大手町地区の連鎖型再開発第3弾 「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」の予定地
-大手町一丁目第3地区-
大手町地区では、連鎖型再開発が行われています。第2次再開発事業の「大手町フィナンシャルシティ」が2012年10月1日に竣工し、10月29日に竣工式が行われました。
引き続き、現在は「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」が建つ場所の再開発である第3次再開発事業が行われています。
第3次再開発事業のため「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」のテナントは、「経団連会館、日経ビル、JAビル」の跡地に竣工した「大手町フィナンシャルシティ」に玉突きのように移転しました。
「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル、新公庫ビル」が建つ場所の再開発である「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」の街区です。
地上31階、地下4階、高さ約170mのオフィス主体の「A棟」と地上18階、地下3階、高さ約90mのホテル主体の「B棟」の2棟が建設される予定です。
「A棟」には、海外企業の日本でのビジネス創出を支援する「海外企業等支援センター(仮称)」を整備すします。
「B棟」は、温泉大浴場を備えた宿泊施設で、外国人ビジネスマンや観光客の誘致を狙い約90室全室が和室となります。
三菱地所の「ビルアセット開発部」は、「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事」と「DBJ本社ビル、公庫ビル、新公庫ビル」3棟の地下部分解体除却等工事の施工者を募集しています。
地上躯体の解体工事が2013年7月末に完了予定です。地下躯体の解体工期は2013年8月~2015年12月末の予定、新築工事の工期が2014年4月~2016年3月の予定です。
地下躯体の解体と新築工事が並行して行われるので、「逆打ち工法」になると思われます。
大手町一丁目第3地区の概要
◆ 計画名-大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業建築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目の一部
◆ 階数-(A棟)地上31階、地下4階、(B棟)地上18階、地下3階
◆ 高さ-(A棟)最高部約170m、(B棟)最高部約90m
◆ 敷地面積-11,171.91㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約7,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約205,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル
◆ 構造-(A棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(B棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 着工-2014年04月予定
◆ 竣工-2016年03月予定
北側の「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)、公庫ビル」跡地に、地上31階、地下4階、高さ約170mの「A棟」が建設されます。
「DBJ本社ビル(日本政策投資銀行)」です。地上9階、地下2階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています。
「公庫ビル」です。地上9階、地下2階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています。
「A棟」と「B棟」の間の道路は廃止されます。
南側の「新公庫ビル」です。地上9階、地下3階となっています。現在は「戸田建設」により2013年7月末(予定)までの工期で地上躯体の解体工事が行われています
跡地に地上18階、地下3階、高さ約90mの「B棟」が建設されます。周囲すべて超高層ビルに囲まれるので、眺望が望めないので、ホテルには不向きなような気がするんですが・・・
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