茨城県 JR土浦市駅西口の「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」予定地
-茨城県土浦市-
今朝、種子島宇宙センターから「H2Bロケット4号機」が打ち上げられ、打ち上げは成功したました。
H2Bは4回連続の成功、H2Aロケットと合わせた成功は20回連続となりました。打ち上げは毎回ドキドキしますね。
本題に戻って、東京都心では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、恩恵は神奈川県、埼玉県、千葉県までのようで茨城県まで来るとかなり苦しいようです。
土浦市も苦しんでいる都市のひとつです。JR土浦駅の西口では、1990年代に茨城県の拠点都市としての風格を取り戻すために再開発行われました。
「土浦駅前地区第一種市街地再開発事業」で、複数の棟からなる商業施設「ウララ(URALA)」や地上31階、地下1階、高さ109.15m、総戸数183戸の超高層タワーマンション「ソリッドタワー」などが建設されました。
しかし、拠点の商業施設だった「イトーヨーカドー土浦店」が2013年2月17日に閉店しました。空洞化を恐れた土浦市は、「イトーヨーカドー土浦店」が入っていた商業ビル「ウララ1」の土地と建物を買い取って、土浦市役所の庁舎の移転を予定しています。
◆ 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業
JR土浦駅の西口では、「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」が計画されていましたが、社会情勢や東日本大震災の影響などから事業計画が見直されていました。
見直し前の基本設計概要(PDF)
土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業 基本設計概要 土浦市
見直し案の公募型プロポーザルを実施した結果、2013年7月23日に最優秀提案者に「INA新建築研究所」を選定しました。
土浦市(2013/07/23)
「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業基本実施設計業務」プロポーザルの選定結果を公表します
施設建築物の規模は、「複合施設棟」は、地上4階、延床面積約9,750㎡、「駐車場棟」は延床面積約2,580㎡の合計約12,330㎡と現実的な規模になっています。
「複合施設棟」には、蔵書数56万冊の図書館、ギャラリー、業務・店舗などの機能を入れる予定です。
本体工事は2015年7月に着手し、2017年3月の完成、2017年7月の図書館オープンを目指します。事業費は53億3300万円(うち工事費41億6100万円)を予定しています。
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