渋谷区 竣工した「住友不動産渋谷ガーデンタワー」
-住友不動産渋谷ガーデンタワー-
渋谷駅の東側方向に「玉川通(首都高速渋谷線)」沿いを約900mくらい歩くと「旧山手通」と交差する「神泉町交差点」があります。
「神泉町交差点」の東側のブロックに「(仮称)南平台町計画」が建設されました。地上24階、塔屋1階、地下3階、高さ121.40m、延床面積59,374.97㎡のオフィスビルになります。
オフィスフロアは、5階~24階となっています。オフィスフロアの基準階面積は1,686.93㎡(510.30坪)となっています。
正式名称は「住友不動産渋谷ガーデンタワー」で、2012年6月1日に竣工しました。同時に大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」も6月1日にオープンしました。
住友不動産・ニュースリリース(PDF:2012/05/30)
「住友不動産渋谷ガーデンタワー」竣工
「住友不動産渋谷ガーデンタワー」の階数は、地上24階、塔屋1階、地下3階ですが、建築基準法上は地上21階となっています。
ちなみに高さは、「建築計画のお知らせ」では138m、東京都のHPでは121.40m、住友不動産のHPでは121.2mとなっています。
見た感じでは、高さ138mも無いと思われるので、このブログやHPでは、東京都の高さ121.40mを採用します。
外壁の「ACW(アルミカーテンウォール)」には、「傾斜ガラス」を使用しています。
下層階の様子です。「玉川通(首都高速渋谷線)」に面したピロティは高さ18mの吹き抜け空間となっています。
奥に見えるのがエントランスです。総面積約3,700㎡の大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」は、1階と地下1階に設けられています。
「玉川通(首都高速渋谷線)」側の吹き抜け空間は、トラス構造の柱で支えられています。
「玉川通(首都高速渋谷線)」に面したピロティです。高さ18mの吹き抜け空間となっています。
公式HPのフロア構成イメージ図を見ると、吹き抜け空間が1階~4階まであります。2階~4階フロアが存在しないので、地上24階(建築基準法上:地上21階)という分かりにくい表記になると思われます。
東側から見るとイメージが全く異なります。この角度から見ないと「住友不動産渋谷ガーデンタワー」が「L字型」である事が分かりません。
東側から見た下層階の様子です。
敷地東側には、約3,500㎡の緑豊かな「ガーデンゾーン」が設けられています。「ガーデンゾーン」は、災害時の一時避難場所の役割も担っています。
「ガーデンゾーン」には、「コブシ、キンモクセイ、モミジ」などが植樹されています。
| 固定リンク
「125 東京都・渋谷区」カテゴリの記事
- 渋谷区 地上30階、高さ約156mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 2023年5月下旬の状況(2023.05.27)
- 「渋谷ヒカリエ」の隣接地 地上23階、高さ約123mの「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」 2023年5月下旬の建設状況(2023.05.25)
- 「渋谷区役所」の南側 地上34階、高さ約150m、延床面積約73,900㎡の「(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業」 イメージパース等を公開!(2023.05.20)
- 国家戦略特区 総事業費約1,800億円 地上41階、高さ約208mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!(2023.01.18)
- 渋谷区 地上30階、高さ約155mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 2023年2月から解体工事に着手!(2023.01.10)