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2013年4月

2013年4月29日 (月)

JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業 島式2面4線の高架に完全移行した「武蔵小金井駅」

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-武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)-

 「AKB48」が5大ドームツアーを行うそうです。7月20日、21日が「福岡 ヤフオク!ドーム」、7月31日が「札幌ドーム」、8月7日、8日が「京セラドーム大阪」、8月16日、17日が「ナゴヤドーム」、8月22日~25日が「東京ドーム」だそうです。
 
 昨年末の安室ちゃん(安室奈美恵)の5大ドームツアーが8公演で34万人動員でしたが、更に公演数が多い11公演なので、45万人くらい動員しそうですね。いずれにしても景気のいい話は大歓迎です。
 
 本題に戻って、JR央本線は、「JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業」を行っていますが、最後まで残っていた「国立駅」の3番線(三鷹・新宿・東京方面)が、2012年12月16日から供用開始され、すべての駅の高架化工事が完了しました。
 
 「武蔵小金井駅」は、2012年5月20日に上り線の4番線が高架に移行してすべてのホームで高架移行が完了して、島式2面4線の高架駅となりました。 
 
武蔵小金井駅の高架移行順序
◆ 1994年05月      都市計画決定
◆ 1995年11月      都市計画事業認可取得
◆ 1999年03月      事業着工
◆ 2007年07月01日 下り線が高架移行(1番線・2番線)
◆ 2009年12月06日 上り線が高架移行(3番線)
◆ 2012年05月20日 上り線が高架移行(4番線)
 
 
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2012年5月20日に4番線の高架移行が完了し、最終形の島式2面4線の高架駅となりました。 
 
◆ 1番線-立川・八王子・高尾方面
◆ 2番線-立川・八王子・高尾方面(待避線)、新宿・東京方面(折返線)
◆ 3番線-新宿・東京方面
◆ 4番線-新宿・東京方面 
 
 
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北側の外壁はこんな感じです。
 
 
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ホーム中央付近はホーム屋根がドーム状に盛り上がっています。
 
 
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ホーム中央付近は、北側の外壁がガラス張りとなっています。
 
 
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軌道はJR東日本が独自に開発した弾性まくらぎ直結軌道の「弾性バラスト軌道」となっています。
 
 
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ホーム東側から西側を見た様子です。ホームから見えるタワーマンションは、地上25階、地下2階、高さ94.82m、総戸数187戸 (地権者用住戸13戸含む)のタワーマンション「プラウドタワー武蔵小金井」です。
 

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2007年7月1日に高架移行した1番線と2番線です。

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2013年4月28日 (日)

さいたま新都心 東口の広大な「片倉工業」の再開発予定地

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-さいたま新都心-
 「片倉工業」は、は繊維事業、 医薬品事業、機械関連事業、不動産事業などを運営しています。
 
 東京都中央区京橋にオープンしたばかりの超高層ビル「東京スクエアガーデン」の開発事業主にも「片倉工業」は名を連ねています。
 
 「さいたま新都心駅」東口にも広大な土地を所有し、第一期開発(約33,000㎡)、第二期開発(約68,000㎡)、第三期開発(約26,000㎡)と段階的に開発を行っています。
 
 第一期開発として、2004年9月に商業施設「コクーン新都心」をオープンしています。第二期開発計画として新たなショッピングセンターを建設する計画です。
 
 片倉工業・ニュースリリース(PDF:2012/06/25)
 さいたま新都心駅前社有地第二期開発(基本計画の骨子)について
 
 第二期開発用地約68,000㎡のうちゴルフ練習場と立体駐車場の用地約38,000㎡に新たなショッピングセンターを建設します。
 
 地上4階(店舗1階~3階)の商業棟、地上5階の駐車場棟を建設します。延床面積は約100,000㎡、
総事業費は120億円、2015年春の開業を目指しています。
  
 
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第二期開発用地約68,000㎡のうち手前の立体駐車場と奥のゴルフ練習場の用地約38,000㎡に新たなショッピングセンターを建設します。
 
 
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ゴルフ練習場は、2012年12月16日に営業終了したようです。
 
 
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第二期開発用地内にある「イトーヨーカドー大宮店」です。新たなショッピングセンターの核テナントとして「イトーヨーカドー大宮店」に移転してもらう方向で調整を進めています。
 
 
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東側にある「カタクラ住宅展示場」です。住宅展示場は第三期開発用地で、敷地面積は約26,000㎡です。
 
 住宅展示場のうち南側の7,790.76㎡を大手携帯電話会社の「ソフトバンクモバイル」に賃貸しました。
 
 片倉工業・ニュースリリース(PDF:2013/01/25 )
 
さいたま新都心駅前社有地における固定資産の賃貸に関するお知らせ
 
 「ソフトバンクモバイル」は、地上8階、塔屋1階、高さ約48m(電波塔頂部約90m)、延床面積約29,000㎡のネットワークセンターを建設する予定です。
 
 携帯電話の画像、音声データなどを伝送する北関東エリアの広域中継拠点施設となる予定で、2014年6月下旬の完成を目指しています。

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2013年4月27日 (土)

東京メトロ銀座線を約500億円かけて大規模リニューアル 「上野駅」には、フルスクリーンタイプのホームドア設置!

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-東京メトロ銀座線-

 「東京メトロ」は、東京メトロ銀座線(上野駅~渋谷駅間)の全19駅を2022年度までに順次リニューアルします。投資額は約500億円を見込んでいます。
 
 東京メトロ・ニュースリリース(PDF:2012/12/17)
 銀座線のすべての駅を5つのエリアコンセプトに沿ってリニューアルします これに伴い上野、稲荷町、神田の3駅のデザインをお客様から広く公募します
 
 改装スケジュールは、「日本橋駅」を除く「浅草駅~京橋駅」間は2017年度までに順次改装、その後「日本橋駅」は2018年度に改装します。残る「銀座駅~渋谷駅」間については2022年度までに改装を終える計画です。
 
 東京メトロ銀座線は、日本最古の地下鉄です。「伝統×先端の融合」を路線コンセプトとした上で、下町エリア(浅草駅~神田駅)、商業エリア(三越前駅~京橋駅)、銀座エリア(銀座駅)、ビジネスエリア(新橋駅~赤坂見附駅)、トレンドエリア(青山一丁目駅~渋谷駅)の5つのエリアコンセプトに分けて改装を実施します。
 
-デザインコンペの結果-
 リニューアル計画に伴い「上野駅、稲荷町駅、神田駅」の3駅のデザインコンペが行われ、入賞作品が決定しました。
 
 東京メトロ・ニュースリリース(2013/04/19)
 銀座線駅デザインコンペの受賞者が発表されました。
 
 東京メトロ銀座線で最大規模の「上野駅」は、ホームと線路を一つの美術館と位置付け、線路側の空間を開業当時から残る銀座線の歴史を物語る保存空間と設定しています。
 
 天井まで立ち上げた安全柵をクリアガラスとし、ホーム側を観覧空間、線路側を作品の展示空間と見立て、線路側にある開業当時のリベット柱や電車進入案内板、復刻版の黄色い車両(1000系電車)そのものを美術館のコンテンツとして捉えています。
 
 「安全柵」は、「ホームドア」を指すと思われます。「上野駅」のホームドアは「フルスクリーンタイプ」となるようです。
 同じ「フルスクリーンタイプ」でも東京メトロ南北線より更に洗練されており、香港の地下鉄「MTR:Mass Transit Railway」と同じような全面ガラス張りになるようです。

 ちなみに東京メトロでは、天井近くまでスクリーンで覆われたものを「フルハイトタイプ」、可動式ホーム柵タイプを「ハーフハイトタイプ」と呼んでいます。
 
 
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香港の地下鉄「MTR」のホームドアです。全面ガラス張りとなっています。

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2013年4月25日 (木)

柏市 「柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業」が動き出す?

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-柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業-
 
「柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業」は、JR柏駅東口の再開発プロジェクトです。
  
 なかなか動きませんでしたが、特定業務代行者に「竹中工務店」が決まり、いよいよ動き出します。2013年4月~8月頃に既存施設の解体を行い、2013年9月に着工する予定です。
 
 建設通信新聞(2013/02/15) 完成予想図等
 特定業務代行に竹中/9月に本体着工/柏駅東口D第一地区再開発組合
 
  街区図 → 柏駅東口D街区第一地区地区計画
 
 「D街区(A地区)」には、地上27階、塔屋1階、地下1階、延床面積約33,546㎡の再開発ビルを建設する予定です。
 用途は商業、業務、公益、共同住宅(総戸数258戸)、駐車場(タワー型の駐車場)となっています。
 
 「E街区(B地区)」には、地上6階、塔屋1階、地下1階、延床面積約9,902㎡の再開発ビルを建設する予定です。用途は、商業・業務施設、駐車場・駐輪場となっています。
 
柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下1階(D街区)、地上6階、塔屋1階、地下1階(E街区)
◆ 高さ-不明
◆ 敷地面積-4,532.54㎡(D街区)、2,413.97㎡(E街区)
◆ 建築面積-約3,120㎡(D街区)、約1,535㎡(E街区)
◆ 延床面積-約33,546㎡(D街区)、約9,902㎡(E街区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(D街区)、鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造(E街区)
◆ 用途-商業、業務、公益、共同住宅(D街区)、商業、業務(E街区)
◆ 総戸数-258戸
◆ 建築主-柏駅東口D街区第1地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-大京
◆ 特定業務代行者-竹中工務店
◆ 着工-2013年09月01日予定
◆ 竣工-2015年11月30日予定

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2013年4月24日 (水)

横浜みなとみらい21地区 最高高さ180mまで建設可能な「55街区、56街区」を公募!

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-横浜みなとみらい21地区 55街区・56街区-

 日本の外交・防衛は前途多難で、昨日も目を覆いたくなるような状況でしたが、こと経済に関してはアベノミクスにより、急速な株高や円安が進み先行きに明るさが見えてきました。
 
 「横浜みなとみらい21地区」は、アメリカ発のサブプライムローン問題やリーマンショックの荒波をもろに被り先の見えないトンネル状態が続いていました。
 しかし、アベノミクスを敏感に感じ取ったのか、永らく凍結されていた複数の街区で公募が始まりました。
  
 
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「55街区」と「56街区」です。55街区は「55-1街区、55-2街区」の2区画に、56街区は「56-1街区、56-2街区」の2区画に分かれますが、一体開発も可能で最高高さは180mまで建設可能です。
 
 55街区・56街区 横浜市・都市整備局(2013/03/28)
 みなとみらい21地区55街区及び56街区における横浜市土地開発公社所有地の公募について
 
 「55街区」と「56街区」は、みなとみらい線「新高島駅」に直結する一等地です。「みなとみらい線」は、東急東横線経由で「東京メトロ副都心線」等との相互直通運転も始まっています。
 
 元々この街区は、「セガ」が超高層ビルを含むエンタテインメントを核とした複合施設の建設を計画していました。
 2007年2月には「55街区、56街区、57街区」を取得し、「58街区」も追加でを買い受ける予定でした。
 
 しかし、企業業績の急激な悪化により計画は頓挫します。その後ずっと塩漬けの状態が続いていました。 
 
 
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「43街区」です。「43街区」と「62街区」は、常時公募しているようです。
 
 43街区・62街区 横浜市・都市整備局(2013/03/28)
 みなとみらい21地区の開発事業を募集します!

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2013年4月23日 (火)

横浜みなとみらい21地区 建設中の大規模オフィスビル「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」

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-(仮称)MM21-46街区プロジェクト-

 横浜みなとみらい地区に暫定的な商業施設「横浜ジャックモール」が営業していましたが、2012年9月30日に全館が営業終了しました。
 
 「横浜ジャックモール」は、45街区の「イースト棟」と46街区の「ウエスト棟」に分かれていましたが、46街区の「ウエスト棟」跡地に大規模なオフィスビル「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」が建設されます。
 
 2012年11月20日に着工し、12月6日に地鎮祭が行われ、現在は本格的に工事が行われています。
 
 横浜市・都市整備局(2013/03/28)
 みなとみらい21中央地区46街区の開発事業が、国土交通大臣の民間都市再生事業計画の認定を受けました。
 
 清水建設・ニュースリリース(2012/12/05)
 ecoBCPに対応した大規模免震賃貸オフィスビルに着工 
 
 概要は地上14階、塔屋2階、高さ65.1m、延床面積97,427.74㎡となっています。1フロア当たりの貸室面積は国内最大級の約1,700坪となります。用途は1階が店舗、2階~14階がオフィスとなります。
 
 地震対策として、「免震構造(中間免震)」を採用します。更に、非常用発電設備や電気室、受水槽等基幹設備は中間免震層上部の2階に設置することで、設備機器の転倒や浸水による電源喪失といった最悪の事態を回避します。
 
 また大規模災害等により停電になった場合は、非常用発電設備により、共用部はもとより、テナントにも約72時間電力を供給する「BCP(事業継続計画)」を非常に重視したビルになります。
 
(仮称)MM21-46街区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目4番7他
◆ 敷地面積-11,484.69㎡
◆ 建築面積-7,503.93㎡
◆ 延床面積-97,427.74㎡(容積率対象面積91,843.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・施工者-清水建設
◆ 着工-2012年11月20日
◆ 竣工-2014年03月31日予定(工事完了)
 
 
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「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」の完成予想図です。
 
 
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現地に掲示してある街区図です。
 
 
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解体前の「横浜ジャックモール」の「ウエスト棟」です。
 
 
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「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「横浜ジャックモール」の「イースト棟」です。こちら側は「三菱地所」による開発が予定されています。

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2013年4月21日 (日)

港区 世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発予定地

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-浜松町二丁目4地区-

 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が経計画されています。5棟のビルからなる延床面積約369,000㎡の巨大プロジェクトになります。
 
 JR東日本・プレスリリース(PDF:2012/10/18)
 「浜松町二丁目4地区」都市計画提案の提出について

 解体工事の一部は、2013年度に着手する予定です。本格的な工事は2014年度から行われ、3期に分けて工事が行われます。
 「世界貿易センタービル」の解体は2019年度に着手する予定です。全体の竣工は、2024年度を予定しています。
  
浜松町二丁目4地区の概要
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目
◆ 階数-地上42階、塔屋1階、地下4階(A-1棟)、地上10階、地下3階(A-2棟)、地上42階、塔屋1階、地下4階(A-3棟)、地上4階、地下1階(モノレール棟)、地上26階、塔屋2階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-約200m(A-1棟)、約55m(A-2棟)、約200m(A-3棟)、約34m(モノレール棟)、約160m(B棟)
◆ 敷地面積-(A街区)約21,050㎡、(B街区)約7,640㎡
◆ 延床面積-(A街区)約270,000㎡、(B街区)約99,000㎡
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、東日本旅客鉄道(JR東日本)、国際興業
◆ 着工-2014年度予定
◆ 全体竣工-2024年度予定 
 
 
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「世界貿易センタービル」の下層階を北東側から見た様子です。「世界貿易センタービル」は解体されて、A街区の「A-1棟(高さ約200m)」が建設されます。手前の道路は「大門通」です。
 
 
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「モノレール棟」です。「モノレール浜松町駅」は、現在は駅の部分は単線ですが、複線化される予定です。
 「モノレール棟」は、乗降客の安全性を確保しながらの建て替えになるので超難工事になります。
 
 「東京モノレール」には、東京駅までの延伸構想がありますが、JR東日本は2013年2月5日の社長の定例会見で、工期やコストなどの観点から、現時点での事業化は難しいとの考えを示しています。
 
 「仮に東京駅まで延伸するとなると、狭あいな場所のどこにターミナルをつくるのかという課題が出てくる。工事の難航が予想され、工期やコストもかかる。このため、現時点では難しいが、グループ会社の東京モノレールとともに、引き続き検討を進めていきたい」と話しています。
 
 
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A街区の「A-2棟(高さ約55m)」の建設予定地です。現在は「浜松町バスターミナル」となっています。
 
 
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A街区の「A-2棟(高さ約55m)」の建設予定地を南西側から見た様子です。
 
 
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A街区の「A-3棟(高さ約200m)」の建設予定地を南東側から見た様子です。
 
 
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A街区の「A-3棟(高さ約200m)」の建設予定地を南西側から見た様子です。
 
 
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「A街区」の南側の道路です。
 
 
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「A街区」と「B街区」の間の道路です。
 
 
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B街区の「B2棟(高さ約160m)」の建設予定地を南西側から見た様子です。
 
 
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B街区の「B2棟(高さ約160m)」の建設予定地を北東側から見た様子です。
 
 
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「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」は、今回の再開発プロジェクトには含まれません。

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2013年4月20日 (土)

京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業 Pert2:世田谷区「明大前駅」編

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-明大前駅(めいだいまええき)-
 京王電鉄は、地下化が完了した「調布駅付近連続立体交差事業」に引き続き、「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」を計画しています。
 
 東京都・報道発表資料(2012/09/10)
 京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業の環境影響評価書を送付しました
  
 詳しくは → 平面図・断面図(PDF)
 
 都市計画変更区間約約8.0km、連続立体交差化予定区間約7.1km、複々線化予定期間約8.3kmになります。
 連続立体交差化と複々線化を同時に行う巨大プロジェクトです。この計画により25ヶ所の「開かずの踏切」を撤去出来ます。
 
 すでに「新宿駅~笹塚駅」間は、連続立体交差化と複々線化が完了していますが、新たに「①代田橋駅、②明大前駅、③下高井戸駅、④桜上水駅、⑤上北沢駅、⑥八幡山駅、⑦芦花公園駅、⑧千歳烏山」の各駅が高架式の駅になります。掘割式の「⑨仙川駅」は、既存施設を活用します。
 
 連続立体交差化と複々線化は、極めて特殊な配線で行われます。新たに複々線化のために増設される地下2線は特急を通過させるためだけに建設され、いずれの駅にも地下ホームは設けません。
 
 「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」は、規模が大きく対象となる駅数も多いので、Pert2として「明大前駅(めいだいまええき)」をUPします。
 
 
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京王線の「明大前駅(めいだいまええき)」の横断図を手元の資料を基に手書きしてみました。変更になる可能性はありますが、大幅な変更は無いと思われます。
 
 現在の「明大前駅」は、相対式2面2線ですが、高架2面4線+地下(シールド工法)の特急通過線2線の駅に生まれ変わります。
 
 「明大前駅」は現在は特急が停車しますが、地下はすべての駅にホームを設置しないため特急の通過駅になります。
 災害時の代替輸送の観点からも「明大前駅」だけでも地下にホームを設置してほしいのですが・・・
 
 手元の資料には、「井の頭線」とどのように交差させるのか描かれていませんでしたが、高架駅舎とシールド工法のトンネルの間を通すと思われます。いずれにしても線路が3層構造で通過する超難工事になりますね。 
 
 
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現在の京王線の「明大前駅」は、相対式2面2線です。「井の頭線」と乗り換える拠点駅のためすべての列車(特急、準特急、急行、区間急行、快速、各駅停車)が停車します。
 
 朝のラッシュ時には、1時間あたりおよそ30本の列車が発着しますが、相対式2面2線しかないため、ホームは大混雑します。
 
 
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京王電鉄の「京王線」と「井の頭線」は、明大前駅で立体交差しています。2階が「京王線」のホーム、1階が改札口、地下1階が「井の頭線」のホームの3層構造となっています。

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2013年4月17日 (水)

港区 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の現状

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-浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR浜松町駅からも近く交通至便な場所ですが、狭い敷地に建築された多数の木造建築物が残され、低層建築物、非耐火建築物、昭和40年代以前建設の旧耐震基準の建築物が存在し、土地利用の更新が図られていません。
 
 道路で囲まれた区域面積約7,000㎡の再開発を行い、災害に強い、周辺地区とつながる街づくりを進め、地域全体を牽引していくことを目指し再開発が行われます。
 
 東京都・報道発表資料(2012/07/10)
 浜松町一丁目地区市街地再開発組合の設立認可について
 
浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区浜松町一丁目地内
◆ 階数-地上38階、地下2階
◆ 高さ-約140m
◆ 区域面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約64,900㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、子育て支援施設
◆ 総戸数-約530戸
◆ 施行者-浜松町一丁目地区市街地再開発組合
◆ 着工-2014年05月予定
◆ 竣工-2017年04月予定
◆ 総事業費-約235億円
 
 
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北側の外壁に「浜松町一丁目地区市街地再開発事業」と書かれています。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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すぐ北側の「イタリア街」に前から気になっていた更地があったんですが・・・
 
 
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残念ながら超高層ビルではありませんでした。消防署でした。

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2013年4月16日 (火)

品川区 国際自動車教習所跡地「西品川一丁目地区再開発計画」の現状

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-西品川一丁目地区再開発計画-

 ソフトバンクの「スプリント・ネクステル」の買収に米衛星放送サービス会社「ディッシュ・ネットワーク」が対抗買収を提案しました。
 
 私のような凡人が社長だったら「あーもーダメだ・・・」と頭を抱えますが、数々の逆境に打ち勝ってきた「孫正義社長」は逆に闘志をメラメラと燃やしていると思います。どんな対抗策を打ち出してくるのでしょうか?
 
 本題に戻って、JR大崎駅周辺では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、「西品川一丁目地区再開発計画」もその一つです。
 「西品川一丁目地区再開発計画」は、JRの線路に囲まれた部分の中の「妙光寺」北側の一帯で、中心となるのは「国際自動車教習所」跡地ですが、他にも多くの住宅を含みます。
 
 計画では、区域面積約38,000㎡を大きく2分割して、南側に業務棟、北側に住宅棟を建設する計画です。2棟を東側に開いたV字型に配置し、間には約6,000㎡の広場も確保する予定です。
 
 階数は不明ですが、業務棟が最高高さ約114m、住宅棟が約104mを予定しています。合計の延床面積約218,000㎡となる大規模な再開発になる予定です。
 
 再開発計画はスケジュール通りに進むことはめったにありません。「西品川一丁目地区再開発計画」も遅れています。
 
 「西品川一丁目地区再開発計画」の新しいニュースを最近に見かけませんが、下記の「環境影響評価手続きの進捗状況」を見ると1つ1つ順調にクリアしているようなので、近いうちに大きな動きがあるかも知れませんね。
 
 東京都環境局
 手続きの進捗状況 西品川一丁目地区再開発計画
 
西品川一丁目地区再開発計画の概要
◆ 所在地 -東京都品川区西品川一丁目1番外
◆ 高さ-約114m(業務棟)、約104m(住宅棟)
◆ 施行区域面積-約38,000㎡
◆ 敷地面積-約30,400㎡
◆ 延床面積-約218,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、工場
◆ 総戸数-約460戸
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 工期-2013年度~2016年度予定(当初計画)
 
 
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「国際自動車教習所」跡地の内部はこんな感じです。たまたまゲートが開いていました。
 
 
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再開発予定地の東側に接する大井町~大崎間を結ぶ「都市計画道路補助163号線」は拡幅される予定です。

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2013年4月15日 (月)

京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業 Pert1:世田谷区「代田橋駅」編

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-代田橋駅(だいたばしえき)-
 京王電鉄は、地下化が完了した「調布駅付近連続立体交差事業」に引き続き、「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」を計画しています。
 
 東京都・報道発表資料(2012/09/10)
 京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業の環境影響評価書を送付しました
  
 詳しくは → 平面図・断面図(PDF)
 
 都市計画変更区間約約8.0km、連続立体交差化予定区間約7.1km、複々線化予定期間約8.3kmになります。
 連続立体交差化と複々線化を同時に行う巨大プロジェクトです。この計画により25ヶ所の「開かずの踏切」を撤去出来ます。
 
 すでに「新宿駅~笹塚駅」間は、連続立体交差化と複々線化が完了していますが、新たに「①代田橋駅、②明大前駅、③下高井戸駅、④桜上水駅、⑤上北沢駅、⑥八幡山駅、⑦芦花公園駅、⑧千歳烏山」の各駅が高架式の駅になります。掘割式の「⑨仙川駅」は、既存施設を活用します。
 
 連続立体交差化と複々線化は、極めて特殊な配線で行われます。新たに複々線化のために増設される地下2線は特急を通過させるためだけに建設され、いずれの駅にも地下ホームは設けません。
 
 「京王電鉄京王線(笹塚駅~つつじヶ丘駅間)連続立体交差化及び複々線化事業」は、規模が大きく対象となる駅数も多いので、Pert1として「代田橋駅(だいたばしえき)」をUPします。
 
 
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「代田橋駅(だいたばしえき)」の横断図を手元の資料を基に手書きしてみました。変更になる可能性はありますが、大幅な変更は無いと思われます。
 
 現在の「代田橋駅」は、相対式2面2線の地上駅ですが、高架1面2線+半地下(複線堀割)の特急通過線2線の駅に生まれ変わります。
 
 
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現在の「代田橋駅」は、相対式2面2線の地上駅です。駅舎は地下にあります。
 
 
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傾斜地に立地しているため東側の「笹塚駅」寄りは高架になっています。
 
 
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ホーム西端のすぐ西側には踏切があります。

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2013年4月14日 (日)

千代田区 竣工した「大手町フィナンシャルシティ(サウスタワー & ノースタワー)」

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-大手町フィナンシャルシティ-

 大手町地区の連鎖的再開発の第二弾「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」は、「経団連会館、日経ビル、JAビル」の3棟を解体し、2棟の超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。
 
 街区の正式名称は「大手町フィナンシャルシティ」で、2012年10月1日に竣工、10月29日に竣工式が行われました。
 地下1階と1階の飲食店舗など27店が出店する「大手町フィナンシャルシティ ショップ&レストラン」は、2012年11月1日にグランドオープンしました。
 
 敷地北側の「日本橋川」沿いには、最新の環境情報を発信する「エコミュージアム」が設けられています。敷地西側では、「仲通機能の延伸」が行われています。
 
 南側のB棟「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」が、地上35階、塔屋3階、地下4階、北側のA棟「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」が、地上31階、塔屋2階、地下4階となっています。
 
 建築誌の「新建築」によると正確な高さは、「サウスタワー」が最高部176.860m、軒高163.160m、「ノースタワー」が最高部153.850m、軒高142.000mのようです。
 
 
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南側のB棟「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」の下層階です。
 
 
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「サウスタワー」のエントランスです。
 
 
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「大手町フィナンシャルシティ」は、東京メトロ丸ノ内線「大手町」駅と直結、東京サンケイビルとの地下接続通路により東京メトロ(千代田線、半蔵門線、東西線)および都営地下鉄三田線の「大手町」駅にも接続しています。
 
 
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サウスタワーとノースタワーの間の「アトリウム」です。ノースタワーとサウスタワーの地下4階~地上3階までは連結され一体構造になっています。
 
 
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敷地東側には、歩道を兼ねる公開空地を広く確保してあります。
 
 
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北側のA棟「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」を北東側から見た様子です。
 
 
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「ノースタワー」の下層階です。今まで ”サウスタワーは「逆打ち工法」、ノースタワーは「順打ち工法」で工事が行われています。” と何度も書いてきましたが、ノースタワーは正確には「2段打ち工法」が正解だったようです。
 
 
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「ノースタワー」のエントランスです。
 
 
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敷地西側です。地下1階と地上1階には、約700坪の飲食・物販・サービス27店舗が出店する「大手町フィナンシャルシティ ショップ&レストラン」があります。
 
  
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敷地西側は、賑わいと回遊性のある都市空間「仲通り機能の延伸」が行われています。すぐ西側で行われている大手町地区の連鎖的再開発第3弾が完成すると「仲通り機能の延伸」の幅は更に広くなります。
 
 
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敷地北側の「日本橋川」沿いには、最新の環境情報の発信・啓発と普及、また技術開発の促進を目的とした「エコミュージアム」が設置されています。
 
 
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エコミュージアムの街区図には、「サロン」と書いてありました。
 
 
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エコミュージアムの街区図には、「アーバンエコファーム」と書いてありました。

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2013年4月13日 (土)

国分寺市 超高層ツインタワーが計画されている「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」

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-国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業-

 「国分寺駅」は、多くの人々が利用する交通の結節点であり、北口周辺は国分寺市の中心市街地として発展してきました。
 しかし、駅利用者の増加に対して道路や駅前広場の整備が遅れており、再開発が計画されています。

 再開発計画は、かなり前から存在し、当初は「西街区」に地上10階、高さ約60mの再開発ビル、「東街区」に地上28階、高さ約110mのタワーマンションを建設する計画でした。
 
 その後、リーマンショックが襲い世界的な経済不況の影響により、店舗区域のテナント誘致が困難となったため計画が見直され、2棟のタワーマンションを建設する計画に変更になりました。
 「西街区」は、地上32階、高さ約132m、総戸数約260戸、「東街区」は、地上31階、高さ約124m、総戸数約230戸の超高層ツインタワーマンションに変更になりました。
 
 2012年10月23日付で再度計画が見直され、「西街区」は、地上33階、高さ約135m、総戸数約270戸、「東街区」は、地上31階、高さ約116m、総戸数約250戸に変更になっています。
 
 国分寺市・公式HP(完成予想図等)
 国分寺駅北口再開発事業の進捗状況
 
西街区の概要
◆ 階数-地上33階、地下3階
◆ 高さ-約135m
◆ 敷地面積-約5,500㎡
◆ 延床面積-約56,300㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、店舗、公益施設、オフィス
◆ 総戸数-約270戸
 
東街区の概要
◆ 階数-地上31階、地下2階
◆ 高さ-約116m
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 延床面積-約33,700㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-約250戸
 
 
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多くの再開発事業では、駅のすぐ前に「交通広場」を整備しますが、「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」は、少し離れた「西街区」の北側に「交通広場」を設置します。

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2013年4月11日 (木)

東京都 「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」に着手!

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-西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業-

 私の好きな番組の1つにNHKの「クローズアップ現代」があります。4月の番組改編で深夜にも再放送されるようになって重宝しています。

 昨日は、「広がる地下迷宮 ~都市の地下開発最前線~」を放送していました。 ”今東京では、地上の開発は限界に近づきつつあり、その膨張のエネルギーは地下へと向かっている。” という内容でした。

 確かに少し前までは、連続立体交差事業と言えば高架化工事がほとんどでしたが、ここ最近は、京王本線、東急東横線渋谷駅、小田急小田原線など地下化工事が次々と完成しています。
 
 計画されている西武鉄道新宿線の「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」も地下化工事で計画されています。

 「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」は、中野区内の上高田五丁目~野方四丁目の延長2,354mです。
 事業期間は2013年度~2020年度で、事業費は726億円です。2013年4月1日に、国土交通省から都市計画事業の認可が告示されました。
 
 東京都・報道発表資料(2013/04/01)
 西武鉄道新宿線の連続立体交差事業に着手します。
 
 駅は、「新井薬師前駅(あらいやくしまええき)」と「沼袋駅(ぬまぶくろえき)」の2駅が地下化されます。
 「新井薬師前駅」は島式1面2線、「沼袋駅」は島式2面4線になる」予定です。下記のPDFで駅の断面図を見ることが出来ます。
 
 東京都・中野区・西武鉄道(PDF)
 西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業

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2013年4月 8日 (月)

中野区 竣工した「中野ツインマークタワー」

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-中野ツインマークタワー

 JR中野駅南側では、「中野マルイ」の少し南側の「丸井 旧中野本店」跡地に「(仮称)中野3丁目計画」が建設されました。
 
 地上29階、地下1階、高さ(最高部112.20m、軒高101.67m)、総戸数234戸の超高層タワーマンションです。
 東京都のHPでは、高さが107.07mとなっています。ビルの高さには、最高部、建築物、軒高の3数値があり、高さ107.07mが建築物の高さなのか? それとも最高部が低くなったのか? 調べようがないので分かりません・・・
 
 正式名称は「中野ツインマークタワー」です。「野村不動産」と「三井不動産レジデンシャル」により分譲されました。2012年8月13日に工事が完了し、2012年9月下旬から入居開始しています。
 
 名称通り途中階から2つに分かれたツインタワーになります。東側の「中野通」に対して平行ではなく北東から南西方向に建っているので分かりにくいですが、北東側が「エアリータワー」、南西側が「ブライトタワー」となっています。
 
 
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東側の「中野通」から見た様子です。
 
 
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西側寄りから見た様子です。
 
 
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西側寄りから見た下層階の様子です。
 
 
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北側から見た様子です。北東側が「エアリータワー」、南西側が「ブライトタワー」となります。

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2013年4月 7日 (日)

横浜市 市役所の新庁舎計画 地上31階、高さ約140mの「北仲通南地区」完全移転案が有力!

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-横浜市役所の新庁舎計画-

 横浜市役所の新庁舎計画は、かなり前からありますが一向に前に進みませんでした。大都市の新庁舎計画では大阪府庁舎と並んで浮かんでは消える都市伝説のような状態になっていました。
 
 やっと動き出しそうで2012年の末時点で、「市民から意見を募集した上で、2013年3月までに基本構想をまとめる方針」という事だったので、そろそろ基本構想が発表されるかも知れません。
 
 現庁舎は、1959年築のため耐震上の問題がある上に、横浜市の発展に伴って業務量も増加し、全ての部署が入るだけのスペースがありません。
 現在、関内地区で約5900人の横浜市職員が働いていますが、このうち約4300人は市庁舎ではなく民間から借りた20のビルに分散していて、年間約20億円の家賃を支払っています。
 
 下記の3案の中で、「北仲通南地区に完全移転案」が最有力です。地上31階、高さ約140m、延床面積約164,000㎡の超高層市庁舎で、調査・設計から完成まで8年を見込みます。
 
 新庁舎は、2020年代の業務開始を目指しますが、市役所移転で周辺が空洞化するので、現庁舎(中区港町)の敷地に大学を誘致するなど教育研究機能を集積させる案を検討しています。
 
横浜市役所の新庁舎計画の3案
◆ 北仲通南地区に完全移転案
 「北仲通南地区」に完全移転する案は、用地は既に確保しており、設計や建設などの想定費用は約603億円と最も安く、業務開始までの期間も8年間と最短となります。
 
◆ 現在地で建て替え案
 現在地で建て替える場合も、一時的に「北仲通南地区」に新築した超高層ビルで業務を行います。
 そのため、新庁舎建設費など約470億円に加え、高層ビル建設費や民間資金活用による利息などで約1100億円が必要とされます。
 
◆ 現在地と北仲通南地区に市役所機能を分割案
 現在地と「北仲通南地区」に機能を分割する案では、完全移転する案に現庁舎の改修費用約30億円が加わり、想定費用は約633億円とされます。
 
 
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「北仲通南地区」です。この敷地は横浜市が2008年に「UR都市機構」から168億円で購入済みです。
 
 元々は、「UR都市機構」が事業者を公募しようとしていた土地で、「横浜アイランドタワー(地上27階、塔屋2階、地下3階、高さ119.12m)」の第二期工事として超高層ビルの建設が計画されていました。
 
 「取得後に超高層ビルを建築しなければならない」という条件付きだったようなので、「北仲通南地区」への移転は2008年には横浜市役所内では決まっていたのかも知れません・・・

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2013年4月 6日 (土)

横浜市 地上29階、高さ約99mの「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」

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-二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業-
 怒涛の勢いで超高層ビルが建設されていた横浜市ですが、「マークワンタワー長津田」の竣工により巨大都市横浜市から超高層ビルの建設現場が姿を消しました。
 
 アベノミクスに乗り遅れ気味の横浜市ですが、横浜駅ビルや横浜市役所の移転などが動き出したり、動き出そうとしています。
 その中で一番進んでいるのが、相模鉄道「二俣川駅(ふたまたがわえき)」南口の「(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業」です。
 
 公式HP → 二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業
 
 「二俣川駅」は、相鉄本線といずみ野線が分岐している場所にあり、1日平均8万人が乗降しています。
 相鉄線と東急東横線は、相互直通運転を計画しており、交通結節点である「二俣川駅」は県内でも有数の拠点駅となります。
 
 2013年1月7日に神奈川県は、「二俣川駅南口地区市街地再開発組合」の設立を許可しました。事業施行期間は2012年12月28日~2018年3月31日までです。
 
 約380戸の分譲マンションとなる地上29階、高さ約99mの「住宅棟」と、商業施設やオフィス、公共施設などが入居する地上15階、地下1階の「商業業務棟」を建設します。
 総事業費は353億円を見込んでいます。順調に行けば、約1年後の2014年4月に着工する予定です。
 
(仮称)二俣川駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市旭区二俣川二丁目の一部
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、(商業業務棟)地上15階、地下1階
◆ 高さ-約99m
◆ 施行地区面積-約19,000㎡
◆ 敷地面積-約17,420㎡
◆ 建築面積-約13,390㎡
◆ 延床面積-110,440㎡(容積率対象面積82,300㎡)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-商業施設、オフィス、共同住宅
◆ 建築主-二俣川駅南口地区市街地再開発組合
◆ 総事業費-約353億円
◆ 着工-2014年04月予定
◆ 竣工-2018年03月31日予定

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2013年4月 4日 (木)

鎌倉市・横浜市 JR大船駅前の大規模再開発「大船駅東口市街地再開発事業」

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-大船駅東口市街地再開発事業-

 「JR大船駅」は、JR東日本の「東海道本線、横須賀線、根岸線」の3路線が乗り入れています。
 島式5面10線を有する巨大な地上駅ですが、駅構内での乗り替えが多いので、ジャンクションのような機能を果たしています。
 
 また湘南モノレールの「江の島線」も乗り入れています。正に首都圏南側の鉄道交通の要衝です。
 
 「JR大船駅」は、鎌倉市大船一丁目にありますが、鎌倉市と横浜市の境界上に位置しています。鎌倉市と横浜市の中心街からはかなり離れています。
 
 「JR大船駅」の東口には、前から再開発計画がありますが、少しずつ動き出したようです。
 鎌倉市側の「大船駅東口第2地区市街地再開発事業」における事業協力者を選定するプロポーザルで、最優秀提案者に「大林組、野村不動産グループ」が選定されました。
 
 鎌倉市 → 大船駅東口市街地再開発事業WEBSITE
 
 また横浜市側では、「大船駅北第二地区市街地再開発準備組合」が計画してい再開発事業の都市計画市素案をまとめました。
 
 施設建築物の規模は地上21階、地下1階、延床面積約59,900㎡、2013年秋の都市計画決定を目指します。
 高層棟と低層棟で構成し、高層棟は低層部に商業業務施設、中高層部に約270戸の住宅を配置する予定です。
 
 建設通信新聞( 2013/04/04 )
 21階建て約6万㎡想定/今秋の都決目指す/横浜市の大船駅北第二再開発

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2013年4月 2日 (火)

さいたま市 JR大宮駅東口「大門町2丁目中地区市街地再開発事業」の建設予定地

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-大門町2丁目中地区市街地再開発事業-

 新しく購入したパソコンはCPUが速くメモリも8GBあるので快適に作動するのですが、正直Windows8の操作にこんなに苦しむとは夢にも思っていませんでした。
 
 操作方法が全く違うので、もはや全く別のOSですね・・・ 操作方法を覚えるのに四苦八苦して泣きそうになっています。ブログやHPの作成に早く本格復帰したいのですが、もう少しお待ちく下さい。
    
 本題にもどって、JR大宮駅西口と比べて再開発が遅れていた東口ですが、「大門町2丁目中地区市街地再開発事業」が動き出そうとしています。
 
 2013年3月27日に「さいたま市都市計画審議会」が開かれ、賛成多数で都市計画を決定しました。
 
 さいたま市
 大門町2丁目中地区市街地再開発事業の事業協力者決定に関する市長への報告について
  
 再開発が計画されている「大門町2丁目中地区」は、大宮駅東口の駅前広場から約200m東側にあります。
 
 街区の西側に「商業・業務棟」として地上18階の建物、東側には「公共・公益棟」として地上10階の建物を建設します。
 両棟は5~8階部分でつながる構造とし、地下は3階まであり、駐車場などとして利用する計画です。
 
 「商業・業務棟」の低層には商業施設、高層には民間企業のオフィスなどが入居する予定です。「公共・公益棟」の低層にはNHK放送局が入居する予定です。
  
大門町2丁目中地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区大門町二丁目内
◆ 階数-地上18階、地下3階
◆ 高さ-約93m
◆ 地区面積-約14,000㎡
◆ 敷地面積-約9,180㎡
◆ 建築面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約84,000㎡
◆ 用途-店舗、オフィス、公益施設
◆ 事業費-約480億円
◆ 着工-2015年度予定
◆ 竣工-2017年度予定

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