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2013年8月

2013年8月31日 (土)

千代田区 超高層ツインタワー「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の続報

Tokyootemachi130811
-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、2013年8月30日(金)付で、東京都知事より施工認可を受けました。
 
 昨日UPしましたが、もう少し詳しい概要が独立行政法人都市再生機構の「東日本都市再生本部」と「NTT都市開発」から8月30日に発表されているので再度UPします。
 
 都市再生機構・東日本都市再生本部(PDF:2013/08/30)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施行認可のお知らせ
 
 NTT都市開発(PDF:2013/08/30)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施行認可のお知らせ
 
 「B棟」の高さ約170mは間違いなかったようです。「A棟」の延床面積約199,000㎡、「B棟」の延床面積約150,000㎡も間違いありませんでした。
 
 構造は、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管柱構造となっています。
 
 「A棟」と「B棟」は別々に入札が行われているので、「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」、「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」の建設時と同じく、別々の施工業者により工事が行われ、最終的に地下階と低層階を一体化させると思われます。
 
 「大手町フィナンシャルシティ」の時のように、サウスタワーの「逆打ち工法」とノースタワーの「二段打ち工法」のような違う施工方法の共演が見られるかも知れませんね。 
   
大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟工区建設等工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目地内
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約179m
◆ 敷地面積-約20,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約199,000㎡
◆ 解体工事-2014年04月~2015年05月予定(地上部分及び地下内装・設備)
◆ 建設工事-2015年06月~2018年05月予定(地下部分除却工事を含む)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発
 
大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟工区建設工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目地内
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約170m
◆ 敷地面積-約20,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約150,000㎡
◆ 解体工事-2014年03月上旬~2015年05月下旬予定(地上部分及び地下内装・設備の除却工事)
◆ 建設工事-2015年06月上旬~2018年05月下旬予定(地下除却を含む)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構
◆ 総合監理業務-日本設計、NTTファシリティーズ共同企業体

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2013年8月30日 (金)

千代田区 「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の施行を2013年8月30日に認可!

Tokyootemachi13081
-大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2013年8月30日(金)に認可します。
 
 東京都・報道発表資料(2013/08/29)
 大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業の施行認可について
 
 区域面積約24,000㎡、 敷地面積約20,000㎡に延床面積約349,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。
 8月16日にUPしたばかりですが、個人施行が認可されたので再度UPします。何よりも驚くのがその総事業費です。なんと約1,751億円! あまりの高額にビックリです。
 
 「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されます。地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約179m、延床面積約199,000㎡です。
 
 「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と解体済みの「関東郵政局」の跡地に建設されます。地上32階、塔屋1階、地下3階、高さ約170m、延床面積約150,000㎡です。
   
大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟工区建設等工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目地内
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約179m
◆ 敷地面積-約20,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約199,000㎡
◆ 解体工事-2014年04月~2015年05月予定(地上部分及び地下内装・設備)
◆ 建設工事-2015年06月~2018年05月予定(地下部分除却工事を含む)
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発
 
大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟工区建設工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目地内
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約170m
◆ 敷地面積-約20,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約150,000㎡
◆ 解体工事-2014年03月上旬~2015年05月下旬予定(地上部分及び地下内装・設備の除却工事)
◆ 建設工事-2015年06月上旬~2018年05月下旬予定(地下除却を含む)
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構
◆ 総合監理業務-日本設計、NTTファシリティーズ共同企業体
 
 
Tokyootemachi13082
配置図です。「A棟」は、敷地西側の「逓信ビル」の跡地に建設されます。「逓信ビル」の「逓信総合博物館(通称ていぱーく)」は、2013年8月31日(土)に閉館します。
 
 「B棟」は、敷地東側の「東京国際郵便局ビル」と解体済みの「関東郵政局」の跡地に建設されます。
 
 
Tokyootemachi13083
断面図です。「A棟」が、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約179m、「B棟」が、地上32階、塔屋1階、地下3階、 高さ約170mとなります。地下と低層部は、A棟とB棟が一体化します。

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2013年8月29日 (木)

川崎市役所 「川崎市役所本庁舎」は現在の場所で建て替え!

Kawasakicity13083
-川崎市役所-

 川崎市は、戦後急速に発展し人口が急増したため川崎市役所は次々と周辺に庁舎を増やしていきました。

 第4庁舎まで分散していることに加え、年間5億8千万円の賃貸料を支払って4ヵ所の民間ビルに入居しています。
 
 また築75年と老朽化している「川崎市役所本庁舎」の耐震対策など庁舎自体の老朽化問題も抱えています。
 
 川崎市の「本庁舎・第2庁舎耐震対策基本構想検討委員会」は、(1)耐震補強、(2)「武蔵小杉駅周辺」もしくは「武蔵溝ノ口駅周辺」への移転、(3)現地で建て替えなどいろいろなパターンで検討してきましたが、「現地で建て替えるのが適切」と結論づけました。
 
 カナロコ・神奈川新聞(2013/08/29)
 移転せず建て替え、市庁舎耐震対策で検討委の会合で一致/川崎
 
◆ 耐震補強工事は困難
 市役所本庁舎本館は1938年に建てられ、隣接する第2庁舎も1961年築と半世紀以上が経過しています。
 
 最低限必要な耐震性能を満たすための耐震補強工事を行う場合、本庁舎は地中に埋まっている杭や基礎を掘り起こすなどの必要があり、実施は困難なようです。
 
◆ 武蔵小杉駅周辺や武蔵溝ノ口駅周辺への移転は困難
 必要な面積を確保できるだけの土地が無いうえに、用地の買収が必要で、多大な時間を要する可能性が高いので困難なようです。
 
◆ 現地で建て替えるのが適切
 総合設計制度を活用して容積率を割り増し、「第2庁舎敷地」を駐車場や広場などとして現庁舎敷地のみを使用した場合、最大で地上23階、延床面積61,310㎡の確保が可能です。
 
 「第2庁舎跡地」にも新庁舎を建設した場合、「新第2庁舎棟」は延床面積11,000㎡、新庁舎は地上19階、延床面積45,800㎡の確保が可能で、総延床面積72,310㎡の確保が可能と見込んでいます。
 
 建設通信新聞(2013/08/29)
 現地建替えが最適/まちづくりの視点求める/川崎市本庁舎・第2庁舎委員会
 

Kawasakicity13082
川崎市役所の位置図です。川崎市役所は典型的なタコ足市役所です。民間のビルも含め8ヶ所に分散しています。
 
 現地で建て替えを行う場合、2015年度末までに民間ビルを新規賃借して「本庁舎」の機能を移転します。
 新庁舎完成後も「第3庁舎」は継続使用します。「第4庁舎」は建物ごと処分し、民間ビルからは退去する予定です。

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2013年8月28日 (水)

世田谷区 地上41階の「三軒茶屋二丁目B地区」 2013年度中に都計決定!

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-三軒茶屋二丁目地区市街地再開発-
 世田谷区・三軒茶屋の第4工区「三軒茶屋二丁目地区市街地再開発」は、「キャロットタワー」南側の世田谷通りと首都高速3号渋谷線&国道246号に挟まれた敷地面積約18,000㎡です。老朽化した小規模飲食店や映画館などが建ち並んでいます。
 
 地区内にある未整備の都市計画道路を挟んで、「三軒茶屋二丁目B地区」と「三軒茶屋二丁目センター地区」の二つの市街地再開発準備組合により、再開発が検討されています。
 
◆ 三軒茶屋二丁目B地区
 先行する「B地区」は、「三軒茶屋二丁目B地区再開発準備組合」が、2013年度の都市計画決定に向けて地権者の合意形成を進めています。都市計画が決定されれば、2016年度の着工、2018年度の完成を予定しています。
  
 建設通信新聞(2013/08/28)
 地区でまちづくり検討/B地区は13年度中に都計決定/三軒茶屋二丁目
 
 地上41階、地下2階、延床面積約72,000㎡規模の複合施設を想定してます。地上1階~4階に商業施設やイベント広場など、5階~41階に総戸数550戸程度の共同住宅を整備する計画です。
 
 事業協力者は「東急不動産、丸紅、大京」の3社、コンサルタント業務は「佐藤不動産鑑定コンサルティング」、設計コンサルタントは「梓設計」が担当しています。
 
◆ 三軒茶屋二丁目センター地区
 先行するB地区より遅れていますが、「三軒茶屋2丁目センター地区市街地再開発準備組合」が再開発を検討しています。
 
 商業施設や住宅を中心とした複合施設を検討しており、地権者でもある「東急建設」が事業協力者として参画、コンサルタント業務は「日本設計」が担当しています。
 
 
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街区図です。 第4工区の西側が「B地区」、東側が「センター地区」になります。間には都市計画道路が整備されます。 

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2013年8月27日 (火)

台東区 地上23階、高さ約120mの「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画」

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-(仮称)松坂屋上野店南館建替計画-

 JR御徒町駅の西側で、「松坂屋上野店(マツザカヤ上野店)」を営業する「J・フロントリテイリング」は、松坂屋上野店の「南館」を建て替えて、子会社化した「パルコ」を入居する方針を昨年発表していました。
 
 2013年8月26日に建替計画の概要が発表されました。計画名は「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画」です。
 想像していたよりはるかに規模が大きく、地上23階、塔屋1階、地下2階、高さ約120m、延床面積約42,000㎡の超高層複合ビルに建て替えられます。
 
 J.フロント リテイリング・ニュース&トピックス(PDF:2013/08/26)
 大丸松坂屋百貨店 松坂屋上野店南館の建替えについて 
 
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2013/08/26)
 東京・上野の地で江戸時代から続く松坂屋の歴史に新たな1ページ 「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画」へ参画 ~2017年秋 竣工・グランドオープン予定~
  
 フロアは、地下1階が「大丸松坂屋百貨店食品フロア」、地上1階~6階が「パルコ」、地上7階~10階が「TOHOシネマズ」、地上12階~22階が賃貸オフィスになります。
 
 三菱地所グループがプロジェクトマネジメント支援業務と設計・監理業務(三菱地所設計)を行います。
 地上12階~22階の賃貸オフィス部分のテナントリーシングは、「三菱地所リアルエステートサービス」が担当します。
 
(仮称)松坂屋上野店南館建替計画の概要
◆ 所在地-東京都台東区上野三丁目22番外(地番)
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約5,700㎡(駐車場ビル敷地他を含む)
◆ 延床面積-約42,000㎡
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(地下1階)大丸松坂屋百貨店食品フロア、(地上1階~6階)パルコ、(地上7階~10階)TOHOシネマズ、(地上12階~22階)賃貸オフィス
◆ 建築主-大丸松坂屋百貨店
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-未定
◆ 総事業額-約200億円(本館改装他関連工事を含む)
◆ 南館営業終了-2014年03月予定
◆ 新南館開業-2017年秋予定
 
 
Tokyoueno13082
完成予想図です。

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2013年8月24日 (土)

さようなら「旧:日本長期信用銀行本店ビル」 2013年9月に解体工事に着手!

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-旧:日本長期信用銀行本店ビル-

 「ケネディクス(不動産ファンド)、東急不動産、日本政策投資銀行」の3社は、千代田区の「旧:日本長期信用銀行本店ビル」を米モルガン・スタンレー系の不動産ファンドから取得して建て替える事を2012年12月6日に発表していました。
 
 「旧:日本長期信用銀行本店ビル」は、日比谷公園の南側に1993年8月に竣工しました。地上22階、地下5階、高さ約130m、延床面積62,423.66㎡の超高層ビルです。
 
 「日本長期信用銀行」は、かつて存在した長期信用銀行です。「長銀(ちょうぎん)」の愛称で親しまれていました。
 しかしバブル期に過剰融資を行い、バブル崩壊により大きな痛手を負いました。そして1998年に経営危機により経営破綻し国有化されました。「日本長期信用銀行」は、「新生銀行」として再スタートしています。
 
 ビルは、「日本長期信用銀行」を継承した「新生銀行」が所有していましたが、2008年春に米モルガン・スタンレー系の不動産ファンドに1180億円で売却されました。
 不動産ファンドは転売を目指していましたが、リーマンショック後の不動産市況の悪化で売るに売れない状態になっていました。
 2010年には「新生銀行」もビルから退去し、都心の一等地にありながら空室状態が続いていました。  
 
◆ 2013年9月から解体工事に着手
 解体工事の工期は、2013年9月20日~2015年7月末までの予定です。解体工事は「鹿島建設」により行われる予定です。
 
 今年の2月~6月に行った事前調査で、アスベストの使用が確認されたことから、飛散防止対策を行った上で除去作業を行います。
 
◆ 新ビルは、地上20階、地下2階、延床面積約57,500㎡
 再開発の資金として約300億円を投じる計画で、取得費用を含めた総事業費は約800億円を予定しています。
 
 新ビルは地上20階、地下2階、延床面積約57,500㎡です。2017年春頃の竣工を予定しています。
 賃貸できる面積を大幅に増やすことで収益性を高めます。設計は「日建設計」などが担当、本体工事の施工者は「未定」です。

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2013年8月23日 (金)

北区 地上37階、高さ約147mの「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」

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-十条駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 JR埼京線の十条駅西口で再開発が計画されています。「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」です。2012年10月2日に都市計画が決定しています。
 
 東京都北区
 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業等に係る都市計画決定
 
 再開発予定地は、JR埼京線十条駅西口の施行区域面積約17,000㎡です。再開発と共に道路の拡幅工事や交通広場の整備も行われます。
 
  地上37階、高さの限度が、高層部がGL+147m、低層部がGL+ 40mとなっています。延床面積約82,000㎡で、主要用途は、共同住宅、商業施設、業務施設となっています。共同住宅の総戸数は約520戸を予定しています。 
 
十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都北区上十条二丁目地内
◆ 階数-地上37階
◆ 高さの限度-(高層部)GL+147m、(低層部)GL+ 40m
◆ 施行区域面積-約17,000㎡
◆ 敷地面積-約7,100㎡
◆ 建築面積-約4,800㎡
◆ 延床面積-約82,000㎡(容積率対象面積約56,800㎡)
◆ 主要用途-共同住宅、商業施設、業務施設
◆ 総戸数-約520戸

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2013年8月21日 (水)

巨大プロジェクト 有明ガーデンシティー「有明北3-1地区(11街区)」の現状は?

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-臨海副都心「有明北3-1地区(11街区)」-

 東京都と都市再生機構が臨海副都心で進めていた江東区の「有明北3-1地区」の共同売却公募で2010年12月16日、「住友不動産」が事業進出予定者に決定しました。
 「住友不動産」は、総事業費約1028億円(用地代含む)を投じ、住宅や大型ショッピングセンターなど総延床面積約28万㎡超の大規模開発を行い、2015年年1月の一部開業を目指す予定でした。

 事業コンセプトは、「ARIAKE Garden City~住・商・業・文化が複合したまちづくり~」で、地上32階、地下1階、高さ約115m×2棟(総戸数2,000戸)の超高層住宅を中心に、大型ショッピングセンター、業務棟、ホールを新設、2棟の超高層住宅が南側、その他の施設が北側を中心に整備する予定でした。
 
 しかし、その後一向に動きがありません。敷地面積110,188㎡ (港湾局用地74,038㎡、都市整備局用地24,885㎡、都市再生機構用地11,265㎡)と広すぎるのがネックになっていると思われます。
 1社で開発するにはあまりにも広すぎてリスクが高すぎます。敷地を3分割か4分割にして売却していたら一部は竣工していたかも知れません。
 
 下記のブログを見ると水面下では近隣に「住民説明会」が行われているようです。当初計画からかなり変更になっているようで、3棟の超高層タワーマンションが計画されているようで、それぞれ戸数300戸、900戸、300戸になるようです。
 
 マンション購入を真剣に考えるブログ(2013/05/27)
 有明ガーデンシティーの住民説明会が開かれました
 
◆ すべては2020年オリンピック招致の結果次第?
 このあたりは、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の招致の結果次第によって土地の持つ意味が劇的に変わります。
 
 デベロッパーも2013年9月7日のIOC総会の結果を見極めている段階だと思われます。もし招致に成功すると規模の大幅な拡大も考えられます。

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2013年8月20日 (火)

蒲田にかまって! 京急蒲田駅前の拠点となる「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」

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-京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業-
 「京浜急行電鉄」は、「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」を行っていましたが、2012年10 月21日始発から下り線が高架化され、上下線共に高架化が完了しました。 

 先立って2010年5月16日の始発から上り線が高架化されましたが、京急蒲田駅を「エアポート快特」が素通りする事になり、当時のニュースで「蒲田(かまた)」にかけて「蒲田にかまって!」と話題になっていました。
 
 このような状態になったのは、「京急蒲田駅」の周辺に拠点となる核がないためです。駅周辺は比較的小規模の宅地が多くを占め、老朽化した建物も多く立地しています。
 それらを解消すべく「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
  
 大田区(PDF)
 京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業パンフレット
 
 「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、都市計画道路や交通広場等の公共施設と施設建築物を一体的に整備します。
 京急蒲田駅とペデストリアンデッキで直結する良好な立地条件であることから、利便性に富み、安全で快適な施設整備を図ります。
 
 再開発ビルは、地上20階、地下1階、高さ約74m(建築物高さ)を予定しています。既存のアーケード商店街との連続性を継続するため、地下1階~地上3階は商業施設を配置し、4階~20階は約320戸の共同住宅を配置します。
 
 「建築計画のお知らせ」を速報する建設データバンクに「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」が載っていたので、「建築計画のお知らせ」が掲示されたようです。
 
 建設データバンク → 京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業
 
京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都大田区蒲田四丁目54
◆ 階数-地上20階、地下1階
◆ 高さ-約74m(建築物高さ)
◆ 敷地面積-4,011.27㎡
◆ 建築面積-2,791.4㎡
◆ 延床面積-36,182.94㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗(商業施設)、その他(自動車車庫、自転車駐車場)
◆ 総戸数-約320戸
◆ 建築主-京急蒲田西口駅前地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2013年11月01日予定
◆ 竣工-2015年12月28日予定
 
 
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位置図です。
 
 
Tokyokamata13083
(おまけ)
 再開発とは全く関係ないですが、昨日、「神戸国際会館」で行われた安室ちゃんのライブツアー「namie amuro FEEL tour 2013」に行ってきました。
 
 いつもと同じく、MC一切無しで、4回の衣装替え以外は、激しいダンスをしながらオープニングの「Alive」から、ラストの「Contrail」までぶっ通しで26曲、約2時間一気に歌い切りました。
 そして、「今日はどうもありがとうございました! また遊びに来てね! バイバ~イ」 とだけ言って、最後に投げキッスをして帰っていきました。
 
 コンサートは大盛り上がりでした。私も年甲斐もなく思いっきり弾けてしまいました。めちゃめちゃ楽しかったです。たまにはこういうのもいいですね。
 
 
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(おまけ)
 応援の必須アイテムの「ポンポン」と「マフラータオル」です。この2つ持っているとめちゃめちゃ楽しめます。11月に再度「大阪城ホール」に行く予定なので大切に残しておきます。

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2013年8月18日 (日)

新宿・歌舞伎町 地上28階の「アパホテル歌舞伎町タワー」

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-アパホテル歌舞伎町タワー-

 大歓楽街として誰もが知っている新宿歌舞伎町ですが、徐々にビジネスホテルが集積する街となりつつあります。
 
 「新宿コマ劇場」と「新宿プラザ劇場」跡地に地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ130.25mの「新宿東宝ビル開発計画」が建設中です。
 シネマコンプレックスやワシントンホテルが入居した「歌舞伎町シネシティ広場」としてオープンする予定です。
 
 更にすぐ西側にもホテルの建設計画があります。以前はオデヲン座、オスカー劇場、アカデミー劇場などが入居していた「第一東亜会館」です。現在は解体工事が行われています。
 
 跡地には、地上28階、塔屋1階、地下1階、高さ88.55mの「アパホテル歌舞伎町タワー」が建設されます。客室数は620室で、露天風呂や大浴場なども備える予定です。
 
 アパホテル歌舞伎町タワー(PDF)
 建築概要・付近見取図・外観イメージ シネシティ広場側の景観イメージ
 
 敷地面積939.45㎡の狭い敷地に地上28階の高層ビルは驚きです。「アパホテル」は、大阪でも敷地面積1,546.40㎡の狭い敷地に、地上30階、地下1階、高さ106.4mの「アパホテル<大阪肥後橋駅前>」を建設しています。
 
 テレビCMなどでお馴染みの「アパホテル」ですが、「アパホテル」はホテル業界の風雲児で、この12年間に客室数を約10倍に増やし、現在は3万5000室を突破しています。
  
アパホテル歌舞伎町タワーの概要の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル<新宿歌舞伎町タワー>
◆ 所在地-東京新宿区歌舞伎町一丁目20番2、3
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部88.55m、軒高86.05m
◆ 敷地面積-939.45㎡
◆ 建築面積-565.24㎡
◆ 延床面積-9,978.08㎡(容積率対象面積9,341.58㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-ホテル、一部飲食店舗
◆ 客室数-620室
◆ オープン-2015年06月予定

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2013年8月17日 (土)

新宿副都心 再開発計画が目白押しの「西新宿五丁目地区」

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-西新宿五丁目地区-

 「新宿副都心」は西側にどんどん拡大して中野坂上の超高層ビル群と一体化しようとしています。
 「神田川」を挟んで東側が新宿区、西側が中野区になりますが、新宿区側の「西新宿五丁目」で複数の再開発計画が進行しています。
  
 再開発の区割りがややこしくて混乱してしまいますが、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」に分かれます。
 
 その中で、一番進んでいるのが8月12日にこのブログにUPした「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」です。
 「A1地区」には、地上60階、地下2階、高さ(最高部208.97m、軒高199.16m)の超高層タワーマンションが建設されます。
 
 それ以外にも、西新宿五丁目中央北地区の北側に「西新宿五丁目北地区」が、西新宿五丁目中央北地区の南側に「西新宿五丁目中央南地区」が計画されています。
 
◆ 西新宿五丁目北地区
 「西新宿五丁目北地区」は、青梅街道に面した一番北側になります。青梅街道側の北側の「A地区」に地上41階程度の事務所・住宅棟を建設し、南側の「B地区」に地上36階程度の住宅棟を建設する予定です。
 
 詳細は下記の「西新宿五丁目北地区再開発準備組合」のホームページに載っています。配置図やイメージパース等を見る事が出来ます。
 
 詳しくは → 西新宿五丁目北地区の街づくり
 
◆ 西新宿五丁目中央南地区
 「西新宿五丁目中央南地区」は、西新宿五丁目中央北地区の南側で、対象区域は西新宿五丁目5や13の約7,000㎡を想定しています。
 
 「西新宿五丁目中央南地区市街地再開発準備組合」は、事業協力者に「三井不動産レジデンシャル」を選定し、再開発の検討を進めています。
 スケジュールなどの詳細は未定ですが、順調に進めば2014年度の都市計画決定を予定しています。

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2013年8月16日 (金)

千代田区 「大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟 & 大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟」がいよいよ動き出す!

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-大手町二丁目地区再開発(B-3街区)-

 逓信ビルの「逓信総合博物館(通称ていぱーく)」も、2013年8月31日(土)をもって閉館し、「大手町二丁目地区再開発」がいよいよ動き出します。
  区域面積約24,000㎡、 敷地面積約20,000㎡に「A棟、B棟」の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。
 
 「A棟」では施工予定者の募集の実施、「B棟」では一般競争入札の公告が、2013年8月5日より開始されています。これらの資料によりかなり詳細が判明しました。
 
 延床面積は施設全体で約345,000㎡と言われていましたが、入札の資料を読むと「A棟」が約199,000㎡+「B棟」が約150,000㎡なので、施設全体では約349,000㎡のようです。
 
大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟
 地上8階、塔屋3階、地下2階、延床面積約31,500㎡の既存建物を解体し、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約179m、延床面積約199,000㎡の「A棟」を建設します。

 建設工事の工期は、2015年6月~2018年5月予定ですが、工期に「地下部分除却工事を含む」となっているので、「逆打ち工法」で工事が行われると思われます。
 
 NTT都市開発(2013/08/05)
 「大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟工区建設等工事」に係る募集手続開始の公示
  
 大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟工区建設等工事(PDF)
 
◇ 工事名-大手町二丁目地区再開発施設建築物A棟工区建設等工事
◇ 工事場所-東京都千代田区大手町二丁目地内
◇ 工事内容-A棟工区既存建物除却工事、再開発施設建築物A棟工区建設工事
◇ 除却工事-2014年04月~2015年05月予定(地上部分及び地下内装・設備)
◇ 建設工事-2015年06月~2018年05月予定(地下部分除却工事を含む)
◇ 発注者-NTT都市開発
 
◆ 大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟
 地上8階、塔屋2階、地下2階、延床面積約27,000㎡の既存建物を解体し、地上32階、塔屋1階、地下3階、延床面積約150,000㎡の「B棟」を建設します。
 
 建設工事の工期は、2015年6月上旬~2018年5月下旬予定ですが、工期に「地下除却を含む」となっているので、「逆打ち工法」で工事が行われると思われます。
 
  独立行政法人都市再生機構(PDF:2013/08/05)
 入札説明書
 
◇ 工事名-大手町二丁目地区(再)B棟工区既存建物除却工事、大手町二丁目地区再開発施設建築物B棟工区建設工事
◇ 工事場所-東京都千代田区大手町二丁目地内
◇ 工事内容-B棟工区既存建物除却工事、再開発施設建築物B棟工区建設工事
◇ 除却工事-2014年03月上旬~2015年05月下旬予定(地上部分及び地下内装・設備の除却工事)
◇ 建設工事-2015年06月上旬~2018年05月下旬予定(地下除却を含む)
◇ 発注者-独立行政法人都市再生機構
 
 
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「A棟工区」の逓信総合博物館が入る「逓信ビル」を南西側から見た様子です。「逓信総合博物館(通称ていぱーく)」は、2013年8月31日(土)を最後に閉館します。2014年4月から解体工事が始まる予定です。
 
 「逓信ビル」は、地上8階 塔屋3階、地下2階、敷地面積6,134.44㎡、建築面積3,136.32㎡、延床面積30,644.14㎡です。1964年10月に竣工しました。 
 
 
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「B棟工区」の「東京国際郵便局ビル」を南東側から見た様子です。2014年3月上旬から解体工事が始まる予定です。手前にあった「関東郵政局」のビルはかなり前に解体されて更地になっています。
 
 「東京国際郵便局ビル」は、地上8階、塔屋2階、地下2階、延床面積約27,000㎡です。1968年に竣工しました。

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2013年8月15日 (木)

千葉県佐倉市 ユーカリが丘 スカイプラザ・ミライアタワー 2013年8月上旬の建設状況

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-ユーカリが丘 スカイプラザ・ミライアタワー-

 「ユーカリが丘 スカイプラザ・ミライアタワー」は、千葉県佐倉市の「ユーカリが丘」に建設中の超高層タワーマンションです。
 
 概要は、地上31階、地下0階、高さ約114m、総戸数411戸となっています。2013年8月上旬の最新の建設状況を「bgds氏」に送って頂いたのでUPしたいと思います。
 
ユーカリが丘 スカイプラザ・ミライアタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)Y4-2マンション計画
◆ 所在地-千葉県佐倉市ユーカリが丘四丁目2番地(地番)
◆ 交通-京成本線「ユーカリが丘」駅より徒歩6分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-約114m
◆ 敷地面積-19,121.08㎡
◆ 建築面積-5,076.31㎡
◆ 延床面積-52,026.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計42本)
◆ 地震対策-免震装置(天然ゴム系積層ゴム+鋼板)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-411戸
◆ 建築主-山万
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2013年10月下旬予定
◆ 入居開始-2013年12月下旬予定
 
 
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タワークレーンが姿を消しています(写真提供bgds氏)。
 
 
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地震対策として「免震構造」を採用しています。中間階(2階)に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム)」を42基設置しています(写真提供bgds氏)。
 
 
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見る角度によってイメージが異なります(写真提供bgds氏)。
 
 
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「山万」の他の超高層タワーマンションとはデザインが異なります(写真提供bgds氏)。
 
 
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近隣には、大規模商業施設「イオンタウン」の建設が計画されています(写真提供bgds氏)。

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2013年8月12日 (月)

新宿区 地上60階、高さ約209mの「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」に建築計画のお知らせ掲示!

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-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業-

 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発します。
 
 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。
 特定業務代行者として「フジタ、三菱地所レジデンス」が参画しています。現在は、敷地内の既存建物の解体工事が行われています。 
 
 新宿区(2013/06/21)
 西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(事業中)
 
 昨日ブログを見て頂いている「タイム氏」からメールを頂きました。遂に「建築計画のお知らせ」が掲示されたそうです。
 残念ながら私のパソコンはここ数日、添付ファイルがあるとメールが受信できない不具合が生じているので「建築計画のお知らせ」の写真はUP出来ませんが、数値データを手入力してメールで送って頂きました。
 
 地上60階、地下2階の「A-1地区」は、高さ(最高部208.97m、軒高199.16m)のようです。新宿副都心では、「モード学園コクーンタワー」以来の高さ200m超えになります。
 
 最高部208.97mは、超高層タワーマンションでは大阪の「The Kitahama(北浜タワー)」の地上54階、塔屋2階、地下1階、高さ(最高部209.35m、建築物207.76m)に次ぐ高さになります。
 
 地上60階は、川崎市の「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」の地上59階を抜き日本一階数が多い超高層タワーマンションになります。
 
(追記&編集)
 別のメールアドレス(Gmail)に画像を送っていただきました。下記の写真はすべて「タイム氏」より送って頂いたものです。徐々にGoogleの「Gmail」にメインのメールアドレスを移行しようと思っています。
 
 
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東側の「十二社通り」から見た「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」の予定地です(写真提供タイム氏)。
 
 
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再開発予定地その1(写真提供タイム氏)
 
 
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再開発予定地その2(写真提供タイム氏)
 
 
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再開発予定地その3(写真提供タイム氏)
 
 
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街区図です(写真提供タイム氏)。
 
 
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「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)」の建築計画のお知らせです。建築主は「西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合」、設計者・施工者「フジタ」となっています(写真提供タイム氏)。
 
 
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「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A2地区)」の建築計画のお知らせです。建築主は「西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合」、設計者・施工者「フジタ」となっています(写真提供タイム氏)。
 
 
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「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A5地区)」の建築計画のお知らせです。建築主は「西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合」、設計者・施工者「フジタ」となっています(写真提供タイム氏)。

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2013年8月11日 (日)

東村山市 「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」が2014年度着工へ! 

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-東村山駅付近の連続立体交差事業-

 「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」は、東村山駅を中心に約4.5km(西武新宿線約2.3km、西武国分寺線約0.8km、西武西武園線約1.4km)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。 
 
 この計画の実施により、府中街道など5か所の踏切が除却され、踏切での慢性的な交通渋滞の解消、道路と鉄道それぞれの安全性の向上が図られるとともに、鉄道により分断されていた地域が一体化され、安全で快適なまちづくりが実現されます。
 
 東村山市(PDF:2012/10/02)
 連続立体交差化計画の概要図
 
 東京都と西武鉄道は、「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」の事業化に向け、2013年度の都市計画事業認可取得を目指しています。
 
 用地取得状況を見ながら早ければ2014年度に着手する見通しです。2024年度の完成を予定し、総事業費は610億円を見込んでいます。
 
 
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現在の「東村山駅」は、島式3面6線の地上駅ですが、島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。
 
 駅構造物の幅員約31~43m、高さ約17m、ホームの長さ約210mです。ホームの数は減りますが、「新宿線、西武園線、国分寺線」の3路線が乗り入れ、4方向の列車が利用できる構造は同じです。

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2013年8月10日 (土)

港区 地上37階の超高層タワーマンション「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」

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-(仮称)高輪一丁目共同建替計画-

 東京都港区にまた超高層タワーマンションが建設されるようです。「建築計画のお知らせ」を速報する建設データバンクに地上37階の超高層タワーマンション「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」が載っていました。
 
  建設データバンク → (仮称)高輪一丁目共同建替計画
 
 「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」という名称から既存建物の建て替え計画である事が分かります。
 場所は大体特定出来ました。多分合っていると思いますが、万が一間違っていたら迷惑がかかるので、ブログでは特定しないでおきます。
 
(仮称)高輪一丁目共同建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107-1他
◆ 階数-地上37階、地下3階
◆ 高さ-不明
◆ 敷地面積-2,195.25㎡
◆ 建築面積-829.25㎡
◆ 延床面積-29,179.41㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画連絡協議会
◆ 設計者-HOU一級建築士事務所
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2015年06月01日予定
◆ 竣工-2018年04月30日予定

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2013年8月 9日 (金)

大手町一丁目2番街区 「三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の3棟を一体的に建替え!

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-大手町一丁目2番街区-

 「三井物産」と「三井不動産」は、「大手町一丁目2番街区」の一体開発事業を共同で行うことで合意し、基本合意書を締結しました。三井物産は街区内にある本社社屋の建替えも行います。
 
 三井物産・三井不動産(2013/08/08)
 オフィスビル 「大手町一丁目2番街区」一体開発事業に係る基本合意、及び三井物産本社社屋建替え
 
 事業は、大手町一丁目2番街区にある「三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の3棟を一体で建替えるプロジェクトです。
 敷地面積約20,847㎡(三井物産ビル約12,714㎡、大手町一丁目三井ビルディング5,371.83㎡、大手町パルビル2,760.39㎡)の開発事業となります。
 
 2015年に解体工事に着手、2016年に本体工事、2019年の新社屋完成を予定しています。本事業への投資額は約1,700億円です。
 「三井物産」が約1,200億円(本社社屋建替えを含む)、「三井不動産」が約500億円を想定しています。
 
 三菱地所の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である丸の内・大手町地区に「三井不動産」が本格的に進出する第一歩となるプロジェクトです。
 
◆ 昨年書いた妄想記事が現実となりビックリ!
 昨年の7月16日に ”ここからは私の全くの妄想ですが、「三井不動産」と「三井物産」は、「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル、三井物産ビル」の一体的な再開発を計画しているのではないでしょうか? ”と書きましたが妄想が現実となりました。妄想が当たると本当に気持ちがいいです。

 2012年7月16日のブログ記事
 三井不動産が「大手町一丁目三井ビルディング」を超高層ビルに建て替え?
 
 
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◆ 三井物産ビル
  東京都千代田区大手町一丁目にある「三井物産ビル」は、日本の総合商社第2位の「三井物産」の総本山です。
 
 「三井物産ビル」の概要は、地上24階、地下4階、高さ約100m、敷地面積約12,714㎡、建築面積約5,663㎡、延床面積約124,577㎡となっています。1976年10月に竣工しました。

 ところで、「三井物産ビル」敷地内の人工池では、カルガモのひなが時々誕生しています。成長したひなとともにカルガモの一家がそろって近くの内堀通りを横断し、皇居のお堀に「引っ越し」する姿が風物詩となっていますが、カルガモさんはどうするのでしょうか?
 
 
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◆ 大手町一丁目三井ビルディング

 「大手町一丁目三井ビルディング」は、三井不動産が2007年11月に「三井生命大手町ビル」を将来の建て替えを視野に1,175億円で信託受益権を取得し、「大手町一丁目三井ビルディング」にビル名を変更しています。

 「大手町一丁目三井ビルディング」の概要は、地上9階、地下3階、敷地面積5,371.83㎡、延床面積48,281.81㎡です。1961年4月に竣工しました。 
 
 
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◆ 大手町パルビル

  手前が「大手町パルビル」です。「大手町パルビル」は、2011年3月11日に「三井不動産」と「三井物産」が共同で、土地・建物を「プロミス」から取得しています。
 
 譲渡額は約720億円(三井不動産50%、三井物産50%)で、譲渡後も「プロミス」に本社用途として賃貸されています。ちなみに「プロミス」は、「三井住友フィナンシャルグループ」です。
 
  「大手町パルビル」の概要は、地上9階、地下3階、敷地面積2,760.39㎡、延床面積27,923.18㎡です。1961年に竣工しました。

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2013年8月 7日 (水)

江東区 敷地面積約36,309㎡の「江東区有明北地区(1街区)」も超高層タワーマンション?

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-江東区有明北地区(1街区)-
 「江東区有明北地区」では、有明スポーツセンターの北側に「(仮称)有明北2-2-A街区計画」を建設中です。

 地上33階、塔屋1階、地下1階、高さ(最高部119.40m、軒高114.4m)、総戸数600戸(他に保育所1区画)の超高層タワーマンションになります。 正式名称は、「ブリリア有明シティタワー」となっています。

 「ブリリア有明シティタワー」から「補助315号線」を挟んだ西側の「江東区有明北地区(1街区)」では、UR都市機構により土地譲受人の募集が行われています。開札日は2013年8月30日となっています。
 
 UR都市機構(PDF:2013/06/14)
 江東区有明北地区(1街区)土地譲受人の募集について

 譲渡面積約36,309㎡(仮換地面積)と広大な敷地のため大規模な開発が予想されます。この敷地は「有明北地区まちづくりマスタープラン」により、「住・商・業複合用地」に指定されています。
 
 建蔽率/容積率60%/300%ですが、「臨海副都心有明北地区地区計画」の再開発等促進区内に位置しているので、一定の条件のもとに容積率の緩和が受けられます。このあたり一帯の高さ制限は120mです。
 
 
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街区図です。「補助315号線」の西側が「1街区」です。東側の「2-1街区」も2013年度以降に公募が予定されています。「2-1街区」は譲渡面積約8,890㎡となっています。
 
 
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将来、「補助315号線」の両側には超高層タワーマンションが建ち並ぶことになると思われます。

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2013年8月 6日 (火)

中野区 「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」がいよいよ着工へ!

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-西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業-

 少し前までは、連続立体交差事業と言えば高架化工事がほとんどでしたが、ここ最近は、京王本線、東急東横線渋谷駅、小田急小田原線など地下化工事が次々と完成しています。
 
 計画されている「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」も地下化工事で計画されています。
 
 「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」は、中野区内の上高田五丁目~野方四丁目の延長約2,360mです。事業区間のうち約2,100mが地下区間となります。事業期間は2013年11月~2021年3月予定で、事業費は726億円です。
 
 西武鉄道では、連続立体交差事業に伴う土木工事の入札参加者募集を2013年7月29日~8 月9日の間で行っています。
 鉄道の連続立体交差事業は、地元との調整や土地の買収に時間がかかり、なかなか着工されませんが、2013年度中にいよいよ着工されます。 
 
 西武鉄道(PDF:2013/07/29)
 新宿線中井~野方間連続立体交差事業に伴う土木工事に係る入札参加希望者の募集について 
 
 西武鉄道は、「池袋線」の連続立体交差事業は比較的進んでいますが、「新宿線」は手つかず状態でした。
 中野区内では、「野方駅」の更に西側にも連続立体交差事業の構想がありますが、こちらも早期に実現して欲しいですね。
 
 
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「新井薬師前駅(あらいやくしまええき)」と「沼袋駅(ぬまぶくろえき)」の2駅が地下化されます。「新井薬師前駅」は島式1面2線、「沼袋駅」は島式2面4線になる」予定です。

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2013年8月 5日 (月)

江東区 豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 A棟の上層階には200室のホテル!

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-豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-
 昨夜放送されたTBSのテレビドラマ「半沢直樹」第4話の平均視聴率が27.6%だったようです。
 19.4%→ 21.8%→ 22.9%→ 27.6%と週ごとに上がっています。来週は30%突破でしょうか?
 
 本題に戻って、「豊洲2街区」は、IHI(旧:石川島播磨重工業)の工場跡地に残された最後の大規模未開発用地です。
 
 現在は、先行して江東区の「シビックセンター棟」の建設が進められています。「シビックセンター棟」は、2013年2月に着工されています。

 「A棟、B棟、C棟」の概要が徐々に明らかになってきました。8月5日付けの「建設通信新聞」によると「A棟」の上層階は200室のホテルを想定しているようです。

 建設通信新聞(2013/08/05)
 エネCとホテル導入/豊洲二・三丁目2-1街区/三井不動産・江東区

 豊洲にホテルなんか必要? とも思いましたが、確かに2015年度には「豊洲新市場」が完成し、観光客などの増加が予想されます。現在の「築地市場」は外国人観光客に大人気です。
 
 「C棟」には、「エネルギーセンター(自立分散型発電施設・地域冷暖房施設)」を設置します。断面図からも複数のフロアを使った大規模な施設であることが分かります。
 
 東日本大震災以降、オフィスビルは「BCP(事業継続計画)」を確立する事が最重要課題となっています。このビルも「BCP(事業継続計画)」を非常に重視している事が分かります。
 
豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目地内
◆ 地区面積-約34,000㎡
◆ 概要-(A棟・C棟)地上31階、塔屋1階、地下3階、高さ約180m、延床面積約173,800㎡
、(B棟)地上23階、地下2階、延床面積約69,400㎡、(シビックセンター棟)地上12階、塔屋1階、地下1階、高さ約70m、延床面積約15,537㎡、(消防署棟)地上14階、塔屋1階、地下1階、高さ約60m、延床面積約8,861㎡
◆ 施工者-三井不動産
◆ 着工-2013年02月(シビックセンター棟着工)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 総事業費-約1,050億円

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2013年8月 4日 (日)

茨城県 JR土浦市駅西口の「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」予定地

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-茨城県土浦市-

 今朝、種子島宇宙センターから「H2Bロケット4号機」が打ち上げられ、打ち上げは成功したました。
 H2Bは4回連続の成功、H2Aロケットと合わせた成功は20回連続となりました。打ち上げは毎回ドキドキしますね。
 
 本題に戻って、東京都心では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、恩恵は神奈川県、埼玉県、千葉県までのようで茨城県まで来るとかなり苦しいようです。

 土浦市も苦しんでいる都市のひとつです。JR土浦駅の西口では、1990年代に茨城県の拠点都市としての風格を取り戻すために再開発行われました。
 「土浦駅前地区第一種市街地再開発事業」で、複数の棟からなる商業施設「ウララ(URALA)」や地上31階、地下1階、高さ109.15m、総戸数183戸の超高層タワーマンション「ソリッドタワー」などが建設されました。
 
 しかし、拠点の商業施設だった「イトーヨーカドー土浦店」が2013年2月17日に閉店しました。空洞化を恐れた土浦市は、「イトーヨーカドー土浦店」が入っていた商業ビル「ウララ1」の土地と建物を買い取って、土浦市役所の庁舎の移転を予定しています。

◆ 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業
 JR土浦駅の西口では、「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」が計画されていましたが、社会情勢や東日本大震災の影響などから事業計画が見直されていました。
 
 見直し前の基本設計概要(PDF)
 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業 基本設計概要 土浦市
 
 見直し案の公募型プロポーザルを実施した結果、2013年7月23日に最優秀提案者に「INA新建築研究所」を選定しました。
 
 土浦市(2013/07/23)
 「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業基本実施設計業務」プロポーザルの選定結果を公表します
 
 施設建築物の規模は、「複合施設棟」は、地上4階、延床面積約9,750㎡、「駐車場棟」は延床面積約2,580㎡の合計約12,330㎡と現実的な規模になっています。
 「複合施設棟」には、蔵書数56万冊の図書館、ギャラリー、業務・店舗などの機能を入れる予定です。
 
 本体工事は2015年7月に着手し、2017年3月の完成、2017年7月の図書館オープンを目指します。事業費は53億3300万円(うち工事費41億6100万円)を予定しています。

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