JR東日本 東京都心と羽田空港を結ぶ新しい鉄道路線の整備を検討!
-JR東日本・ 都心と羽田空港を直結-
2020年の東京オリンピック開催が決まって、今まで動かなかったビッグプロジェクトが次々動き出そうとしています。「JR東日本」は、東京都心と羽田空港を結ぶ新しい鉄道路線を整備する検討に入りました。
NHK(2013/11/09)
JR 都心と羽田結ぶ新路線整備検討
「JR東日本」が検討に入ったのは、山手線の田町付近から海岸部を通って羽田空港方面に向かう現在休止中の貨物線を活用した新しい鉄道路線です。
空港付近でトンネルを造って貨物線と空港とを直結させ、都心から列車が直接乗り入れるルートを軸に検討を進める方針です。
● 休止中の「東海道貨物線」を利用
「JR東日本」のアクセス線は、「東海道貨物線」を活用する構想です。「東海道貨物線」のうち現在使われていない区間の再活用や新たなトンネルの整備によって羽田へのアクセスを確保しようというものです。
ルートとしては、「田町駅」の南側で分岐→休止中の「東海道貨物線」北側を旅客化→東京貨物ターミナル駅を経由→地下トンネルで「羽田空港」に向かうルートになると思われます。
このルートによる「羽田空港」へのアクセス線の構想は過去にもありましたが、緊急性を要しないこともあり一向に前には進みませんでした。しかし2020年の東京オリンピック開催により事態は一変しました。
● JR東日本のダイヤに余裕があるのか?
新しいアクセス鉄道は、当然「東京駅(もしくは上野駅)」までまで乗り入れる構想だと思われます。最低でも東京駅に乗り入れないとあまり意味がありません。
「田町駅~東京駅」間に新たに複線を引くのはスペース的に不可能です。そのため既存の「山手線、京浜東北線、東海道本線、横須賀線」のいずれかから分岐するしか方法がありません。
「山手線、京浜東北線」は超過密ダイヤで乗り入れる余裕がありません。「横須賀線」はこの部分は地下を走っているので配線上分岐が不可能です。
考えられるのが比較的ダイヤに余裕がある「東海道本線」からの分岐ですが、「東海道本線」は「東北縦貫線」との直結により過密ダイヤになります。
「東京モノレール」はラッシュ時には3分間隔で運行れています。在来線は1度の輸送量が大きいのでラッシュ時6分間隔としても、「東北縦貫線」と直結する「東海道本線」にほとんど余裕は無いと思われます。
休止中の「東海道貨物線」です。いつかこのような日が来ると信じて事前に撮影しておきました。現在、「東海道貨物線」の東京貨物ターミナル駅以北は休止しています。
「東海道貨物線」の東京貨物ターミナル駅以北は現在休止中なので、「東海道貨物線」の高架橋は使用されていません。ただ多少サビ等は見えますが、構造上は問題ないと思われます。
休止中と言っても架線はすでに撤去されているので、列車は走る事が出来ません。事実上の廃止状態です。
「東海道貨物線」の南側をJR東海の「新幹線引込線」が並走しています。空撮写真を見ても分かりますが、新幹線の「大井車両基地」まで並走しています。
(おまけ)
昨日、神戸の「ワールド記念ホール」で行われた「いきものがかり」のライブに行ってきました。9月の「大阪城ホール」に次いで2度目でした。
アリーナ席の14列目だったのでかなり近くで見る事が出来ました。ライブは大盛り上がりでした。
同じライブツアーなので全18曲は「大阪城ホール」とすべて同じでしたが、歌がメチャメチャ上手いので何度聞いても聞き惚れてしまいます。
(おまけ)
「笑ってたいんだ」の時に発射されたテープをゲットしました。
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