渋谷区 「NHK放送センター」の建て替え 事業費3400億円、2020年頃着工
-NHK放送センター建て替え-
「日本放送協会(NHK)」は、老朽化が進む東京都渋谷区の放送センターの建て替えを計画しています。新施設は延床面積約260,000㎡、事業費約3,400億円を見込んでします。
日刊建設工業新聞(2014/01/17)
NHK/放送センター建替(東京都渋谷区)/事業費3400億円、20年ころ着工
事業費の内訳は建築経費が約1,900億円(建築関係約1,600億円、電気設備・設計・監理約300億円)、機械・設備経費が約1,500億円となっています。計画では、2020年頃着工し、放送開始100周年を迎える2025年の運用開始を目指します。
建設関係や放送関係の仕事をしている方は3,400億円くらいかかるだろうと納得している方も多いと思います。
私も大規模災害時に問題なく放送が続けられる堅固な放送センターを建設するなら反対はしません。「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」の時にNHKの有難さは身に染みました。
ただ、多くの方は約3,400億円という莫大な金額に納得出来ないでしょうね。このニュースは今年の1月9日に報じられましたが、国民からの受信料で運営している事やNHK職員の年収が高いことで、ネットなどで非難轟々となっています。
● NHK放送センター
現在の「NHK放送センター」の概要は、敷地面積82,640㎡(施設全体)、延床面積228,340㎡(施設全体)です。主要建物は1973年3月に竣工し、竣工から40年以上経過して老朽化が進んでいます。
本部機能を担う「本館」は、地上8階(一部23階)、塔屋3階、地下1階、高さ101.8mとなっています。
番組収録スタジオなどが入る「東館」、「西館」、報道部門などの「北館」、約3,600席の「NHKホール」、「みんなの広場ふれあいホール」などで構成されています。
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