江東区 SKYZ TOWER & GARDEN(スカイズ タワー&ガーデン) 2013年末の建設状況
-SKYZ TOWER & GARDEN-
「東京ワンダフルプロジェクト」は、東京電力・新東京火力発電所跡地の「豊洲六丁目3-2街区」で行われている総戸数約1,600戸の大規模プロジェクトです。
「東京ワンダフルプロジェクト」は、西側の「B3街区」と東側の「B2街区」で構成されています。
先に西側の「B3街区」の工事が行われています。「B3街区」の計画名は「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」で、正式名称は「SKYZ TOWER & GARDEN(スカイズ タワー&ガーデン)」となっています。
地上44階、地下2階、高さ154.90m、延床面積約141,119㎡、総戸数1,110戸の「トライスター型」の超高層タワーマンションです。
東側の「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。2棟合わせると総戸数約1,600戸の大規模プロジェクトになります。
SKYZ TOWER & GARDENの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目10番8(底地地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅下車徒歩12分、ゆりかもめ「新豊洲」駅下車徒歩5分
◆ 階数-地上44階、地下2階
◆ 高さ-最高部154.90m、軒高148.9m
◆ 敷地面積-21,242.52㎡(施設全体)、14,798.77㎡(B3街区)
◆ 建築面積-4,517.3㎡(住宅棟)、1,085.7㎡(公益施設棟)
◆ 延床面積-約141,119㎡(B3街区全体)、約138,619㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(84本)
◆ 地震対策-免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)、制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-約1,600戸(施設全体)、1,110戸(B3街区)
◆ 建築主-(建物売主)三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産、(土地売主)東京電力
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年04月01日
◆ 竣工-2014年08月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月下旬予定
街区図です。
南西側から見た様子です。Y字型の「トライスター型」の超高層タワーマンションです。
タワークレーン4基で建設しています。
「SKYZ TOWER & GARDEN」の基礎は、基礎梁下部から地下約58m~約59mの安定した支持層まで、杭径約2.3m~約2.8m、拡底径最大約4.5mの「場所打ちコンクリート拡底杭」を84本構築しています。
「SKYZ TOWER & GARDEN」は地震対策として、免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)と制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)する清水建設の先進技術「シミズ・トライスター型ハイブリッド免制震システム」を日本で初めて採用しています。
見上げた様子です。
とにかく大きいです!
「東京ワンダフルプロジェクト」の「B2街区」の建設現場です。「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。
(おまけ)
豊洲六丁目3-2街区の「A1街区」です。敷地面積約14,500㎡です。東日本大震災の前は、「A1街区」には「東京電力」により、地上22階、地下2階、高さ約100m、容積対象床面積約72,000㎡の超高層オフィスビルが計画されていました。
しかし、東日本大震災の福島第一原発の事故で状況は一変しました。福島第一原発の事故は「東京電力」の経営を一変させてしまいました。
(おまけ)
豊洲六丁目3-2街区の「A1街区」は「芝浦工業大学」に売却されています。芝浦工業大学は、「(仮称)芝浦工業大学附属豊洲中学高等学校」の建設計画を進めています。
建設通信新聞(2013/12/05)
三井住友で設計施工/1.8万㎡、来秋着工/芝浦工大附属豊洲中学高校
(おまけ)
「(仮称)芝浦工業大学附属豊洲中学高等学校」のキャンパスイメージ図です。
芝浦工業大学中学高等学校・公式HP
江東区豊洲地区への移転計画について(キャンパスイメージ図)
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