オリンピック効果は絶大! 「羽田空港」に新たに5本目の滑走路(E滑走路)を建設する事も検討!

-羽田空港に5本目の滑走路(E滑走路)-
2020年夏のオリンピックとパラリンピックの東京開催が決定したことを受け、今まで構想はあっても動きそうになかったプロジェクトや夢物語と思っていたプロジェクトが動き出そうとしています。
「オリンピックのために必要!」という魔法の言葉で、通常ならなかなか動かないプロジェクトも建設が許される雰囲気になるから不思議です。正に水戸黄門の「印籠」ですね(笑)。
1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博ほどではないにしても、街が大きく変わる凄まじい工事風景が見られるかも知れません。
すでに、東京メトロ有楽町線の延伸(豊洲駅~半蔵門線住吉駅)や成田空港と羽田空港を一体的に運営するアクセス鉄道(押上駅~泉岳寺駅)は着工される可能性がかなり高くなってきました。
成田空港と羽田空港の飛行時間帯の規制緩和など、発着便数の拡大に向けた方策も検討される見通しです。
更に、夢物語と思われていた「羽田空港」に新たに5本目の滑走路を建設する事が可能かどうかも検討される見通しです。
ただ、5本目の滑走路の建設となると、2020年夏までにはあと7年しかないので、遅くても来年度末までには着工しないと間に合いません。
◆ 5本目の滑走路(E滑走路)・C滑走路沖合埋立案
「羽田空港」の再拡張は沖合展開しか方法がありません。しかし多摩川の流れや東京湾の「第一航路(東京西航路)」などの大きな制約があります。
多摩川の流れを遮る埋立ては出来ないし、「第一航路」の確保および「第一航路」を通過する大型船や埠頭のガントリークレーンにも当然高さ制限は適用されるので簡単に沖合展開も出来ません。
3年くらい前に、「日本土木工業協会」が羽田空港発着容量拡大で調査報告を発表しました。詳しい図面もあり非常に分かりやすいです。
詳しくは → 羽田空港の処理容量拡大策の検討
C滑走路沖合の利用案(3案)
① 既存C滑走路を外側に300m移設する案(現C滑走路は廃止して、夜間駐機場等の諸施設に利用)
② クローズパラレル案(C滑走路の760m沖合に”新E滑走路”を整備)
③ オープンパラレル案(C滑走路の1310m沖合に”新E滑走路”を整備)
「オープンパラレル案」と「クローズパラレル案」の場合、空港制限表面と「大井・青海埠頭」のガントリークレーンと「第一航路」との関係から滑走路の地盤を高くする必要があり「D滑走路」と同じく「航空母艦」のような高さになります。
◆ D滑走路沖合埋立案(私の妄想)
5本目の滑走路(E滑走路)は、C滑走路の沖合埋立案が一番可能性が高いですが、あくまでも私の妄想ですが、「D滑走路」の沖合埋立案(川崎市側)も可能性があると思っています。
ただ私の妄想案は、航空機が「D滑走路」を頻繁に横切る必要があるのと旅客ターミナルまでの距離が「D滑走路」よりも更に遠くなる欠点があります。
そのため、更に先の将来に6本目の滑走路(F滑走路)として検討される可能性があるかも知れません。

◆ C滑走路の360m延伸&舗装改良工事
東京国際空港(羽田空港)の「C滑走路」は、滑走路の長さは3000mです。3000mあればほとんどの航空機の離着陸に問題はありません。
ただ、長距離国際線の大型機の一部が使用できません。そのため「C滑走路」を南側へ360m延伸する工事を実施しています。
追加で、「C滑走路」の舗装改良工事も開始されています。3000mある滑走路全体の舗装を打ち直す大がかりなもので、供用開始以来、初の大規模工事です。工事は、滑走路の閉鎖時間にあたる午後11時半~午前6時までの間行われています。
国土交通省(PDF:2013/01/29)
東京国際空港C滑走路整備について
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