港区 NTT都市開発の「新橋一丁目計画(東新ビル跡地)」
-新橋一丁目計画(東新ビル跡地)-
「NTT都市開発」は、東京都港区新橋一丁目で開発プロジェクトを始動します。「東新ビル」の跡地を開発する「新橋一丁目計画」で、すでに既存建物の解体工事に着手しています。
日刊建設工業新聞(2013/11/06)
NTT都市開発/東京・新橋の開発プロ始動/共立建設で既存建物解体着手
解体される「東新ビル」は、地上9階、地下4階、高さ約40m、延床面積27,687㎡です。「東京電力」により建設され、1983年竣工しました。
しかし、東日本大震災により福島第一原発の事故が発生し、多額の賠償費用をねん出するための資産売却の一環として手放され、「NTT都市開発」が2012年9月に250億5000万円で取得しました。
「東新ビル」の敷地面積は約3,701㎡です。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率800%が上限となっています。
単純計算で容積率対象面積29,608㎡のビルが建設可能なので、延床面積では3万㎡を超えるビルが建設可能です。
”解体後の新築ビルの用途・規模などについては現在検討を進めている。” ということですが、ほぼ同じ条件の東隣の「第一ホテル東京」が高さ100mを超えているので、「新橋一丁目計画」も高さ100mを超える可能性は充分あります。
既存建物の解体工事は「共立建設」が担当し、2014年秋をめどに地下部分を除いた上屋を除却する予定です。
地下部分の解体工事と新築工事の施工は一体的に発注する考えなので、新築工事は「逆打ち工法」で行われるようです。
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