港区 地上37階、高さ約200mの「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」 2013年9月19日に権利変換計画認可!
-赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業-
「新日鉄興和不動産」が事業協力者および参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2013年9月19日付で東京都知事より権利変換計画認可を受けました。
新日鉄興和不動産・ニュースリリース(2013/09/20)
施行区域約2.5ha、延床面積約17万㎡の大規模複合開発 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画認可について 「溜池山王」駅に直結する地下鉄連絡通路・連絡広場を整備
「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、アメリカ大使館北側の赤坂一丁目地区を再開発して地上37階、塔屋1階、地下3階、高さ約200m、延床面積約175,300㎡の超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。
最終的には地上37階に決まったようです。当初計画では、地上43階、地下3階、高さ約220mでしたが、次に地上35階、地下3階、高さ約200mに変更になり、最終的に地上37階、地下3階、高さ約200mになりました。
PDFの配置図を拡大すると高さT.P209.7mとなっています。T.P209.7mが最高部のようです。ちなみに「T.P」は、「東京湾平均海面」の事です。つまり高さは海抜209.7mという事ですね。
● アメリカ大使館に配慮
道路を挟んですぐ南側が「アメリカ大使館」になります。アメリカ大使館は、警視庁の機動隊が周囲の道路をいつでも閉鎖出来るように可動式バリケードを設置して最高レベルの警備をしています。
建物の平面図を見ると「アメリカ大使館」に極めて配慮している事が分かります。アメリカ大使館側の建物南東側には、エレベーターや非常階段などのコア部分を配置しています。
オフィスフロアは、建物の西側と北側に配置してアメリカ大使館をオフィスフロアから直接見えないようにしています。
また東側の公開空地に低層の店舗を配置し、樹木を密集させているのは、解放感を確保した上で北側から車が突っ込んでくるのを防ぐためだと思われます。
赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目5番(一部)、6番、8番、9番(一部)
◆ 階数-地上37階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約200m(T.P209.7m)
◆ 施行区域面積-約25,000㎡
◆ 敷地面積-約16,088㎡
◆ 建築面積-約7,130㎡
◆ 延床面積-約175,300㎡
◆ 地震対策-制振構造
◆ 総戸数-約50戸
◆ 用途-オフィス、共同住宅、集会施設、店舗、駐車場、備蓄倉庫等
◆ 建築主-赤坂一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産)
◆ 解体工事着手-2014年01月予定
◆ 本体工事着工-2014年08月予定
◆ 本体工事竣工-2017年04月予定
位置図です。
北側から見た完成イメージ図です。
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