JR新橋駅 ホームを覆う巨大な大屋根も設置される大規模な「東海道線新橋駅改良工事」 2013年末の建設状況

-JR新橋駅-
「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。
2012年度の1日の平均乗車人員は250,682人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。
JR東日本 → 各駅の乗車人員(2012年度)
コンコースが南北に分断されていることなどから、「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が悪化することが懸念されています。
このような課題を解決するため、南北コンコースの一体化、東海道線ホームの拡幅を行い、混雑緩和を図る工事を進めています。
同時に老朽化した屋根を大屋根に架け替えるとともに、各ホームとコンコースを結ぶエレベーターを設置します。駅舎の耐震補強工事も実施します。
JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02)
東海道線新橋駅改良工事の着手について

現地に掲示されていた「SL広場から見た大屋根のイメージ」です。非常に小さなイメージ図なので拡大するとボケボケですが、雰囲気は分かると思います。
-東京モノレールの延伸は諦めた?-
「東京モノレール」を新橋駅もしくは東京駅まで延伸する構想がありました。しかしイメージ図を見ると「東京モノレール」の駅を設置する空間が見当たりません。
更にJR東日本は、現在は一部休止中の「東海道貨物線」を活用し、東京都心と羽田空港を結ぶ新線構想を進めています。
JR東日本の社長は、新線を「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」と接続して、北関東の主要都市から羽田空港に直接乗り入れを可能にする方針を明らかにしています。
JR東日本は、子会社である「東京モノレール」の「浜松町駅」以北の延伸を諦めたと思われます。

今回行って、ホーム屋根の上に立体トラスの大屋根が姿を現していて驚きました。

大屋根は軽量化のためか立体トラスの比較的簡易な造りになっています。

ホーム上には、大屋根を支える支柱が林立しています。

南側(品川方面)から見た大屋根です。大屋根は、東側の1番ホーム~4番ホームの上しか設置されていません。
しかし、「SL広場から見た大屋根のイメージ」を見ると最終的には、更に西側に伸びて5番・6番ホームの上にも設置されると思われます。

2013年5月に始まった大屋根を品川方面に伸ばす工程では、昼間に構台上で組み立てた立体トラスの大屋根を、終電後の深夜に南側に押し出す方法を採用しました。
合計5回のスライドで約291トン、長さ約94mの大屋根を既存ホーム上に架設しました。大屋根は、東京方面にも架設されます。

大屋根は、仮置きされています。最終的にはもっと高い位置に設置されると思われます。

大屋根の組み立ては、昼間にホーム上に設置された作業用の構台で行われています。

東側の東海道線ホームから見た大屋根です。

1番・2番の東海道線ホームは拡幅されます。東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が予想されるためです。2番線と3番線の間に拡幅スペースが確保されている事が分かります。

コンコースの工事の様子です。橋脚の耐震補強工事が行われています。

「日比谷口(駅北西側)」の「SL広場」から見た作業用の構台です。

構台のアップです。仮設にしては立派な構台です。この部分を残してホームの上に乗り換え用の「跨線橋(こせんきょう)」のようなものを設置する可能性があると思います。

京浜東北線のレンガアーチ高架橋の補強(耐震対策)・改築も行われています。

「汐留口側(駅東側)」から見た様子です。
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