池袋駅の大改造 ”えきぶくろ”を解消する「池袋駅東西連絡通路(南デッキ)構想、南北連絡通路構想、中央地下通路再整備」
-池袋駅-
巨大ターミナルの池袋駅ですが、池袋の事を「ブクロ」とか「えきぶくろ」などと呼ぶことがあります。
「えきぶくろ」の由来は良く分かりませんが、南北に伸びる池袋駅が東西の街を「袋状」に分断しているためだとも言われています。
池袋駅の地下には、地下通路が3本(北通路、中央通路、南通路)あり、歩行者にとっては決して東西の交通が不便な訳ではありません。
しかし、歩行者が地上を東西を行き来出来ない事と、自動車での東西の交通が最悪な事が街を東西に分断している原因だと思います。
この欠点を解消するために昔から東西を歩行者デッキで結ぶ構想がありました。一向に動きませんでしたが、東日本大震災により再び動き出そうとしています。
建設通信新聞(2013/11/15)
13年度中に基礎調査/池袋駅東西連絡通路が再始動/豊島区
● 池袋駅東西連絡通路(南デッキ)構想
「池袋駅東西連絡通路(南デッキ)構想」は、JR線の線路上空をまたいで「西武百貨店」と「メトロポリタンプラザ」を結ぶ歩行者デッキ構想です。
長年協議を重ねて来ましたが、事業費の分担などが原因で話が進みませんでした。しかし、東日本大震災などで池袋駅周辺の安全避難路、避難施設などの課題が浮き彫りになり、再び動き出しました。
● 南北連絡通路構想
西武鉄道は、旧本社ビルの本館・新館合わせて延床面積18,462㎡を約23,700㎡に建て替えます。ビル内には災害時の避難施設を整備する計画です。
「南北連絡通路構想」は、「西武百貨店」と建て替えが決まっている西武鉄道の旧本社ビルを南北に結ぶ構想です。
● 中央地下通路再整備
池袋駅の地下には、地下通路が3本(北通路、中央通路、南通路)あります。その中で最も利用されているのが中央通路です。
中央地下通路を再整備することにより、退避経路や、帰宅困難者滞留スペースを確保し、安全性の向上を図ります。
| 固定リンク
« 品川区 2013年12月3日に「御殿山ガーデン」を「御殿山トラストシティ」にリブランド 「東京マリオットホテル」もグランドオープン! | トップページ | 臨海副都心有明南K区画 事業者に「ダイワロイヤル」 客室数400室の「ダイワロイネットホテル」を建設! »
「126 東京都・豊島区」カテゴリの記事
- 池袋マルイ跡地 地上27階、高さ約140mの超高層オフィスビル「(仮称)池袋西口プロジェクト」 2023年9月中旬の建設状況(2023.09.24)
- 高さ約190mと高さ約182mの「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」 北棟の「グランドシティタワー池袋」 2023年3月中旬の建設状況 (2023.03.16)
- 高さ約190mと高さ約182mの「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」 北棟の「グランドシティタワー池袋」 2022年12月中旬の建設状況 (2023.01.05)
- 池袋マルイ跡地 地上28階、高さ約140mの超高層オフィスビル「(仮称)池袋西口プロジェクト」 2022年12月中旬の状況(2022.12.25)
- 国家戦略特区 46プロジェクトから48プロジェクトへ 新たに都市再生プロジェクト(品川駅街区地区・池袋駅西口地区)の追加!(2022.10.18)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、総工費を約3割圧縮!(2023.09.15)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 2023年9月5日の建設状況(2023.09.13)
- 「京急品川駅」の地上化に伴う再開発 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー「(仮称)品川駅街区地区北街区、(仮称)品川駅街区地区南街区」 外観イメージ公開!(2023.08.31)
- JR東日本 南武線 「東日本旅客鉄道南武線(谷保駅~立川駅間)連続立体交差事業」環境影響評価調査計画書の縦覧!(2023.08.29)
- 「京急品川駅」の地上化に伴う再開発 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー「(仮称)品川駅街区地区北街区、(仮称)品川駅街区地区南街区」 環境影響調査計画書の縦覧!(2023.08.23)