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2013年4月16日 (火)

品川区 国際自動車教習所跡地「西品川一丁目地区再開発計画」の現状

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-西品川一丁目地区再開発計画-

 ソフトバンクの「スプリント・ネクステル」の買収に米衛星放送サービス会社「ディッシュ・ネットワーク」が対抗買収を提案しました。
 
 私のような凡人が社長だったら「あーもーダメだ・・・」と頭を抱えますが、数々の逆境に打ち勝ってきた「孫正義社長」は逆に闘志をメラメラと燃やしていると思います。どんな対抗策を打ち出してくるのでしょうか?
 
 本題に戻って、JR大崎駅周辺では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、「西品川一丁目地区再開発計画」もその一つです。
 「西品川一丁目地区再開発計画」は、JRの線路に囲まれた部分の中の「妙光寺」北側の一帯で、中心となるのは「国際自動車教習所」跡地ですが、他にも多くの住宅を含みます。
 
 計画では、区域面積約38,000㎡を大きく2分割して、南側に業務棟、北側に住宅棟を建設する計画です。2棟を東側に開いたV字型に配置し、間には約6,000㎡の広場も確保する予定です。
 
 階数は不明ですが、業務棟が最高高さ約114m、住宅棟が約104mを予定しています。合計の延床面積約218,000㎡となる大規模な再開発になる予定です。
 
 再開発計画はスケジュール通りに進むことはめったにありません。「西品川一丁目地区再開発計画」も遅れています。
 
 「西品川一丁目地区再開発計画」の新しいニュースを最近に見かけませんが、下記の「環境影響評価手続きの進捗状況」を見ると1つ1つ順調にクリアしているようなので、近いうちに大きな動きがあるかも知れませんね。
 
 東京都環境局
 手続きの進捗状況 西品川一丁目地区再開発計画
 
西品川一丁目地区再開発計画の概要
◆ 所在地 -東京都品川区西品川一丁目1番外
◆ 高さ-約114m(業務棟)、約104m(住宅棟)
◆ 施行区域面積-約38,000㎡
◆ 敷地面積-約30,400㎡
◆ 延床面積-約218,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、工場
◆ 総戸数-約460戸
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 工期-2013年度~2016年度予定(当初計画)
 
 
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「国際自動車教習所」跡地の内部はこんな感じです。たまたまゲートが開いていました。
 
 
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再開発予定地の東側に接する大井町~大崎間を結ぶ「都市計画道路補助163号線」は拡幅される予定です。

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