大手町二丁目地区再開発 「大手町地区(B-3街区)」は、地上35階と地上33階の超高層ツインタワー・延床面積約345,000㎡と判明!
-大手町地区(B-3街区)-
このブログで何度か取り上げた逓信総合博物館が入る逓信ビルや旧東京国際郵便局などがある大手町二丁目地区再開発の概要が判明しました。
東京都は、「大手町地区(B-3街区)」の都市再生特別措置法第37条第1項に基づく、都市再生特別地区の都市計画提案を2012年12月25日に受理しました。
2012年12月26日~2013年6月中旬(予定)まで、東京都都市整備局都市づくり政策部都市計画課(都庁第二本庁舎21階北側)にて閲覧出来ます。
私は兵庫県民のため見に行く事が出来ませんので、「建設通信新聞」などでの報道を期待していたら12月28日版に掲載されていました。
この敷地は、「国立印刷局、日本郵政グループ(2社)、NTT、NHK」の5社が土地の権利者となっています。
すでに南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。現在残っているのは「逓信ビル」と「東京国際郵便局ビル」です。
前回UPした時に ”同地区の建ぺい率は70%、容積率は1470%が上限になっており・・・” と書きましたが、都市再生への貢献評価として、100%の容積緩和を受けて計画容積率は約1570%となる見通しだそうです。
地上35階、地下3階の「A棟」と地上33階、地下3階の「B棟」の超高層ツインタワーが建設される予定です。
「A棟」の最高高さは約179mで、「B棟」は不明です。私的には高さ200mを期待していたのですが、まあ良しとしましょう!
大手町地区(B-3街区)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目3
◆ 階数-(A棟)地上35階、地下3階、(B棟)地上33階、地下3階
◆ 高さ-最高部約179m(A棟) B棟は不明
◆ 区域面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-約20,000㎡
◆ 延床面積-約345,000㎡(施設全体) *容積率約1570%
◆ 用途-オフィス、情報通信基盤(IDC:インターネットデータセンター)、国際カンファレンス、店舗など
◆ 建築主-都市再生機構(個人施行)
◆ 設計者-日本設計、NTTファシリティーズ
◆ 着工-2015年06月予定
◆ 竣工-2018年05月予定
「大手町地区(B-3街区)」の範囲です。「大手町地区(B-2街区)」も再開発されるので、大手町はまだまだ怒涛の再開発ラッシュが続きます。
「大手町地区(B-3街区)」を南東側から見た様子です。南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。
昨年末から具体的な手続きに入った事が報道されていたので、この日のために事前に撮影しておきました。
逓信総合博物館が入る「逓信ビル」を南西側から見た様子です。このビルは解体されます。
「東京国際郵便局ビル」を南西側から見た様子です。このビルも解体されます。
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