東京メトロ 大規模な改良工事「有楽町線・副都心線小竹向原駅~千川駅間立体交差化工事」
-有楽町線・副都心線小竹向原駅~千川駅間立体交差化工事-
「小竹向原駅(こたけむかいはらえき)」は、東京都練馬区(板橋区との境目)にある「東京メトロ、西武鉄道」の駅です。島式2面4線の地下駅となっています。
「小竹向原駅」は、東京メトロ有楽町線・副都心線および相互直通運転を行っている西武有楽町線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。
線路がクロスしており、4方面の列車が合流・分岐するジャンクションのような役目を果たしています。
「小竹向原駅」の東側は上下線がそれぞれ、有楽町線と副都心線に分岐する配線となっており、平面交差となっています。
当初は、新線側の列車本数が極めて少なかったため、平面交差が問題になることはありませんでしたが、副都心線開業後は列車の本数が激増したため、信号待ちによる遅延が多発しました。
更に、東急東横線・みなとみらい線と相互直通運転の開始により列車の本数が増え、平面交差は看過できない状態になっています。
そこで、小竹向原駅の西側に有楽町線専用の新たな連絡線(バイパス線)を設置し、地下トンネル内を立体交差化することで、遅延発生の縮小、輸送障害時におけるダイヤの早期回復等、輸送の安定化を図る事になりました。
現場ルポ・東京土木施工管理技士会(PDF)
小竹向原駅~千川駅間連絡線設置工事
連絡線(バイパス線)と言っても新たに新線を建設するような総額約200億円の大規模なプロジェクトです。
最初に、小竹向原駅→千川駅方面(池袋方面)が、2013年2月12日から使用を開始しました。
引き続き、千川駅→小竹向原駅方面(和光市方面)の工事が行われています。千川駅→小竹向原駅方面は、2015年度末に完成予定です。
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