葛飾区 三菱製紙中川工場跡地 地上37階の超高層タワーマンション「(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事」
-葛飾区新宿六丁目・三菱製紙中川工場跡地-
JR常磐線の金町駅(かなまちえき)の西側で、「中川」の東側一帯に「三菱製紙中川工場」がありました。
工場は閉鎖され、工場跡地が大規模に再開発されています。ちなみに「新宿」は「にいじゅく」と読み「しんじゅく」ではありません。
敷地面積約182,000㎡のと広大です。葛飾区は「まちづくり方針」に基づき、住宅、大学、福祉、商業施設、公園などの整備を進めています。
「A街区」の一部の敷地面積41,069.88㎡には、2013年4月に東京理科大学「葛飾キャンパス」が開校しました。
東京理科大学は、神楽坂キャンパスの校地および校舎狭隘問題を抜本的に解決するために「葛飾キャンパス」を建設しました。
東京理科大学 → 葛飾キャンパス・公式HP
-C街区-
「C街区」の約22,173㎡に「住友不動産」が、地上38階、高さ約140mのタワーマンションを建設する事がリーマンショック前に報道されていました。
一向に動き出しませんでしたが、「(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事」として遂に動き出すようです。
同じく住友不動産の長らく凍結していた新宿区の「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画」も動き出します。「アベノミクス」の効果絶大ですね。
私がほぼ毎日チェックしているHPに「建設データバンク」があります。東京都と横浜市の「建築計画のお知らせ」が速報で検索出来るので非常に重宝しています。
建設データバンク
建築物お知らせ看板情報(東京都・横浜市版)
その中に、「(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事」というのがありますが、それが「C街区」の「建築計画のお知らせ」のデータです。
高さは不明ですが、階数は地上37階、地下1階に決まったようです。建築面積約9,930㎡、延床面積約97,565㎡なので、ツインタワーかも知れませんね?
「(仮称)金町Ⅰ計画 新築工事」の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区新宿六丁目-2400-18
◆ 階数-地上37階、地下1階
◆ 高さ-不明
◆ 敷地面積-22,173.12㎡
◆ 建築面積-約9,930㎡
◆ 延床面積-約97,565㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年08月01日予定
◆ 竣工-2016年04月30日予定
見づらいですが現地に掲示してあったの「街区図」です。実際の東京理科大学「葛飾キャンパス」はもっと広くなり、公園の北西側も敷地となっています。「C街区」は一番南側のJR常磐線沿いになります。
3年くらい前に撮影した写真です。手前が「B街区」で奥が「C街区」です。Googleマップの空撮写真を見ると現在もそのままのようです。
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