東京医科大学 「新大学病院新築工事・既存大学病院改修工事等」の実施設計・施工業者を大林組に決定!
-東京医科大学西新宿キャンパス-
オバマ大統領の国内外での指導力の低下は目を覆うばかりです。米国債の債務上限の引き上げに失敗して、デフォルトになってしまうと世界恐慌の引き金になってしまいます。
「決められない政治」は日本の専売特許かと思っていましたが、アメリカはもっとひどい・・・ 今後もこの状態が続くと世界は迷走し、大混乱に陥ります。
本題に戻って、「東京医科大学病院」は、西新宿にある病床数1000床を超える総合病院です。東京メトロ丸ノ内線西新宿駅前にあり、北側で青梅街道に面しています。
1986年に完成した地上19階、地下2階の本館がメインとなっていますが、本階以外の各施設の大半は1957年~1961年にかけて建設されており、かなり老朽化しています。
そのため「東京医科大学」は、2016年に迎える創立100周年を見据え西新宿キャンパスの大規模な再開発を行っています。
第一弾は、地上16階、地下1階、延床面積16,335.84㎡の「東京医科大学西新宿キャンパス 新教育研究棟新築工事」です。「教育研究棟」は、2012年3月に着工し、2013年6月に完成しています。
第二弾として、「新大学病院新築工事・既存大学病院改修工事等」の実施設計・施工業者の選定を行っていましたが、2013年9月30日付けで「大林組」と契約しました。
東京医科大学・ニュース(2013/10/01)
「新大学病院新築工事・既存大学病院改修工事等」の実施設計・施工業者の選定について
建設通信新聞(2013/10/02)
大林組と契約/新病院新築・既存改修DB/東京医科大
「大林組」は、新築工事と既存病院改修工事の実施設計と施工を担当します。医局センターなどの既存建物や教育棟、地下立体駐車場の解体工事も行います。
新病院の概要は、地上17階、地下3階、延床面積約68,000㎡、病床数720床を想定しています。
既存病院が東京都の災害拠点病院に指定されていることから「BCP(事業継続計画)」を非常に重視した病院になります。
東京医科大学・新大学病院新築工事の概要
◆ 計画名-学校法人東京医科大学 新大学病院新築工事・既存大学病院改修工事等
◆ 工事内容-(1)東京医科大学新大学病院新築工事の実施設計・施工、(2)東京医科大学既存大学病院改修工事の実施設計・施工、(3) 既存建物(医局センター他)地下躯体・教育棟・既存立体駐車場解体除却工事、(4)その他
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目7番1号
◆ 階数-地上17階、地下3階
◆ 敷地面積-22,325.38㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約68,000㎡
◆ 病床数-720床
◆ 建築主-(学校法人)東京医科大学
◆ 実施設計・施工業者-大林組
◆ スケジュール(予定)
〇 実施設計-2013年10月~2014年04月予定
〇 既存建物地下躯体等解体除却工事-2014年01月~2014年04月予定
〇 新大学病院建設工事-2014年05月~2016年11月予定
〇 開院準備・引越し-2016年12月~2017年05月予定
〇 既存大学病院改修-2017年05月~2019年07月予定
〇 立体駐車場解体-2017年05月~2017年06月予定
新病院の完成予想図です。
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