京急川崎駅 大師線ホーム上空に人工地盤を設置して建設される「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」
-(仮称)京急川崎駅前ビル計画-
昨日UPしたJR東日本の「川崎駅北口自由通路等整備事業」に比べると地味ですが、京浜急行電鉄も「京急川崎駅」の再整備を進めています。
「京急川崎駅」は、二層構造になっており高架の本線は2面4線ですが、大師線は地上にあり、頭端式ホームの2面2線となっています。
敷地に余裕がある訳ではないので、ビルを建設する場合はわずかな隣接地と線路の上空を利用するしかありません。
新たに建設する駅ビルは、大師線ホーム上空に人工地盤を築き、駅の隣接地と合わせて建設します。
12階建てのビルと5階建ての商業施設で構成し、1階~5階が商業施設、3階~12階がビジネスホテル「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」になる予定です。
商業施設への出店店舗は未定で、「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」の客室数は170室を予定しています。
京浜急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/03/12)
より便利な街へ!京急川崎駅に新たな駅ビルを建設します。
(仮称)京急川崎駅前ビル計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区駅前本町21番1ほか
◆ 階数-地上12階、地上5階
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 延床面積-約9,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-商業施設、ビジネスホテル他
◆ 着工-2013年度上半期予定(駅施設等の移転工事を含む)
◆ 開業-2015年度予定
「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」のイメージパースです。
今回駅ビルを建設するに先立って、整備エリア内において営業していた「京急ストア川崎店」は、2012年10月1日に駅前高架下へ移転して開業しています。
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