« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月28日 (木)

豊島区 JR大塚駅「(仮称)大塚駅南口ビル」 2012年秋の建設状況

Tokyootsuka13021
-(仮称)大塚駅南口ビル-

 JR大塚駅は、島式1面2線の高架駅です。JR山手線の駅の中でも規模が小さく、使いにくい取り残されたような駅でした。
 
 しかし、南北自由通路の整備、都電荒川線への連絡通路の整備、バリアフリー化、それに「(仮称)大塚駅南口ビル」の建設、ホームドア新設工事などにより近代的な駅に生まれ変わります。
 
 すでに、改札外コンコース、改札内コンコースの改修工事は終わり、改札内コンコースには駅ナカ施設も設けられました。
 現在は、南口の「(仮称)大塚駅南口ビル」とホームでは山手線のホームドア新設工事が行われています。
 
 
Tokyootsuka13022
「(仮称)大塚駅南口ビル」の建設現場です。南口の「ホテルベルクラシック東京」から路面電車の「都電荒川線」の間の土地で、東西の幅が結構広いです。
 
 
Tokyootsuka13023
「(仮称)大塚駅南口ビル」の完成予想図です。
  
 
Tokyootsuka12074
「(仮称)大塚駅南口ビル」は、地上12階、地下1階、高さ57.25m、延床面積23,033.23㎡です。開業は2013年秋頃を予定しています。
 
 JR東日本(PDF:2011/06/28)
 
JR大塚駅南口ビル(仮称)の建設について
  
(仮称)大塚駅南口ビルのフロア構成
地下1階-駐輪場(約500台)
◆ 地下1階~地上4階-商業施設(約6,000㎡)
◆ 地上5階~地上6階-スポーツ施設(約2,600㎡)
地上5階-保育園(約500㎡:園庭約200㎡含む)
地上7階~12階-オフィス(約7,400㎡)
 
 地下1階~地上4階の商業施設には、JR東日本グループの「アトレ」が入る予定です。地上5階~地上6階のスポーツ施設には、フィットネスクラブなどを運営する「ジェイアール東日本スポーツ」が入る予定です。
 
 5階には駅直結の保育園(定員60名)も入る予定です。保育園には広さ約200㎡の屋上園庭も併設される予定です。

|

2013年2月27日 (水)

新宿イーストサイド 竣工した巨大なオフィスビル「新宿イーストサイドスクエア」 & 3次元曲面を多用した「サンクンガーデン」

Tokyoshinjuku13021
-新宿イーストサイドスクエア-

 「日本テレビゴルフガーデン跡地」に、「(仮称)新宿六丁目N街区計画」と「(仮称)新宿六丁目S街区計画」が建設されました。街区全体の名称は「新宿イーストサイド」となっています。
 
 敷地北側の「(仮称)新宿六丁目N街区計画」には、地上20階、塔屋2階、地下2階、高さ96.60mの巨大な高層オフィスビル「新宿イーストサイドスクエア」と地上6階の高級賃貸マンション「ロイジェンド新宿イーストサイド」が建設されました。
 
 「新宿イーストサイドスクエア」は、2012年4月13日に工事が完了し、4月27日に竣工し、同日竣工式が行われました。
 
 オフィスゾーンの入居開始は2012年8月下旬から行われ、16店舗が出店する商業ゾーン「新宿イーストサイドスクエア ショップ&レストラン」と合わせ、「新宿イーストサイドスクエア」は2012年9月3日(月)にグランドオープンしました。
 
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2012/05/17)
 ~東新宿に新たなランドマーク誕生 大規模環境創造型プロジェクト~ 「新宿イーストサイドスクエア」竣工 
 
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2012/08/31)
 大規模環境創造型プロジェクト「新宿イーストサイドスクエア」2012年9月3日(月)グランドオープン!
 
新宿イーストサイドスクエアの概要
◆ 計画名-仮称)新宿六丁目N街区計画
◆ 所在地-新宿区新宿六丁目27番30号(住居表示)
◆ 交通-都営大江戸線、東京メトロ副都心線「東新宿」駅直結、都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線・副都心線「新宿三丁目」駅徒歩6分
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部96.60m
◆ 敷地面積-25,809.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-8,245.44㎡
◆ 延床面積-170,220.33㎡
◆ 基礎-直接基礎
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制振構造(コアフレーム内に粘性壁とアンボンドブレースを配置)、建物中央部床にTMD(制振装置)を配置
◆ 用途-オフィス(1階~20階)、店舗(地下1階~1階の一部)
◆ 建築主-新宿区六丁目特定目的会社(三菱地所、日本土地建物、大和ハウス工業、平和不動産)
◆ 設計・監理-三菱地所設計、日本設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2010年05月06日
◆ 竣工-2012年04月13日(工事完了)、04月27日(竣工式)
◆ オープン-2012年08月下旬からオフィスゾーンの入居開始、2012年09月03日にグランドオープン
 
 
Tokyoshinjuku13022
「新宿イーストサイドスクエア」のオフィスフロアには、「スクウェア・エニックス・ホールディングス、ガイアホールディングス、データホテル」他、大手外資系金融機関等の有力企業が入居しています。
 
 高さ96.60mと高さが100m以下に抑えられているのは、東京都の「景観形成ガイドライン」で、高さ100m以下に抑えられているためです。
 
 ただ南側の「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」は高さ100mを超えています。規制の範囲からギリギリ外れているのかも知れませんが、よく分かりません。
 
-景観形成ガイドライン-
 東京都は、「聖徳記念絵画館」の後方2kmまで景観誘導区域に指定し、「聖徳記念絵画館」より高く見える建物を建てないように制限しています。
 
 「新宿イーストサイド」北側の「抜弁天通」までが、「聖徳記念絵画館」の後方2kmまでの規制の範囲です。
 
 新宿区(PDF)
 新宿区が許可する総合設計の建築物等に係る景観形成ガイドライン
 
 
Tokyoshinjuku13023
「新宿イーストサイドスクエア」の北西側部分です。出っ張りの部分に、エレベーターやトイレ等が設置されています。出っ張りの部分は南東側にもあります。
 
 
Tokyoshinjuku13024
出っ張り部分の外壁は、「PCカーテンウォール」となっています。厚さの違う3種類の白っぽいアーキテクチュアルコンクリート片約10枚と「カシミールホワイト」という花崗岩が打ち込まれた「PC版」で出来ています。
 
 「PC版」の形は435通り、計1,304枚、最大で縦2.6m×横7m、重さ10.8トンとなっています。
 
 
Tokyoshinjuku13025
「PCカーテンウォール」のアップです。 このビルはオフィス環境の向上を図るため、テナントごとに空調調節できるよう各フロアに給排気設備が設置されています。
 
 「PCカーテンウォール」が室外機の目隠しとなり、デザインの一部となったランダムに開いた穴からは室外機の熱を放出します。
 
 
Tokyoshinjuku13026
カーテンウォールは、ガラスを多用した「アルミカーテンウォール」となっています。ガラス面の角度の異なる5タイプのユニットで幅が4種類、20パターンの組合わせがあります。最大のものでは、高さ5.5m×幅2.25m、重さ1.05トンとなっています。
 
 様々な方向に反射した光が動きのある表情をつくる効果があります。近隣へのプライバシーの配慮から建物内からの視覚を遮蔽する効果も狙っています。
 
 
Tokyoshinjuku13027
敷地北側広場を北西側から見た様子です。敷地北側には広大な緑と水と賑わいのオープンスペースが誕生しました。
 
 
Tokyoshinjuku13028
敷地北側広場を東側から見た様子です。
 
 
Tokyoshinjuku13029
広場と地下で連続する「サンクンガーデン」は3次元曲面を多用したデザインとなっています。
  
 
Tokyoshinjuku130210
3次元曲面を多用したデザインとなっています。
 
 
Tokyoshinjuku130211
地下1階には池もあります。
 
 
Tokyoshinjuku130212
地下1階には植栽も行われています。
 
 
Tokyoshinjuku130213
「サンクンガーデン」を地下1階から見た様子です。「新宿イーストサイドスクエア ショップ&レストラン」は、合計16店舗(飲食10店舗、物販3店舗、クリニック2店舗、フィットネス1店舗)が出店しています。店舗面積は合計で約4,500㎡です。
 
 
Tokyoshinjuku130214
「サンクンガーデン」は、スペインの天才建築家「アントニ・ガウディ」のデザインを意識したように感じるのは私だけでしょうか?
 
 
Tokyoshinjuku130215
「サンクンガーデン」の北西側で、都営大江戸線「東新宿駅」、東京メトロ副都心線「東新宿駅」と直結しています。
 
 
Tokyoshinjuku130216
南側の公開空地を南東側から見た様子です。
 

Tokyoshinjuku130217
南側の歩道です。
 
 
Tokyoshinjuku130218
カイコの繭(まゆ)のような「広場2号店舗」です。
 
 
Tokyoshinjuku130219
敷地の東側には、地上6階、総戸数16戸の高級賃貸マンション「ロイジェンド新宿イーストサイド」も建設されました。
 
 
Tokyoshinjuku130220_2
敷地南側の「(仮称)新宿六丁目S街区計画」には、地上32階、地下1階、高さ111.70m、総戸数761(賃貸)の超高層タワーマンション「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」、地上4階の「西棟」、地上1階の「南棟」の合計3棟が建設されました。

|

2013年2月26日 (火)

宇都宮線・高崎線・常磐線の東京駅乗入れ「東北縦貫線」 2012年秋の建設状況 Part3・「神田駅」周辺

Tokyojr120651
-東北縦貫線-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。
 
 工事区間は約3.8kmで、「上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線(電留線)や引上線があるので軌道の改良で済みます。
 
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
 
 2008年5月30日に着工し、2014年度の開業を目指しています。Part3として「神田駅」周辺をUPします。
 
 比較 → Part1・「御徒町駅」周辺
 
 比較 → Pert2・「秋葉原駅」周辺
 
 参考 → 神田駅改良他工事
 
  
Tokyokanda130221
「JR神田駅」の3番のりばのホーム北端から北側を見た様子です。 「秋葉原方アプローチ部」の様子が良く分かります。
 
 
Tokyokanda130222
緑色のマシンは、「PC桁」を架ける「PC桁架設機」です。「PC桁架設機」はすでに神田駅を通り過ぎています。

 「PC桁架設機」は、この工事のために開発されたオリジナルマシンで、総重量1,700トン、「IHI(旧:石川島播磨重工業)」製です。
 
 2013年4月には橋桁の取り付けが完了する予定です。これが終わると軌道や信号関係の工事が始まります。
 
 
Tokyokanda130223
「PC桁架設機」で架設された「PC桁」です。
 
 
Tokyokanda130224
「PC桁」の接合跡のアップです。1つの「PC桁」は複数のブロックを接合して構成されています。接合には特殊な接着剤を使用し、鋼線で緊結して一体化します。
 
 
Tokyokanda130225
一部に鋼製の橋桁もあります。
 
 
Tokyokanda130226
「重層部」の橋脚は、新幹線の建設時にあらかじめ上部に橋脚を追加出来るように準備されていました。
 
 
Tokyokanda130227
1番のりばのホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyokanda130228
1番のりばのホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
Tokyokanda130229
「重層部」の高架橋のためホームがかなり暗くなります。更に東側は防音壁で覆われるので、1番・2番のりばは昼間でも照明が必要かも知れません。
 
 
Tokyokanda130230
1番のりばのホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyokanda130231
1番のりばのホーム南端から南側を見た様子です。「重層部」の下を新幹線がどんどん通過して行きます。
 
 「重層部」は、周辺環境に配慮して高架橋全体を西側にオフセットして建設されています。そのため一部は在来線を覆うような感じになります。
 
 
Tokyokanda130232
3番のりばのホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyokanda130233
3番のりばのホーム南端から南側を見た様子です。せり上がってくる「東京方アプローチ部」の様子が良く分かります。

|

2013年2月25日 (月)

世界最大の家具チェーン スウェーデンの「IKEA(イケア)」の日本の売上高は?

Chibaikea13021
-IKEA(イケア)-

 「IKEA(イケア)」は、スウェーデン発祥で、世界44ヶ国に店舗展開する世界最大の家具チェーンです。
 俳優の「向井理」と「国仲涼子」が横浜市内の「IKEA」でデートしていたと伝えられるなど日本でも家具と言えば「IKEA」とすっかり浸透しました。
 
 「IKEA」の日本進出は実は結構古く1974年です。その時はうまくいかず1986年に日本から撤退しました。
 その後再進出を果たし、千葉県船橋市の「ららぽーとスキードームSSAWS」跡地に2006年4月24日にオープンしました。
 
 日本法人の本社社所在地は千葉県船橋市浜町二丁目3-30で、「IKEA船橋」の5階に本社事務所があります。
 
◆ IKEAの日本の店舗展開
 「IKEA(イケア)」は、IKEA船橋店のオープン以降、「IKEA港北(横浜市)、IKEA神戸、IKEA鶴浜(大阪市)、IKEA新三郷(埼玉県三郷市)、IKEA仙台ミニショップ、IKEA福岡新宮」をオープンしました。現在は全国に7店舗を展開しています。
 
 更に2014年には「IKEA仙台(仙台ミニショップの移転オープン)」、2015年には「IKEA長久手(愛知県長久手市)」がオープンする予定です。
 東京都立川市の立川基地の跡地への出店も決まっています。札幌進出もウワサされており、2015年には10店舗に増やす計画です。
 
◆ IKEAの日本の売上高
 「IKEA」の決算は8月です。グループ全体の2012年8月期の世界売上高は前期比9.8%増の276億ユーロです。1ユーロ=125円と仮定すると約3兆4500億円です。
 グループ全体の2012年8月期の純利益は前期比8%増の32億ユーロ(約4000億円)です。いずれも過去最高です。
 
 日本国内の売上高はずっと非公開でしたが、日本法人の「ミカエル・パルムクイスト社長」が2013年2月20日に開いた本社での会見で日本の売上高を初めて公表しました。
 
 2012年8月期の売上高は前期比15%増の674億円です。1店舗当たり100億円近い驚異的な売上です。国内大手の大塚家具545億円(2012年12月期)を上回りました。
 
 国内の家庭用家具市場は2012年に約6650億円(予測値)です。市場規模は年々縮小しており、5年前との比較では1500億円超も縮小しています。「IKEA」は、すでに日本市場で10%以上のシェアを確保している事になります。

|

2013年2月24日 (日)

品川区 御殿山ガーデンに「東京マリオットホテル」 2013年12月オープン!

Tokyogotenyama13021
-東京マリオットホテル-

 「森トラスト」は、大手ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルと業務提携して、東京・北品川にある森トラストの「御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京」を改装し、2013年12月に「東京マリオットホテル」として、リニューアルオープンします。
 
 「マリオットホテル」は、マリオット・インターナショナルが運営する18ブランドの中でも、マリオットの旗艦ブランドとして、世界に最も数多く展開しているホテルとなっています。
  
 森トラスト・プレスリリース(PDF:2013.02.07)
 東京・品川エリアの国際都市化推進を目指し「御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京」を外資系ホテルにリブランド「東京マリオットホテル」2013年12月(予定)誕生
 
 約250室を「マリオット」ブランド風の客室に改装します。「御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京」は、248室なので客室数の変化はほとんど無いようです。
 緑と水に囲まれた「フォレストチャペル」などを新設し、改装費はホテル周辺施設も含め60~70億円と見込んでいます。
 
 今回の業務提携は、「森トラスト」にとって、ホテル事業をさらに推進する上で、世界でも有名なホテルブランドを日本に誘致することで東京の国際競争力を高め、訪日外国人を増やすことにも貢献するという狙いがあります。
 
 森トラストグループは、「コンラッド東京」、「シャングリ・ラ ホテル 東京」、「ウェスティンホテル仙台」など一流のインターナショナルブランド誘致した実績があります。
 
 
Tokyogotenyama13022
「御殿山ガーデン(旧:御殿山ヒルズ)」です。御殿山ガーデン全体で、敷地面積33,044.71㎡、延床面積118,425.22㎡となっています。
 
 北側の上21階、地下3階、塔屋2階のオフィス棟「御殿山トラストタワー」と南側の地上25階、地下3階の「御殿山トラストコート/御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京」で構成されています。
 
 
Tokyogotenyama13023
1つの建物を東西に2分割しています。西半分が高級賃貸住宅の「御殿山トラストコート」、東半分がホテルの「御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京」となっています。
 
 東半分の「御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京」が、2013年12月から「東京マリオットホテル」になります。

|

2013年2月23日 (土)

京王電鉄 調布駅付近連続立体交差事業 Part1:地下化されてメチャメチャ綺麗になった「国領駅」

Tokyokokuryo13021
-国領駅(こくりょうえき)-

 「京王電鉄」では、京王線の「柴崎駅」付近から西調布駅付近と相模原線の「調布駅」付近から「京王多摩川駅」付近にかけて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行っています。
 
 京王線の「柴崎駅」~「西調布駅」間約2.8kmの区間と相模原線の「調布駅」~「京王多摩川駅」間約0.9kmの区間を地下化することにより、18ヶ所の踏切を解消するとともに8ヶ所の都市計画道路を立体化します。
  
 京王電鉄 →  調布駅付近連続立体交差事業
 
 地下への切替工事は、2012年8月18日(土)の終電後から19日(日)にかけて行われ、「国領駅、布田駅、調布駅」の3駅は地下駅となりました。
 
 当初は工期が2003年度~2012年度末までの予定でしたが、2014年度末へ延期しました。
 地下化後の、地上の鉄道施設の撤去工事や道路復旧工事等に約2年間を要する見込みのためです。
 
 
Tokyokokuryo13022
調布市の「国領駅」は、2012年8月19日(日)から地下駅化され、8月26日(日)からホームドアが供用開始されました。
 
 「国領駅」は、島式1面2線の地下駅に生まれ変わりました。ホームの深度が浅いので「開削工法」で建設されました。
 
 
Tokyokokuryo13023
ホームはかなり弧を描いてカーブしています。
 
 
Tokyokokuryo13024
2番線(上り線)ホームドアです。ホームドアは「可動式ホーム柵」タイプとなっています。ドア部分が赤色です。
 
 地下化は2012年8月19日(日)からですが、ホームドアは8月26日(日)から供用開始されました。
 
 ちなみに東京メトロでは、このようなタイプのホームドアを「ハーフハイトタイプ」、天井近くまでスクリーンで覆われたものを「フルハイトタイプ」と呼んでいます。
 
 
Tokyokokuryo13025
1番線(下り線)ホームドアです。ドア部分が青色です。
 
 
Tokyokokuryo13026
「国領駅」は、各駅停車しか停車しません。「特急、準特急、急行、区間急行、快速」は猛スピードで通過して行きます。
 
 地下空間なので風圧が凄くて、ホームドアから離れないと危ないです。地下空間でのホームドアの設置駅での電車の通過は新鮮な体験でした。
 
 ちなみに「国領駅」は、京王線の各駅停車のみが停車する駅では最も乗降人員が多いです。
 
 
Tokyokokuryo13027
軌道は「L形台座式フローティング・ラダー軌道」となっています。「消音バラスト」を敷いていないのは、近隣に配慮が必要無い地下空間のためだと思われます。
 
 
Tokyokokuryo13028
ホーム東端(明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面)から先はすぐに地上線になります。このことからも「国領駅」のホームの深度が浅い事が分かります。
 
 
Tokyokokuryo13029
東側からスタートします。最初に階段があります。
 
 
Tokyokokuryo130210
次にエレベーターがあります。
 
 
Tokyokokuryo130211
次にエスカレーターがあります。
 
 
Tokyokokuryo130212
ホーム西端(調布・橋本・京王八王子・高尾山口方面)を見た様子です。駅部分は「開削工法」建設されていますが、ホーム先端から先(西側)は「シールド工法」で建設されています。
 
 
Tokyokokuryo130213
地上部分の改札内コンコースです。地上部分はまだ工事の真っ最中です。今はこのように狭いですが、完成後は広い改札内コンコースに生まれ変わります。
 
 最終的な国領駅 → 駅構内マップ(PDF
 
 
Tokyokokuryo130214
「国領駅」の暫定的な改札口です。「国領駅」の改札口は、北口の1ヶ所しかありません。

|

2013年2月21日 (木)

千代田区 りそな・マルハビル跡地の「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」 2013年2月20日に着工!

Tokyootemachi12111
-(仮称)大手町1-1計画-
 昨日(2月20日)、東京都心部で都内有数のビッグプロジェクトが2ヶ所で同時に工事が本格始動しました。
 旧グランドプリンスホテル赤坂跡地の「(仮称)紀尾井町計画」と、りそな・マルハビル跡地の「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」です。
 
 「アベノミクス」により、株価上昇、対ドル・ユーロに対して円安が急速に進んでいます。数ヶ月前の超悲観的な状態がウソのような明るい雰囲気になってきました。
 ”景気は気から” と言います。この高揚感をずっと持続したいですね。ビルヲタの私としては、怒涛の再開発ラッシュを期待します!
 
 「りそな・マルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画」ですが、跡地には2棟の超高層ビルが建設されます。
 
 2月20日に着工した「りそな・マルハビル」の建て替えプロジェクトである「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」は、区分所有者である「三菱地所」と「JXホールディングス」が共同で開発します。
   
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2013/02/20)
 「(仮称)大手町1-1計画A棟」新築工事着工のお知らせ
 
(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目1番2号(住居表示)
◆ 階数-地上22階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約115m、軒高約100m
◆ 敷地面積-6,898.38㎡
◆ 延床面積-約108,000㎡(容積率1400%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-三菱地所、JXホールディングス
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設、NIPPO
◆ 着工-2013年02月20日(地鎮祭)
◆ 竣工-2015年11月中旬予定
 
-(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事の特徴-
 
A棟は、地上22階、塔屋2階、地下5階、高さ約115m、延床面積約108,000㎡です。オフィスフロアの1フロア当たりの面積は約2,750㎡(約830坪)となります。
 オフィスフロアには、竣工後に「JXグループ」の本社機能が入居する他、「三菱地所」が賃貸オフィスとして運用する予定です。
 
 1階には環境ビジネスを行う国内外の企業・人材のマッチングを促す拠点として、交流、啓発施設「ビジネス・エコシティ・センター」など、多様な業務支援施設を整備します。
 また都市環境の再構築を目的に、皇居に隣接する立地特性を生かして、官民連携で計画地内に濠水の浄化施設と大型貯留槽を整備、外苑濠の水質改善を図ります。
 
-逆打ち工法で建設-
 「りそな・マルハビル」が地下26mだったのに対し、「(仮称)大手町1-1計画A棟新築工事」は地下35mとなるそうです。そのため工事は「逆打ち工法」で行われます。
 地下階は既存建物の地下躯体の解体を進めながら構築します。同時に地上部の工事も並行して進めて行きます。
 
 地下工事は、敷地内地下を「東京メトロ東西線」が弧を描くように横切っているため難工事になります。「東京メトロ東西線」をまたいで「メガトラス」をかけて高層部を支えるそうです。

|

2013年2月20日 (水)

Amazon(アマゾン) 2012年の日本国内での売上が78億ドル(約7300億円)と判明!

Tokyoamazon13021
-アマゾンジャパン-

 アメリカの上場企業は、IR情報の公開が徹底しているイメージがありますが、意外と現地法人別の売り上げ等はあまり公開されていません。
 
 インターネット小売りの世界最大手「Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム)」の日本法人「アマゾンジャパン」もそうです。
 アマゾンが米国証券取引委員会(SEC)に提出した2012年12月期の年次報告書で、初めて日本での売上高が明らかになりました。
 
 2012年の日本での売上高は、前期比18.6%増の78億ドルでした。1$=94円と仮定すると7,332億円になります。
 ちなみにドイツが前期比20.7%増の87億3200万ドル、イギリスが前期比21.1%増の64億7800万ドルとなっています。
 
 日本の地盤沈下が言われて久しいですが、アマゾン全世界の売上のおよそ12%に相当します。
 アマゾンにとって日本はアメリカ以外で手がける事業の重要な柱である事が分かります。
 
 日本国内のネット通販最大手「楽天」の取扱高は、およそ1兆4000億円です。事業形態が異なっているので単純な比較は出来ませんが、楽天自体の売り上げは、仮想商店街に出店した店からの手数料がメインであるため、昨年は4434億円で、アマゾンが楽天を3000億円近く上回っています。
 
 「Amazon.com」の日本版サイト「Amazon.co.jp」は、2000年11月1日にオープンしました。「アマゾンジャパン」の本社は、目黒区下目黒一丁目の「目黒雅叙園アルコタワー・アネックス」にあります。
 
 空撮写真ではまだ建設されていませんが、「アルコタワー」の隣りに「アネックス」が2011年3月18日に竣工しました。
 「目黒雅叙園アルコタワー・アネックス」は、地上16階、地下1階、高さ78.60m、延床面積23,899.20㎡のオフィスビルです。
 
-Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム)-
 「アマゾン・ドット・コム」は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構える世界最大手通販企業です。
 
 1994年7月に設立され、1997年5月に株式を「NASDAQ(ナスダック)」で公開しました。現在、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、日本、中国、イタリア、スペイン、ブラジルの10ヶ国で事業を展開しています。
 
 アマゾン全体の2012年の売上高は前期比27%増の610億9300万ドルです。1$=94円と仮定すると約5兆7400億円になります。
 
 今後も成長が見込まれるため、株式市場での評価は非常に高く、2013年1月末時点での株式時価総額は1202億6000万ドルです。
 1$=94円と仮定すると約11兆3000億円になります。これは世界時価総額ランキングで世界39位に相当します。

|

2013年2月19日 (火)

中野区 JR東中野駅前のタワーマンション「クラッシィタワー東中野」

Tokyonakano13021
-クラッシィタワー東中野-

 JR中央・総武線、都営大江戸線「東中野」駅から徒歩1分の「山手通り」沿い東側に「(仮称)東中野4丁目計画」が建設中です。
 
 建設現場は、地上3階、地下2階のスーパーマーケット「サミットストア」と地上7階、地下1階のビルの2棟の跡地です。
 建築主は「住友商事」です。ちなみにスーパーマーケットチェーン「サミットストア」を展開している「サミット」は、住友商事の100%子会社になります。
  
  地上27階、地下1階、高さ96.55m、総戸数245戸のタワーマンションになります。当初計画では地上30階、高さ111.30mでしたが、低くなったのはよくある大人の事情だと思われます。
 
 正式名称は「クラッシィタワー東中野」に決まっており、公式ホームページもオープンしています。
 「住友商事」は、新築・分譲マンションを「CLASSY HOUSE(クラッシィハウス)」の名称で展開しています。その中のタワーマンションが「クラッシィタワー」になります。
 
クラッシィタワー東中野の概要
◆ 計画名-(仮称)東中野4丁目計画
◆ 所在地- 東京都中野区東中野四丁目3-60 他(地番)
◆ 交通-JR中央・総武線、都営大江戸線「東中野」駅徒歩1分、東京メトロ東西線「落合」駅徒歩5分
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-96.55m
◆ 敷地面積-6,148.21㎡
◆ 建築面積-4,646.58㎡
◆ 延床面積-31,867.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-245戸
◆ 建築主-住友商事
◆ デザイン監修-アルキフォルマ(有)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2015年03月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月下旬予定
 
 
Tokyonakano13022
幹線道路の「山手通り」沿い東側に建設中です。
 
 
Tokyonakano13023
2013年5月31日まで「(仮称)東中野4丁目計画解体工事」が行われているので、建設と解体を並行して行っているようです。
 
 
Tokyonakano13024
「(仮称)東中野4丁目計画」の建築計画のお知らせです。東京都や公式ホームページを見るとこの数値から更に変更になっています。

|

2013年2月18日 (月)

江東区 竣工した「ザ 湾岸タワー レックスガーデン」

Tokyoshinonome13021
-ザ 湾岸タワー レックスガーデン-

 東雲物流センター跡地の再開発プロジェクトである「(仮称)東雲2丁目計画 」は、地上31階、地下1階、高さ108.59m、総戸数456戸(他オーナーズルーム2戸)の超高層タワーマンションです。
 
 正式名は「ザ 湾岸タワー レックスガーデン」となっています。当初は建築主が「プロパスト」でしたが、施工者の前田建設工業グループの「正友地所」が引き継ぎました。2012年9月28日に竣工し、2012年12月中旬から入居開始しています。
 
 
Tokyoshinonome13022
「ザ 湾岸タワー レックスガーデン」を南東側から見た様子です。
 
  
Tokyoshinonome13023
「ザ 湾岸タワー レックスガーデン」の基礎は、「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」40本となっています。
 
 地震対策として、建物と基礎の間に「天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム、オイルダンパー、鉛ダンパー」などの免震装置を設置した免震構造となっています。
 
 
Tokyoshinonome13024
建物の北東角にメインエントランスがあります。
 
 
Tokyoshinonome13025
敷地北側には、緑豊かな約2,000㎡の潤いの空間「東雲の杜」が広がっています。

|

2013年2月17日 (日)

墨田区 大規模な改修工事が終わりメチャメチャ綺麗になった「とうきょうスカイツリー駅(TS-02)」

Tokyosky13021
-とうきょうスカイツリー駅(TS-02)-

 「業平橋駅(なりひらばしえき)」は、墨田区にある東武鉄道伊勢崎線の駅でした。「東京スカイツリー」開業前の2012年3月17日に「とうきょうスカイツリー駅」へ改称されました。
 
 「東武鉄道」は、伊勢崎線の「浅草・押上」~「東武動物公園」間を愛称「東武スカイツリーライン」にして東京スカイツリーにつながる路線としてアピールしています。

 「東京スカイツリー」の開業に合わせて、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替え、コンコースの拡幅、改札口の増設(1ヶ所→2ヶ所)、エレベーターの移設・大型化(定員8名→30名)、その他の大規模な改修工事が行われました。
 
 「東京スカイツリー」のメインの玄関口は「押上駅」ですが、「とうきょうスカイツリー駅」も玄関口になります。改修前はボロボロの駅でしたが、見違えるような綺麗な駅に生まれ変わりました。
 
 
Tokyosky13022
ホーム屋根が架け替えられました。
 
 
Tokyosky13023
「東京スカイツリー」側が新たに屋根で覆われました。
 
 
Tokyosky13024
ホームの鉄骨は、基本的には既存の鉄骨を再利用しています。カバーを取り付け、再塗装するだけで見違えるように綺麗になっています。
 
 
Tokyosky13025
ホーム西側(浅草方面)からスタートします。最初に階段があります。
 
 
Tokyosky13026
次に「エスカレーター」があります。
 
 
Tokyosky13027
次に「エレベーター」があります。改修工事に伴い大型化(定員8名→30名)されました。
 
 
Tokyosky13028
最後にまた階段があります。
 
 
Tokyosky13029
ホーム東側を見た様子です。
 
 
Tokyosky130210
ホーム東端です。以前はホーム東端が陥没していましたが、きれいに改修されました。
 
 
Tokyosky130211
西側(浅草方面)の「正面改札口」です。
 
 
Tokyosky130212
「正面改札口」の自動改札機です。
 
 
Tokyosky130213
1階の改札内コンコースの柱には、「デジタルサイネージ」がたくさん設置されています。
 
 
Tokyosky130214
1階コンコース西側(浅草方面)からスタートします。最初に階段があります。
 
 
Tokyosky130215
次に「エスカレーター」があります。
 
 
Tokyosky130216
次に「エレベーター」があります。
 
 
Tokyosky130217
最後にまた階段があります。
 
 
Tokyosky130218
「東改札口」の自動改札機です。
 
 
Tokyosky130219
「東改札口」の改札を出るとすぐに「東京ソラマチ」の入口があります。
 
 
Tokyosky130220
「東改札口」です。

|

2013年2月16日 (土)

まるで別の駅! 大規模に行われている「神田駅改良他工事」 2012年秋の建設状況

Tokyokanda120714
-神田駅改良他工事-
 
ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州を襲った隕石の落下・爆発は、まるで1998年の映画「ディープ・インパクト」のように恐ろしいですね。
 
 あの頃は映画大好き人間だったので、「ディープ・インパクト」は、映画館で6回観ました。
 そう言えばニュースレポーター役で主演だった「ティア・レオーニ」を最近あまり見ませんね。
 
 本題に戻って、「JR神田駅」は、島式の3面6線の高架駅です。神田駅は、道路で南北に分断され、それぞれに改札口を持ちます。
 高架柱の林立する駅構内はホーム階に上がる途中に踊場がある2重構造になっています。

 更に、駅自体はかなり老朽化している上に、エレベーターが未設置であったり、エスカレーターの数が少なかったり、駅構内に段差が多いなどバリアフリーも面でも問題がありました。

 これらの
解消および耐震改修、内装改修、外装改修、設備更新を同時に行う「神田駅改良他工事」が、2010年6月~2014年2月の工期で行われています。
 
 神田駅の真上では、「東北縦貫線」の工事が行われています。ダイナミックな「東北縦貫線」の工事に目が行ってしまいますが、「神田駅改良他工事」も非常に規模が大きい工事です。
 
 神田駅改良他工事(鹿島建設・鹿島ダイジェスト)
 駅改良・バリアフリー化~電車と人の流れを止めない駅の改修
 
神田駅改良他工事の概要

◆ エレベーターの7基の新設(1基+3基+3基)
◆ エスカレーター15基の新設(7基+8基)

◆ 段差解消
◆ 耐震改修
◆ 内装改修、外装改修、設備更新
◆ 工期-2010年06月~2014年02月予定
  
 
Tokyokanda13021
JR神田駅の東口です。上に見えるのは「東北縦貫線」の高架橋です。
 
 
Tokyokanda13022
ほぼ同じ場所の完成イメージ図です。東側は新幹線の高架橋も全面ガラスの防音壁で覆われ全く別の駅のように生まれ変わります。
 
 
Tokyokanda13023
「東北縦貫線」のトラス状の構造物は、防音壁を取り付けるガイドでしょうか?
 
 
Tokyokanda13024
ホーム側から見た様子です。
 
 
Tokyokanda13025
「東北縦貫線」の高架橋に何か取り付けられています。
 
 
Tokyokanda13026
全面ガラスの防音壁のようです。
 
 
Tokyokanda13027
東側の「神田駅改良他工事」の様子です。仮囲いで囲まれています。
 
 
Tokyokanda13028
手前が新幹線の高架橋です。奥の在来線の橋脚は耐震改修だけでなく、橋脚自体を新しく造り替えているように見えますが、下部が見えないので正確には分かりません。
 
 
Tokyokanda13029
北口側から見た様子です。「東北縦貫線」の高架橋が見えます。
 
 
Tokyokanda130210
西側の「神田駅改良他工事」の様子です。仮囲いで囲まれています。
 
 
Tokyokanda130211
JR神田駅のホームから見た様子です。「東北縦貫線」の高架橋が姿を現し、全く別の駅のような雰囲気です。
 
 
Tokyokanda130212
ホーム上では至る所で工事が行われており、ホームがかなり狭くなっています。
 
 
Tokyokanda130213
こちらは「エスカレーター」の設置工事です。
 
 
Tokyokanda130214
1階改札内コンコースの工事の様子です。

|

2013年2月15日 (金)

武蔵小杉地区 地上54階、高さ約190mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の詳細

Kawasakikosugi120551
-(仮称)小杉町二丁目開発計画-
 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上54階、地下1階、高さ約190mの超高層ツインタワーマンションが計画されています。
  
 2013年1月30日~2月28日の期間で、環境アセスメントの縦覧が行われており、下記の電子縦覧で配置図や立面図などの詳細を見る事が出来ます。
 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。
 
 環境影響評価関係図書・電子縦覧(2013年2月28日まで)
 (仮称)小杉町二丁目開発計画
 
 工期は、準備・解体工事を含め2013年5月1日~2016年11月末日を予定しています。約43ヶ月(準備・解体工事約7ヶ月+本体工事約36ヶ月)となっています。
 建築主は「三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産」、設計者は「鹿島建設」、施工者は「鹿島建設」となっています。
 
 両棟共に基礎の上に「免震装置」を設置する「免震構造」になります。タワークレーンは、IHI運搬機械(IHIグループ)の「JCC-400」を使用する事が決まっているようです。
 
(仮称)小杉町二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228番1ほか4筆
◆ 階数-地上54階、地下1階(A地区・B地区共)
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m(A地区・B地区共)
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-約17,130㎡(A地区約8,480㎡、B地区8,650㎡)
◆ 建築面積-約10,710㎡(A地区約5,550㎡、B地区5,160㎡)
◆ 延床面積-約139,300㎡(A地区約69,130㎡、B地区70,170㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-約1,280戸(約640戸×2棟)
◆ 計画人口-約3,840人(約1,920人×2棟)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、公益施設、教育施設
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年05月01日予定(準備・解体工事含む)
◆ 竣工-2016年11月末日予定
 
 
Kawasakikosugi13021
東側の「A地区」です。
 
 
Kawasakikosugi13022
西側の「B地区」です。
 
 
Kawasakikosugi13023
-(仮称)小杉駅北口地区開発地区-
 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の南東側の「ホテル・ザ・エルシィ」跡地、「NEC小杉ビル」がある区画も再開発が計画されています。
 
 「ホテル・ザ・エルシィ」跡地と「NEC小杉ビル」を一体的に再開発して、地上48階、地下1階、高さ約170mの超高層タワーワーマンションを建設する計画です。
 
 工期は2014年度~2017年度を予定し、建築主は「三井不動産レジデンシャル、都市再生機構」を予定しています。

|

2013年2月14日 (木)

渋谷区 「渋谷区総合庁舎」と「渋谷公会堂」の建て替えを検討 超高層ビルの可能性も?

Tokyoshibuya13021 
-渋谷区総合庁舎&渋谷公会堂-
 「IOC(国際オリンピック委員会)」が2020年オリンピックの「中核競技」からレスリングを除外すると決めました。
 オリンピックからレスリングの除外が正式に決まった訳ではありませんが、復活は極めて難しいと思います。

 私もオープンかつ公平に決められたらは文句はありません。でも実際は非公開でしかもヨーロッパの都合で決められた事に腹が立ちます。
 今までもオリンピックはヨーロッパに有利なように何度もルールが変えられてきました。火曜日の夜は悔しくて眠れなかったです。
  
 本題に戻って、「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階です。
 共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。
 
 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える検討を始めたそうです。
 昨年11月に総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。
 
 日本経済新聞(2013/02/13)
 渋谷公会堂を建て替え 区庁舎と同時検討
 
 庁舎の建物と基礎の間に免震工事を行うと費用は60億円程度かかるそうです。更に20年程度で建て替え時期が到来するそうです。
 
 建て替えると費用が200億以上かかるそうですが、渋谷区の支出を限りなくゼロに近づけるために、渋谷区庁舎とは別に土地の一部を定期借地権を設定し、マンションかオフィス用地として貸し出すことを検討しているようです。
 
 ちなみに「渋谷区総合庁舎」と「渋谷公会堂」および地下に公営駐車場がある広場を合わせた敷地面積は約12,500㎡です。
 
 豊島区では、豊島区役所と分譲マンションが一体になった地上49階、塔屋2階、地下3階、高さ189.00m、延床面積約94,800㎡の「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業施設建築物」を建設中です。 
 「渋谷区総合庁舎」と「渋谷公会堂」の敷地にも超高層ビルが建設される可能性が高いと思います。
 
 なお「渋谷公会堂」は、一時期「渋谷C.C.Lemonホール」と呼ばれていましたが、ネーミングライツが終了し、2011年10月1日から「渋谷公会堂」の名称に戻っています。

|

2013年2月12日 (火)

中野駅地区の整備 第1期整備事業として供用開始された「中野駅北口駅前広場東西連絡路(歩道橋)」

Tokyonakano12061
-中野駅周辺再整備-

 中野駅周辺ではJR中野駅前の「警察大学校」が、府中市へ移転したので跡地約168,000㎡の大規模な再開発が進行しています。
 
 「中野セントラルパーク」の竣工や「明治大学」、「帝京平成大学」、「早稲田大学」の進出により副都心の雰囲気が出てきました。将来的には、「中野サンプラザ」や「中野区役所」も再開発される予定です。
 
 中野駅利用者が大幅に増加することが予想され、2010年度から中野駅北口駅前広場第1期整備として、現北口駅前広場整備や中野通り東西連絡路整備(横断デッキ)に着手していました。
 
 第1期整備事業事業の「中野駅北口駅前広場東西連絡路(歩道橋)」が、2012年7月1日から供用開始されました。
 
 詳しくは → 中野駅地区整備基本計画(PDF)
 
中野駅周辺再整備の概要
◆ 現北口駅前広場を歩行者中心の広場へ改修
◆ 駐車場・自転車駐輪場を地下に移設整備し、新北口駅前広場を整備
◆ 現北口駅前広場と新北口駅前広場の間に歩行者デッキを整備
◆ JR中野駅西側に橋上レベル南北通路を整備
◆ 駅西側に新改札口を設置
 
 
Tokyonakano130121
JR中野駅北口の全景です。
 
 
Tokyonakano130129
北口駅前広場のバス乗降所は、中野サンプラザ南側への移設が完了しています。
 
 
Tokyonakano130122
将来の新北口駅前広場になる部分は、盛土が行われました。
 
 
Tokyonakano130123
盛土が行われたためJR線の高架と同じ高さになりました。電車が同じ高さに見える不思議な光景です。
 
 
Tokyonakano130124
2012年7月1日から供用開始された「中野駅北口駅前広場東西連絡路(歩道橋)」です。
 
 
Tokyonakano130125
「中野駅北口駅前広場東西連絡路(歩道橋)」は、一部屋根付きとなっています。
 
 
Tokyonakano130126
今までの北口駅前広場は、歩行者中心の広場に改修されました。
 
 
Tokyonakano130127
改修された北口駅前広場から見た「中野駅北口駅前広場東西連絡路(歩道橋)」です。バリアフリー化され、階段以外にもエスカレーターとエレベーターが整備されました。
 
 
Tokyonakano130128
信号を渡らずに中野駅北口から中野通りを渡って北口駅前広場(中野サンプラザ南側)へ行くことが出来るようになりました。

|

2013年2月11日 (月)

品川区 竣工した「Brillia 大井町 LA VIE EN TOWER(ブリリア大井町ラヴィアンタワー)」

Tokyoooi13021
-ブリリア大井町ラヴィアンタワー-
 昨夜の「行列のできる法律相談所」に“エビちゃん”こと蛯原友里と、双子の妹・英里がテレビ初の2ショット出演をしていました。
 一卵性双生児とは言え、2人共にあそこまで美人だと驚きを超えて感動物ですね。私的にはむしろ妹の方が好みかも・・・
 
 私の好みはどうでもいいので、本題に戻ります。JR京浜東北線および東急大井町線の「大井町駅」から5分くらい西側に歩いた場所に「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されました。
  
 正式名称は「Brillia 大井町 LA VIE EN TOWER(ブリリア大井町ラヴィアンタワー)」です。
 地上28階、塔屋1階、地下2階、高さ101.65m、総戸数269戸(非分譲住戸56戸含む)の共同住宅、店舗で構成される超高層タワーマンションです。
 
 2012年8月13日に工事が完了し、2012年9月3日に竣工式が行われました。入居開始は2012年10月下旬から行われています。
 
 
Tokyoooi13022
北西側から見た下層階の様子です。1階・2階が店舗、3階~28階が共同住宅となっています。
 
 
Tokyoooi13023
南西側から見た様子です。
 
 
Tokyoooi13024
南西側から見た下層階の様子です。地震対策として、3階床梁下に免震装置(オイルダンパーと高減衰ゴム系積層ゴム支承)を設置した「中間層免震構造」となっています。
 
 
Tokyoooi13025
敷地西側の道路の拡幅工事が行われました。同時に電柱と電線も地中化されました。
 
 
Tokyoooi13026
南東側から見た様子です。

|

2013年2月10日 (日)

港区 竣工した高級タワーマンション「パークコート六本木ヒルトップ」

Tokyoroppngi13021
-パークコート六本木ヒルトップ-

 「(仮称)六本木一丁目南地区市街地再開発事業 施設建築物」は、「泉ガーデンタワー」と「アークヒルズ 仙石山森タワー」の間に建設されました。
 
 正式名は「パークコート六本木ヒルトップ」で、地上27階、地下2階、高さ106.40m、総戸数270戸(販売総戸数211戸、事業協力者戸数59戸含む、他に店舗1戸)の超高層タワーマンションです。
 
 「パークコート」は、三井不動産レジデンシャルのマンションの中で最高級の「都市型ハイグレードマンションシリーズ」です。
 
 2012年6月22日に本体工事が完了し、2012年9月下旬から入居開始しました。このあたりは、オフィス棟と住宅棟をセットにした再開発がほとんどで、超高層タワーマンション単体での再開発は珍しいです。
 
 
Tokyoroppngi13022
「アークヒルズ 仙石山森タワー」側から見た様子です。「パークコート六本木ヒルトップ」の基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」となっています。
 
 地震対策として、「清水建設」が開発した「シミズハイブリッドコアウォール制震システム」を採用しています。
 建物コア部分を高強度コンクリートを用いた剛強な連層耐震壁「超高強度RCコアウォール」と「境界梁型制震ダンパー」で構成、地震のエネルギーを吸収し、揺れを低減させます。
 
 
Tokyoroppngi13023
南東側から見た様子です。
 
 
Tokyoroppngi13024
南西側から見た様子です。
 
 
Tokyoroppngi13025
東京タワーの「特別展望台」から見た様子です。「パークコート六本木ヒルトップ」の最高部は「スカイラウンジ」と「スカイガーデン」になっています。
 
 
Tokyoroppngi13026
南東側から見た下層部の様子です。
 
 
Tokyoroppngi13027
東側の「尾根道」沿いです。
 
 
Tokyoroppngi13028
敷地北側の道路を東側の「尾根道」側から西側の「桜並木」側を見た様子です。敷地が北西側が低い傾斜地にあるため、東側の「尾根道」側が1階、西側の「桜並木」側が地下1階レベルの高さになります。
 
 
Tokyoroppngi13029
北西側から見た下層部の様子です。
 
 
Tokyoroppngi130210
西側の「桜並木」沿いの北西角に駐車場への出入口があります。このあたりの道路では、「メルセデス・ベンツ」、「BMW」、「アウディ」、「レクサス」などの高級車を普通に見かけます。
 
 
Tokyoroppngi130211
南西側から見た下層階の様子です。

|

2013年2月 9日 (土)

宇都宮線・高崎線・常磐線の東京駅乗入れ「東北縦貫線」 2012年秋の建設状況 Part2・「秋葉原駅」周辺

Tokyojr120651
-東北縦貫線-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。
 
 工事区間は約3.8kmで、「上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線(電留線)や引上線があるので軌道の改良で済みます。
 
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
 
 2008年5月30日に着工し、2014年度の開業を目指しています。Part2として「秋葉原駅」周辺をUPします。
 
 比較 → Part1・「御徒町駅」周辺
 
 
Tokyotohoku13021
JR秋葉原駅から南側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku13022
「秋葉原方アプローチ部」です。かなりの急勾配です。ずっと先にあるの緑色のマシンは「PC桁」を架ける「PC桁架設機」です。
 
 
Tokyotohoku13023
「秋葉原駅」のホーム北端から北側を見た様子です。「秋葉原駅」の北側までは、上野駅に発着する列車が使用する「留置線(電留線)」があるので余裕がある構造になっています。
 
 工事前までは、上野駅~秋葉原駅までの間に「留置線」が10線あったようですが、4線を残して「東北縦貫線」に転用されます。
 
 
Tokyotohoku13024
「秋葉原駅」のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku13025
さらに南側です。
 
 
Tokyotohoku13026
オーバークロス構造の総武線の下あたりです。
 
 
Tokyotohoku13027
さらに南側です。
 
 
Tokyotohoku13028
「佐久間通」の手前あたりから「秋葉原方アプローチ部」が始まります。
 
 
Tokyotohoku13029
「佐久間通」の「佐久間架道橋」です。
 
 
Tokyotohoku130210
「佐久間架道橋」を南側から見た様子です。補修して水平だった橋桁に角度をつけて再利用しています。
 
 
Tokyotohoku130211
地上から見た「佐久間架道橋」です。きれいに塗装が塗り直されています。
 
 
Tokyotohoku130212
こちらは「山手線外回り(東京・品川方面)、京浜東北線(東京・横浜方面)」の「佐久間架道橋」です。
 
 
Tokyotohoku130213
「佐久間架道橋」の塗装は、下・中塗が「厚膜型変性エポキシ樹脂塗料」となっています。優れた防食性があるためさび止め塗装として使用されます。
 
 上塗が「厚膜型変性ポリウレタン樹脂塗料」となっています。変形、 変色、劣化等の変質を起こしにくい性質を持っています。
 
 
Tokyotohoku130214
さらに南側です。
  
 
Tokyotohoku130215
「秋葉原駅」のホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku130216
「秋葉原駅」のホーム南端から南側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku130217
「秋葉原方アプローチ部」のアップです。圧縮効果もありますが、かなりの角度で駆け上がります。

|

2013年2月 8日 (金)

足立区 (仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYO A街区商業施設計画 2013年2月20日に着工!

Tokyosenju12021
-(仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYO商業施設計画-
 「三菱地所」は、2013年2月7日に京成本線「千住大橋」駅前の「ポンテグランデTOKYO」内の複合街区(生活利便施設等)に計画していた「仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYO A街区商業施設計画」を2013年2月20日に着工すると発表しました。
 
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2013/02/07)
 (仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYO A街区商業施設計画2013年2月20日着工
 
 「複合街区(生活利便施設等)」は、京成本線「千住大橋」駅徒歩1分という都心へのアクセスに優れた立地で、「千住大橋駅周辺地区地区計画」の地区整備計画区域に位置する「ポンテグランデTOKYO」の玄関口に位置します。 
 
 「三菱地所」は、エリアの開発主体の「ニッピ」より、土地面積10,213.17㎡を賃借し、商業施設の開発・リーシング・運営を行なっていく予定です。開業は、2014年4月を予定しています。

 テナント構成は、スーパーマーケット、ファッション・雑貨、レストラン、クリニック、認可保育所などで、周辺住民の生活利便とコミュニティ機能の充実を図る予定です。
 
ポンテグランデTOKYO A街区商業施設計画の概要
◆ 所在地-東京都足立区千住橋戸町1番13他
◆ 階数-地上5階(4階一部、5階、屋上は駐車場)
◆ 敷地面積-10,213.17㎡
◆ 延床面積-30,574.05㎡
◆ 店舗面積-約14,000㎡
◆ 店舗数-約45店
◆ 用途-店舗、駐車場(駐車台数約230台)
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 管理運営-三菱地所リテールマネジメント
◆ 着工-2013年02月20日予定
◆ 竣工-2014年03月予定
◆ 開業-2014年04月予定
 
-ポンテグランデTOKYO-
 足立区は、京成電鉄「千住大橋駅」周辺の約693,000㎡のエリアで、大規模再開発「千住大橋駅周辺地区・地区まちづくり計画」を進めています。
 
 その中心地区となるのが、「ニッピ」と「リーガルコーポレーション」の工場跡地約120,000㎡の再開発計画です。街区の名称は「ポンテグランデTOKYO」です。
 
 公式HP → ポンテグランデTOKYO
 
 「ポンテグランデTOKYO」は、「住宅」、「生活利便施設」、「医療・福祉系施設」、「公園や緑・親水性」、「業務施設」という5つの都市機能の整備を行います。

|

2013年2月 7日 (木)

2012年(1月~12月) 世界の自動車メーカー別の新車販売台数ランキング

Toyota13021
-2012年(1月~12月)の世界の新車販売台数-

 「アベノミクス」により、株価上昇、対ドル・ユーロに対して円安が急速に進んでいます。数ヶ月前の超悲観的な状態がウソのような明るい雰囲気になってきました。
 
 世界の自動車メーカーから2012年(1月~12月)の世界での販売台数が発表され、ほぼ出揃いました。
 私はいろいろなランキングが大好きです。自動車の販売台数は特に興味があるので、新聞、ネット、各メーカーHPなどを調べてランキングを作成してみました。

 総じて日本メーカーとドイツメーカーが好調です。ベスト10には入っていませんが、高級車の「ダイムラー(メルセデス・ベンツ)」や「BMW」も好調です。
 
 下記ランキングのカッコ内は対前年比ですが、2011年は日本の自動車メーカーにとって最悪の年で、東日本大震災やタイの洪水などの影響で大幅な減産となっていました。
 特に「トヨタ自動車」と「本田技研工業」は生産体制がボロボロの状態でした。元に戻った部分が大きいので、対前年比の伸びはあまり参考にはなりません。
 
2012年世界販売台数ランキング(カッコ内は対前年比)
01
位 トヨタ自動車グループ                9,748,000台(122.6%)
02位 GMグループ                           9,288,277台(102.9%)
03位 フォルクスワーゲングループ       9,070,000台(111.2%)
04位 ルノー・日産グループ                8,101,310台(100.9%)
05位 現代自動車グループ                7,120,000台(109.0%)
06位 フォード                                  5,668,000台( 99.5%)
07位 フィアット・クライスラーグループ  4,209,000台(107.9%)
08位 ホンダ                                   3,817,000台(119.0%)
09位 プジョー・
シトロエン                  2,960,000台( 83.5%)
10位 スズキ                                  未発表(前年250万台)
 
◆ トヨタ自動車グループ(日本)
 トヨタ自動車8,717,000台、ダイハツ工業876,000台、日野自動車155,000台の合計です。
 
◆ GMグループ(アメリカ)
 ビュイック、キャデラック、シボレー、GMC、オペル(ドイツ)、その他グループ会社の合計です。                           
 
◆ フォルクスワーゲングループ(ドイツ)
 フォルクスワーゲン5,740,000台、アウディ1,450,000台、シュコダ(チェコ)939,200台、その他グループ会社の合計です。

 
◆ ルノー・日産グループ(フランス・日本)
 ルノーグループ(ルノー2,124,773台、ダチア359,822台、ルノーサムスン65,691台)、日産自動車4,940,133台、アフトワズ(ロシア)610,891台の合計です。
 
◆ 現代自動車グループ(韓国)
 現代自動車4,392,000台と傘下の起亜自動車の合計です。
 
◆ フィアット・クライスラーグループ(イタリア・アメリカ)
 フィアットグループ(フィアット、アルファロメオ、ランチア)とクライスラー(アメリカ)の合計です。

|

2013年2月 6日 (水)

大手町地区の連鎖型再開発第3弾 「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」の予定地

Tokyootemachi12071
-大手町一丁目第3地区-
 大手町地区では、連鎖型再開発が行われています。第2次再開発事業の「大手町フィナンシャルシティ」が2012年10月1日に竣工し、10月29日に竣工式が行われました。
 
 引き続き、現在は「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」が建つ場所の再開発である第3次再開発事業が行われています。
 
 第3次再開発事業のため「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」のテナントは、「経団連会館、日経ビル、JAビル」の跡地に竣工した「大手町フィナンシャルシティ」に玉突きのように移転しました。
  
  
Tokyootemachi12072
「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」が建つ場所の再開発である「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」の街区です。

 地上31階、地下4階、高さ約170mのオフィス主体の「A棟」と地上18階、地下3階、高さ約90mのホテル主体の「B棟」の2棟が建設される予定です。
 
 「A棟」には、海外企業の日本でのビジネス創出を支援する「海外企業等支援センター(仮称)」を整備すします。
 「B棟」は、温泉大浴場を備えた宿泊施設で、外国人ビジネスマンや観光客の誘致を狙い約90室全室が和室となります。
 
 三菱地所の「ビルアセット開発部」は、「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」と「DBJ本社ビル、公庫ビル、新公庫ビル」3棟の地下部分解体除却等工事の施工者を募集しています。
 
 地上躯体の解体工事が2013年7月末に完了予定です。地下躯体の解体工期は2013年8月~2015年12月末の予定、新築工事の工期が2014年4月~2016年3月の予定です。
 地下躯体の解体と新築工事が並行して行われるので、「逆打ち工法」になると思われます。
 
大手町一丁目第3地区の概要
◆ 計画名-大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目の一部
◆ 階数-(A棟)地上31階、地下4階、(B棟)地上18階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)最高部約170m、(B棟)最高部約90m
◆ 敷地面積-11,171.91㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約7,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約205,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル
◆ 構造-(A棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(B棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 着工-2014年04月予定
◆ 竣工-2016年03月予定
 
 
Tokyootemachi13021
北側の「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル」跡地に、地上31階、地下4階、高さ約170mの「A棟」が建設されます。
 
 
Tokyootemachi13022
「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)」です。地上9階、地下2階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています。
 
 
Tokyootemachi13023
「公庫ビル」です。地上9階、地下2階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています。
 
 
Tokyootemachi13024
「A棟」と「B棟」の間の道路は廃止されます。
 
 
Tokyootemachi13025_2
南側の「新公庫ビル」です。地上9階、地下3階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています

 跡地に地上18階、地下3階、高さ約90mの「B棟」が建設されます。周囲すべて超高層ビルに囲まれるので、眺望が望めないので、ホテルには不向きなような気がするんですが・・・

|

2013年2月 5日 (火)

新宿区 超高層トリプルタワー「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画」の現状

Tokyookubo13021
-(仮称)大久保三丁目西地区開発計画-
 パソコンの修復に挑戦しましたが直りませんでした。買い替えるしか方法が無いですが、それまではメインのHPの更新が出来ないのでご了承ください。ブログは更新が出来るので続けます。
 
 「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画」は、「A-1街区」、「A-2街区」、「A-3街区」の3街区に分けて開発されます。
 
 「A-1街区」には、地上34階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)のオフィス棟と地上45階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)、総戸数441戸の住宅棟の超高層ツインタワーが建設されます。
 
 「A-2街区」には、地上26階、地下2階、高さ約100m(軒高約90m)、総戸数359戸のタワーマンションが建設されます。
 
 「建築計画の知らせ」の着工予定である2010年10月を過ぎても着工する気配がありません。
 「住友不動産」のプロジェクトで、同じく保留されていた「(仮称)晴海三丁目西地区A2・A3街区計画」は、昨年末に本格着工しました。
  
 旧財閥系の巨大資本「住友不動産」と言えども、竣工済みの「シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン」と「シティタワーズ豊洲 ザ・シンボル」がまだ完売していない状況では、新たに大規模マンションプロジェクトを同時に2ヶ所で進めるのはリスク管理の点からも無理なのかも知れません。
 
 ただ「アベノミクス」で、株価上昇、対ドル・ユーロに対して円安が急速に進んでいます。日本経済の先行きに明るさが見えてきました。本格着工も近いかも知れません。
 
 
Tokyookubo13022
撮影時は、重機がすべて姿を消し、敷地は草ボーボーとなっていました。
 
 
Tokyookubo13023
仮囲いが一部撤去されて敷地内部が見えるようになっていました。
 
 
Tokyookubo13024
敷地北側の「A-1街区」です。地上34階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)のオフィス棟と地上45階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)、総戸数441戸の住宅棟の超高層ツインタワーが建設予定です。
 
 
Tokyookubo13025
敷地南側の「A-2街区」です。地上26階、地下2階、高さ約100m(軒高約90m)、総戸数359戸のタワーマンションが建設予定です。
 
 
Tokyookubo13026
「諏訪通り」のJR山手線・埼京線、西武新宿線のアンダーパスが拡幅中です。

|

2013年2月 4日 (月)

台東区 80年前のモダンなネオ・ルネサンス様式に復活した「浅草駅ビル」 新しい商業施設「EKIMISE(エキミセ)」もオープン!

Tokyoasakusa13021
-浅草駅ビル-
 動作が不安定だったパソコンですが、昨日からエクスプローラーでFTPサイトを開く事が出来なくなりHPの更新が困難になりました。またPDFファイルも見られなくなりました。
 ブログはなんとか更新できますが、この2つは致命的な症状なのでシステムの入れ替えもしくはパソコン買い替えのため数日間更新を休む可能性がありますのでご了承ください。
 
 「浅草駅ビル」は、関東では初となる本格的な百貨店併設のターミナルビルとして1931年に開業しました。
  
 大規模リニューアル工事が行われ、1974年の改修工事で設置したアルミのカバー材を外して、外壁面を改修し、建設当時の姿を再現しました。耐震補強工事も同時に行わました。
 
 今回の改修により、1931年の建設当時に日本のアール・デコ建築のひとつにうたわれた「ネオ・ルネサンス様式」の外観を再現、さらにシンボルであった大時計塔も復活し、約80年前のモダンな姿が現代によみがえりました。
 大時計を当時のデザインを参考にしながら復元し、ビル正面、東、西の3方向に設置しました。
 
 
Tokyoasakusa13022
2012年11月21日には、新しい商業施設「浅草 EKIMISE(エキミセ)」がグランドオープンしています。
 
 公式HP → 浅草 EKIMISE(エキミセ)
 
 「浅草 EKIMISE(エキミセ)」は、2010年に売り場を閉鎖した4階~7階の内装を一新し、ファッションやライフスタイル雑貨、レストランなど新たに52店舗が出店しています。
 ビル屋上には「東京スカイツリー」を一望できる展望デッキ「浅草ハレテラス」も設けられています。
 
 
Tokyoasakusa13023
「大時計塔」です。デザインを参考にしながら復元し、ビル正面、東、西の3方向に設置しました。時計の大きさは直径約1.5mで、夜には時計塔のライトアップも行われます。
 
 
Tokyoasakusa13024
正面です。開業当時から営業している老舗百貨店「松屋浅草」は引き続き営業しています。
 
 
Tokyoasakusa13025
「東武スカイツリーライン」の玄関口となります。

|

2013年2月 3日 (日)

京成曳舟駅前東地区の第3弾 「京成曳舟駅前東第三地区第一種市街地再開発事業」の予定地

Tokyohikifune13021
-京成曳舟駅前東第三地区-

 京成曳舟駅前東地区には、「第一地区、第二南地区、第三地区、第二北地区」の再開発計画があります。
 
 第1弾は、「京成曳舟駅前東第一地区第一種市街地再開発事業」です。地上26階、塔屋1階、地下1階、高さ91.040mのタワーマンション「マークゼロワン曳舟タワー」として2007年2月に竣工済みです。
 
 第2弾は、「京成曳舟駅前東第二南地区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。地上22階、地下1階、高さ84.32mのタワーマンション「マークフロントタワー曳舟」として2012年9月に竣工済みです。
 
 第3弾は、「京成曳舟駅前東第三地区第一種市街地再開発事業」です。当初計画より遅れていますが、地上28階、塔屋2階、高さ約95m、総戸数約240戸のタワーマンションが建設される予定です。
 
 東京都・報道発表資料(2010/07/15)
 京成曳舟駅前東第三地区市街地再開発組合の設立認可について  
  
京成曳舟駅前東第三地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都墨田区京島一丁目地内
◆ 階数-地上28階、塔屋2階
◆ 高さ-約95m
◆ 地区面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約27,180㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス
◆ 総戸数-約240戸
◆ 建築主-京成曳舟駅前東第三地区市街地再開発組合
◆ 総事業費-約105億円
◆ 着工-2012年08月予定(当初計画)
◆ 竣工-2014年07月予定(当初計画)
 
 
Tokyohikifune13022_2
第3弾の「京成曳舟駅前東第三地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。当初計画より遅れていますが、一部で引っ越しが始まっています。
 
 
Tokyohikifune13023
第4弾として、第三地区の北東側の「京成曳舟駅前東第二北地区」にも再開発が計画されています。
 
 
Tokyohikifune13024
第2弾の「京成曳舟駅前東第二南地区第一種市街地再開発事業施設建築物」です。正式名称は「マークフロントタワー曳舟」となっています。2012年9月25日に竣工しました。
 
 1階が店舗、2階~5階が墨田区の区立図書館、5階~22階が総戸数97戸(非分譲住戸35戸含む)の共同住宅となっています。
 
 区立図書館は、2013年3月末にオープン予定で、フロア面積合計約3,400㎡、約40万点の収蔵資料数を誇る大型図書館です。
 
マークフロントタワー曳舟の概要
◆ 計画名-京成曳舟駅前東第二南地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都墨田区京島一丁目80番40(地番)
◆ 階数-地上22階、地下1階
◆ 高さ-最高部84.32m、軒高79.12m
◆ 敷地面積-2,289.41㎡
◆ 建築面積-1,536.57㎡
◆ 建築延床面積-15,156.83㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製杭
◆ 地震対策-制震構造(低降伏点鋼制震パネルを間柱に取り付け)
◆ 用途-共同住宅、図書館、店舗
◆ 総戸数-97戸(非分譲住戸35戸含む、他に店舗6戸公益施設等)
◆ 建築主-京成曳舟駅前東第二南地区市街地再開発組合(売主 旭化成不動産レジデンス、(財)首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-戸田建設、坂田建設JV
◆ 竣工-2012年09月25日
◆ 入居開始-2012年12月下旬

|

2013年2月 2日 (土)

JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業 「国立駅」の3番線が供用開始 2013年3月16日から中央線の最高速度が100Km/hにUP!

Tokyokunitachi13011
-国立駅(くにたちえき)-

 JR央本線は、「JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業」を行っています。2009年1月11日に「西国分寺駅」~「立川駅」の下り線が高架に移行しました。

 引き続き工事が行われ、2010年11月7日に上り線の「西国分寺駅」~「立川駅」が高架に移行しました。
 これによりJR央本線は、「JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業」は全区間で高架に移行完了しました。
 
 「国立駅」は最終的には2面3線となりますが、最後まで残っていた3番線(三鷹・新宿・東京方面)の工事が完了し、2012年12月16日から供用開始されました。

国立駅の高架移行順序
◆ 1番線(下り線)-2009年01月11日から
◆ 2番線(上り線)-2010年11月07日から
◆ 3番線(上り線)-2012年12月16日から
 
 「JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業は、「武蔵小金井駅」の留置線への配線が完了すると周辺工事を除き全て完成します。これは高架工事に伴う数々の制約がすべて解消される事を意味します。
 
 これにより中央線の列車のスピードアップが可能となりました。2013年3月16日(土)のダイヤ改正から最高速度が現行の95km/hから100km/hにアップされます。
 「新宿駅」~「八王子駅」間の所要時間は、「中央特快」で最大3分短縮され最短33分となります。
  
 
Tokyokunitachi13012
撮影時は、まだ3番線(上り本線)が工事中のためフェンスで仕切られていましたが、2012年12月16日から供用開始されています。
 
 
Tokyokunitachi13013
フェンスのすき間から覗いてみました。3番線(上り本線)はほぼ完成していました。2012年12月16日から供用開始されています。
 
 
Tokyokunitachi13014
3番線が、上り線(三鷹・新宿・東京方面)の本線になりました(2012年12月16日から)。
 
 
Tokyokunitachi13015
今まで大活躍していた2番線は「待避線」となり、上り線(三鷹・新宿・東京方面)の一部列車しか停車しなくなりました(2012年12月16日から)。
 
 
Tokyokunitachi13016
2009年1月11日に供用開始された「国立駅」の下り線(立川・八王子・高尾方面)です。下り線は1面1線となっています。
 
 
Tokyokunitachi13017
「国立駅」の2番線ホーム西端から西側方向(立川・八王子・高尾方面)を見た様子です。
 
 
Tokyokunitachi13018
「国立駅」の2番線ホーム東端から東側方向(三鷹・新宿・東京方面)を見た様子です。

|

2013年2月 1日 (金)

宇都宮線・高崎線・常磐線の東京駅乗入れ「東北縦貫線」 2012年秋の建設状況 Part1・「御徒町駅」周辺

Tokyojr120651
-東北縦貫線-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。
 
 工事区間は約3.8kmで、「上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線(電留線)や引上線があるので軌道の改良で済みます。
 
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
 
 2008年5月30日に着工し、2014年度の開業を目指しています。Part1として「御徒町駅」周辺をUPします。
 
 
Tokyotohoku13011
「御徒町駅」のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku13012
「御徒町駅」のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku13013
延々と防音壁が取り付けられている様子が分かります。
 
 
Tokyotohoku13014
「防音壁」のアップです。ガラスを多用しています。
 
 
Tokyotohoku13015
上駅野~秋葉原間手前までの間は、宇都宮線・高崎線・常磐線の回送列車が秋葉原駅北側にある留置線(電留線)まで出入りするための線路が3本あります。
 
 このうち内側の2本を「東北縦貫線」に転用します。留置線への運行を妨げないように3分割して1本ずつ工事が行われています。撮影時には、外側の2線の軌道の設置がほぼ完了していました。
 
 
Tokyotohoku13016
この部分は、金属製の軌道になっています。この上に「合成まくらぎ」を取り付けています。「H鋼」に「合成まくらぎ」を載せたメンテナンスの省力化を考えた軌条桁構造だそうです。
 
 えび茶色の部分が、「FFU(ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)」の「合成まくらぎ」です。
 
 
Tokyotohoku13017
この部分は、「ラダー軌道」となっています。台座の上にプレストレストコンクリート製の「縦マクラギ(ラダーマクラギ)」が取り付けられ、その上にレールが取り付けられています。
 
 
Tokyotohoku13018
「ラダー軌道」にはいろいろ種類がありますが、「角型防振装置式フローティング・ラダー軌道」のようです。
 
 
Tokyotohoku13019
「御徒町駅」のホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
Tokyotohoku130110
「御徒町駅」のホーム南端から南側(秋葉原駅側)を見た様子です。秋葉原駅方向に延々と防音壁が続いています。
 
 
Tokyotohoku130111
「JR御徒町駅」の北口の改札内コンコースです。バリアフリー化および美装化によりめちゃめちゃ綺麗になりました。
 
 
Tokyotohoku130112
「JR御徒町駅」の北口の改札機です。

|

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »