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2013年9月 5日 (木)

さようなら「ノキア」の携帯電話! あの「ノキア」が携帯電話事業を「マイクロソフト」に売却!

Tokyoamazon13021
-ノキアの携帯電話事業をマイクロソフトに売却-
 アメリカの通信大手「ベライゾン」は、イギリスの「ボーダフォン」の所有する「ベライゾン・ワイヤレス」の株式45%を1300億ドルで買い取り、「ベライゾン」の100%子会社にることが発表されました。
 
 話し合いは前から行われていましたが、買収価格1,300億ドル(約13兆円)は、歴代3位の大型案件になり、世界の通信業界の動きは凄い!と思っていたらもっと驚くニュースが入ってきました。
 
 一時は世界の携帯電話市場でシェア40%、フィンランドの輸出の5分の1、フィンランドのGDPの4%、時価総額が3000億ドル近くに達していたあの「ノキア」が携帯電話事業から撤退します。
 
 「マイクロソフト」は、携帯電話機大手の「ノキア」から、主力の携帯電話事業を総額54億4千万ユーロ(約7,140億円)で買収すると発表しました。
 「マイクロソフト」は、現金37億9千万ユーロで「ノキア」の全社売上高の約50%を占める携帯電話機事業を買収するほか、ノキアに特許使用料として16億5千万ユーロを支払います。
 
 「ノキア」が、2013年11月19日に開く株主総会で承認を得るなどしたうえで、2014年1~3月期の手続き完了を目指します。
 「マイクロソフト」は、「ノキア」から約3万2千人の従業員を受け入れ、今後は「ウィンドウズフォン」の開発や販売を進めます。
  
 今年の6月には ”「マイクロソフト」と「ノキア」の交渉は合意に至らずに決裂したもようだ” と報じられていましたが、水面下では進んでいたんですね。
 
◆ スマートフォンの開発競争に敗れる
 アップルの「iPhone(アイフォーン)」により始まったスマートフォン(多機能携帯電話)革命のですが、「ノキア」はそれまでのOS「シンビアン」を捨ててマイクロソフトの「ウィンドウズフォン」に転換しました。
 
 「ウィンドウズフォン」の選択が、最大の戦略ミスでした。スマートフォンの主力OSは、Googleの「アンドロイド」になり、「ノキア」の衰退に拍車をかけました。
  
 2013年4~6月期のスマートフォンのOS別世界シェアをみると、Googleの「アンドロイド」が79.3%、アップルの「iOS」が13.2%となっており、マイクロソフトの「ウィンドウズフォン」は3.7%にとどまります。
  
◆ フィンランド人にとってのノキア
 日本のエレクトロニクス企業も韓国の「サムスン電子」やアメリカの「アップル」との競争に敗れ、日本人はすっかり自信を失っています。
 
 しかし、フィンランド人の「ノキア」に対する思い入れとは比較になりません。一時はフィンランド=ノキアと言う時期もあった程で、フィンランド人の喪失感は想像して余りあるものがあります。
 
 ほんの数年前までは、「ノキア」は業界の圧倒的なリーダーでした。それからの急速な退潮ぶりは、デジタル家電業界の凄まじいスピードの速さと容赦のない企業競争の残酷さを感じます。
 
 「ノキア」の時価総額はピーク時の2000年には、3000億ドル近くに達していました。その主力の携帯電話事業がわずか54億4千万ユーロ(約7,140億円)で売却されるとはあまりにもさみしいです・・・
 
 ちなみに「ノキア・ジャパン」の本社は、目黒区下目黒一丁目の「目黒雅叙園アルコタワー」にあります。
 すぐ近くの「目黒雅叙園アルコタワー・アネックス」には、「アマゾンジャパン」の本社があります。
 

Tokyoms13091
「日本マイクロソフト」の本社(品川本社)は、品川グランドコモンズの「品川グランドセントラルタワー」にあります。ビルの最高部には「マイクロソフト」の大きなロゴが取り付けられています。
  
 2012年8月に「マイクロソフト」はロゴの変更を発表したので、現在は新しいロゴが取り付けられていると思われます。

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