日経平均株価が15000円を突破! 「NTTドコモ」と「ソフトバンク」の時価総額が一時逆転
-NTTドコモ VS ソフトバンク--
2013年5月15日に日経平均株価が2008年1月4日以来の15,000円回復となりました。5年4ヵ月ぶりです。あれからもう5年以上経過したんですね。歳をとるはずです・・・
ただいいことばかりではありません。10年物国債の利回りが急上昇しています。国の借金が1000兆円もある日本は金利の上昇が致命傷になります。日銀は今後も難しい綱渡りの舵取りが続きます。
日経平均株価が上がると、企業の時価総額も当然増加します。時価総額ランキングを見ているといろいろ面白い発見があります。
YAHOO!ファイナンス → 時価総額ランキング
以下は2013年5月15日(水)の終値を元に書いているので、現時点では変化している事をご了承下さい。
時価総額が1兆円を超える企業が90社を超え、100社に近づいています。時価総額の1位は「トヨタ自動車」で22兆円超です。2位は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の10兆円超です。
ユニクロを展開する「ファーストリテイリング」は、某経済誌のネガティブキャンペーンをもとともせず時価総額が4兆円を突破しています。小売業でこの時価総額は驚異的です。
「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」が一時的に「任天堂」を逆転した面白い現象もありました。
まあ「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」は、株式分割などもありますが、企業規模から見ても明らかに異常な株価でマネーゲームですね。
私が一番注目したのは、「ソフトバンク」が「NTTドコモ」の時価総額を一時的に逆転した事です。
今後も継続するのか? 一時的な現象なのか? 分かりませんが、「ソフトバンク」の勢いを象徴している出来事です。
親会社の「日本電信電話」などを含めたとNTTグループとソフトバンクグループは、企業規模にはまだ差がありますが、ソフトバンクはアメリカの携帯電話会社「スプリント・ネクステル」の買収を計画しています。
スプリント・ネクステルの買収には、アメリカの衛星放送大手「ディッシュ・ネットワーク」という強力なライバルが現れたので予断を許しません。
しかし、買収に成功したら移動体通信の売上高で、「チャイナモバイル(中国)」、「ベライゾン(アメリカ)」に次いで、「AT&T(アメリカ)」と並びグループで世界第3位に位置する巨大企業になります。
NTTドコモの本社がある「山王パークタワー」です。一時的かもしれませんが、「ソフトバンク」の時価総額が「NTTドコモ」の時価総額を上回る時がやってくるなんて夢にも思いませんでした。
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