渋谷区 地上46階、高さ約230mの「渋谷駅地区 駅街区開発計画」
-渋谷駅地区 駅街区開発計画-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されていますが、2013年6月17日に「渋谷駅地区 駅街区開発計画、渋谷駅地区 道玄坂街区開発計画、渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21地区)」の3つの事業に関し、東京都において都市計画決定がなされました。
東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産(PDF:2013/06/17)
渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について
その中ので、「渋谷駅地区 駅街区開発計画」には、JR渋谷駅の東側に地上46階、地下7階、高さ約230mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目23番外
◆ 階数-地上46階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-約230m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-約15,300㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約270,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 着工-2013年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 開業-2020年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」のイメージパースです。渋谷駅周辺地区では最大級となる貸床面積約70,000㎡のオフィス、店舗面積約70,000㎡の商業施設が整備されます。
駅前広場および歩行者デッキのネットワークが整備されます。建物や広場をつなぐ多層の歩行者ネットワークを整備することで、まちの一体感を高めます。
3階にJR線(山手線・埼京線)改札口と東京メトロ「銀座線」改札口を新設し、駅西側と駅東側へ移動する歩行者の利便性を高めます。
東急東横線・東京メトロ副都心線とJR線(山手線・埼京線)の乗換空間の集約化を図るとともに、バリアフリー動線の整備を行います。
整備済みの渋谷ヒカリエの「アーバン・コア」と共に建設される新ビルにも「東口アーバン・コア」を整備し、視認性を高くして縦方向の移動を分かりやすく利便性を高めます。
「渋谷川」が「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の東棟地下1階を貫いているのも面白いですね。
| 固定リンク
「125 東京都・渋谷区」カテゴリの記事
- 渋谷スクランブルスクエア 2025年5月に「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の工事に着工 全体の完成は2034年度を予定!(2025.05.11)
- 「国立代々木競技場 第一体育館」の南側 「岸記念体育会館」の跡地 代々木公園Park-PFI計画 施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定!(2025.03.19)
- 渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) JR渋谷駅の橋上駅舎化工事 2025年1月中旬の建設状況(2025.02.11)
- 渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) 東急百貨店東横店西・南館解体工事 解体工事が進み「山手線」のホームが丸見えに!(2025.02.09)
- 「東急百貨店本店」の跡地 地上34階、高さ約156mの「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」 2025年1月に新築着工!(2025.02.08)