「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の詳細発表! 地上36階、高さ約180mの「A街区・A1棟」や地上32階、高さ約150mの「B街区」など4棟
-渋谷駅桜丘口地区再開発計画-
渋谷駅周辺では、「東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産」が、渋谷駅周辺で複数の大規模な再開発を計画しています。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画、渋谷駅地区 道玄坂街区開発計画、渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21地区)」の3つの事業、総延床面積約450,000㎡に及ぶ再開発プロジェクトが動き出しています。
JR渋谷駅から高速道路を越えた南側の渋谷駅桜丘口地区にも「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」が計画されています。
「渋谷駅桜丘口地区再開発準備組合」は、都市計画提案を2013年12月にまとめる考えでしたが、「ドカーン」と発表されました!
2013年12月19日に、東京都知事に対し、都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行いました。
総延床面積約241,400㎡と想像していたより遥かに規模が大きくて、私は狂喜乱舞してしまいました(笑)。
東急不動産・ニュースリリース(PDF:2013/12/19)
渋谷駅桜丘口地区再開発計画に関する都市計画の提案について
建設通信新聞(2013/12/20)
総延24万㎡複合ビル/都に都計案提出/渋谷駅桜丘口地区再開発準備組合
提案された東京都知事は、12月19日に知事辞職を発表するというなんとも皮肉な結果になってしまいました・・・
「完成イメージ」です。私が予想していたより遥かに規模が大きかったです。まさか高さ約180m、約150mと2棟も高さ100mを超えるとは・・・
渋谷駅桜丘口地区再開発計画の概要(施設全体)
◆ 所在地-東京都渋谷区桜丘町1番地、2番地、3番地、及び4番地、8番地の各地内、他
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約17,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約241,400㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、住宅、生活支援施設、起業支援施設、教会、駐車場等
◆ 事業主体-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発準備組合
◆ 開業-2020年頃予定
A街区の概要
◆ 階数-(A1棟)地上36階、地下5階、(A2棟)地上15階、地下4階
◆ 高さ-(A1棟)約180m、(A2棟)約90m
◆ 敷地面積-約8,070㎡
◆ 延床面積-約174,800㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、起業支援施設、駐車場等
◆ 備考-「A1棟」内に国際医療施設、クリエーティブ・コンテンツ産業などの起業支援施設を設け、低層階には店舗を配置し、駐車場も整備する
B街区の概要
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-約8,510㎡
◆ 延床面積-約65,900㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 備考-高層部に共同住宅、中・低層部にオフィス、サービス・アパートメント、子育て支援施設を配置し、低層部に店舗を設け、駐車場も整備する
C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ- 約30m
◆ 敷地面積-約420㎡
◆ 延床面積-約700㎡
◆ 用途-教会等
「街区図」です。今までは正確な街区の範囲が分かりませんでしたが、これではっきりしました。
土地は集約され対象地内を南北方向に貫く幅員15mの「都市計画道路補助18号線」を整備します。
再開発施設は、3階部分をデッキでつなぎます。「(仮称)さくらにぎわい広場、(同)丘の上広場」も整備します。
「渋谷ヒカリエ」から見た「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地です。他のビルに隠れて全景は見えませんが、「東進ハイスクール」の看板があるビルの左側(南側)の一帯です。
「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地です。
「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地は、中小の雑居ビルなどが密集しています。
「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」の予定地は、道路が非常に狭いです。
JR線沿いです。「街区図」を見るとJR線沿いの道路は廃止され、3階部分に歩行者デッキを整備するようです。JR線沿いには、3階部分に「(仮称)さくらにぎわい広場」も整備されます。
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