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2013年3月 3日 (日)

渋谷区 竣工した「住友不動産渋谷ガーデンタワー」

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-住友不動産渋谷ガーデンタワー-

 渋谷駅の東側方向に「玉川通(首都高速渋谷線)」沿いを約900mくらい歩くと「旧山手通」と交差する「神泉町交差点」があります。
 
 「神泉町交差点」の東側のブロックに「(仮称)南平台町計画」が建設されました。地上24階、塔屋1階、地下3階、高さ121.40m、延床面積59,374.97㎡のオフィスビルになります。
 
 オフィスフロアは、5階~24階となっています。オフィスフロアの基準階面積は1,686.93㎡(510.30坪)となっています。
 
 正式名称は「住友不動産渋谷ガーデンタワー」で、2012年6月1日に竣工しました。同時に大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」も6月1日にオープンしました。
 
 住友不動産・ニュースリリース(PDF:2012/05/30)
 「住友不動産渋谷ガーデンタワー」竣工
 
 「住友不動産渋谷ガーデンタワー」の階数は、地上24階、塔屋1階、地下3階ですが、建築基準法上は地上21階となっています。
  
 ちなみに高さは、「建築計画のお知らせ」では138m、東京都のHPでは121.40m、住友不動産のHPでは121.2mとなっています。
 見た感じでは、高さ138mも無いと思われるので、このブログやHPでは、東京都の高さ121.40mを採用します。
 
 
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外壁の「ACW(アルミカーテンウォール)」には、「傾斜ガラス」を使用しています。
  
  
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下層階の様子です。「玉川通(首都高速渋谷線)」に面したピロティは高さ18mの吹き抜け空間となっています。
 
 
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奥に見えるのがエントランスです。総面積約3,700㎡の大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」は、1階と地下1階に設けられています。
 
 
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「玉川通(首都高速渋谷線)」側の吹き抜け空間は、トラス構造の柱で支えられています。
 
 
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「玉川通(首都高速渋谷線)」に面したピロティです。高さ18mの吹き抜け空間となっています。
 
 公式HPのフロア構成イメージ図を見ると、吹き抜け空間が1階~4階まであります。2階~4階フロアが存在しないので、地上24階(建築基準法上:地上21階)という分かりにくい表記になると思われます。
 
 
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東側から見るとイメージが全く異なります。この角度から見ないと「住友不動産渋谷ガーデンタワー」が「L字型」である事が分かりません。
  
 
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東側から見た下層階の様子です。
 
 
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敷地東側には、約3,500㎡の緑豊かな「ガーデンゾーン」が設けられています。「ガーデンゾーン」は、災害時の一時避難場所の役割も担っています。
 
 
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「ガーデンゾーン」には、「コブシ、キンモクセイ、モミジ」などが植樹されています。

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