千代田区 りそな・マルハビル跡地の「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」 2013年2月20日に着工!
-(仮称)大手町1-1計画-
昨日(2月20日)、東京都心部で都内有数のビッグプロジェクトが2ヶ所で同時に工事が本格始動しました。
旧グランドプリンスホテル赤坂跡地の「(仮称)紀尾井町計画」と、りそな・マルハビル跡地の「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」です。
「アベノミクス」により、株価上昇、対ドル・ユーロに対して円安が急速に進んでいます。数ヶ月前の超悲観的な状態がウソのような明るい雰囲気になってきました。
”景気は気から” と言います。この高揚感をずっと持続したいですね。ビルヲタの私としては、怒涛の再開発ラッシュを期待します!
「りそな・マルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画」ですが、跡地には2棟の超高層ビルが建設されます。
2月20日に着工した「りそな・マルハビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」は、区分所有者である「三菱地所」と「JXホールディングス」が共同で開発します。
三菱地所・ニュースリリース(PDF:2013/02/20)
「(仮称)大手町1-1計画A棟」新築工事着工のお知らせ
(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目1番2号(住居表示)
◆ 階数-地上22階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約115m、軒高約100m
◆ 敷地面積-6,898.38㎡
◆ 延床面積-約108,000㎡(容積率1400%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱地所、JXホールディングス
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設、NIPPO
◆ 着工-2013年02月20日(地鎮祭)
◆ 竣工-2015年11月中旬予定
-(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事の特徴-
A棟は、地上22階、塔屋2階、地下5階、高さ約115m、延床面積約108,000㎡です。オフィスフロアの1フロア当たりの面積は約2,750㎡(約830坪)となります。
オフィスフロアには、竣工後に「JXグループ」の本社機能が入居する他、「三菱地所」が賃貸オフィスとして運用する予定です。
1階には環境ビジネスを行う国内外の企業・人材のマッチングを促す拠点として、交流、啓発施設「ビジネス・エコシティ・センター」など、多様な業務支援施設を整備します。
また都市環境の再構築を目的に、皇居に隣接する立地特性を生かして、官民連携で計画地内に濠水の浄化施設と大型貯留槽を整備、外苑濠の水質改善を図ります。
-逆打ち工法で建設-
「りそな・マルハビル」が地下26mだったのに対し、「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」は地下35mとなるそうです。そのため工事は「逆打ち工法」で行われます。
地下階は既存建物の地下躯体の解体を進めながら構築します。同時に地上部の工事も並行して進めて行きます。
地下工事は、敷地内地下を「東京メトロ東西線」が弧を描くように横切っているため難工事になります。「東京メトロ東西線」をまたいで「メガトラス」をかけて高層部を支えるそうです。
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