大手町一丁目2番街区 「三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の3棟を一体的に建替え!
-大手町一丁目2番街区-
「三井物産」と「三井不動産」は、「大手町一丁目2番街区」の一体開発事業を共同で行うことで合意し、基本合意書を締結しました。三井物産は街区内にある本社社屋の建替えも行います。
三井物産・三井不動産(2013/08/08)
オフィスビル 「大手町一丁目2番街区」一体開発事業に係る基本合意、及び三井物産本社社屋建替え
事業は、大手町一丁目2番街区にある「三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の3棟を一体で建替えるプロジェクトです。
敷地面積約20,847㎡(三井物産ビル約12,714㎡、大手町一丁目三井ビルディング5,371.83㎡、大手町パルビル2,760.39㎡)の開発事業となります。
2015年に解体工事に着手、2016年に本体工事、2019年の新社屋完成を予定しています。本事業への投資額は約1,700億円です。
「三井物産」が約1,200億円(本社社屋建替えを含む)、「三井不動産」が約500億円を想定しています。
三菱地所の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である丸の内・大手町地区に「三井不動産」が本格的に進出する第一歩となるプロジェクトです。
◆ 昨年書いた妄想記事が現実となりビックリ!
昨年の7月16日に ”ここからは私の全くの妄想ですが、「三井不動産」と「三井物産」は、「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル、三井物産ビル」の一体的な再開発を計画しているのではないでしょうか? ”と書きましたが妄想が現実となりました。妄想が当たると本当に気持ちがいいです。
2012年7月16日のブログ記事
三井不動産が「大手町一丁目三井ビルディング」を超高層ビルに建て替え?
◆ 三井物産ビル
東京都千代田区大手町一丁目にある「三井物産ビル」は、日本の総合商社第2位の「三井物産」の総本山です。
「三井物産ビル」の概要は、地上24階、地下4階、高さ約100m、敷地面積約12,714㎡、建築面積約5,663㎡、延床面積約124,577㎡となっています。1976年10月に竣工しました。
ところで、「三井物産ビル」敷地内の人工池では、カルガモのひなが時々誕生しています。成長したひなとともにカルガモの一家がそろって近くの内堀通りを横断し、皇居のお堀に「引っ越し」する姿が風物詩となっていますが、カルガモさんはどうするのでしょうか?
◆ 大手町一丁目三井ビルディング
「大手町一丁目三井ビルディング」は、三井不動産が2007年11月に「三井生命大手町ビル」を将来の建て替えを視野に1,175億円で信託受益権を取得し、「大手町一丁目三井ビルディング」にビル名を変更しています。
「大手町一丁目三井ビルディング」の概要は、地上9階、地下3階、敷地面積5,371.83㎡、延床面積48,281.81㎡です。1961年4月に竣工しました。
◆ 大手町パルビル
手前が「大手町パルビル」です。「大手町パルビル」は、2011年3月11日に「三井不動産」と「三井物産」が共同で、土地・建物を「プロミス」から取得しています。
譲渡額は約720億円(三井不動産50%、三井物産50%)で、譲渡後も「プロミス」に本社用途として賃貸されています。ちなみに「プロミス」は、「三井住友フィナンシャルグループ」です。
「大手町パルビル」の概要は、地上9階、地下3階、敷地面積2,760.39㎡、延床面積27,923.18㎡です。1961年に竣工しました。
| 固定リンク
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり基本構想 「北街区・中街区・南街区」の3街区連携で推進!(2023.03.06)
- 千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 2024年度の着工を目指す!(2023.02.05)
- 千代田区 飯田橋駅中央地区市街地再開事業 高さ約150mと高さ約100m、2棟で総延床面積約10万㎡の再開発ビルを建設!(2023.01.31)
- 千代田区 地上22階、高さ約110mの「神田小川町三丁目西部南地区第一種市街地再開発事業」 2025年に本体工事着工!(2023.01.20)
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約390mの「Torch Tower(トーチタワー)」 日本ビル地上解体工事 2022年12月中旬の状況(2023.01.03)