新宿区 地上31階、高さ約145mの「(仮称)四谷駅前市街地再開発事業」
-(仮称)四谷駅前市街地再開発事業-
日経平均株価が怒涛の勢いで14,000円を突破しました。13,000円台の窓埋めをほとんど行わず、一気に駆け上がりました。いったいどこまで上昇するんでしょうか?
ただ「TOPIX(東証株価指数)」の上昇ペースが遅いのが気になります。日経平均株価をTOPIXで割った値を「NT倍率」と呼びます。
2000年代は、大体10~11くらいの間でしたが、ここ最近は12くらいです。大型株の上昇ペースが遅いという事ですね。TOPIXが上昇しないと全体の時価総額が増えません。
本題に戻って、「(仮称)四谷駅前地区市街地再開発事業」に係る環境影響評価書案の縦覧が、東京都庁他で2013年5月7日(火)~6月5日(水)まで行われています。
「(仮称)四谷駅前地区市街地再開発事業」は、JR四谷駅の北東側一帯で計画されている大規模な再開発事業です。
施行区域面積約24,000㎡で、廃止になった「財務省公務員宿舎」や「旧四谷第三小学校」跡地などを中心に多数の雑居ビルや病院等で構成される区画です。
計画は少し見直され、建物の配置などが少し変更になっています。最高部の高さも約150mから約145mに少し低くなりました。
超高層建築物となる「業務タワー棟」は敷地南東側に配置されます。「業務タワー棟」は、地上31階、地下3階、最高高さ約145mを予定しています。
その他に「外堀棟(商業/住宅棟)」、「文化国際交流機能棟」、「三栄棟(商業/住宅棟)」、「教育棟」が建設され、合計で5棟が建設されます。
「UR都市機構」は、都市計画手続きに2013年夏にも着手する予定です。順調に進めば、2013年度末の都市計画決定を目指します。
工事期間は2014年度~2019年度を予定しています。2014年度~2016年度に埋蔵文化財調査と並行して既存建物の解体工事を進め、2016年度~2017年度に土工事、2017年度から躯体工事に着手する予定です。
配置図(PDF)
四谷駅前地区市街地再開発事業 事業全体概要
新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
(仮称)四谷駅前市街地再開発事業について
(仮称)四谷駅前市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区四谷一丁目・本塩町
◆ 階数-地上31階、地下3階(業務タワー棟)
◆ 高さ-最高高さ約145m(建築区準法上の高さ約135m)
◆ 施行区域面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-約18,000㎡
◆ 建築面積-約10,200㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡(容積対象面積約120,000㎡)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化国際交流機能、共同住宅
◆ 総戸数-約100戸
◆ 竣工-2019年度予定
街区図① 南東側から見た様子です。道路は「外堀通」です。
街区図② 北西側から見た様子です。
街区図③ 北西側から見た様子です。
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