
 
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ガラスに太陽光が反射して見づらいですが、南東側から見た様子です。東側にも解体工事用のタワークレーンが建てられました。
 
 
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最高部まで足場が組まれています。パッと見るとビルから剥がれ落ちそうに見えます。足場をビルにどのように固定しているのでしょうか? 考えると夜も眠れなくなりそうです(笑)。
 
 
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工事名は、「三菱東京UFJ銀行大手町ビル地上解体工事」です。2012年10月8日~2013年8月31日までの工期で「竹中工務店」により行われています。
 
 
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この写真は、大阪の「旧ホテルプラザ」の解体工事中の様子です。解体工事の工法は、竹中工務店が開発した新工法「竹中ハットダウン工法(竹中HAT DOWN工法)」が採用されました。
 
 「竹中ハットダウン工法」は、建物上部に周囲を覆った「移動式解体工場(ハット)」を設け、各階の解体とともに順次ダウンさせていく工法です。
 
 竹中工務店・プレスリリース(2012/02/22)
 解体技術「竹中ハットダウン工法」で超高層建物の解体に着手
 
 私は、「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」も「竹中ハットダウン工法」が採用されると予想していましたが、外れました。
 超高層ビルの解体といっても常に最新の工法が採用される訳では無いですね。工期とかコストとかいろいろ総合的に判断して決めるんでしょうね。
 
 
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「りそな・マルハビル」の解体工事の様子です。「鹿島カットアンドダウン工法」が採用されています。
 
 自宅に帰って気がつきましたが、解体工事中の「りそな・マルハビル」の全景写真がありませんでした。
 撮影したつもりでしたが、撮影し忘れたようです。痛恨のミスですが、気が付いた時は後の祭りでした・・・
 
 
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この写真でかろうじて手前の「りそな・マルハビル」がかなり低くなっている様子が確認出来ます。

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2012年12月21日 (金)

千代田区 「(仮称)読売新聞東京本社ビル」 2012年12月中旬の建設状況

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-(仮称)読売新聞東京本社ビル-

 先週、所用があって東京に行っていました。兵庫県を朝一番の新幹線で出たので、2時間程時間を確保出来ました。東京駅周辺だけ撮影する事が出来ました。
 
 大きな一眼レフカメラは荷物になるので、友人にCanonのミラーレスカメラ「EOS M」を借りて撮影しました。ミラーレスカメラを使うのもたまにはいいですね。
 
 第一弾は「(仮称)読売新聞東京本社ビル」です。「(仮称)読売新聞東京本社ビル」は、千代田区大手町の本社ビルを建て替えるプロジェクトです。
 地上33階、塔屋2階、地下3階、高さ200.00m、延床面積約89,409.48㎡の超高層オフィスビルを建設中です。
 
 「(仮称)読売新聞東京本社ビル」は、大規模地震発生時にもニュースを配信しつづけられるように「BCP(事業継続計画)」を非常に重視した超高層ビルになります。
 
 工期が25ヶ月程しか無いので、地上に鉄骨が姿を現すと猛烈なスピードで上に伸びています。
 
 
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完成予想図です。
 

(お詫び) 載せていた完成予想図が、設計変更前の物であると読者の方から指摘を受けました。申し訳ございませんでした。設計変更後の完成予想図を送って頂いたので追加しました。
 
 
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設計変更前の完成予想図です。 
 
 
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下層階です。カーテンウォールの取り付けがどんどん行われています。「(仮称)読売新聞東京本社ビル」には、2つのホールと展示スペースなどを設けるようですが、このあたりにホールを配置していると思われます。
 
 
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西側から見た様子です。撮影時、東隣の「東京サンケイビル(高さ146m)」と高さ的に並んでいたように見えたので、すでに140m~150mくらいまで到達していると思われます。
 
 
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低層部の南側壁面です。
 
 
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南東側から見た様子です。高層部が西側にセットバックしています。
  
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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北西側から見た様子です。低層部は北西側のみ全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」のようです。

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2012年12月20日 (木)

豊島区 サンシャイン60通りの新たなランドマーク「池袋スクエア」 2012年12月20日(木)より順次オープン!

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-池袋スクエア-
 「三井不動産」は、東京都豊島区東池袋一丁目において商業ビル「(仮称)東池袋一丁目計画」を建設していました。施設名称を「池袋スクエア」として2012年12月20日(木)より順次オープンします。
 
 「池袋スクエア」は、都内有数の繁華街である池袋の中で、特に賑わいのある駅東口エリアの「サンシャイン60通り」中心付近に位置します。
 
 三井不動産・ニュースリリース(2012/11/06)
 サンシャイン60通りの新たなランドマーク「池袋スクエア」 本年12月20日(木)より順次オープン
 
 2012年12月20日(木)に「ラウンドワン」、2012年12月21日(金)に「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」、「イタリアンワイン&カフェレストラン サイゼリヤ」、「魚卸 回転寿司 ダイマル水産」がオープンします。
 
-(仮称)池袋Sプロジェクト- 
 「三井不動産株」は、東池袋一丁目において商業ビル「(仮称)池袋Sプロジェクト」を建設中です。開業は2014年春を予定しています。
 
 「(仮称)池袋Sプロジェクト」は、「池袋ホテルテアトル」跡地に建設中で、「池袋スクエア」の向かい側に位置します。
 
 三井不動産・ニュースリリース(2012/08/23)
 「(仮称)池袋Sプロジェクト」本日(8/23)着工 「ユニクロ」東京都心最大級の店舗が出店 2014年春オープン予定 
 
 テナントには、地上1~6階に、「ユニクロ」の東京都心最大級の店舗が出店することが決定しています。その他にも飲食店舗を誘致する予定です。
 
 「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」は、銀座、新宿に続き、渋谷、原宿、上野、池袋などの主要なショッピング街に、グローバル旗艦店を出店する予定です。
 
 売場面積から推測して、「(仮称)池袋Sプロジェクト」に出店する「ユニクロ」は、グローバル旗艦店になるのは間違いないと思われます。
 
 
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「池袋スクエア」と「(仮称)池袋Sプロジェクト」は、道路を挟んで向かい合っています。
 
 
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「池袋スクエア」です。建物の概要は、地上10階、地下3階、延床面積約13,000㎡、店舗面積約8,710㎡となっています。
 
 テナントには、地上1~10階に「ラウンドワン」、地下1階~地上2階にアメリカンカジュアルブランド「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」、地下2階には飲食店舗の「イタリアンワイン&カフェレストラン サイゼリヤ」および「魚卸 回転寿司 ダイマル水産」が出店します。
 
 
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「(仮称)池袋Sプロジェクト」の建設現場です。
 
 
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「(仮称)池袋Sプロジェクト」の建設現場を地上から見た様子です。
 
 
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「(仮称)池袋Sプロジェクト」の建築計画のお知らせです。

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2012年12月19日 (水)

横浜市 みなとみらい21中央地区59街区 地上28階の超高層複合ビルの建設を決定!

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-みなとみらい21中央地区59街区-

 横浜市は2012年12月11日に、「みなとみらい21中央地区59街区」の開発事業予定者に、スーパーの「オーケー」などで構成された企業グループ「オーアンドオーMM59グループ」に決定したと発表しました。
 
 「オーアンドオーMM59グループ」は、「オーケー、岡田ビル、大成建設」の3社で構成されています。
 建築主は「オーケー」と「岡田ビル」で、「大成建設」は計画全体の支援を行います。敷地面積約16,000㎡で、売却額は約95億円となる見込みです。
 
 横浜市港湾局・記者発表資料(2012/12/11)
 みなとみらい21中央地区59街区の開発事業予定者が決定!
 
 敷地は2分割され、西側の敷地Aの約7,000㎡を「オーケー」が取得し、地上9階、地下1階のビルを建設して、都内から本社を移転する予定です。下層階はスーパーとなる予定です。
 
 東側の敷地Bの約9,000㎡を「岡田ビル」が取得し、地上28階、地下1階のホテル・商業施設・マンションで構成される2棟のビルを建設する予定です。総戸数は354戸を予定しています。
 2棟の中で、高い方は高さ約96mとなっています。「建物高さ」となっているので塔屋があった場合、最高部は100mを超える可能性があります。
 
 
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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロアからは、みなとみらい21地区のタワーマンション群に隠れて「みなとみらい21中央地区59街区」は見えません。ここからの定点観測は無理ですね・・・
 
 
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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロアからは、数年前まで「みなとみらい21地区、ヨコハマポートサイド地区、コットンハーバー地区」で建設中の超高層ビルのタワークレーンが林立していました。凄まじい光景に興奮しっぱなしでした。
 
 今は視界に1棟の超高層ビルの建設現場もありません。横浜市全体でも2013年3月下旬に「マークワンタワー長津田」が竣工すると超高層ビルの建設現場が横浜市から姿を消します。今の状況はあまりにもさみしいです。
 
 東京都心部では、怒涛の超高層オフィスビルの建設ラッシュが続いています。東京都23区と川崎市では、超高層タワーマンションの建設ラッシュが続いています。
 需要が無い訳ではありません。横浜市は何らかの対策を打つ必要があります。あの凄まじかった光景をもう一度見たいです。
 
 
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地上26階、塔屋1階、地下2階、高さ123.60mの超高層オフィスビル「みなとみらいグランドセントラルタワー」です。
 
 
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新たに「CHIYODA」のロゴが取り付けられました。オフィスのメインテナントとして天然ガスなどのエネルギープラント建設大手の「千代田化工建設」が移転してきました。
 
 「千代田化工建設グローバル本社」と名付けられた新本社には、横浜市や川崎市に分散していたオフィスを集約しました。
 
 
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モリモトが建設していて工事が中止された「43街区南」です。工事が行われていたので別のデベロッパーで工事再開? かと思いましたが、現地の作業工程を見ると「埋戻し工事」となっていました・・・ 
 
 
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「46街区」は、地上21階、地下2階、高さ約109mの「横浜野村ビル」の建設予定地ですが、着工する気配がありません。
 
 現場事務所が見えますが、隣りの「横浜ジャックモール」が閉館され跡地に建設予定の「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」のものです。
 「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」は、地上14階、高さ65.1m、延床面積97,509.35㎡の大規模オフィスビルです。ブログでは後日特集しようと思っています。

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2012年12月18日 (火)

旧日比谷三井ビルディングと旧三信ビル跡地 「(仮称)有楽町一丁目計画建設事業」は、地上37階、高さ約198mと判明!

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-(仮称)有楽町一丁目計画建設事業-

 「日比谷公園」東側の「日比谷三井ビルディング」は、「三井住友銀行」の本店が大手町に移転したのに伴い地上躯体の解体工事が行われました。

 道路を挟んだ北側にあった「三信ビル」は、「三井不動産」が老朽化などを理由に2008年3月に解体を終えています。
 
 道路を挟んだ「日比谷三井ビルディング」と「三信ビル」は、一体的に再開発される事になっていました。
 「日比谷三井ビルディング」の敷地面積が約7,879㎡(正確には7,878.92㎡)、「三信ビル」の敷地面積が約2,823㎡なので合計約10,702㎡です。

 「(仮称)有楽町一丁目計画建設事業」に係る環境影響評価書案の縦覧が、2012年12月14日~2013年1月18日まで行われていますが、私は関西に住んでいるので残念ながら見に行く事が出来ません。
 
 東京都環境局 → 「(仮称)有楽町一丁目計画建設事業」環境影響評価書案が提出されました。
 
 12月17日の「建設通信新聞」に、「(仮称)有楽町一丁目計画建設事業」の概要が載っていました。
 地上37階、地下5階、高さ約198m、延床面積約185,000㎡のオフィス・商業施設・文化交流施設で構成される超高層オフィスビルになるようです。
 
(仮称)有楽町一丁目計画建設事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目
◆ 階数-地上37階、地下5階
◆ 高さ-最高部約198m
◆ 敷地面積-約10,702㎡
◆ 建築面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約185,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業施設、文化交流施設
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 着工-2013年度予定
◆ 竣工-2017年度予定
 
 
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地上9階、地下5階の「日比谷三井ビルディング」は、「鹿島建設」により解体工事が行われました。すでに地上躯体の解体は終わっています。
 
 現在は「日比谷三井ビルディング解体工事に伴う保全工事」という工事名で工事が行われています。工期は2013年8月31日までの予定となっているので、着工はそれ以降でしょうか?
 
 
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道路を挟んだ北側にあった「三信ビル」は、2008年3月に解体を終えています。

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2012年12月17日 (月)

港区 TOKYO BAY CITY TOWER(東京ベイシティタワー) 2012年秋の建設状況

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-TOKYO BAY CITY TOWER(東京ベイシティタワー)-
 「(仮称)芝浦4丁目計画」は、「港区立 芝浦小学校・幼稚園」の道路を挟んだ東側に建設中の超高層タワーマンションです。概要は、地上30階、塔屋1階、地下1階、高さ99.97m、総戸数171戸となっています。
 
 このタワーマンションは、
「シティタワー芝浦」として着工していましたが、工事が一時中断し、「TOKYO BAY CITY TOWER(東京ベイシティタワー)」として再び着工しました。
 
 概要はほとんど変更がありませんが、設計・施工が「清水建設」から「三井住友建設」に変更になっています。
 
 
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基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」17本を強固な支持層に達するまで打ち込んでいます。
 
 地震対策地して、「制震構造(粘性制振壁・粘弾性制振間柱)」を採用する予定です。 建物への地震エネルギーを制震装置が吸収することにより、建物全体の変形を小さくし、構造体へのダメージも軽減します。
  
  
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新しい「(仮称)芝浦4丁目計画」の建築計画のお知らせです。概要はほとんど変更がありません。

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2012年12月16日 (日)

千代田区 御茶ノ水ソラシティ 2012年秋の建設状況

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-御茶ノ水ソラシティ-
 解体された「御茶ノ水セントラルビル」跡地には、「(仮称)神田駿河台4-6計画」が建設中です。 地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ109.99mの超高層オフィスビルになります。
 
 建設主体の「駿河台開発特定目的会社」は、「大成建設、ヒューリック、安田不動産、昭栄、大成有楽不動産」の5社が出資する「SPC(特定目的会社)」です。ビルの名称は「御茶ノ水ソラシティ」となっています。
 
 地下2階が駐車場・機械室、地下1階が店舗、1階・2階が「アカデミックカンファレンスセンター」、3~5階が大学等教育関連施設、6~23階がオフィスとなっています。エントランスロビーは、地下1階と1階になります。
 
 ビルの西側には、地上約3,000㎡、地下約1,400㎡の憩いの広場「タウンゲートプラザ」が設けられます。
 
 公式HP → 御茶ノ水ソラシティ
 
 
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塔屋まで同じ大きさのビルは高く見えるので私は好きです。撮影時は、タワークレーンが2基ありましたが、現在は解体されていると思われます。
 
 屋上には、小さなヘリポートと小さな塔屋しかなく、ほとんどスカスカです。空いた部分には「屋上緑化」が行われます。
 
 
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オフィスは北面、西面、東面を中心に配置されています。南面に「コア(エレベーター、非常階段、トイレ等)」を配置しています。
 
 ビル外側の幅は、東西約82m×南北約51mです。オフィス貸床面積は1フロア約2,992㎡(約905坪)、天井高は2800mmとなっています。
 
 
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北面は採光および眺望を確保するために全面ガラスの「ACW(アルミカーテンウォール)」となっています。
 
 
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「御茶ノ水ソラシティ」は省エネを重視したビルになっています。南面上部の約2,430㎡に都内オフィスビル最大級の容量150kwを誇る「太陽電池一体型ルーバー」を装備しています。
 
 またオフィスフロアへの日射熱負荷を大幅に抑制するために南面へのコア配置および「Low-Eガラス」を採用しています。
  
 
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西面と東面は、オフィスフロアへの日射熱負荷を大幅に抑制するためにカーテンウォールに「縦型リブ」を取り付けています。
 
 
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「御茶ノ水ソラシティ」は、超高層オフィスビルとしては珍しい「中間階免震システム」を採用しています。2階と3階の間に「免震装置」を設置しています。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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西側が高く、東側が低いかなりの傾斜地に建設されています。敷地北側の坂道は「淡路坂」という名称のようです。
 
 
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敷地東側部分です。地上階のように見えますが、敷地東側は地盤面が地下2階床レベルとなります。
 
  
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南東角に、南東側に建設中の「WATERRAS(ワテラス)」と接続する接続ブリッジを建設中です。
 
 「WATERRAS(ワテラス)」と結ばれる部分は、「御茶ノ水ソラシティ」の2階床レベルの高さに見えますが、傾斜地に建設されているので地下1階の床レベルの高さになります。
  
 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して「WATERRAS(ワテラス)」まで、歩行者通路でダイレクトに結ばれます。
  
 
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敷地南側の「軍艦山」の石垣は、保存・再生されます。場所がイマイチよく分かりませんが、敷地内のレンガ擁壁も保存・再利用されます。

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2012年12月14日 (金)

千代田区 「ワテラス タワー(ワテラス タワーレジデンス)」&「ワテラス アネックス」 2012年秋の建設状況

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-WATERRAS(ワテラス)-

 「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)」には、地上41階、塔屋1階、地下3階、高さ164.80mの本体棟と、地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ65.05mのアネックス棟が建設中です。
 
 街区の名称は「WATERRAS(ワテラス)」です。本体棟の正式名称が「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」、アネックス棟の正式名称が「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」となっています。
 
 また「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。すでに全戸完売しています。
 
 公式HP → WATERRAS(ワテラス)
 
 
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地上41階、塔屋1階、地下3階、高さ164.80mの本体棟「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」です。地震対策として、制震ブレース(鋼管型摩擦ダンパー)を設置しています。
 
 地下3階が機械室、地下2階~地上2階が駐車場、3階がオフィスエントランス、4階~18階がオフィス、19階がリフレッシュスペースとなっています。
 
 オフィス部分の外側の幅は、東西約57.0m×南北約55.4m、オフィス貸床面積は、4階が1,552.80㎡(469.72坪)、5階~18階が2,348.16㎡(710.31坪)となっています。天井高は2800mmです。
 
 
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「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」の20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。
 
 
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南東側から見た様子です。南東角にあったマンションのモデルルームはすでに解体されていました。
 
 
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地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ65.05mのアネックス棟「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」です。地震対策として、制震間柱(低降伏点型ダンパー)を設置しています。
  
 地下1階がスーパーマーケット、1階・2階が店舗、3階がオフィスエントランス・店舗、4階が教育施設、5階がクリニック、6階~13階がオフィスとなっています。
 
 基本的にはオフィスビルですが、最上階の14階・15階は、36戸の学生マンションになります。
 
 
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「WATERRAS TOWER(ワテラス タワー)」と「WATERRAS ANNEX(ワテラス アネックス)」の間の「アトリウム」です。
 
 
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ゲートが開いていました。「アトリウム」の構造がよく分かります。
 
 
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北西角に「御茶ノ水ソラシティ」との接続ブリッジが建設中です。東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して歩行者通路でダイレクトに結ばれます。
 
 
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「WATERRAS(ワテラス)」を北東側から見た様子です。

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文京区 順天堂大学キャンパス・ホスピタル再編事業(仮称)B棟建設工事 2012年秋の建設状況

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-順天堂大学キャンパス・ホスピタル再編事業-
 文部科学省が、国産ロケット「H2A」の後継となる新基幹ロケットの開発を目指すことを決めそうです。どんなロケットになるか楽しみですね!
 
 「H2A」の打ち上げ費用が高く国際競争力が低いのが理由ですが、開発後10年以上経過し、新ロケットを開発しなければ、技術者の世代交代で技術の継承が難しくなるのも理由だそうです。
 
 本題に戻って、順天堂大学は、創立175周年事業の一環で「順天堂大学医学部附属順天堂医院」の老朽化した「2号館」と「5号館」を順次取り壊して、跡地に地上21階、地下3階、高さ99.72mの高層棟と地上7階の低層棟の建設を計画しています。
 
 付属病院には外来患者が1日約4,000人が訪れるため、新しい病棟を建設中に診療態勢を縮小すると、地域医療などに影響が出るため、工期を複数に分割し、既存病棟を活用しながら診療が途切れないよう配慮します。
 
 最初に「5号館」を取り壊して、跡地に地上21階、地下3階の建物を建設し、2号館病棟を移転します。次に「2号館」を取り壊して跡地に地上7階の低層棟を建設します。
 
 
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建設現場は、「順天堂大学医学部附属順天堂医院」の「2号館」の北側になります。移転後に「2号館」を取り壊して跡地に地上7階の低層棟を建設します。
 
 「2号館」の屋上は、「大沢たかお」や「綾瀬はるか」が出演したTBSのテレビドラマ「JIN-仁-」のロケ地として使用されました。
 
 
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「順天堂大学キャンパス・ホスピタル再編事業(仮称)B棟建設工事」の建設現場です。撮影時は、地下躯体を構築中でした。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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タワークレーンのマストの色は「清水建設」なので薄いグレーになっています。
 
 
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東側の「1号館」側と結ぶ病院関係者および患者専用の連絡歩道橋も建設されるようです。移転が完了すると現在の連絡歩道橋は解体されると思われます。

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2012年12月11日 (火)

世田谷区 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区] 2012年秋の建設状況

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-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]-
 
東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が進行しています。
 
 再開発事業は、最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。
 
 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。
 「第2期事業」は、地上30階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルを建設中です。
 
 フロア構成はオフィス(1階~27階)、ホテル(28階~30階)、物販店舗・飲食店(1階・2階)、映画館(3階・4階:10スクリーンのシネマコンプレックス)、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)になる予定です。
 
 
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「Ⅱ-a街区」のアップです。
 
 
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仮囲いに掲示されていた「Ⅱ-a街区」の平面図です。
 
 
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仮囲いに掲示されていた空撮写真です。敷地が広いので複雑に「乗入れ構台」が配置されています。
 
 
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「Ⅱ-a街区」の建設現場を西側から見た様子です。
 
 
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撮影時は、地下躯体を構築中でした。工事は「順打ち工法」で行われています。
 
 
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「乗入れ構台」です。
 
 
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「Ⅱ-a街区」の建設現場を東側から見た様子です。
 
 
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撮影時は、実物大の外装モックアップを組立中でした。
 
 
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仮囲いに掲示されていた全体工程表です。

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2012年12月10日 (月)

品川区 北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 2012年秋の建設状況

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-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業-

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、「目黒川」北側のすでに再開発が終わった「オーバルコート」の南東側一帯約36,000㎡です。一帯には、住宅、オフィス、工場、倉庫、駐車場などが混在していました。
 
 再開発予定地には、地上40階の超高層住宅棟と地上31階の超高層業務棟を中心に合計7棟のビルが建設されます。
 
 建築主は、「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄興和不動産)」となっています。
 
 概要 →  日本土地建物ニュースリリース(2009/03/24)

 
 
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施行区域面積約36,000㎡、敷地面積約28,390㎡、延床面積約250,950㎡と規模が大きいため大規模に工事が行われています。
 
 
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「A工区」です。写真奥の北側に、地上31階、地下2階、高さ142.90mの超高層オフィスビル「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)」が建設されます。
 
 
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「A工区」を別角度から見た様子です。写真手前の南側に、地上18階、高さ68.37mのマンション「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層住宅棟(A2棟)」が建設されます。
 
 
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「B工区」です。地上2階の地域コミュニティ施設「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 地域交流施設棟(B棟)」が建設されます。
 
 
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写真奥が「C工区」になります。東側(写真右側)に、地上20階、地下2階、高さ92.60mのオフィスビル「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層業務棟(C1棟)」が建設されます。
 
 西側(写真左側)に、地上4階、高さ23.17mの工場「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 作業所棟(C2棟)」が建設されます。
 
 
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「D工区」です。地上40階、地下2階、高さ141.39mの超高層タワーマンション「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層住宅棟(D棟)」が建設されます。
 
 
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「D工区」のゲートが開いていました。
 
 
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「E工区」です。地上2階、高さ13.96mの店舗「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 店舗棟(E棟)」が建設されます。

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2012年12月 9日 (日)

目黒区 クロスエアタワー 2012年秋の建設状況

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-クロスエアタワー-

 「大橋ジャンクション」の建設と同時進行で、「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業」が進行中です。
 現在、2棟目の「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業 1-1棟」が建設中です。地上42階、塔屋1階、地下2階、高さ155.95mの超高層タワーマンションです。
 
 正式名称は「クロスエアタワー」です。総戸数は、689戸(うち一般分譲491戸:東京都保留床48戸/特定建築者保留床443戸、非分譲住戸198戸、その他/8区画:店舗4区画、大型店舗1区画、事務所1区画、公益施設2区画)となっています。
 
 「東京都保留床」48戸の売主が「東京都」で、「特定建築者保留床」443戸の売主が「東急不動産、東京急行電鉄、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産」となっています。
 
 
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下層階の様子です。下層階の外壁はレンガ風になります。公益施設(2階:スーパーマーケット、9階:目黒区役所の出張所、目黒区立大橋図書館、介護・福祉・医療などの包括支援センター)やマンションの共用施設、その他が入る予定です。
 
 
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敷地北西側の低層の棟です。屋上にレジデンス、公益施設、オフィス等のエントランスへの動線が設けられます。
 
 
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低層の棟の東側部分です。
 
 
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階段部分です。
 
 
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低層の棟の西側部分です。
 
 
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東側から見上げた様子です。「クロスエアタワー」は、「直接基礎(べた基)」で建設されています。支持地盤は、良好な地盤である「団結シルト層」となっています。
 
 「大成建設」は、設計基準強度200N/m㎡(Fc200)の「超高強度プレキャストコンクリート柱」の製造を日本で初めて実現し、「クロスエアタワー」に適用しています。最も大きな荷重を支える地下2階および地下1階の柱に採用しています。
 
 
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南側から見上げた様子です。地震対策として「制震構造(建物内部に極低降伏点鋼ダンパーを設置)」を採用しています。
 
 
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南側から見た下層階です。
 
 
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「大橋ジャンクション」とは3階と9階の2ヶ所で直結しています。「大橋ジャンクション」の上部には、目黒区によって約7,000㎡の広大な空中庭園が整備されます。
 
 
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「大橋ジャンクション」越しに見た「クロスエアタワー」です。

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2012年12月 8日 (土)

2013年3月16日に「東急東横線」と「東京メトロ副都心線」の相互直通運転開始! 東急東横線・渋谷駅 2012年秋の建設状況

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-東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転-
 2013年3月16日の「東急東横線」と「東京メトロ副都心線」の相互直通運転開始に向けて東急東横線・渋谷駅では、急ピッチで工事が行われています。
 
 東京急行電鉄・ニュースリリース(2012/07/24)
 東急東横線と東京メトロ副都心線 相互直通運転の開始日が2013年3月16日に決定!
 
 相互直通運転開始により、東横線および横浜高速みなとみらい線から副都心線を経て、東武東上線、西武有楽町線・池袋線までが一つの路線として結ばれます。
 横浜方面から新宿・池袋を抜けて埼玉西南部に至る広域的な鉄道ネットワークが形成され、東横線沿線から新宿・池袋方面への交通の利便性が向上します。 
 
 相互直通運転開始と同時に、特急・通勤特急・急行列車は、現在の8両から10両編成運転になります。
 東急東横線の特急・通勤特急・急行列車の停車駅のホーム延長工事も同時に行われています。
 
 なお東横線・東京メトロ副都心線の相互直通運転に合わせ、現在東横線と相互直通運転を行っている東京メトロ日比谷線は、中目黒を始発・終着駅とし、東横線からの相互直通運転は無くなります。
 
 相互直通運転が廃止になるのは初めてのケースです。理由がよく分かりませんでしたが、鉄道ジャーナルの2013年1月号に ”東横線は今後、ホームドアの整備が行われることになっており、これに車両面で対応できない、急曲線が多い日比谷線には20m車が入れない(以下省略)” と書いてありました。
 
 18m3扉車の相互直通運転車両と東横線の標準である20m4扉車は、扉の位置が違うので、ホームドア整備後を考えて相互直通運転を廃止するようです。
 
 
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暫定開業時は、列車本数が少ないことから、外側2線のみを使用していました。内側2線の線路上に仮設の渡り板を置いて両ホームを連絡していました。
 
 相互直通運転開始が近づき、渡り板は撤去されました。内側にホームドア取り付けが完了しています。相互直通運転開始時は、完全な島式2面4線になります。
 
 
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内側のホームドアです。
 
 
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渡り板が撤去されたので、3番のりばと4番のりばのホーム間の移動が出来なくなりました。
 
 のりば番号は、田園都市線・半蔵門線の渋谷駅からの続き番号となっています。内側2線の供用開始時にはのりば番号が変更される予定です。
 相互直通運転開始後は、南方向の東横線が3・4番のりば、北方向の副都心線が5・6のりばになる予定です。
 
 
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軌道は「D型弾性まくらぎ直結軌道」となっています。
  
 
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南側の代官山駅方向を見た様子です。
 
 
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渋谷駅の南端はコンクリートの壁になっていましたが、工事が進み壁が撤去され代官山駅側が見通せるようになっています。
 
 
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西側のホームの内側から南側を見た様子です。
 
  
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東側のホームの内側から南側を見た様子です。内側のホームドアの設置が終わっています。
 
 
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東端の現在の3番のりばから南側を見た様子です。南側に2両分のホームドアの延長が行われています。
 
 外側のホームには、すでに10両編成分のホームドアが設置されています。2両分追加されると外側は12両編成分にホームドアが対応する事になります。
 
 将来的にも東急東横線は12両編成になる予定が無いので謎でした。鉄道ファンの2013年1月号によると ”新しい東横線の渋谷駅のホームは狭いので、ラッシュ時に停車位置を互いにずらして混雑を緩和する。” ようなニュアンスを書いてありました。
 
 外側のホームドアが10両+2両=12両対応(内10両もしくは8両使用)、内側のホームドアが新宿側(北側)が2両短い10両対応(内10両もしくは8両使用)になるようです。
 
 
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完成が近づいて地上の重機もほとんど無くなりました。
 
 
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現在の東急東横線・渋谷駅は、2013年3月15日の終電後に閉鎖されます。
 
 
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その後、高架駅舎は解体されます。跡地には、JR東日本の埼京線のホームが移動してきます。
 
 その上には超高層の巨大な駅ビルが建設される予定です。また高速道路の南側の駅舎跡地にも超高層ビルが建設される予定です。

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2012年12月 7日 (金)

バブルの象徴 「旧:日本長期信用銀行本店ビル」解体へ! 2017年春に新ビル竣工予定

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-旧:日本長期信用銀行本店ビル-

 「ケネディクス(不動産ファンド)、東急不動産、日本政策投資銀行」の3社は2012年12月6日、東京都千代田区の「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を米モルガン・スタンレー系の不動産ファンドから取得し、建て替えると発表しました。
 
 取得額は約500億円で、再開発の資金として約300億円を投じる計画です。建て替え費用を含めた総事業費は約800億円を予定しています。
 
 2013年度中にも解体、新ビルは2017年春頃の竣工予定しています。新ビルは地上20階、地下2階、延床面積約57,500㎡と現在のビルとほぼ同規模です。賃貸できる面積を大幅に増やすことで収益性を高めます。
  
 東急不動産・ニュースリリース(PDF:2012/12/06)
 千代田区内幸町所在オフィスビルの取得及び建替事業について
 
 「旧:日本長期信用銀行本店ビル」は、日比谷公園の南側に1993年8月に竣工しました。地上22階、地下5階、高さ約130m、延床面積62,423.66㎡の超高層ビルです。
 
 「日本長期信用銀行」は、かつて存在した長期信用銀行です。「長銀(ちょうぎん)」の愛称で親しまれていました。
 しかしバブル期に過剰融資を行い、バブル崩壊により大きな痛手を負いました。そして1998年に経営危機により経営破綻し国有化されました。「日本長期信用銀行」は、「新生銀行」として再スタートしています。
 
 ビルは、「日本長期信用銀行」を継承した「新生銀行」が所有していましたが、2008年春に米モルガン・スタンレー系の不動産ファンドに1180億円で売却されました。
 
 不動産ファンドは転売を目指していましたが、リーマンショック後の不動産市況の悪化で売るに売れない状態になっていました。
 2010年には「新生銀行」もビルから退去し、都心の一等地にありながら空室状態が続いていました。  
 
 
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「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を地上から見た様子です。下層階がくびれた非常にユニークな外観をしています。
 
 このビルは1998年頃よくテレビニュースに登場しました。「日本長期信用銀行(長銀)」が経営破綻し国有化されたためです。
 
 
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南西側から見た様子です。

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2012年12月 6日 (木)

港区 グランスイート麻布台ヒルトップタワー 2012年秋の建設状況

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-グランスイート麻布台ヒルトップタワー-
 「(仮称)港区麻布台3丁目計画」は、「ロシア大使館」の50mくらい西側に建設中です。建設現場から道路(外苑東通り)を挟んで北側には外務省飯倉公館や日本郵政麻布局があります。
 
 「日本IBM飯倉ビル」跡地を「丸紅」が取得し、地上29階(建築基準法上 地上28階、地下1階)、高さ99.95m、総戸数166戸(他に管理事務室1戸)の超高層タワーマンションを建設中です。
 
 正式名称は「グランスイート麻布台ヒルトップタワー」となっており、公式ホームページもオープンしています。 
 
 
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北側の「外苑東通り」が高いかなり高低差がある傾斜地に建設されています。
 
 
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旧躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに残しています。基礎は「場所打ちコンクリート杭」となっています。
 
 「場所打ちコンクリート杭」は、大林組が開発した「スマートパイルヘッド工法」が採用されています。
 
 杭頭と基礎を完全に固定しない(杭頭半剛接接合)工法で、杭径よりも小さな鋼管コンクリートで杭と基礎を連結し、地震発生時に杭頭が容易に回転し損傷を軽減する機構により耐震性を向上させます。
 
 大林組・プレスリリース(2011/08/30)
 場所打ち杭の杭頭半剛接接合工法「スマートパイルヘッド」を開発、実用化
 
 
Tokyoazabudai12114
公式HPによると、北側の「外苑東通り」沿いに茶室導線が設けられメインエントランスが設けられます。
 
 かなり高低差がある傾斜地に建設されているので、「外苑東通り」側の1階に見える部分は、4階になるようです。

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2012年12月 4日 (火)

川崎市 (仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 2012年秋の建設状況

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-鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業-
 川崎市の「JR鹿島田駅」と「JR新川崎駅」の間に「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が計画されています。
 
 「建築計画のお知らせ」はかなり昔に掲示されました。着工予定日を過ぎても一向に着工する気配が無く数年過ぎました。
 今年入って急に動き出しました。敷地内の既存住宅などの解体工事が行われ、一気に本格着工しました。
 
 地上47階、地下2階、高さ約165m、総戸数約670戸の「住宅棟」と地上5階、地下1階の「生活利便施設棟」の2棟が建設される予定です。
 商業・生活利便施設としてスーパーマーケット、健康施設としてフィットネスクラブを整備する計画です。
  
 株式会社組織になっており「鹿島田駅西部地区再開発株式会社」が建築主となります。再開発会社には、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、近隣地権者」などが出資しています。
 そのためマンション関連の掲示版には、「(仮称)パークタワー新川崎」というスレも立っていますが、実際の名称はどうなるのでしょうか? 
 
(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区鹿島田890-1他
◆ 階数-地上47階、地下2階(住宅棟)、地上5階、地下1階(生活利便施設棟)
◆ 高さ-最高部約165m、軒高約159m(住宅棟)、29.6m(生活利便施設棟)
◆ 敷地面積-6,131.20㎡(住宅棟)、5,763.50㎡(生活利便施設棟)
◆ 建築面積-4,813.52㎡(住宅棟)、4,507.22㎡(生活利便施設棟)
◆ 延床面積-75,643.03㎡(住宅棟)、17,567.62㎡(生活利便施設棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(住宅棟)、鉄骨造(生活利便施設棟)
◆用途-共同住宅・商業施設等(住宅棟)、商業施設・健康施設等(生活利便施設棟)
◆ 総戸数-670戸建築主- 鹿島田駅西部地区再開発会社(出資者:三井不動産、三井不動産レジデンシャルなど)
◆ 設計者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2015年02月予定
 
 
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再開発予定地を「鹿島田駅」寄りの東側から見た様子です。撮影の半年前まであった敷地内の既存住宅などはすべて解体されていました。再開発事業は動き出すと一気に行われるのでいつも驚かされます。
 
 
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本格的に工事が行われています。
 
 
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「オールケーシング掘削機」です。地下障害物を撤去しているのでしょうか?
 
 
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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
 
 
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撮影時、西側の横須賀線「新川崎駅」側の「生活利便施設棟」は、まだ着工していませんでした。

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2012年12月 3日 (月)

新宿区 新宿東宝ビル開発計画 2012年秋の建設状況

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-新宿東宝ビル開発計画-
 新宿歌舞伎町の「新宿コマ劇場」と映画館「新宿プラザ劇場」跡地に、シネマコンプレックスとホテルの複合施設「新宿東宝ビル開発計画」が建設中です。
  
 概要は、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ130.25m、延床面積約54,747㎡の超高層ビルを建設する予定です。竣工は2015年春を予定し、所要資金約232億円は、全額自己資金でまかなう予定です。
  
 1階・2階は飲食店を中心とした商業施設、3階~6階は12スクリーン、2,500人収容の都内最大級となるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ新宿(仮称)」、9階~31階は「藤田観光」が賃借し、総客室数1,030室(シングル855室、ツイン175室)のホテルが入る予定です。
 
 下記の新宿区のPDFに詳細な概要が載っています。建物高さ129.65mとなっていますが、どの部分の高さなのでしょうか?
 
 新宿区役所(PDF) → 新宿東宝ビル開発計画について
  
 
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「新宿東宝ビル開発計画」の建設現場です。
  
 
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撮影時は、「杭・構真柱工事」を行っていました。「構真柱工事」を行っていたので「逆打ち工法」になります。
 
 
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「新宿東宝ビル開発計画」の建築計画のお知らせです。建築主は「東宝、コマ・スタジアム」、設計者・施工者は「竹中工務店」となっています。

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2012年12月 2日 (日)

江東区 東京ワンダフルプロジェクト 2012年秋の建設状況

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-東京ワンダフルプロジェクト-
 「東京ワンダフルプロジェクト」は、東京電力・新東京火力発電所跡地の「豊洲豊洲3-2街区」で行われている総戸数約1600戸の大規模プロジェクトです。すでに公式HPもオープンしています。
 
 「東京ワンダフルプロジェクト」は、西側の「B3街区」と東側の「B2街区」で構成されています。
 先に西側の「B3街区」の工事が行われています。「B3街区」の「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」は、地上44階、地下2階、高さ154.90m、延床面積約141,119㎡、総戸数1110戸の超高層タワーマンションが建設中です。「B3街区」には、地上3階の「公益施設棟」も建設されます。
  
 「B3街区」の外観は「芝浦アイランド ケープタワー 」にそっくりで、上から見るとY字型の「スターハウス型タワーマンション」です。「芝浦アイランド ケープタワー」は、総戸数1095戸なので規模的にもほぼ同じです。
 
 まだ着工していませんが、東側の「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。2棟合わせると総戸数約1600戸の大規模プロジェクトになります。
 
 「東京ワンダフルプロジェクト」は、「(建物売主)-三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産 、(土地売主)-東京電力」により行われています。
 メジャー7の中で、「大京」以外の6社が参画するまさにオールジャパン体制で、究極のリスク分散ですね。
 
 
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「東京ワンダフルプロジェクト」の「B3街区」の建設現場です。本格的な建設工事に先だって敷地全体で、液状化対策として大規模な「地盤改良工事」が行われました。
 
 
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撮影時はクローラークレーンが林立していました。規模が大きいので最低でも3基のタワークレーンが登場すると思われます。
  
 
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「山留め壁」が見えます。地下2階まであるのでかなり深く掘削しています。
 
 
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工事車両が乗入れるスロープが設けられています。規模が大きいので支保工の「切梁」を設けずに、オープンカット工法で行っているようです。
 
 工事車両も「乗入れ造台」を設けずにスロープから地下躯体の建設現場に直接乗り入れているようです。
 
 
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鉄筋がたくさん準備されています。
 
 
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「東京ワンダフルプロジェクト」の「B2街区」の建設予定地です。「B3街区」の掘削土による盛土が行われています。地盤を安定化させているのだと思われます。
 
 「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。
 
 
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「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の最新の建築計画のお知らせです。高さが正確な数値に変更になっています。
 
 
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「A2街区」の「(仮称)新豊洲センタービル」です。地上11階、塔屋1階、高さ44.709mです。すでに竣工しています。データセンターなので窓がほとんどありません。
 
 
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「(仮称)新豊洲センタービル」の正式名称は、「
新豊洲キューブ」です。

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2012年12月 1日 (土)

港区 ヤナセ本社跡地の再開発「(仮称)港区芝浦一丁目計画」の建築計画のお知らせ

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-(仮称)港区芝浦一丁目計画-

 「ベンツ」などの外車輸入販売で有名な「ヤナセ」の港区芝浦一丁目の本社で再開発が行われています。
 
 敷地は約20,000㎡で、敷地を南北に2分割して、南側に新たな本社社屋を建設、北側所有地を再開発します。
 
 敷地南側の8,428.46㎡には、地上6階、延床面積23,975.63㎡の新本社ビルが建設されました。新社屋には、本社、ショールーム、整備工場などが入居します。
 
 移転後に、敷地北側の既存建物が解体され、地上34階、塔屋1階、地下0階、高さ119.8m、延床面積101,135.7㎡、総戸数約1000戸の超高層タワーマンション「(仮称)港区芝浦一丁目計画」が建設される予定です。

(注意) 上に地図の赤線内には再開発されない建物(東京電力、日本郵政など)の敷地も含むので正確な範囲ではありません。
 
 
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地上34階、塔屋1階、地下0階、高さ119.8mの超高層タワーマンションは、敷地北側に建設されます。
 
 
Tokyoyanase12122
「(仮称)港区芝浦一丁目計画」の建築計画のお知らせです。2012年8月23日に掲示されたようです。
 
 建築主は「三井不動産レジデンシャル、日本土地建物、伊藤忠商事、伊藤忠都市開発、清水建設、ヤナセ」、設計者は「清水建設」、施工者は「未定」となっています。
 
 
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敷地の南側に建設された「ヤナセ」の新社屋です。2012年10月31日に竣工しました。地上6階、高さ29.25m、延床面積23,975.63㎡となっています。
  
 本日(12月1日)、新社屋で「ヤナセ東京支店(メルセデス・ベンツ東京芝浦)」と「ヤナセオートモーティブ東京支店(アウディ芝浦)」が、新たなヤナセグループの旗艦店としてオープンします。
 
 
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-フォーシルバーリングス-

 「アウディ」のエンブレム「フォーシルバーリングス」です。アウディは4社(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)の統合により誕生しました。「フォーシルバーリングス」は、4社の団結を象徴するものです。
 
 私の周りにも知らない人が多いですが、アウディは「フォルクスワーゲン」が株式の99.55%を保有するフォルクスワーゲングループの会社です。1964年に傘下に入っており、すでに50年近いです。
 
 ドイツには、「メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ」の3社の大手高級車メーカーがあります。
 この3社が凄いのは、車種が違っても高級感を保ちつつフロントマスクを統一している所です。
 
 「メルセデス・ベンツ」の伝統的なフロントグリル、「BMW」の左右2つに分かれた「キドニーグリル」、「アウディ」の逆台形のフロントグリルは、メーカーのエンブレムが無くてもどのメーカーかすぐに分かります。ちなみに私は、「アウディ」の逆台形のフロントグリルが一番好きです。
 
 高級車のフロントマスクの統一が必要なのは、トヨタも認識していたようで、最近の「レクサス」は台形を縦に2つ合わせた「スピンドルグリル」を採用するようになりました。でもドイツ車に比べるとまだまだですね・・・
 
 日本人もドイツ車が大好きなようで、最近街でドイツ車を良く見かけます。テレビCMも積極的に行っています。
 
 世界でも高級車マーケットでは、ドイツ車が圧勝しています。トヨタ自動車の「レクサス」がドイツ3社のお尻をなんとか追いかけている状態ですが、本田技研工業の「アキュラ」と日産自動車の「インフィニティ」はまだまだですね・・・
 
 
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「アウディ芝浦」は、本日(12月1日)オープンします。
 
 
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「メルセデス・ベンツ東京芝浦」は、本日(12月1日)オープンします。
  
  
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「ヤナセ」は「GM(ゼネラルモーターズ)」の車も取り扱っています。「GM」は他のメーカーと違って「GM」というブランドの車はありません。
 
 アメリカ本国では、「ビュイック、キャデラック、GMC、シボレー」の4ブランドを展開ています。
 「GM」の中で世界で最も売れているブランドは、「シボレー(Chevrolet)」です。特に中国市場ではめちゃめちゃ強いです。

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