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2013年12月

2013年12月31日 (火)

川崎市 シティタワー武蔵小杉 & (仮称)アリオ武蔵小杉 2013年末の建設状況

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-株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画-
 いろいろあった2013年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
 
 個人的な事ですが、この1年で音楽の趣味が大きく変わりました。中学生の時に洋楽にハマって以来、ほぼ洋楽しか聞かなかったのですが、今年の3月頃からJポップも聞くようになりました。
 1年間前には「安室ちゃん」や「いきものがかり」のライブに行く自分が全く想像出来なかったですが、人間の趣味や価値観ってある日を境にコロッと変わる事を身をもって経験した2013年でした。
 
 本題に戻って、「株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画」は、区域面積37,207.66㎡、延床面積約212,600㎡という大規模プロジェクトです。
 
 北側の「A-1地区」には、大規模商業施設「(仮称)アリオ武蔵小杉」が、南側の「B-1地区」には、地上53階、地下3階の超高層タワーマンションが「シティタワー武蔵小杉」が建設中です。
 
 
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● シティタワー武蔵小杉

 「B-1地区」の「(仮称)武蔵小杉計画新築工事」の建設現場です。正式名称は「シティタワー武蔵小杉」となっています。
 
 概要は、地上53階、地下3階、高さ(最高高さ約190m、建物高さ185.00m)です。ただし、2013年2月27日~3月28日に公開された川崎市の「環境影響評価関係図書」の電子縦覧では、高さ(最高高さ約194m、建物高さ約185m)となっていたので、最高部は約194mの可能性もあります。
  
シティタワー武蔵小杉の概要
◆ 計画名-(仮称)武蔵小杉計画新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区中丸子2番1他、市ノ坪449番3他
◆ 交通-JR横須賀線「武蔵小杉」駅から徒歩4分、湘南新宿ライン(宇都宮線・横須賀線)「武蔵小杉」駅から徒歩4分、東急東横線「武蔵小杉」駅から徒歩4分、JR南武線「武蔵小杉」駅から徒歩7分、JR南武線「向河原」駅から徒歩8分
◆ 階数-地上53階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m、建築物185.00m (注)最高部約194mの資料もあります。
◆ 敷地面積-8,628.28㎡
◆ 建築面積-3,992.98㎡
◆ 延床面積-104,160.88㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(基壇部下家除く)
◆ 地震対策-中間免震構造(2階と3階の間に積層ゴムとダンパーを設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所(ワンルーム)
◆ 総戸数-800戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2012年11月15日
◆ 竣工-2016年01月中旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定  
 
 
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ゲートが開いていました。基礎工法は基壇部下家を除いて「直接基礎」となっています。武蔵小杉周辺の地盤は多摩川沿いですが意外に強固で、ほとんどの超高層タワーマンションが「直接基礎」となっています。
 
 
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北東側から見た様子です。北東角にマンションギャラリーがあります。
 
 
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「シティタワー武蔵小杉」の完成予想図です。「シティタワー武蔵小杉」は、地震対策として「中間免震構造」を採用しています。
 
 2階と3階の間に「積層ゴム」と「ダンパー」を設置します。下層階に窓の無い階がありますが、その部分です。
 
 公式HP → シティタワー武蔵小杉
 
 
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● (仮称)アリオ武蔵小杉

 「A-1地区」の「(仮称)武蔵小杉SC新築工事」の建設現場です。「セブン&アイ・ホールディングス」の大型複合商業施設「(仮称)アリオ武蔵小杉」となっていますが、正式名称も「アリオ武蔵小杉」になると思われます。
 
 延床面積約106,400㎡(うち店舗面積約37,000㎡、店舗面積のうち約2,668㎡が飲食・サービスの非物販店舗)です。
 
 
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ゲートが開いていました。
 
 
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柱が「プレキャストコンクリート」、梁が「鉄骨造」となっています。以前は低層の大型ショッピングセンターや巨大倉庫と言えば「鉄骨造(S造)」でした。
 
 最近はコンクリートのプレキャスト化や高強度化が進み、「鉄筋コンクリート造(RC造)」が増えてきています。

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2013年12月30日 (月)

新宿区 Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー) 2013年末の建設状況

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-Tomihisa Cross(富久クロス)-

 F1で7度のワールドチャンピオンに輝いた皇帝「ミハエル・シューマッハ氏(44)」が、スキー中の事故で、昏睡状態だそうです。何とか助かって欲しいです。神様に祈るしかありません。
 
 本題に戻って、「西富久地区第一種市街地再開発事業」には、地上55階、地下2階、高さ(最高部191.00m、軒高179.95m)の超高層タワーマンション、中層住宅棟、低層住宅棟(ペントハウス)が建設されます。
 
 街区全体の名称が「Tomihisa Cross(富久クロス)」、分譲タワー棟の名称が「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」です。下記の概要の面積や総戸数等が少し変更になっています。
 
Tomihisa Cross Comfort Towerの概要
◆ 計画名-西富久地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区富久町500番地(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分、都営新宿線「新宿三丁目」駅より徒歩8分、JR山手線他「新宿」駅より徒歩16分、都営新宿線「曙橋」駅より徒歩9分、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅より徒歩10分、都営大江戸線「東新宿」駅より徒歩13分、都営大江戸線「若松河田」駅より徒歩13分、東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅より徒歩14分、西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、地下2階
◆ 高さ-最高部191.00m、軒高179.95m
◆ 敷地面積-16,246.97㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,321.19㎡(Comfort Tower:分譲タワー棟)
◆ 延床面積-138,595.47㎡(Comfort Tower:分譲タワー棟、容積対象外面積38,121.58㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭
◆ 地震対策-デュアル制振構造(2重構造のダンパーを組み込み)
◆ 用途-共同住宅、物販店舗、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-1,229戸(施設全体)、1,091戸(Comfort Tower:分譲タワー棟、非分譲住戸含む)
◆ 建築主-西富久地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、三井不動産レジデンシャル、積水ハウス、阪急不動産)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-戸田建設、五洋建設JV
◆ 着工-2012年06月15日(起工式)
◆ 竣工-2015年05月中旬予定
◆ 入居開始-2015年09月下旬予定
 
 
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完成予想図です。
 
 公式HP → Tomihisa Cross Comfort Tower
 
 
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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」の基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート杭」、 地震対策は「デュアル制振構造(2重構造のダンパーを組み込み)」となっています。
 
 
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アップです。
 
 
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北側の「富久さくら公園」から見た様子です。
 
 
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「Tomihisa Cross Comfort Tower(富久クロス コンフォートタワー)」は、タワークレーン3基で建設しています。
 
 
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敷地西側部分です。作業用の「構台」が設置されています。
 
 
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北西側から見た様子です。

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2013年12月29日 (日)

西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業 & 「新宿三井ビルディング」の長周期地震動対策 2013年末の状況

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-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業-

 「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約1.5haの再開発プロジェクトです。約1.5haを「A1地区」~「A5地区」に分けて開発します。
 
 最大規模の「A-1地区」には、地上60階、地下2階、高さ(最高部208.97m、軒高199.16m)、総戸数976戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。
  
 特定業務代行者として「フジタ、三菱地所レジデンス」が参画しています。現在は、敷地内の既存建物の解体工事が行われています。 
 
 新宿区(2013/06/21)
 西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(事業中)
 
西新宿五丁目中央北地区(A1地区)の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業(A1地区)
◆ 階数-地上60階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.97m、軒高199.16m
◆ 敷地面積-7,530.65㎡
◆ 建築面積-3,090.34㎡
◆ 延床面積-103.911.43㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-既成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-976戸
◆ 建築主-西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(特定業務代行者 フジタ、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2014年01月01日予定
◆ 竣工-2017年04月30日予定
 
 
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重機でバリバリ解体しています
 
 
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東側の「十二社通り」から見た様子です。
 
 
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-新宿三井ビルディングの長周期地震動対策-

 三井不動産は、鹿島建設の施工により「新宿三井ビルディング」において、長周期地震動が発生した場合の揺れを大幅に低減させるため、超大型制震装置「TMD(チューンド・マス・ダンパー)」を屋上に設置します。
  
 三井不動産・ニュースリリース(2013/07/29)
 「新宿三井ビルディング」で長周期地震動の揺れを半減 日本初 屋上に超大型制震装置(約1,800t)を設置
 
 「新宿三井ビルディング」屋上の棟屋の両側に、超大型制震装置TMD(D3SKY)×6基設置します。
 振り子式の1基300トンの錘(すい)×6基設置し、錘(すい)が揺れることで建物の振動エネルギーを吸収して地震の揺れを大幅に抑制します。
 
 更に、低層階コア部に高性能オイルダンパー(HiDAX-e)×48台設置し、建物の揺れに応じてダンパーのオイル流量を制御することにより地震の揺れを抑制します。
 
 TMDとオイルダンパーの設置により、直下型地震から長周期地震動まで、地震の規模や特性にかかわらず制震効果を発揮します。
 東日本大震災の長周期地震動に当てはめると揺れを半分以下に低減、揺れの時間も6分の1程度に抑えます。
 
 
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工事は始まっています。工期は2013年8月中旬~2015年4月末日の予定です。
 
 
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側面にタワークレーンが登場していました。撮影から日数が経過しているので現在はタワークレーンが最高部に到達しているかも知れません。
 
 日没直前の4時過ぎに撮影したので、後日もう一度明るい時に行って更に東京都庁の展望室からも撮影しようと計画していましたが、時間が無くて諦めました。
 
 
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工事用の構台を設置しています。
 
 
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屋上にも小さなクレーンが設置され、いろいろな部材を吊り上げていました。

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2013年12月27日 (金)

港区 地上43階、高さ約170mの「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業」 2013年12月27日に再開発組合の設立を認可!

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-赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業-

 昨日、読者の方からさいたま新都心の「大宮カタクラパーク」の写真を送って頂きました。返信しましたが、エラーで帰ってきました。この場で写真のお礼を申し上げます。
 
 本題に戻って、「東京ミッドタウン」の北西側の港区赤坂九丁目にの「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
 「港区立赤坂中学校」の西側で、北側が「赤坂通り」の木造家屋が密集した逆三角形状のエリアです。
 
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「赤坂九丁目北地区市街地再開発組合」の設立を2013年12月27日に認可します。
 
 東京都・報道発表資料(2013/12/26)
 赤坂九丁目北地区市街地再開発組合の設立認可
 
 当初は、地上44階、地下2階、高さ約170m、延床面積約44,700㎡で計画されていましたが、地上43階、地下1階、高さ約170m、延床面積約44,310㎡に変更になったようです。
 
 隣接する「東京ミッドタウン」との高低差を解消するため、歩行者専用道路を新設し、歩行者動線を強化します。
 エレベーターを併設してバリアフリーへの対応を図るほか、災害時の避難や救援救護の物資輸送にも機能する動線ネットワークを整備します。
 
赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区港区赤坂九丁目地内
◆ 階数-地上43階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約170m
◆ 施行区域-約8,000㎡
◆ 延床面積-約44,310㎡
◆ 用途-共同住宅、公益施設(区有施設、子育て支援施設、高齢者福祉施設)
◆ 総戸数-約330戸
◆ 建築主-赤坂九丁目北地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産
◆ 着工-2014年10月予定
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 総事業費-約208億円
 
 
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「六本木ヒルズ」から見た「赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。
 
  
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配置図です。
 
 
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完成予想図です。当初計画では、「パークコート赤坂 ザ タワー」に似た三角柱のように見えましたが、配置図を見ると四角柱に変更になったようです。

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2013年12月26日 (木)

港区 虎ノ門ヒルズ(環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区) 2013年末の建設状況

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虎ノ門ヒルズ
 昨日、東京ドームで行われた「Perfume(パフューム)」のライブに「キャロライン・ケネディ駐日米大使」が家族で訪れたそうです。
 
 なんでも長男が「Perfume」の大ファンだそうで、終演後はメンバーと記念撮影も行って帰ったそうです。
 「Perfume」のライブは視覚効果の演出が凄くて楽しそうですね。今年の京セラドーム大阪は無理でしたが、来年関西でライブがあったら行ってみたいです。
 
 本題に戻って、「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区)」は、地上52階、塔屋1階、地下5階、高さ(最高部255.5m、建築物約247m)の大規模プロジェクトです。正式名称は「虎ノ門ヒルズ」となっています。
  
 フロア構成は、駐車場(地下3~地下1階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)、オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)となります。共同住宅の戸数は172戸、ホテルの客室数は164室となっています。
 
 ホテルは、「ハイアット」が手掛ける革新的なラグジュアリーブティックホテル「アンダーズ 東京(Andaz Tokyo Toranomon Hills)」となっています。「アンダーズ」ブランドは日本初進出となります。
 
虎ノ門ヒルズの概要
◆ 計画名-環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目26番他
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩5分、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩6分
◆ 階数-地上52階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部255.5m、建築物約247m (参考)工作物を含む約258m
◆ 敷地面積-17,068.95㎡
◆ 建築面積-9,363.29㎡
◆ 延床面積-244,305.33㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、 鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート杭 (一部ナックルウォール杭、トータル237本の杭)
◆ 地震対策-制振装置(ブレーキダンパー×620基、オイルダンパー×516基、アンボンドブレース×82基)
◆ 用途-オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)
◆ 総戸数-172戸  (参考)ホテル164室
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2011年02月28日(安全祈願式)、2011年04月01日(本体工事)
◆ 竣工-2014年09月30日予定
 
 
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「世界貿易センタービルディング」の展望台から見た様子です。東京タワーの特別展望台(250m)は、エレベーターの事故で閉鎖されていたので諦めました(12月21日から再開)。
 
 バルコニーがある部分が、共同住宅(37~46階)です。他のフロアと同じガラスを多用した「ACW(アルミカーテンウォール)」にした方がデザイン的には美しいのですが、「消防法」でバルコニーに避難経路を確保する事が決まっているのでしかたがありません。
 
 
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最高部です。ヘリポートは設置されていないようです。海外ではよく見る先端が尖ったデザインですが、自然災害の多い日本でよく認められたなあと思います。
 
 
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「六本木ヒルズ」から見た最高部です。NHKの「サラメシ」で特集していましたが、斜めの部分のガラスは全部で1,080枚だそうです。
 
 斜めで取り付けるのが難しいので約半年かけて取り付けました。タワークレーンのオペレーターは、「東京スカイツリー」と同じ方でした。
 
 
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東側から見た最高部です。
 
 
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北西側から見た様子です。地震対策として、「制振構造」を採用しています。1,218基の制震装置(ブレーキダンパー×620基、オイルダンパー×516基、アンボンドブレース×82基)を設置しています。 
 
 
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北西側から見た下層階の様子です。基礎工法は、「直接基礎」および「場所打ちコンクリート杭(一部ナックルウォール杭)」で、杭はトータルで237本構築しています。
 
 
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「環状二号線トンネル」の開口部です。
 
 
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特徴的な庇部分です。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た下層階の様子です。
 
 
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もう少し東側から見上げた様子です。
 
 
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南側から見上げた様子です。
 
 
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特徴的な庇部分です。共同住宅からの落下物を受け止める庇でしょうか?
 
 
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南東側から見上げた様子です。
 
 
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南東側に「環状二号線トンネル」の「換気塔」があります。デザイン的には無い方がカッコイイのですが、「換気塔」は絶対に必要な設備なのでしかたがありません。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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南東側から見た下層階の様子です。
 
 
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北東側から見た下層階の様子です。

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2013年12月25日 (水)

地上36階、高さ約179m「(仮称)虎ノ門二丁目計画」のイメージ & 新虎通り(環状二号線) 2013年末の建設状況  

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-(仮称)虎ノ門二丁目計画-
 「ソフトバンク」が、アメリカ携帯電話4位の「TモバイルUS」を「ドイツテレコム」から買収する方針を固めたと報道が流れていますが、本当でしょうか?
 
 買収額は2兆円超だそうで、もし本当なら「スプリントネクステル」に続く大型買収になりますが、さすがに今回は国防上やアメリカ国民の感情からもアメリカ司法省が承認しないと思います。
 
 本題に戻って、「(仮称)虎ノ門二丁目計画」は、東京都港区虎ノ門二丁目の「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。
 
 再開発予定地は、「ホテルオークラ」や「アメリカ大使館」に隣接する虎ノ門二丁目の敷地面積約22,700㎡です。
 「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を解体し、跡地に「病院棟」と超高層の「業務棟」の2棟を建設します。

 12月24日の「建設通信新聞」に施設イメージ図が載っていました。以前の報道では、延床面積は約244,000㎡でしたが、約255,000㎡に拡大されたようです。
 「病院棟」は概要が判明していましたが、「業務棟」は最高高さ約179mだけ判明していました。今回の報道で、地上36階、地下3階、延床面積約168,000㎡と判明しました。
 
 建設通信新聞(2013/12/24) 施設イメージ図等
 病院など2棟25万㎡超整備/都市機構の虎ノ門二丁目計画
 
(仮称)虎ノ門二丁目計画の手順
(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良
 
病院棟(虎の門病院新築工事)の概要
◆ 業務名称-虎の門病院新築工事 基本設計その他及び工事監理業務
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目地区内
◆ 階数-地上19階、地下4階
◆ 高さ-最高高さ約99m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約87,330㎡(容積率対象面積約72,000㎡)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 既存建物解体工事着工-2015年04月予定
◆ 新築その他工事着工-2015年10月予定
◆ 新築その他工事完了-2018年09月予定
 
業務棟の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目地区内
◆ 階数-地上36階、地下3階
◆ 高さ-最高高さ約179m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約168,000㎡
◆ 竣工-2024年予定
  
 
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南東側から見た様子です。この部分が「国立印刷局」です。最初に国立印刷局が解体され、その跡地に「病院棟」が建設されます。
 
 
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北東側から見た様子です。「病院棟」の完成後に、現在の「虎の門病院」が解体され、地上36階、地下3階、最高高さ約179m、延床面積約168,000㎡の「業務棟」が建設されます。
 
 
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-新虎通り(環状二号線)-

 かつて「マッカーサー道路」と呼ばれていた「環状第二号線(新橋~虎ノ門)」の地上部道路の愛称名が、「新虎通り(しんとらどおり)」に決定しています。「新虎通り」は、2014年春に開通予定です。
 
 写真は、「新虎通り」の虎ノ門側の始点ある「JTビル」の北側から見た様子です。このあたりは「アメリカ大使館」に近いので、いつもは警察官が仁王立ちしているいのですが、この日はいませんでしたのでじっくり撮影出来ました。
 
 日本とアメリカとの外交関係も比較的良好だし、アメリカに対するテロ情報も無いのか、アメリカ大使館の警備は今までと比べると比較的控え目でした。
 
 逆に「韓国大使館と「ロシア大使館」は警備が非常に厳しかったです。「中国大使館」の前は歩きませんでしたが、非常に厳しいことが予想出来ます。
 
 
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「虎の門病院」の前あたりから振り返った様子です。「新虎通り」の建設が急ピッチで行われています。
 
 
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「虎の門病院」の前あたりから「虎ノ門ヒルズ」側を見た様子です。
 
 
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「新虎通り」は、幅がかなり広いです。
 
 
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「桜田通り」から西側を見た様子です。
 
 
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「桜田通り」から東側を見た様子です。「虎ノ門ヒルズ」の開口部が見えます。
 
 
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「虎ノ門ヒルズ」の東側の「新虎通り」の工事の様子です。
 
 
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新橋側を見た様子です。先に「汐留シオサイト」のビル群が見えます。

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2013年12月24日 (火)

本日はクリスマス・イヴ! JPタワー「KITTE」のクリスマスイルミネーション

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-JPタワー(KITTE)-

 「JPタワー」に、2013年3月21日に低層棟の商業施設「KITTE(キッテ)」がオープンしました。今年初めてのクリスマスを迎えます。
 
 「KITTE(キッテ)」の巨大な吹き抜けに、雪化粧によってあたかも屋外で雪が降り積もったかのような、高さ約14.5mの屋内日本最大級のクリスマスツリーが登場しています。
 床面のミラーボールに光を照射する演出により、光の粒が天井から壁面を伝って雪が舞い散るように降り注ぎます。
 
 午後5時5分以降、毎時05分から及び35分から30分置きに約3分間、音と光の幻想的な世界「ライトアッププログラム」が行われています。開催期間は、2013年12月2日(月)~12月25日(水)です。
 
 日本郵便関連ですが、名古屋駅前に建設中の超高層ビル「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」の正式名称が「JPタワー名古屋」に決まったようです。
 
 
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「JPタワー」の下層階です。
 
 
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「JPタワー」低層棟の商業施設「KITTE(キッテ)」です。
 
 
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「KITTE(キッテ)」には、三角の巨大な吹き抜けがあります。
 
 
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「KITTE(キッテ)」の巨大な吹き抜けの1階アトリウムに、高さ約14.5mの屋内日本最大級のクリスマスツリーが登場しています。
 
 
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空から雪が舞い散るような演出がされています。
 
 
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「ライトアッププログラム」は、午後5時5分以降、毎時05分から及び35分から30分置きに約3分間行われています。
 
 
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ライトアッププログラム その(2)
 
 
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ライトアッププログラム その(3)
 
 
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ライトアッププログラム その(4)


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ライトアッププログラム その(5)
 
 
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「KITTE(キッテ)」6階の屋上庭園「KITTEガーデン」は無料で開放されており、ウッドデッキを歩きながら東京駅周辺の夜景を眺めることができます。
 
 
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東京駅周辺の超高層ビル群です。
 
 
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東京駅です。
 
 
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東京駅「丸の内駅前広場」です。
 
 
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今回の夜景は、Canonのミラーレス一眼カメラ「EOS M」の三脚を使わずに夜景を撮影する「手持ち夜景」というモードで撮影しました。最近のコンデジやミラーレスの性能は恐ろしく高性能です。

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2013年12月23日 (月)

新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口ビル(仮称) 2013年末の建設状況

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-新宿駅新南口ビル(仮称)-

 「新宿駅新南口ビル(仮称)」は、「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つで、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎跡に建設中の超高層ビルです。
 
 概要は、地上33階、地下2階、高さ約170m(建築計画のお知らせでは168.16m)、延床面積約111,000㎡となっています。竣工は2016年春を予定しています。
 
 地下1階・2階は駐車場、1階~5階は商業施設(JR東日本子会社のルミネ約9,400㎡)、6階~33階はオフィスを予定しています。
 
新宿駅新南口ビル(仮称)の概要
◆ 計画名-新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル
◆ 所在地-東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目他
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-約170m(建築計画のお知らせでは、最高部168.16m、軒高167.31m)
◆ 敷地面積-18,699.08㎡(敷地全体)
◆ 延床面積-約111,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-RC現場打ち杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(6階~33階)、店舗 (1階~5階)、文化交流施設
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-大林組、鉄建建設、大成建設JV
◆ 着工-2013年09月(本体工事)
◆ 竣工-2016年春予定
 
 
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JR線の埼京線・湘南新宿ラインのホームから見ると「駅新南口ビル(仮称)」は、JR線に隣接している事が分かります。2013年9月から本体工事が始まっています。
 
 
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2013年9月に着工した本体工事に先立って、「連続地中壁掘削機」により強固な「RC地中連続壁」を構築済みです。
  
 JR線に隣接しているためビルの建設により軌道が浮き上がったり沈んだりする事は絶対に許されません。そのため線路に隣接する場合、強固な「RC地中連続壁」を構築する場合が多いです。
 
 
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● アースドリル掘削機

 「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート杭」の構築を行っています。新宿駅周辺の超高層ビルでは珍しい杭基礎です。
 
 新宿駅周辺には、強固な地盤の「東京礫層(とうきょうれきそう)」が比較的浅い場所にあるので、「東京礫層」を支持地盤とする直接基礎の超高層ビルが多いです。
 
 
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● 拡底バケット

 「アースドリル掘削機」に「拡底バケット」を装着して、三角フラスコのような「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。
 
 
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● 「鉄筋かご」の建込み

 「アースドリル掘削機」で掘削した掘削孔に「鉄筋かご」を建込んでいます。
 
  
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● スライムクリーナー

 「スライムクリーナー」で「スライム処理」を行います。スライム処理は掘削完了後に行う「一次スライム処理」と鉄筋かごを建込んでコンクリートを打設する直前に行う「二次スライム処理」があります。
  
 掘削時に発生し、杭の底に沈殿したスライムをそのままにしておくとコンクリートと混ざり杭の支持力に深刻な悪影響を及ぼします。そのために徹底的に除去します。
  
 
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● 構真柱建込み架台

 「構真柱(こうしんちゅう)」の姿は確認出来ませんでしたが、「構真柱建込み架台」があるので、この現場は「逆打ち工法」で建設されているようです。
 
 
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● 安定液プラント

 「安定液」の製造・循環・廃棄を行うプラントです。使用した「安定液」の中で、良液は再度掘削に使われ、再度使用に耐えないものは、廃液として処分されます。
 
 地中を掘削する場合、掘削孔の中が空洞だと地下水圧などによって土砂が崩れてしまいます。
 そのために水よりも少し粘り気のある「安定液(水とベントナイトなど)」を入れて、地下水が孔内に染み出すのを防ぎ、土砂が崩れるのを防ぎます。
 

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● 安定液タンク

 「安定液」を貯めておくタンクです。
 
 
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● 山留め壁

 敷地北側の「山留め壁」は、「シートパイル(鋼矢板)」を「アースアンカー」で支えています。敷地東側と南側は、「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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「甲州街道」から見た様子です。
 
 
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柱が宙に浮いています。柱の底が地下1階床の梁の高さです。この下には強固な「RC地中連続壁」が構築済みと思われます。「RC地中連続壁」は、地下外壁と地下階の柱を兼ねていると思われます。

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2013年12月22日 (日)

江戸川区 アルファグランデ小岩スカイファースト 2013年末の建設状況

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-アルファグランデ小岩スカイファースト-

 首都圏の再開発を扱っている同じようなブログが複数あります。大きなニュースがあった時以外はなるべくネタ被りしないようにしています。
 
 今朝見ると、2人の方が「アルファグランデ小岩スカイファースト」をUPしていました。1から新たに作成する時間が無かったので、そのままUPします。しかしなんという偶然・・・(笑)
 
 「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR総武本線の「小岩駅」から南側にフラワーロード(商店街)を約200mくらい歩いた東側に計画されている再開発プロジェクトです。
 
 地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の超高層タワーマンションになります。
 
 正式名称は「アルファグランデ小岩スカイファースト」となっています。HPが開設された当初は「アルファグランデ小岩 sky 1st」となっていましたが、読みにくかったのか「アルファグランデ小岩スカイファースト」に変更されました。
 
アルファグランデ小岩スカイファーストの概要
◆ 計画名-南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目2354番(地番)
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部105.20m、建築物99.90m
◆ 敷地面積-3,159.49㎡
◆ 建築面積-2,209.21㎡
◆ 延床面積-32,112.82㎡(うち容積対象面積22,084.17㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(55本)
◆ 地震対策-中間免震構造(5階と6階の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-177戸(地権者住戸12戸)
◆ 建築主-スターツコーポレーション、一般財団法人首都圏不燃建築公社
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業建設工事 共同企業体(大成建設、スターツCAM共同企業体)
◆ 着工-2012年12月20日
◆ 竣工-2015年04月下旬予定
◆ 入居開始-2015年06月下旬予定
 
 
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基礎工法は、「場所打ちコンクリート拡底杭」となっています。硬い支持層がある地下約47mまで合計55本の杭を打設しています。
 
 
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地震対策として「中間免震構造」を採用します。5階と6階の間に、鋼板とゴムを層状に積み重ねて中央に鉛を埋め込んだ「鉛プラグ入り積層ゴム等」を設置します。
 
 
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タワークレーン1基で建設しています。

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2013年12月21日 (土)

北区 (仮称)飛鳥山タワー&レジデンスプロジェクト 2013年末の建設状況

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-(仮称)飛鳥山タワー&レジデンスプロジェクト-

 「(仮称)王子駅前計画 新築工事」は、東京都北区堀船一丁目のJR王子駅南口の駐車場とテニスコート跡地に建設予定のタワーマンションです。
 
 「Ⅰ工区」と「Ⅱ工区」に分かれ、建築主は「近鉄不動産、京阪電鉄不動産、長谷工コーポレーション」の3社となっています。
 敷地南側の「Ⅰ工区」の「レジデンス棟」は、すでに着工され「(仮称)飛鳥山タワー&レジデンスプロジェクト」という名称で公式HPもオープンしています。
 
 「(仮称)飛鳥山タワー」の名称の元となった「飛鳥山(あすかやま)」は、JR線の西側にある「飛鳥山公園」です。江戸時代に「徳川吉宗」が享保の改革の一環として整備・造成を行った公園です。
 
 当初計画では、「Ⅱ工区」は、地上33階、地下0階、高さ109.46mとなっていましたが、予想通りというかやっぱりというか低くなり地上29階、地下1階、高さ97.86mに変更になっていました。やはり高さ100mの壁は厚いようで、今までこのような変更を何棟も見てきました・・・
 
 高さ109.46mだったら、建設中の「パークタワー滝野川」を抜き、完成すれば北区で最も高い超高層ビルになる予定でしたが、「パークタワー滝野川」より低くなりました。
 
 
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「(仮称)飛鳥山タワー&レジデンスプロジェクト」で、公式HPもオープンしています。
 
 
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「(仮称)王子駅前計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。当初計画では、「Ⅱ工区」は、地上33階、地下0階、最高高さ109.46mでしたが、地上29階、地下1階、最高高さ97.86mに変更になっています。
 
 建築主は「近鉄不動産、京阪電鉄不動産、長谷工コーポレーション」、設計者・施工者は「長谷工コーポレーション」となっています。
 
 
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南東側から見た様子です。敷地南側の「Ⅰ工区」の地上7階、地下1階、最高高さ21.44m、総戸数55戸の「レジデンス棟」は着工されています。
 
 
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「レジデンス棟」のタワークレーンです。
 
 
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敷地北側の「Ⅱ工区」の建設予定地です。地上29階、地下1階、最高高さ97.86m、総戸数約230戸の「タワー棟」が建設予定です。撮影時はまだ着工していないようでした。

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2013年12月20日 (金)

「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の詳細発表! 地上36階、高さ約180mの「A街区・A1棟」や地上32階、高さ約150mの「B街区」など4棟

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-渋谷駅桜丘口地区再開発計画-

 渋谷駅周辺では、「東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産」が、渋谷駅周辺で複数の大規模な再開発を計画しています。
 
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画、渋谷駅地区 道玄坂街区開発計画、渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21地区)」の3つの事業、総延床面積約450,000㎡に及ぶ再開発プロジェクトが動き出しています。
 
 JR渋谷駅から高速道路を越えた南側の渋谷駅桜丘口地区にも「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」が計画されています。
 「渋谷駅桜丘口地区再開発準備組合」は、都市計画提案を2013年12月にまとめる考えでしたが、「ドカーン」と発表されました!
 
 2013年12月19日に、東京都知事に対し、都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行いました。
 総延床面積約241,400㎡と想像していたより遥かに規模が大きくて、私は狂喜乱舞してしまいました(笑)。
 
 東急不動産・ニュースリリース(PDF:2013/12/19)
 渋谷駅桜丘口地区再開発計画に関する都市計画の提案について
 
 建設通信新聞(2013/12/20)
 総延24万㎡複合ビル/都に都計案提出/渋谷駅桜丘口地区再開発準備組合
 
 提案された東京都知事は、12月19日に知事辞職を発表するというなんとも皮肉な結果になってしまいました・・・
 
 
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「完成イメージ」です。私が予想していたより遥かに規模が大きかったです。まさか高さ約180m、約150mと2棟も高さ100mを超えるとは・・・
 
渋谷駅桜丘口地区再開発計画の概要(施設全体)
◆ 所在地-東京都渋谷区桜丘町1番地、2番地、3番地、及び4番地、8番地の各地内、他
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約17,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約241,400㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、住宅、生活支援施設、起業支援施設、教会、駐車場等
◆ 事業主体-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発準備組合
◆ 開業-2020年頃予定
 
A街区の概要
◆ 階数-(A1棟)地上36階、地下5階、(A2棟)地上15階、地下4階
◆ 高さ-(A1棟)約180m、(A2棟)約90m
◆ 敷地面積-約8,070㎡
◆ 延床面積-約174,800㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、起業支援施設、駐車場等
◆ 備考-「A1棟」内に国際医療施設、クリエーティブ・コンテンツ産業などの起業支援施設を設け、低層階には店舗を配置し、駐車場も整備する
 
B街区の概要
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-約8,510㎡
◆ 延床面積-約65,900㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 備考-高層部に共同住宅、中・低層部にオフィス、サービス・アパートメント、子育て支援施設を配置し、低層部に店舗を設け、駐車場も整備する
 
C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ- 約30m
◆ 敷地面積-約420㎡
◆ 延床面積-約700㎡
◆ 用途-教会等
 
 
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「街区図」です。今までは正確な街区の範囲が分かりませんでしたが、これではっきりしました。
 
 土地は集約され対象地内を南北方向に貫く幅員15mの「都市計画道路補助18号線」を整備します。
 再開発施設は、3階部分をデッキでつなぎます。「(仮称)さくらにぎわい広場、(同)丘の上広場」も整備します。
 
 
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「渋谷ヒカリエ」から見た「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地です。他のビルに隠れて全景は見えませんが、「東進ハイスクール」の看板があるビルの左側(南側)の一帯です。
 
 
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「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地です。
 
 
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「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地は、中小の雑居ビルなどが密集しています。
 
 
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「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地は、道路が非常に狭いです。
 
 
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JR線沿いです。「街区図」を見るとJR線沿いの道路は廃止され、3階部分に歩行者デッキを整備するようです。JR線沿いには、3階部分に「(仮称)さくらにぎわい広場」も整備されます。

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2013年12月16日 (月)

千代田区 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」 2013年末の建設状況

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-(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事-

 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」は、千代田区丸の内の「丸の内AIGビル」を建て替えるプロジェクトです。
 
 跡地には、地上23階、塔屋2階、地下3階、高さ約115m、延床面積56,008.83㎡の超高層オフィスビルが建設中です。

 下層階の商業ゾーンは「東急不動産SCマネジメント」がリーシングマネジメント業務を受託しています。開業までのプロジェクトマネジメントと開業後の運営をサポートしていく予定です。下記PDFで完成予想図も見る事が出来ます。
 
 東急不動産SCマネジメント・ニュースリリース(PDF:2012/03/05)
 「(仮称)日本生命大手町ビル」商業ゾーンリーシングマネジメント業務の受託
  
(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目10-4
◆ 階数-地上23階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約115m、軒高約100m
◆ 敷地面積-3,988.42㎡
◆ 建築面積-2,806.83㎡
◆ 延床面積-56,008.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-日本生命保険相互会社
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組、竹中工務店、大成建設JV
◆ 着工-2012年02月末(本体工事)
◆ 竣工-2014年06月末予定
 
 
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「和田倉濠」越しに見た様子です。
  
 
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2本で一対の柱になっています。
 
 
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ビル外周の足場で分かりにくいですが、ガラスが見えます。ガラスがある部分は、カーテンウォールの取り付けが完了しています。

 2本で一対の柱は、ガラスの外側に出る構造になっています。各階に最近流行りの直射日光が入りにくい省エネの「庇(ひさし)」が設置され、ビル外側の庇を2本で一対の柱が貫通する構造になっています。

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2013年12月15日 (日)

品川区 北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業(パークシティ大崎 ザ タワー他) 2013年末の建設状況

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-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業-

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、「目黒川」北側のすでに再開発が終わった「オーバルコート」の南東側一帯約36,000㎡です。一帯には、住宅、オフィス、工場、倉庫、駐車場などが混在していました。
 
 再開発予定地には、地上40階の超高層住宅棟と地上31階の超高層業務棟を中心に合計7棟のビルが建設されます。
 
 建築主は、「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄興和不動産)」となっています。
 
 
施行区域面積約36,000㎡、敷地面積約28,390㎡、延床面積約250,950㎡と規模が大きいため大規模に工事が行われています。
 
 
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街区図です。
 
 
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「A工区」です。
 
 
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● A1棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)」の建設現場です。地上31階、地下2階、高さ142.90mの超高層オフィスビルが建設されます。
 
A1棟の概要
◆ 計画名-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)
◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目519番1他
◆ 階数-地上31階、地下2階
◆ 高さ-142.90m
◆ 敷地面積-7,813.22㎡
◆ 建築面積-5,261.30㎡
◆ 延床面積-91,957.17㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱:コンクリート充填鋼管造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部(場所打ちコンクリート杭・アースドリル拡底工法)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年04月02日(本体工事)
◆ 竣工-2015年05月31日予定
 
 
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「A1棟は、3層ずつ上に伸びています。
 
 
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「A1棟」を北東側から見た様子です。
 
 
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「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。
 
 
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● A2棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層住宅棟(A2棟)」の建設現場です。地上18階、高さ68.37mのマンションが建設されます。
 
 
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● B棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 地域交流施設棟(B棟)」の建設現場です。地上2階の地域コミュニティ施設が建設されます。
 
 
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● C1棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層業務棟(C1棟)」の建設現場です。地上20階、地下2階、高さ92.60mのオフィスビルが建設されます。
 
 
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● C2棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 作業所棟(C2棟)」です。地上4階、高さ23.17mの工場です。竣工済みです。
 
 
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● D棟(パークシティ大崎 ザ タワー)

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層住宅棟(D棟)」の建設現場です。
 地上40階、地下2階、高さ141.39mの超高層タワーマンションが建設されます。正式名称は「パークシティ大崎 ザ タワー」となっています。
 
 最初に公式HPが開設された時は、「パークシティ大崎」という名称でした。「パークシティ」は複数棟の場合の名称なの不思議に思っていましたが、後で「ザ タワー」が追加されました。
 
 「パークシティ」の名称が付けられたので、他にもマンションが建つことが予想されます。将来的に「東五反田4-1街区」が「パークシティ大崎」に入るのではないか? と私は予想しています。
 
パークシティ大崎 ザ タワーの概要
◆ 計画名-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層住宅棟(D棟)
◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目568番(地番)
◆ 交 通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩6分、東急池上線「五反田」駅徒歩12分、JR山手線・都営浅草線「五反田」駅徒歩13分、JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・総武本線・京浜急行本線「品川駅」徒歩18分
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-141.39m
◆ 敷地面積-6,445.59㎡
◆ 建築面積-4,895.43㎡
◆ 延床面積-93,140.99㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(ダンパー)
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、地域コミュニティ施設、店舗
◆ 総戸数-734戸(販売総戸数566戸、事業協力者戸数168戸含む)
◆ 建築主-北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:三井不動産レジデンシャル、日本土地建物販売、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2012年04月02日(本体工事)
◆ 竣工-2015年05月下旬予定
◆ 入居開始-2015年07月下旬予定
 
 
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「パークシティ大崎 ザ タワー」は、4基のタワークレーンで建設されています。
 
 
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「パークシティ大崎 ザ タワー」のプレキャストコンクリートの部材です(A2棟の部材の可能性もあります)。
 
 
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「パークシティ大崎 ザ タワー」のハーフプレキャスト床版です(A2棟の部材の可能性もあります)。
 
 
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ハーフプレキャスト床版を別角度から見た様子です。
 
 
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● E棟

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 店舗棟(E棟)」の建設現場です。地上2階、高さ13.96mの店舗が建設されます。

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2013年12月14日 (土)

愛称が「上野東京ライン」に決定! 「東北縦貫線」2013年末の建設状況  Part1・「御徒町駅」周辺

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-上野東京ライン(東北縦貫線)-
 「東北縦貫線」は、JR東日本の「上野駅」と「東京駅」を結び、「上野駅」止まりだった「宇都宮線・高崎線」と「常磐線」を「東京駅」まで乗り入れ、「東海道本線」と「直通運転」させるプロジェクトです。

 2013年12月9日に、JR東日本は「東北縦貫線の開業時期、愛称について」というプレスリリースを発表しました。愛称は「上野東京ライン」に決定し、開業は2014年度末の予定です。
 
 JR東日本・プレスリリース(PDF:2013/12/09)
 東北縦貫線の開業時期、愛称について

 「上野東京ライン(東北縦貫線)」の工事区間は約3.8kmで、「上野駅」~「秋葉原駅」あたりまでの1.6kmと「東京駅」の少し北側までの0.9kmは留置線(電留線)や引上線があるので軌道の改良で済みます。
 
 問題は、「神田駅」あたりの約0.6kmです。この部分は、用地が無いため「東北新幹線」の更に上に高架橋を建設して2階建て構造にする必要があります。
 「秋葉原方アプローチ部」の約0.35km+「重層部」の約0.6km+「東京方アプローチ部」の約0.35km=約1.3kmで大規模な工事が必要になります。
  
 
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「御徒町駅」のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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「御徒町駅」のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
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上野駅~秋葉原駅の手前までの間は、宇都宮線・高崎線・常磐線の回送列車が秋葉原駅北側にある留置線(電留線)まで出入りするための線路が3本あります。
 
 このうち内側の2本を「東北縦貫線」に転用します。留置線への運行を妨げないように3分割して1本ずつ工事が行われています。すでに3本の軌道の設置が完了していました。
  
 
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「防音壁」です。
 
 
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「油圧ショベル」も軌道を走る仕様になっています。
 
 
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レールを吊り上げていました。「油圧ショベル」は、いろいろな使い方がありますね。
 
 
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更に南側です。
 
 
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更に南側です。
 
 
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「御徒町駅」のホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
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外側の二本は、「ラダー軌道」となっています。「ラダー軌道」にはいろいろ種類がありますが、「角型防振装置式フローティング・ラダー軌道」のように見えます。
 
 内側の1本は、「消音バラスト」を敷く前の「弾性バラスト軌道」のように見えます。「弾性バラスト軌道」は、JR中央線の三鷹~立川間の高架工事やJR浦和駅の高架工事でも採用されています。
 
 
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「御徒町駅」のホーム南端から南側(秋葉原駅側)を見た様子です。秋葉原駅方向に延々と防音壁が続いています。
 
 
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「JR御徒町駅」の北口は、バリアフリー化および美装化によりめちゃめちゃ綺麗になりましたが、北口に続き「南口」でも工事が始まっています。
 
 
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「南口」のコンコースの美装化工事の様子です。
 
 
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南口付近では、「鋼板巻き立て工法」により橋脚の耐震補強も行われています。「鋼板巻き立て工法」は、既存の橋脚の周りに鋼板を配置し、橋脚と鋼板との間に「無収縮モルタル」や「エポキシ樹脂」等を充填してコンクリートと鋼板を一体化して補強する工法です。

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2014年 「ザ・ローリング・ストーンズ」の日本公演

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-ザ・ローリング・ストーンズ-

 10日前の12月4日(水)に、JPタワーの「KITTE(キッテ)」で、クリスマスイルミネーションを撮影して、大宮駅で友人に会うために東京駅に向かっていたら「号外(広告)」を配っていました。
 
 普段はゴミになるので「号外」は受け取らないのですが、「ザ・ローリング・ストーンズ」の文字が見えたの引きかえして受け取りました。
 「ザ・ローリング・ストーンズ」が、8年ぶりに来日して、2月26日(水)、3月4日(火)、3月6日(木)の3日間「東京ドーム」でライブを行います。
 
 11月11日に京セラドーム大阪で「ポール・マッカートニー」のライブを見た後に、次は「ザ・ローリング・ストーンズだ!」と心に決めていました。しかし、「東京ドーム」だけで「京セラドーム大阪」がありませんでした・・・
 
 チケット代が、ゴールデンサークル席8万円、S席1万8千円、A席1万6千円、B席1万4千円と高いのは我慢するとして、12月の東京撮影ツアーから3ヶ月足らずの間に東京に再度行くのはさすがに無理です・・・
 
 でも、来日時には、リードボーカルの「ミック・ジャガー」もギタリストの「キース・リチャーズ」も70歳です。年齢的に最後の日本公演のような気がします。
 それに大好きな曲である「Jumpin' Jack Flash(ジャンピン・ジャック・フラッシュ)」をどうしても生で聴きたいです。
 
 2月26日(水)~3月4日(火)まで間隔が空いているので、「京セラドーム大阪」での追加公演なんてウルトラCがあったら最高なんですが、追加公演があったとしても「東京ドーム」でしょうね・・・ 9割行くのは無理ですが、なんとかして行きたいです。

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2013年12月13日 (金)

江東区 SKYZ TOWER & GARDEN(スカイズ タワー&ガーデン) 2013年末の建設状況

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-SKYZ TOWER & GARDEN-
 「東京ワンダフルプロジェクト」は、東京電力・新東京火力発電所跡地の「豊洲六丁目3-2街区」で行われている総戸数約1,600戸の大規模プロジェクトです。
 
 「東京ワンダフルプロジェクト」は、西側の「B3街区」と東側の「B2街区」で構成されています。
 先に西側の「B3街区」の工事が行われています。「B3街区」の計画名は「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」で、正式名称は「SKYZ TOWER & GARDEN(スカイズ タワー&ガーデン)」となっています。

 地上44階、地下2階、高さ154.90m、延床面積約141,119㎡、総戸数1,110戸の「トライスター型」の超高層タワーマンションです。
 
 東側の「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。2棟合わせると総戸数約1,600戸の大規模プロジェクトになります。
 
SKYZ TOWER & GARDENの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目10番8(底地地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅下車徒歩12分、ゆりかもめ「新豊洲」駅下車徒歩5分
◆ 階数-地上44階、地下2階
◆ 高さ-最高部154.90m、軒高148.9m
◆ 敷地面積-21,242.52㎡(施設全体)、14,798.77㎡(B3街区)
◆ 建築面積-4,517.3㎡(住宅棟)、1,085.7㎡(公益施設棟)
◆ 延床面積-約141,119㎡(B3街区全体)、約138,619㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(84本)
◆ 地震対策-免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)、制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-約1,600戸(施設全体)、1,110戸(B3街区)
◆ 建築主-(建物売主)三井不動産レジデンシャル、東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産、住友不動産、野村不動産、(土地売主)東京電力
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年04月01日
◆ 竣工-2014年08月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月下旬予定
 
 
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街区図です。
 
 
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南西側から見た様子です。Y字型の「トライスター型」の超高層タワーマンションです。
 
 
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タワークレーン4基で建設しています。
 
 
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「SKYZ TOWER & GARDEN」の基礎は、基礎梁下部から地下約58m~約59mの安定した支持層まで、杭径約2.3m~約2.8m、拡底径最大約4.5mの「場所打ちコンクリート拡底杭」を84本構築しています。
 
 
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「SKYZ TOWER & GARDEN」は地震対策として、免震装置(基礎と建物の間に「積層ゴム」を設置)と制震装置(建物内部に「境界梁ダンパー」を設置)する清水建設の先進技術「シミズ・トライスター型ハイブリッド免制震システム」を日本で初めて採用しています。
 
 
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見上げた様子です。
 
 
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とにかく大きいです!
 
 
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「東京ワンダフルプロジェクト」の「B2街区」の建設現場です。「B2街区」には、地上31階、地下1階、高さ110.0m、延床面積約64,700㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。
 
 
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(おまけ)
 豊洲六丁目3-2街区の「A1街区」です。敷地面積約14,500㎡です。東日本大震災の前は、「A1街区」には「東京電力」により、地上22階、地下2階、高さ約100m、容積対象床面積約72,000㎡の超高層オフィスビルが計画されていました。
 
 しかし、東日本大震災の福島第一原発の事故で状況は一変しました。福島第一原発の事故は「東京電力」の経営を一変させてしまいました。
 
 
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(おまけ)
 豊洲六丁目3-2街区の「A1街区」は「芝浦工業大学」に売却されています。芝浦工業大学は、「(仮称)芝浦工業大学附属豊洲中学高等学校」の建設計画を進めています。
 
 建設通信新聞(2013/12/05)
 三井住友で設計施工/1.8万㎡、来秋着工/芝浦工大附属豊洲中学高校
 
 
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(おまけ)
 「(仮称)芝浦工業大学附属豊洲中学高等学校」のキャンパスイメージ図です。
 
 芝浦工業大学中学高等学校・公式HP
 江東区豊洲地区への移転計画について(キャンパスイメージ図)

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2013年12月12日 (木)

新宿区 新宿東宝ビル開発計画 2013年末の建設状況

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-新宿東宝ビル開発計画-

 新宿歌舞伎町の「新宿コマ劇場」と映画館「新宿プラザ劇場」跡地に、シネマコンプレックスとホテルの複合施設「新宿東宝ビル開発計画」が建設中です。
  
 概要は、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ130.25m、延床面積54,713.62㎡の超高層ビルです。所要資金約232億円は、全額自己資金でまかなう予定です。
  
 1階・2階は飲食店を中心とした商業施設、3階~6階は12スクリーン、2,500人収容の都内最大級となるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ新宿(仮称)」、9階~31階は「藤田観光」が賃借し、総客室数1,030室(シングル855室、ツイン175室)のホテルが入る予定です。
 
新宿東宝ビル開発計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区歌舞伎町一丁目19番1,2,4
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-130.25m
◆ 敷地面積-5,590.65㎡
◆ 建築面積-4,218.98㎡
◆ 延床面積-54,713.62㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-飲食物販店舗(1階・2階)、映画館(3階~6階)、ホテル(9階~31階)、他
◆ 建築主-東宝、コマ・スタジアム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2012年07月02日
◆ 竣工-2015年03月31日予定 
 
 
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高層部は、タワークレーン2基で建設しています(低層部にもタワークレーンがあります)。
 
 
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「制振ブレース」がたくさん見えます。地震対策として「制振構造」を採用しているようです。
 
 
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南東側から見た様子です。このビルは全景を収める撮影ポイントがありません。
 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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「PCカーテンウォール」を取り付けています。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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「PCカーテンウォール」を取り付けています。
 
 
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(おまけ)
 すぐ近くの「アパホテル歌舞伎町タワー」の建設予定地です。地上28階、塔屋1階、地下1階、高さ(最高部89.7m、軒高85.74m)、総室数620室のホテルが建設される予定です。

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2013年12月11日 (水)

千代田区 (仮称)三井住友銀行本店東館計画 2013年末の建設状況

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-(仮称)三井住友銀行本店東館計画-

  「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」は、「三井住友銀行」の旧大手町本部ビル跡地の再開発プロジェクトです。
 
 跡地には、地上29階、塔屋2階、地下4階、高さ約150mの超高層オフィスビルが建設中です。西側の「三井住友銀行本店ビルディング」と共に「三井住友銀行本店」は道路を挟んでツインビルになります。
 
仮称)三井住友銀行本店東館計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8-6、19他
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-5,960.07㎡
◆ 建築面積-3,382.09㎡
◆ 延床面積-89,115.85㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎
◆ 用途-オフィス、ホール
◆ 建築主-三井住友銀行
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設、三井住友建設、熊谷組、鴻池組JV
◆ 着工-2012年01月20日(起工式)
◆ 竣工-2015年02月28日予定


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6階から上が鉄骨の配置が変わっています
 
 
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現地に掲示してある完成予想図を見ても、1階~5階と6階から上のデザインが大幅に変わっています。
 
 
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先に竣工した西側の「三井住友銀行本店ビルディング」です。「(仮称)三井住友銀行本店東館計画」は、西側の「三井住友銀行本店ビルディング」と非常に似たデザインで、「三井住友銀行本店」は道路を挟んでツインビルになります。
 
 
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南西側から見た様子です。
  
  
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「和田倉濠」越しに見た様子です。
  
 
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タワークレーン2基で建設しています。
 
 
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北東側から見た様子です。北西側から見ると敷地はほぼ正方形に見えますが、南東側に「みずほ銀行本店(旧:みずほコーポレート銀行本店)」が食い込んでいるので、南側が狭い台形のような形状になります。
 
 
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ゲートが開いていました。「CFT柱」に一部で「PCカーテンウォール」の取り付けが始まっています。

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2013年12月10日 (火)

豊島区 Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン) 2013年末の建設状況

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-Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)-
 「サンシャイン60」の展望台には、地下1階~60階を35秒で結ぶ「シャイニングエレベーター」に乗る必要があります。
 
 今回乗った時に、地下1階のエレベーターを案内するお姉さんが「Perfume(パフューム)」の「あーちゃん(西脇綾香)」そっくりの綺麗な方だったのでドキドキしてしまいました(笑)。
 
 本題に戻って、サンシャインシティの少し南側では、「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 
 概要は、地上49階、塔屋2階、地下3階、高さ約189m、延床面積約94,800㎡です。10階部分は、「中間免震階」となっています。
 
 施設全体の名称は「としまエコミューゼタウン」となり、 3階~9階には豊島区役所の新庁舎が入ります。
 
 11階より上は、総戸数432戸(内非分譲住戸110戸)の共同住宅「Brillia Tower池袋」となります。
 分譲は「東京建物」と「(財)首都圏不燃建築公社」により行われましたが、すでに全戸完売しています。
 
Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目24番24(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩1分(地下2階より地下通路直結)、JR線「池袋」駅より徒歩8分
◆ 階数-地上49階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部189.00m
◆ 敷地面積-8,324.91㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-5,319.74㎡
◆ 延床面積-94,800.00㎡(容積対象外面積28280.72㎡含む)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-中間階免震構造(10階)
◆ 用途- 11階~49階(共同住宅)、10階(中間免震階)、 3階~9階(豊島区役所の新庁舎)、地上1階・2階(商業施設)、地下2階・地下1階(駐車場)、地下3階(機械室)
◆ 総戸数-432戸(内非分譲住戸110戸)
◆ 建築主-南池袋二丁目A地区市街地再開発組合(売主 東京建物、財団法人首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-日本設計(構造設計協力 大成建設)
施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月02日(本体工事)
◆ 竣工-2015年02月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月下旬予定
 
 
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「サンシャイン60展望台」から見た様子です。最悪の時間帯に行ったみたいで、南側は逆光で真っ白でほとんど何も見えませんでした・・・(涙) これでもフォトショップでかなり修正しています。
 
 10階の「中間階免震構造」を詳しく見たかったのですが、真っ白でほとんど見えなかったので諦めました。
 
 
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最高部です。
 
 
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いつもは「サンシャイン60展望台」は貸し切り状態ですが、この日は若い女性で展望台フロアが埋め尽くされていました。
 
 2013年11月22日(金)~12月25日(水)の期間で、「うたの☆プリンスさまっ♪」のイベントが行われていました。「うたの☆プリンスさまっ♪」なんて私は聞いたことも無かったで調べて見ました。
 
 「ブロッコリーからPSP用に発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム」だそうです。私の全く知らない世界がまだまだたくさんあるなあ!と実感した今日この頃です。
 
 
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地上から見た様子です。
 
 
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アップです。
 
 
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最高部です。
 
 
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見上げた様子です。
 
 
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敷地南側部分です。
 
 
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下層階は台形になりますが、南側部分は後施工のようです。
 
 
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最終的にはこのような形状になります。
 
 
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「プレキャストコンクリート」の部材を積んだダンプトラックがスタンバイしていました。

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2013年12月 9日 (月)

世田谷区 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区] 2013年末の建設状況

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-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]-
 
東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が進行しています。
 
 再開発事業は、最初にⅢ街区の「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。
 
 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日に着工しました。
 「第2期事業」は、地上30階、塔屋1階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルを建設中です。
 
 フロア構成はオフィス(1階~27階)、ホテル(28階~30階)、物販店舗・飲食店(1階・2階)、映画館(3階・4階:10スクリーンのシネマコンプレックス)、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)になる予定です。
 
二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]の概要
◆ 所在地-東京都世田谷区玉川一丁目72-1外
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部137.00m
◆ 敷地面積-28,082.83㎡
◆ 建築面積-22,466.02㎡
◆ 延床面積-156,422.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部地盤改良、一部既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(1階~27階)、ホテル(28階~30階)、映画館(3階・4階:10スクリーンのシネマコンプレックス)、物販店舗・飲食店(1階・2階)、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)
◆ 建築主-(二子玉川東第二地区市街地再開発組合)東急電鉄、東急不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計、アール・アイ・エー、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2012年01月13日
◆ 竣工-2015年04月01日予定
 
 
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仮囲いに掲示されていた「Ⅱ-a街区」の平面図です。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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東側から見た超高層棟です。
 
 
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アップです。超高層棟は地震対策として「免震構造」を採用しています。
 
 
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超高層オフィスビルでは珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」である事が分かります。海外では「鉄筋コンクリート造(RC造)」の超高層オフィスビルは普通にありますが、日本ではまだ珍しいです。
 
 建築計画のお知らせでは「鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造」となっていましたが、建築計画のお知らせは大雑把に書く場合が多いので、実際は「鉄骨造(S造)」かと思っていたので驚きました。
 
 
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「梁」も「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。
 
 
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トレーラーでプレキャストプレストレストコンクリートの「長大スパン梁」が頻繁に運ばれて来ていました。
 
 
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トレーラーに積まれたプレキャストプレストレストコンクリートの「長大スパン梁」が見えます。人と比べても「長大スパン梁」はかなり長いことが分かります。
 
 オフィスフロアは柱の無い広い空間が必要ですが、高強度もしくは超高強度コンクリートを用いたプレキャストプレストレストコンクリートの「長大スパン梁」の開発により無柱空間が可能になりました。
 
 
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「長大スパン梁」にタワークレーンの「玉掛け(たまかけ)」が行われています。
 
 
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「長大スパン梁」をタワークレーンで吊り上げています。
 
 
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「長大スパン梁」を取り付けています。
 
 
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南側から見た超高層棟です。
 
 
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超高層棟はタワークレーン3基で建設されています。
 
 
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西側から見た超高層棟です。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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敷地の北側部分です。
 
 
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北側の駐車場は先行して暫定的に供用開始されています。
 
 
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「二子玉川東第二地区市街地再開発事業」の南東側に「二子玉川公園」が整備中です。平面図は完成形ですが、まだ半分は工事中です。
 
 
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「二子玉川公園」は、起伏に富んでいます。
 
 
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「二子玉川公園」は、北側が低くなっており「多摩川」のスーパー堤防を兼ねていることが分かります。
 
 
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「二子玉川公園」には、「スターバックスコーヒー 二子玉川公園店」がオープンしていました。
 
 
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「二子玉川公園」は、「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」の絶好の撮影ポイントです。
 
 
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「二子玉川公園」は、まだ半分が工事中です。

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2013年12月 8日 (日)

港区 巨大な超高層オフィスビル「品川シーズンテラス」 2013年末の建設状況

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-品川シーズンテラス-

 東京(首都圏)の撮影ツアーのために更新を休んでいました。帰ってくると調子が悪かった液晶ディスプレイが完全に逝ってしまっていてPCを見る事が出来ず更に再開が遅れました。
 
 昨日、液晶ディスプレイを買い替えました。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。
 
 東京(首都圏)には、いろいろ個人的な事情があって、今年の春は行く事が出来ませんでした。 
 更に、秋の撮影がこんなに遅くなったのは、暑い「太陽のSEASON」を避ける事もあったのですが、一番の理由は「東京モーターショー2013」に合わせたためです。
 
 超雨男の私にしては珍しく、1日も雨が降りませんでした。おまけに半分は快晴でした。ただ時期的に日没が早く、午後3時半以降は光量不足で撮影出来ず時間が足りませんでした。
 千葉県は本八幡以外は諦め、国際線ターミナル拡張中の羽田空港、高架が完成した京急蒲田駅は是非とも撮影したかったのですが、諦めました。
 
 本題に戻って、「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」は、「東京都下水道局」が「芝浦水再生センター」で実施する雨天時貯留池の建設にあわせ、上部空間を利用し業務・商業系ビルを建設するプロジェクトです。 
  
 地上32階、地下1階、高さ155.27m、延床面積205,785.83㎡(下水道施設含む)の巨大なオフィスビルが建設されます。
 
 タワー棟は、1フロア約4,970㎡(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアになります。天井高は2,900mmです。正式名称は「品川シーズンテラス」となっています。
  
 公式HP → 品川シーズンテラス
 
品川シーズンテラスの概要
◆ 計画名-芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目2番6(地番)
◆ 交通-「JR品川」駅徒歩6分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部155.27m、軒高144.32m
◆ 敷地面積-49,547.86㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,138.31㎡
◆ 延床面積-205,785.83㎡(下水道施設含む)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、減衰機能付き積層ゴム支承、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場
◆ 建築主-NTT都市開発、大成建設、ヒューリック、東京都市開発、東京都下水道局
◆ 設計者-NTTファシリティーズ、NTT都市開発、大成建設、日本水工設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2012年02月22日
◆ 竣工-2015年02月末予定
 
 
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タワー棟は、1フロア約4,970㎡(中高層・高層フロア)という国内最大級を誇るオフィスフロアのためめちゃめちゃ太い超高層ビルになります。
 
 
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タワー棟は、タワークレーン4基で建設しています。
 
 
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3層ずつ上に伸びています。
 
 
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ゲートが開いていました。「CFT柱」がめちゃめちゃ太いです。地震対策として「免震構造」を採用しています。
 
 地震による揺れを緩やかにする「天然ゴム系積層ゴム支承」、揺れを減衰させる「減衰機能付き積層ゴム支承」、地震のエネルギーを吸収する「オイルダンパー」を建物に最も適したバランスで配置しています。
 
 
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タワークレーンにより「PCカーテンウォール」の取り付けが始まっています。
 
 
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この部分のカーテンウォールは、「柱・梁カバー形式」となっています。「柱・梁カバー形式」のカーテンウォールは、柱部分、梁部分、ガラス部分と別々に取り付けて行きます。
 
 
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「品川フロントビル」の前あたりを品川シーズンテラスの「PCカーテンウォール」を積んだダンプトラックが通り過ぎて行きました。
 
 
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「座屈拘束ブレース」です。「座屈拘束ブレース」は、「制振ダンパー・耐震部材」として採用されます。
 
 「品川シーズンテラスは、地震対策として「免震構造」を採用していますが、ビル本体も「制振構造」となっている事が分かります。
 
 
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南西側から見た様子です。南西の棟は「アネックス棟」です。「アネックス棟」にもタワークレーンが1基あるので、この現場は合計5基のタワークレーンで建設しています。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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タワー棟の北側の水再生施設の上を「覆蓋」して人工地盤が構築されています。「覆蓋」は「ふくがい」と読みます。意味は覆いかぶせる事です。
 
 今までの「芝浦水再生センター」の西側の「芝浦中央公園」と一体化して、約35,000㎡の広大な緑地を整備します。
 
 
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「芝浦中央公園」に仮囲いが設置されていました。今までは「芝浦中央公園」の金網にへばりついて撮影していました。
 
 ビルヲタ防止の仮囲いではないと思いますが・・・(笑) まあここまで高くなったら仮囲いがあってもよく見えるのであまり関係ありません。

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