JR川崎駅が更に巨大化! 川崎駅北口自由通路等整備事業 大規模なエキナカ商業施設も新設
-川崎駅北口自由通路等整備事業-
JR東日本および京浜急行の川崎駅は、かつては横浜と東京の通過点に過ぎませんでしたが、JR川崎駅西口の再開発により拠点性をどんどん高め、川崎駅周辺に目的を持って訪れる街に変身しました。
その川崎駅周辺の拠点性を一段と高めるプロジェクトが、2013年5月24日に着工されました。「川崎駅北口自由通路等整備事業」です。
川崎市 → 川崎駅北口自由通路等整備事業
JR東日本横浜支社(PDF:2013/05/17)
川崎駅北口自由通路整備、駅改良等工事の着手について
JR川崎駅には、現在は幅員約25mの「東西自由通路」がありますが、北側の「東京方跨線橋(こせんきょう)」がある部分に、東口駅前広場と西口北広場を結ぶ「北口自由通路」を新設します。
「北口自由通路」は幅員10mで、「北口自由通路」の南側には「北改札(10機)」を新設します。
更に、「東西自由通路」と「北口自由通路」の間を橋上駅舎化して改札内コンコースと大規模なエキナカ商業施設を新設します。
「北口自由通路」の北側も橋上駅舎化してエキナカ商業施設を新設します。エキナカ商業施設は合計で延床面積約8,600㎡を予定しています。
川崎駅北口自由通路等整備事業の概要
◆ 所在-神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1外
◆ 階数-地上5階(既存駅ビル部は地上9階)
◆ 敷地面積-約29,900㎡
◆ 延床面積-増床部分約11,400㎡(既存駅・駅ビル:約54,800㎡)
◆ 北口自由通路-有効幅員10m、延長約115m(両デッキ部含むと延長約230m)
◆ 駅施設等-コンコース・改札(北・中央北)整備、既存(中央南)改札改修、エレベーター(3基)・エスカレーター(6基)整備、ベビー休憩室整備、等
◆ 店舗等-約8,600㎡(増床部分)
◆ 着工-2013年05月24日
◆ 竣工-2017年度予定
◆ 開業-2017年度予定
◆ 総事業費-約190億円(川崎市負担約94億円、JR東日本負担約96億円)
完成イメージ図です。ホームを「かまぼこ型」の橋上駅舎が覆う首都圏有数の巨大な駅に劇的に変化します。
新設される橋上駅舎は平屋ではなく、地上5階となります。1階が「ホーム」、3階が「北口自由通路、改札口、改札内コンコース、エキナカ商業施設」、4階が「エキナカ商業施設」、5階が「後方施設」となります。
配置図です。「北口自由通路」が新設される場所は、北側の「東京方跨線橋(こせんきょう)」がある部分です。
「北口自由通路」が完成すると、かなり距離が離れている「京急川崎駅」が、少し近くなります。
幅員約25mの「東西自由通路」です。現在は東西自由通路の南側にしか改札口がありませんが、「中央北改札(8機)」が新設されます。現在の改札口は、「中央南改札(14機)」に改称されます。
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