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2013年1月24日 (木)

「渋谷駅地区・駅街区開発計画」、「渋谷駅地区・道玄坂再開発計画」、「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)」の概要が判明!

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-渋谷駅周辺地区-

 「東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産」は、2013年1月23日に「渋谷駅地区 駅街区開発計画」、「渋谷駅地区 道玄坂再開発計画」、「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)」の3街区の事業に関し、東京都知事に対して都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行いました。

 中心となる「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR東日本の2012年8月31日のプレスリリースと高さは同じですが、階数がかなり変更になっています。
 詳細が不明だった「渋谷駅地区 道玄坂再開発計画」と「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)」の概要が判明しました。
 
 
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-渋谷駅地区・駅街区開発計画-

 「渋谷駅地区・駅街区開発計画」は、東急東横線渋谷駅、東急百貨店、JR渋谷駅、東京メトロ銀座線渋谷駅を一体的に再開発するプロジェクトです。
 
 地上46階、地下7階、高さ約230mの「東棟」、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」、地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」が一体的に建設されます。
 
 東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄(PDF:2013/01/23)
 渋谷駅地区駅街区開発計画に関する都市計画の提案について
 
渋谷駅地区・駅街区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目23番外
◆ 階数-地上46階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-約230m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-約15,300㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約270,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄
◆ 着工-2013年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 開業-2020年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
 
 
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東急東横線渋谷駅です。2013年3月16日から地下化します。
 
 
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現在の東急東横線渋谷駅は、2013年3月15日の終電までです。3月26日からイベントスペース「SHIBUYA ekiato(エキアト)」として期間限定でオープンします。
 
 コンサートやイベントなどに使用しますが、期間は5月6日までです。イベントスペースとしての利用終了後は解体工事に着手します。
  
 
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-渋谷駅地区・道玄坂再開発計画-

 「渋谷駅地区・道玄坂再開発計」は、「東急プラザ渋谷」および隣接する街区を一体的に再開発するプロジェクトです。
 
 地上17階、地下5階、高さ約120mの超高層ビルを建設します。用途は、店舗とオフィスを予定しています。当初は高さ約160m程度と言われていましたが、かなり低くなりました。
 
 私は、東京に行った時には必ず東京の親戚に会うようにしていますが、その場所が東急プラザ渋谷9階のロシア料理レストラン「渋谷ロゴスキー」なので、「東急プラザ渋谷」が解体されるのはちょっとさみしいです。ちなみに「渋谷ロゴスキー」は、1951年創業の日本で最初のロシア料理レストランです。
 
 東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産(PDF:2013/01/23)
 渋谷駅周辺地区における都市計画の提案について~渋谷駅地区 道玄坂街区開発計画に関する都市計画の提案について~
 
渋谷駅地区・道玄坂再開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目2番地・8番地
◆ 階数-地上17階、地下5階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約3,330㎡
◆ 延床面積-約59,000㎡
◆ 用途-店舗、オフィス
◆ 事業主体-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2015年度予定
◆ 竣工-2018年度予定
◆ 開業-2018年度予定
 
 
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-渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)-

 「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)」は、東急東横線渋谷駅の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。
 
 地上33階、地下5階、高さ約180mの超高層ビルを建設します。用途は、オフィス、店舗、ホテルを予定しています。
 
 東京急行電鉄(PDF:2013/01/23)
 渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21地区)に関する都市計画の提案について
 
渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21地区)の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目21番外
◆ 階数-地上33階、地下5階
◆ 高さ-約180m
◆ 敷地面積-約7,100㎡
◆ 延床面積-約117,500㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル
◆ 事業主体-東京急行電鉄および東横線隣接街区の地権者
◆ 着工-2013年度予定
◆ 竣工-2017年度予定
◆ 開業-2017年度予定
  
 
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-渋谷駅桜丘口地区-

 今回、都市計画提案は行われませんでしたが、JR渋谷駅から高速道路を越えた南側の渋谷駅桜丘口地区にも「渋谷駅桜丘口地区再開発」が計画されています。高さ140m程度の再開発ビルの建設構想があります。

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