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2013年2月 1日 (金)

宇都宮線・高崎線・常磐線の東京駅乗入れ「東北縦貫線」 2012年秋の建設状況 Part1・「御徒町駅」周辺

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-東北縦貫線-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。
 
 工事区間は約3.8kmで、「上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線(電留線)や引上線があるので軌道の改良で済みます。
 
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
 
 2008年5月30日に着工し、2014年度の開業を目指しています。Part1として「御徒町駅」周辺をUPします。
 
 
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「御徒町駅」のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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「御徒町駅」のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
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延々と防音壁が取り付けられている様子が分かります。
 
 
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「防音壁」のアップです。ガラスを多用しています。
 
 
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上駅野~秋葉原間手前までの間は、宇都宮線・高崎線・常磐線の回送列車が秋葉原駅北側にある留置線(電留線)まで出入りするための線路が3本あります。
 
 このうち内側の2本を「東北縦貫線」に転用します。留置線への運行を妨げないように3分割して1本ずつ工事が行われています。撮影時には、外側の2線の軌道の設置がほぼ完了していました。
 
 
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この部分は、金属製の軌道になっています。この上に「合成まくらぎ」を取り付けています。「H鋼」に「合成まくらぎ」を載せたメンテナンスの省力化を考えた軌条桁構造だそうです。
 
 えび茶色の部分が、「FFU(ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)」の「合成まくらぎ」です。
 
 
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この部分は、「ラダー軌道」となっています。台座の上にプレストレストコンクリート製の「縦マクラギ(ラダーマクラギ)」が取り付けられ、その上にレールが取り付けられています。
 
 
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「ラダー軌道」にはいろいろ種類がありますが、「角型防振装置式フローティング・ラダー軌道」のようです。
 
 
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「御徒町駅」のホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
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「御徒町駅」のホーム南端から南側(秋葉原駅側)を見た様子です。秋葉原駅方向に延々と防音壁が続いています。
 
 
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「JR御徒町駅」の北口の改札内コンコースです。バリアフリー化および美装化によりめちゃめちゃ綺麗になりました。
 
 
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「JR御徒町駅」の北口の改札機です。

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