祝! 地上50階、高さ約200mの「横浜北仲通北地区再開発計画(A-4地区)」が復活へ!
-横浜北仲通北地区再開発計画(A-4地区)-
「森ビル」などが計画している横浜市内最大級の複合開発プロジェクト、「北仲通北地区再開発」が着工に向けて大きく前進します。
「横浜北仲通北地区再開発計画(A-4地区)」は、2008年12月末日に着工する予定でしたが、リーマン・ショックの直撃を受けて計画が凍結されていました。
「森ビル」は、A-4地区で「丸紅」を新たに事業パートナーに迎え、地上50階、地下3階、高さ約200m、延床面積約16万㎡の超高層ビルを建設する予定です。順調に行けば、2014年内の着工、2018年の完成を目標にしています。
建設通信新聞(2013/05/28)
A-4地区に16万㎡超高層/横浜・北仲通北再開発/森ビル
当初は集合住宅、ホテル、オフィス、商業施設などの用途を想定していましたが、新たな計画ではビルの高さや総容積率は変更しないことを前提に住宅用途の割合を増やします。
約700戸だった住戸数は、約1000戸~約1200戸になる見通しです。ホテルの誘致は断念します。
「横浜北仲通北地区再開発計画」は、総面積は約7.5haですが、4段階に分けて開発されることが発表されました。
横浜北仲通北地区再開発計画の開発手順
◆ 第1段階 B-3地区(UR都市機構の賃貸住宅が竣工済)
◆ 第2段階 A-3地区(日本セレモニーが、高さ約31mの商業施設を建設)
◆ 第3段階 A-4地区
◆ 第4段階 A-1地区、A-2地区、B-1地区、B-2地区
2008年当時に公開されていた完成イメージ図です。高さ約220mの「A-4地区」の他に、「A-2地区(地上42階、地下2階)、B-1地区、B-2地区」に高さ約170mの超高層タワーマンションが3棟計画されていました。出来るだけこのイメージで完成させて欲しいですね!
「A-4地区」です。 ”新たな計画ではビルの高さや総容積率は変更しないことを前提” という事ならば、地上50階、地下3階、高さ(最高部220.00m、軒高199.99m)となります。
保存する方針だった歴史的建造物「帝蚕倉庫」は解体した上で、外壁のれんがなどの部材や内装を再利用して倉庫を復元するそうです。
「森ビル」によると、東日本大震災をきっかけに帝蚕倉庫を検査したところ鉄筋コンクリート造の構造に不備が見つかったそうです。
当初は、倉庫を「曳屋(ひきや)工法」で移動させて保存し、生まれたスペースに超高層ビルを建設する計画でした。
先行して着工される「A-3地区」です。「日本セレモニー」が高さ約31mの商業施設を建設します。早ければ2013年内の着工し、2014年の完成を目指しています。
2008年3月24日に掲示された「横浜北仲通北地区再開発計画(A4地区)」の「建築計画のお知らせ」です。
建築主は「森ビル」、設計者は「日建設計、大成建設」、施工者は「大成建設」となっていました。
地上50階、地下3階、高さ(最高部220.00m、軒高199.99m)となっています。 ”新たな計画ではビルの高さや総容積率は変更しないことを前提” ならば最高部は220.00mになります。
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