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2014年1月

2014年1月31日 (金)

品川区 大崎ウィズシティ(大崎ウィズタワー&ル・サンク大崎ウィズタワー) 2014年1月30日に竣工!

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-大崎ウィズシティ(Osaki Wiz City)-

 「STAP細胞」を発見した小保方晴子さんは誰かに似ていると思っていましたが、昨夜のNHK「NEWS WEB」を見て「橋本奈穂子アナウンサー」だと思い出しました。昨夜の番組内で顔を比べていて笑ってしまいました。確かによく似ていました。
 
 本題に戻って、「大崎駅西口南地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の街区名は「大崎ウィズシティ(Osaki Wiz City)」となっています。「大崎ウィズシティ」は、2014年1月30日に竣工式が行われました。
 
 日本土地建物・ニュース&トピックス(PDF:2014/01/29)
 大崎駅歩行者デッキ直結の複合再開発 「大崎ウィズシティ」竣工のお知らせ
 
 北側のオフィス棟が「大崎ウィズタワー(Osaki Wiz Tower)」、南側の住宅棟が「ル・サンク大崎ウィズタワー(Le Cinq Osaki Wiz Tower)」です。
 
大崎ウィズシティの概要
◆ 計画名-大崎駅西口南地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都品川区大崎二丁目11-1(大崎ウィズタワー)、大崎二丁目11-2(ル・サンク大崎ウィズタワー)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「大崎」駅徒歩4分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩4分
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階(大崎ウィズタワー)、地上25階、地下2階(ル・サンク大崎ウィズタワー)
◆ 高さ-最高部110.215m(大崎ウィズタワー)
◆ 敷地面積-7,171.46㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約58,411㎡(施設全体)
◆ 構造-<大崎ウィズタワー>(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、<ル・サンク大崎ウィズタワー>鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 地震対策-<大崎ウィズタワー>制振構造(ブレース型鋼材系ダンパー)、<ル・サンク大崎ウィズタワー>免震構造(2階部分に積層ゴムなどの免震装置を設置する中間免震)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、福祉施設、店舗
◆ 総戸数-204戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-大崎駅西口南地区市街地再開発組合(日本土地建物、山田建設、NIPPOコーポレーション、セコムホームライフ)
◆ 設計者-協立建築設計事務所、清水建設
◆ 監理者-協立建築設計事務所
◆ 施工者-清水・NIPPO建設共同企業体(清水建設、NIPPO)
◆ 着工-2011年07月21日(起工式)
◆ 竣工-2014年01月31日(竣工式)
◆ 入居開始-2014年02月(サンク大崎ウィズタワー)
 
 
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北側のオフィス棟が「大崎ウィズタワー(Osaki Wiz Tower)」、南側の住宅棟が「ル・サンク大崎ウィズタワー(Le Cinq Osaki Wiz Tower)」です。
 
 
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「大崎ウィズシティ」の基礎は、強固な「砂礫層」を支持地盤とする「直接基礎(ベタ基礎)」となっています。建物の底面全体をコンクリートの「耐圧盤」で支えています(一部既製杭)。
 
 
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「大崎ウィズシティ」は、JR大崎駅から続く歩行者デッキと3階レベルで直結しています。仮囲いの部分は、交通広場になる予定です。
 
  
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歩行者デッキと「大崎ウィズシティ」の接続部分です。
 
 
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「大崎ウィズタワー」です。地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ110.215mの超高層オフィスビルです。
 
 
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「大崎ウィズタワー」は、地震対策としてCFT 柱と鉄骨大梁によるラーメン架構にブレース型の制振装置を組み込んだ「制振構造」を採用しています。
 
 オフィス基準階は、1フロア面積899.16㎡(約272坪)の無柱空間、天井高さは2.800mmとなっています。
 
 
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「大崎ウィズタワー」の反対側は、コア部分(エレベーター、非常階段、トイレなど)になっており窓がありません。
 
 
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「大崎ウィズタワー」を見上げた様子です。
 
 
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1~3階は、商業施設「大崎ウィズシティテラス」となっています。2014年2月以降、順次オープン予定です。
 
 
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「ル・サンク大崎ウィズタワー」です。地上25階、地下2階、総戸数は204戸(地権者住戸含む)のタワーマンションですが、高さは公表されていません。
 
 地震対策として、2階部分に「積層ゴム」などの「免震装置」を設置する「中間免震」となっています。
 
 
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「ル・サンク大崎ウィズタワー」を見上げた様子です。
 
 
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「ル・サンク大崎ウィズタワー」は、「L字型」かと思っていましたが、ノコギリ型のようです。
 
 
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東側角部分は、実際に建設されるかは別として、JR東日本が所有し、「大崎短絡線」構想の線路の用地となっています。
 
 
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「大崎短絡線」が建設されたら急勾配で道路をオーバーパスする必要があります。
 

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思いっきり逆光ですが、JR大崎駅から見た様子です。巨大な壁が出現しました。

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さいたま市 地上27階、高さ約100mの「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立と事業計画を認可!

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浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業

 JR浦和駅の西口では、「さいたま市総合振興計画」に基づき、浦和駅西口南地区を、再開発ビルの整備及び駅前広場などの都市基盤を整備することにより、都市防災機能の向上、商業・業務の活性化を図っています。
  
 すでに第三地区の「エイペックスタワー浦和」、第四地区の「
ライオンズマンション コスタ・タワー浦和」が完成しています。
 
 現在は、「高砂地区」において事業が計画中です。この再開発も何度も計画が見直され一向に動きませんでしたが、やっと動き出しました。
 
さいたま市は2014年1月30日、「浦和駅西口南地区高砂市街地再開発組合」の設立と事業計画を認可しました。
 
 日刊建設工業新聞(2014/01/31) 完成イメージ等
 浦和駅西口南高砂地区再開発(さいたま市)/本組合が設立/27階建てビル計画 
 
 当初計画では、敷地を東西2つに分けて「A街区」と「B街区」に2棟の再開発ビルを建設する予定でしたが、一体的に開発する計画に見直されています。
 
浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目、二丁目の各一部
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部99.95m
◆ 敷地面積-約18,000㎡
◆ 延床面積-約99,731㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(地上4階と5階の間に免震層を設置)
◆ 用途-共同住宅(5~27階)、商業・業務系施設(B1~4階)
◆ 総戸数-521戸
◆ 建築主-浦和駅西口南地区高砂市街地再開発組合(参加組合員予定者 野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業)
◆ 基本計画・基本設計-タカハ都市科学研究所
◆ 事業協力予定者-大成建設、戸田建設
◆ 着工-2015年度末以降予定
◆ 竣工-2018年度末頃予定
◆ 総事業費-442億4242万円(うち施設工事費272億3400万円)
 
 
 
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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の位置です。

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2014年1月29日 (水)

「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1棟)」 & 「SKY FOREST RESIDENCE TOWER & SUITE スカイフォレストレジデンス」 2013年末の建設状況

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-(仮称)大久保三丁目西地区開発計画-

 「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画」は、「A-1街区」、「A-2街区」、「A-3街区」の3街区に分けて開発されます。
 
 着工予定日を過ぎても一向に動き出しませんでしたが、アベノミクスにより景気に明るさが出てきたためか着工されました。
 
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● A-1街区

 敷地の北側の「A-1街区」には、「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1業務棟、A-1住宅棟)」の地上34階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)のオフィス棟と地上45階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)、総戸数441戸の住宅棟の超高層ツインタワーが計画されていました。
 
 しかし、地上38階、地下2階、高さ約160m(軒高約150m)のオフィスと共同住宅が入る1棟のビルに変更になりました。
 計画名も「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1棟)」に変更になっています。一番最初に計画が発表された時は1棟の超高層複合ビルだったので元に戻った事になります。
 
 下記の日建設計の完成予想図を見るとごく普通の箱ビルになるようです。下層階がオフィス、上層部が高級賃貸住宅となりますが、どこが境目か分かりません。
 
 完成予想図(PDFの右下)
 住友不動産大久保三丁目西地区開発計画 
 
 
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ゲートが開いていました。
 
 
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「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-1棟)」の建築計画のお知らせです。建築主は「住友不動産」、設計者は「日建設計」、施工者は「大林組」となっています。
 
 
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● A-2街区

 敷地の南側の「A-2街区」には、地上26階、地下2階、高さ約100m(軒高約90m)、総戸数361戸のタワーマンション「(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-2棟)」が建設中です。
 
 正式名称は「SKY FOREST RESIDENCE TOWER & SUITE スカイフォレストレジデンス」と非常に長い名称です。
 
スカイフォレストレジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)大久保三丁目西地区開発計画(A-2棟)
◆ 所在地-東京都新宿区大久保三丁目170番2号
◆ 交通-JR山手線「高田馬場」駅から徒歩6分、東京メトロ東西線「高田馬場」駅から徒歩8分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅から徒歩8分
◆ 階数-地上26階、地下2階
◆ 高さ-最高部約100m、軒高約90m
◆ 敷地面積-4,882.56㎡
◆ 建築面積-1,657.47㎡
◆ 延床面積-37,627.82㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(鉛プラグ入り積層ゴム、天然ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-361戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2014年12月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月中旬予定  
 
 
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タワークレーン2基で建設しています。

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2014年1月28日 (火)

横浜市 地上30階、高さ約150mの新市庁舎 工期を短縮して2019年度の竣工を目指す!

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-横浜市新市庁舎-

 「横浜市」は、計画している新市庁舎の整備を設計・施工一括(DB)方式で2015年度に発注する方針を固めました。
 
 DB方式の採用で当初想定していた工期を短縮します。工期は約30ヶ月を見込みます。2017年度の着工、2019年度中の竣工、2020年度当初の移転・供用開始を目指します。
 
 日刊建設工業新聞(2014/01/28)
 横浜市/新庁舎整備(中区)/工期短縮へDB方式採用、15年度発注へ
 
 建設通信新聞(2014/01/28)
 DBで15年度に事業者/19年度内の完成目指す/横浜新市庁舎
 
 以前の計画では、地上31階、高さ約140mと言われていましたが、地上30階、高さ約150mになるようです。
 延床面積約146,800㎡(容積率対象延床面積約128,900㎡)で、設計・建設費等約616億円の予定です。
 
 
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行政棟と真向かいになる「横浜アイランドタワー」との間の位置に屋根付き広場(アトリウム)を整備し、その上部空間に議会棟を配置します。
 
 
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今回、新たに円形の構造物が姿を現していました。これは何でしょうか?
 
(追記)
 メールを頂きました。円形の構造物は、太陽光利用型のエアドーム式植物工場「グランパ横浜農場」の土台だそうです。
 
 「グランパ横浜農場」は、2014年1月7日にオープンしました。期間限定で、開園期間は2014年1月7日~2014年10月31日までの予定です。

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高さ約100mの「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」 & さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業 2013年末の状況

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-さいたま新都心ビル(仮称)新築事業-

 「東日本旅客鉄道(JR東日本)」は、2014年1月24日に一般競争入札として、「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」を公告しました。
 
 敷地面積は約2,750㎡、地上20階程度、最高高さ100mのホテル、オフィスなどからなる超高層ビルを建設する予定です。
 
 最大容積率1,000%で、最大で延床面積27,500㎡規模のビルが建設が可能です。施設の竣工・引き渡しやオフィス部分の賃貸借開始などは2017年6月30日までとしています。
 
 建設通信新聞(2014/01/27) 
 事業提案型を初適用/設計・施工・賃貸企業体募集/JR東日本のさいたま新都心ビル
 
 事業対象地は、「さいたま市中央区新都心11」です。地図で見ると「さいたまスーパーアリーナ」南側で、「NTTドコモさいたまビル」東側の敷地だと思われます。
 
 敷地面積約2,750㎡は単純計算でも55m×50mです。しかしこの敷地は、どう見ても約2,750㎡もありません。南側の人工地盤の部分も「JR東日本」の敷地の可能性が高いです。
 
 
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「さいたまスーパーアリーナ」南側の写真左下の更地が、「さいたま新都心ビル(仮称)新築事業」の建設予定地です。
  
 昨年の11月27日の撮影ですが、「安室ちゃん」のライブが「さいたまスーパーアリーナ」ですぐ後の11月30日・12月1日と予定されていて、ここでの公演がDVD&ブルーレイ化されるの予定だったので「ここのライブ行きたいなあ!」と眺めながら撮影したら偶然敷地が写りこんでいました(笑)。
 
 
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-さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業-

 「さいたま新都心8-1A街区」には、「さいたま赤十字病院」と「県立小児医療センター」の2病院が移転する事が決まっています。
 
 「さいたま新都心8-1A街区」は敷地面積24,032.50㎡です。敷地北側に「さいたま赤十字病院」、敷地南側に「県立小児医療センター」が建設されます。
 
 「さいたま赤十字病院」と「県立小児医療センター」は構造上は別々の建物ですが、連結されて1つの建物になります。両病院は周産期医療や救急医療で連携します。

 さいたま市
 さいたま新都心第8-1A街区医療拠点整備事業 環境影響評価書

さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市中央区新都心1-2他
◆ 階数-地上14階、地下1階(さいたま赤十字病院)、地上13階、地下2階(県立小児医療センター)
◆ 高さ-73.46m
◆ 敷地面積-24,032.50㎡ 
◆ 建築面積-約17,000㎡ 
◆ 延床面積-約141,800㎡(さいたま赤十字病院約73,500㎡、県立小児医療センター約68,300㎡)
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-医療施設(病院)、福祉施設(特別支援学校)、事務所等
◆ 病床数-632床(さいたま赤十字病院)、316床(県立小児医療センター)
◆ 建築主-埼玉県病院事業管理者、さいたま赤十字病院
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2014年02月01日予定
◆ 竣工-2016年03月31日予定
    
 
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少し西寄りから見た様子です。
 
 
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撮影時は準備工事が行われていました。計画通りなら2014年2月1日に着工予定です。
 
 
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「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の配置図です。
 
 
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「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の断面図です。
 
 
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「さいたま市新都心第8-1A街区医療拠点整備事業」の事業計画のお知らせです。

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2014年1月27日 (月)

新宿区 地上25階、高さ約125mの「大日本印刷市谷工場整備計画(中央街区)」 2013年末の建設状況

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-大日本印刷市谷工場整備計画-

 「大日本印刷市谷工場整備計画」は、日本の印刷業界二強の1つである「大日本印刷」の本社がある「防衛省」の北側の「市谷工場」の大規模な再整備計画です。広大な敷地をⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期に分けて再整備します。
 
 「中央街区」の「Ⅱ期工事」で、地上25階、地下4階、最高部約125m(軒高約114m)の超高層ビルが建設されます。
 
大日本印刷市谷工場整備計画(中央街区)の概要
◆ 所在地:東京都新宿区市谷加賀町一丁目1-1
◆ 階数-地上25階、地下4階
◆ 高さ-最高部約125m、軒高約114m
◆ 敷地面積-53,913.45㎡(全街区)、36,217.00㎡( 中央街区)、33,169.84㎡(道路整備後の中央街区)
◆ 建築面積-18,290.01㎡(全街区)、12,684.10㎡(中央街区)
◆ 延床面積-227,346.43㎡(全街区)、177,844.43㎡(中央街区)、97,702.06㎡(中央街区2期)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打コンクリート杭
◆ 用途-オフィス、工場
◆ 建築主-大日本印刷
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2010年02月01日(中央街区)
◆ 竣工-2017年12月31日予定(施設全体)
 
 
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街区図です。街区がかなり複雑なので下記のPDF資料を見て下さい。5年以上前の資料なので、計画より少し遅れているようですが詳細が分かります。
 
 詳しくは → 大日本印刷市谷工場整備事業(PDF:2008/10)
 
大日本印刷市谷工場整備計画の順序
● Ⅰ期工事-(1)中央街区南西側に低層棟を建設
● Ⅱ期工事-(2)中央街区南東側に高層棟(オフィス)を建設、(3)東街区の西側の地上にオフィス、地下に印刷工場を建設
● Ⅲ期工事-(4)西街区にあるプールを建て替え体育施設を建設、(5)中央街区の北側の地上にオフィス、地下の一部に工場を建設、(6)東街区の東側の地上にオフィス、地下に工場を建設、東街区には文化施設も建設
 
 
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敷地南西側の中央街区の「Ⅰ期工事」は、一番最初に完成しています。
 
 
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「中央街区」の「Ⅱ期工事」です。地上25階、地下4階、高さ約125mの超高層ビルが建設されます。かなりの傾斜地に建設されている事が分かります。
 
 
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「中央街区」の「Ⅱ期工事」を北東側から見た様子です。
 
 
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撮影時には鉄骨建方が始まっていました。
 
 
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アクリル板越しで見づらいですが、道路を挟んで東側には「大日本印刷市谷工場整備計画(東1街区)」が建設中です。「東1街区」は「Ⅱ期工事」になります。
 
 
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少し角度を変えた様子です。
 
 
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「大日本印刷市谷工場整備計画(東1街区)」の建築計画のお知らせです。

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2014年1月26日 (日)

JR新橋駅 ホームを覆う巨大な大屋根も設置される大規模な「東海道線新橋駅改良工事」 2013年末の建設状況

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-JR新橋駅-

 「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。
 
 2012年度の1日の平均乗車人員は250,682人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。
 
 JR東日本 → 各駅の乗車人員(2012年度)
 
 コンコースが南北に分断されていることなどから、「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が悪化することが懸念されています。
 
 このような課題を解決するため、南北コンコースの一体化、東海道線ホームの拡幅を行い、混雑緩和を図る工事を進めています。
 同時に老朽化した屋根を大屋根に架け替えるとともに、各ホームとコンコースを結ぶエレベーターを設置します。駅舎の耐震補強工事も実施します。
 
 JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02)
 東海道線新橋駅改良工事の着手について
 
 
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現地に掲示されていた「SL広場から見た大屋根のイメージ」です。非常に小さなイメージ図なので拡大するとボケボケですが、雰囲気は分かると思います。

-東京モノレールの延伸は諦めた?-
 「東京モノレール」を新橋駅もしくは東京駅まで延伸する構想がありました。しかしイメージ図を見ると「東京モノレール」の駅を設置する空間が見当たりません。

 更にJR東日本は、現在は一部休止中の「東海道貨物線」を活用し、東京都心と羽田空港を結ぶ新線構想を進めています。
 JR東日本の社長は、新線を「東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」と接続して、北関東の主要都市から羽田空港に直接乗り入れを可能にする方針を明らかにしています。

 JR東日本は、子会社である「東京モノレール」の「浜松町駅」以北の延伸を諦めたと思われます。
 
 
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今回行って、ホーム屋根の上に立体トラスの大屋根が姿を現していて驚きました。
 
 
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大屋根は軽量化のためか立体トラスの比較的簡易な造りになっています。
 
 
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ホーム上には、大屋根を支える支柱が林立しています。
 
 
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南側(品川方面)から見た大屋根です。大屋根は、東側の1番ホーム~4番ホームの上しか設置されていません。

 しかし、「SL広場から見た大屋根のイメージ」を見ると最終的には、更に西側に伸びて5番・6番ホームの上にも設置されると思われます。
 
 
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2013年5月に始まった大屋根を品川方面に伸ばす工程では、昼間に構台上で組み立てた立体トラスの大屋根を、終電後の深夜に南側に押し出す方法を採用しました。
 
 合計5回のスライドで約291トン、長さ約94mの大屋根を既存ホーム上に架設しました。大屋根は、東京方面にも架設されます。
   
 
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大屋根は、仮置きされています。最終的にはもっと高い位置に設置されると思われます。
 
 
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大屋根の組み立ては、昼間にホーム上に設置された作業用の構台で行われています。
 
 
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東側の東海道線ホームから見た大屋根です。
 
 
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1番・2番の東海道線ホームは拡幅されます。東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)」の開業により現在よりホーム上の混雑が予想されるためです。2番線と3番線の間に拡幅スペースが確保されている事が分かります。
 
 
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コンコースの工事の様子です。橋脚の耐震補強工事が行われています。
 
 
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「日比谷口(駅北西側)」の「SL広場」から見た作業用の構台です。
 
 
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構台のアップです。仮設にしては立派な構台です。この部分を残してホームの上に乗り換え用の「跨線橋(こせんきょう)」のようなものを設置する可能性があると思います。
 
 
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京浜東北線のレンガアーチ高架橋の補強(耐震対策)・改築も行われています。
 
 
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「汐留口側(駅東側)」から見た様子です。

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2014年1月24日 (金)

川崎市 港町駅駅舎改修等工事が完了してリニューアルオープンした「京急大師線・港町駅」

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-京急大師線・港町駅(みなとちょうえき)-

 昨日UPしたトリプルタワーマンション「Riverie(リヴァリエ)」の最寄りの駅となる京急大師線「港町駅」で大規模な改修工事が行われていましたが、2013年3月2日(土)にリニューアルオープンしました。
 
 リニューアルオープンは、「Riverie(リヴァリエ)」の1棟目(A棟)の入居開始にあわせて行われました。
 
 南側駅舎の改築、北側駅舎の新設、エレベーターの設置、旅客用トイレの設置(多機能含む)、ホームの一部拡幅等が行われました。

 ところで、「京急大師線」は地下化される構想があります。地下化すると「港町駅」の大規模な改修工事はすべて無駄になってしまいます。
 ここまでお金をかけて大規模な改修工事を行ったという事は、地下化は当分行われないという事ですね。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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下りホーム(川崎大師・小島新田方面)から見た様子です。屋根は光を通す膜素材を採用しています。
 
 
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上りホーム(京急川崎方面)から見た様子です。上下ホームを拡幅し、最大幅員4.0mとなっています。
 
 
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ホームも新しく造り替えている事が分かります。ホーム床面の高さを上げて、列車の乗降性を改善しています。
 
 
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ホームには、美空ひばりさんの名曲「港町十三番地」のメロディー譜が描かれています。また別の場所には歌碑なども設置されています。電車接近メロディも「港町十三番地」となっています。
 
 かつて港町駅の北側に「日本コロムビア」所属の美空ひばりさんがレコーディングの際に使用していたスタジオがありました。「港町十三番地」の「港町」はこの場所です。
 
 
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エスカレーターと階段です。バリアフリー化として、上下ホームにエレベーター各1基(車椅子対応)新設、下りホームにエスカレーター1基新設、南口改札に多機能トイレが設置されました。
 
 
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こ線橋です。
  
 
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北側の「Riverie(リヴァリエ)」の敷地から見た様子です。
 
 
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少し角度を変えた様子です。
 
 
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2013年3月2日(土)から供用開始された「北口改札口(リヴァリエ側改札口)」です。
 
 
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「南口改札口」です。

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2014年1月23日 (木)

川崎市 京急大師線・港町駅前のトリプルタワーマンション「Riverie(リヴァリエ)」 2013年末の建設状況

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-Riverie(リヴァリエ)-
 
ヤンキースは、楽天から新ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指していた田中将大投手と契約を結んだと発表しました。
 7年契約で、総額1億5500万ドル(約161億2000万円)です。私はあまりの金額の大きさに都心の不動産取引かと思いました(笑)。
 
 本題に戻って、「Riverie(リヴァリエ)」は、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡地の再開発プロジェクトです。
 A棟・B棟・C棟のトリプルタワーの建設が計画されています。3棟合計で総戸数1408戸になります。
 
 最初に着工された「リヴァリエ A棟」が2013年2月下旬に竣工しました。「A棟」は、地上29階、地下1階、高さ96.226m、総戸数455戸(他に管理室兼防災センター、店舗2、ゲストルーム2、キッズルーム・パーティールーム、ライブラリー、ラウンジ2、スカイラウンジ、スポーツスタジオ)となっています。
 
 2012年12月11日の「大林組」のプレスリリースでは、 ”地上29階建て地下1階、478戸のB棟および地上28階建て地下1階、475戸のC棟の新築工事に着手し” となっていましたが、現場を見ると「C棟」はまだ着工していませんでした。
 
「リヴァリエ B棟」の概要
◆ 計画名-港町駅前マンションB棟(仮称)新築工事
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区港町1番8(地番)
◆ 交通-京急大師線「港町駅」徒歩2分 京急本線「京急川崎駅」より徒歩19分
◆ 階数-地上29階、地下1階(B棟)
◆ 高さ-最高部95.614m(B棟)
◆ 敷地面積-12,685.01㎡(B棟建築確認対象面積)
◆ 建築面積-6,159.92㎡(駐車場棟含む)
◆ 延床面積-57,778.51㎡(駐車場棟含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-DFS制振構造(独立連層耐力壁、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所、集会所、展示場
◆ 総戸数-478戸(他にB・C棟管理室兼防災センター、店舗・診療所・事務所、ラグジュアリースイート、ジャパニーズスイート、キッズルーム、カフェギャラリー、ブライトラウンジ、集会室(スポーツスタジオ・キッチンスタジオ))
◆ 建築主-京浜急行電鉄、大和ハウス工業
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2012年12月01日
◆ 竣工-2015年02月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月中旬予定
 
 
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「リヴァリエ B棟」の建設現場です。「Riverie(リヴァリエ)」は、多摩川の「スーパー堤防」に建設されています。
 
 
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反対側から見た様子です。「B棟」の1階部分には、元々この場所にあった「日本コロムビア」所属の美空ひばりさんがレコーディングの際に使用していたスタジオのシャンデリアなどを展示するカフェギャラリーを設置します。
 
 
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「リヴァリエ」の3棟は、地震対策として「大林組」が開発した「デュアル・フレーム・システム制振構造」を採用します。
 
 
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「リヴァリエ C棟」の建設予定地です。撮影時はまだ着工していませんでした。「C棟」は、地上28階、地下1階、最高部93.316m、総戸数475戸の予定です。
 
 奥に見えるのは「駐車場棟」の建設現場です。この立体駐車場は、「B棟・C棟」兼用なのでプレスリリースではC棟を着工としたのでしょうか?
 
 
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最初に竣工した「リヴァリエ A棟」です。
 
  
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「リヴァリエ A棟」の植栽です。

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2014年1月22日 (水)

港区 地上36階、高さ約179mの「(仮称)虎ノ門二丁目計画」 UR都市機構が都市計画提案を提出!

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-(仮称)虎ノ門二丁目計画-
 「(仮称)虎ノ門二丁目計画」は、東京都港区虎ノ門二丁目の「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。
 
 再開発予定地は、「ホテルオークラ」や「アメリカ大使館」に隣接する虎ノ門二丁目の敷地面積約22,500㎡です。
 「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を解体し、跡地に「病院棟」と超高層の「業務棟」の2棟を建設します。施設全体の延床面積は約255,200㎡となっています。
 
 「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」は、2014年1月20日に東京都に対して「都市再生特別地区(虎ノ門二丁目地区)」の都市計画提案の提出を行いました。
 
 独立行政法人都市再生機構・新着情報(PDF:2014/01/20)
 「虎ノ門二丁目地区」都市計画提案の提出について
 
● (仮称)虎ノ門二丁目計画の手順
(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良
 
病院棟(虎の門病院新築工事)の概要
◆ 業務名称-虎の門病院新築工事 基本設計その他及び工事監理業務
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目地区内
◆ 階数-地上19階、地下4階
◆ 高さ-最高高さ約99m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約87,200㎡
◆ 地震対策-免震構造
◆ 既存建物解体工事着工-2015年04月予定
◆ 新築その他工事着工-2015年10月予定
◆ 新築その他工事完了-2018年09月予定
 
業務棟の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目地区内
◆ 階数-地上36階、地下3階
◆ 高さ-最高高さ約179m
◆ 敷地面積-約22,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約168,000㎡
◆ 竣工-2024年予定
 
 
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建物配置図です。「共同通信会館」がある敷地西側は、かなり敷地が削られ南側の「霊南坂」と直線になるようです。「アメリカ大使館」の警備を念頭に入れた道路変更でしょうか?
 
 「病院棟」と「業務棟」の2棟だけかと思っていましたが、「アネックス棟」も建設されるようです。
 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」とは、歩行者デッキで結ばれるようですが、完成しても職務質問が怖くて私は渡る勇気がありません・・・(涙)
 
 
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空撮写真です。

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2014年1月21日 (火)

東北楽天ゴールデンイーグルス 「楽天Koboスタジアム宮城(宮城球場)」を増席・改修 収容人数は28,723人!

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-楽天Koboスタジアム宮城(宮城球場)-

 「東北楽天ゴールデンイーグルス」の運営会社である楽天野球団は、2014年1月17日に「楽天Koboスタジアム宮城(宮城球場)」を増席・改修する計画を発表しました。

 東北楽天ゴールデンイーグルス・プレスリリース(2014/01/17)
 「楽天Koboスタジアム宮城」スタジアム増席・改修に関して
 
 新スタンドの建設と新たな座席の設置工事を行い、約5,000人分の座席を増設します。2014年3月に着工し、2014年8月に竣工する予定です。設計者・施工者は「鹿島建設」で、総事業費は約20億円を予定しています。
 
 球場全体の収容人数は、23,466人(2013年4月1日時点)ら28,723人に増加します。昨年の日本シリーズ開催に合わせて、仮設スタンドを設置して収容人数28,120人としていましたが、増設した仮設スタンドはすべて撤去します。
 
 「宮城球場」は、ネーミングライツにより昨年末まで「日本製紙クリネックススタジアム宮城」でしたが、2014年1月1日から「楽天Koboスタジアム宮城」となっています。
 
 
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「楽天Koboスタジアム宮城」の外観です(日本製紙クリネックススタジアム宮城時代)。
 
 
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「楽天Koboスタジアム宮城」の内部です(日本製紙クリネックススタジアム宮城時代)。
 
 
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● 内野3塁側にスタンドを新築
 内野3塁側後方に3,000人を収容するスタンドを新築します。一般席に加えて、カウンター付きの座席・ゆったり楽しめるテーブル付きの座席・ボックスシート・パーティーデッキ・立見席で構成される複合スタンドとなます。
 
 2014年3月に着工し、2014年8月に竣工する予定です。最大収容人数3,000人(予定)で、2014年3月に着工し、2014年8月に竣工する予定です。
 
 
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● 外野レフトに楽天山観覧席を設置
 
外野レフトの楽天山に新たな席「楽天山観覧席」を設置します。最大収容人数1,509人(予定)で、2014年3月に着工し、2014年3月に竣工する予定です。工期が1ヶ月と短いので、簡易なスタンドもしくは盛土の芝生席になると思われます。
  
  
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内野3塁側後方は、こんな感じで増設すると思われます。
 
 
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「楽天Koboスタジアム宮城」の最寄りの駅は、JR仙石線の「宮城野原駅」です。地下駅で、島式1面2線となっています。発車メロディは、楽天球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」です。

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港区 浜松町二丁目4地区 地上26階、高さ約160mの「B街区」に日本生命保険が参画!

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-浜松町二丁目4地区- 

浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。5棟のビルからなる延床面積約369,000㎡の巨大プロジェクトになります。
 
浜松町二丁目4地区の概要
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目
◆ 階数-地上42階、塔屋1階、地下4階(A-1棟)、地上10階、地下3階(A-2棟)、地上42階、塔屋1階、地下4階(A-3棟)、地上4階、地下1階(モノレール棟)、地上26階、塔屋2階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-約200m(A-1棟)、約55m(A-2棟)、約200m(A-3棟)、約34m(モノレール棟)、約160m(B棟)
◆ 敷地面積-(A街区)約21,050㎡、(B街区)約7,640㎡
◆ 延床面積-(A街区)約270,000㎡、(B街区)約99,000㎡
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、東日本旅客鉄道(JR東日本)、国際興業
◆ 着工-2014年度予定
◆ 全体竣工-2024年度予定
 
 更に、「浜松町二丁目4地区」には、「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」などがある区画は含まれていませんでしたが、地元地権者により「浜松町二丁目C地区再開発準備組合」が設立され再開発計画が動き出すようです。C街区は約6,000㎡です。
 
● 浜松町二丁目4地区・B街区
 「日本生命保険相互会社」と「大林組」は共同で、「浜松町二丁目4地区・B街区」の敷地面積約7,640㎡のうち、7,205.52㎡を「国際興業」から取得しました。
  
 日本生命保険相互会社(PDF:2014/01/20)
 浜松町駅前都市計画事業への参画について
  
 用地の持ち分割合は「日本生命保険相互会社」が80%、「大林組」が20%となっています。取得用地には、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ約160m、延床面積約99,000㎡の超高層オフィスビルを建設する予定です。2014年度内に着工し、2017年度の竣工を目指します。
 
 
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「世界貿易センタービルディング」の展望台から見た「浜松町二丁目4地区・B街区」です。地上に降りて撮影しようと思ったら電池が切れて、電池を交換していたら撮影するのを忘れて地下鉄大江戸線の「大門駅」から地下鉄に乗っていました。
 
 今回、各展望台からも撮影し忘れた建設中や建設予定のビルが数棟あります。今まではこんなミスはほとんどしなかったのに・・・
 
 2014年1月19日に放送されたNHKスペシャル「アルツハイマー病をくい止めろ!」を見ましたが、アルツハイマー病の初期症状に似ていたので心配になってきました(涙)。

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2014年1月20日 (月)

江東区 ブリリア有明シティタワー 2013年末の建設状況

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-ブリリア有明シティタワー-

 「東京建物、住友不動産」が有明スポーツセンターの北側で「(仮称)有明北2-2-A街区計画」を建設中です。
 
 地上33階、塔屋1階、地下1階、高さ(最高部119.40m、軒高114.4m)、総戸数600戸(他に保育所1区画)の超高層タワーマンションになります。
 正式名称は、東京建物の「ブリリア」+住友不動産の「シティタワー」を合わせて「ブリリア有明シティタワー」となっています。  
 
ブリリア有明シティタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北2-2-A街区計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目3番12、3番13(地番)
◆ 交通-ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅徒歩13分(区画道路完成時以降、徒歩8分予定)、りんかい線「国際展示場」駅徒歩13分
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.40m、軒高114.4m
◆ 敷地面積-9,494.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,989.00㎡
◆ 延床面積-67,298.98㎡(建築確認申請面積、容積対象外面積24,576.82㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(61本)
◆ 地震対策-建物と基礎との間に免震装置を設置(錫プラグ入り積層ゴム支承、天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-住宅600戸(他に保育所1区画)
◆ 建築主-東京建物、住友不動産
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2012年07月06日
◆ 竣工-2015年03月下旬予定
◆ 入居開始-2015年03月下旬予定
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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基礎工法は、強固な支持層がある地下約32mまで「場所打ちコンクリート拡底杭」を合計61本構築しています。
 
 地震対策として、建物と基礎との間に「免震装置(錫プラグ入り積層ゴム支承、天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。
 
 
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敷地全体では液状化対策として「静的締固め砂杭工法」が実施されています。「静的締固め砂杭工法」は、地盤の中にケーシングパイプを貫入させ、その中に投入した砂を付き固めて杭状に押し広げ(拡径)、周りの地盤を液状化しないように締め固める工法です。
 
 
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タワークレーン3基で建設しています。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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北東側のゆりかもめ「有明テニスの森駅」から見た様子です。「ブリリア有明シティタワー」から「有明テニスの森駅」まで、現在は徒歩13分かかりますが、間に区画道路が完成すると徒歩8分に短縮される予定です。
 
 
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「有明テニスの森駅」と「ブリリア有明シティタワー」の間には、2020年東京オリンピックの「有明体操競技場」が建設されます。
 
 観客12,000人収容可能な円形の競技場です。「体操、新体操、トランポリン」が実施される仮設の体操専門競技施設となります。仮設なのでオリンピック終了後は解体される予定です。

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2014年1月19日 (日)

JR新川崎駅 部分供用開始された「鹿島田こ線歩道橋」 & 建設中の「交通広場」 2013年末の状況

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-JR新川崎駅-
 JR横須賀線の新川崎駅周辺は、「新鶴見操車場跡地」の再開発や「パークタワー新川崎」の建設などで周辺人口の増加が予想されます。
 
 これらに対応するべく、東西の新たな連絡通路として「鹿島田こ線橋」の南側に「鹿島田こ線歩道橋」を新設、5,000㎡の交通広場(バス、タクシー、一般車、身体障害者用車両の乗降場等)を整備中です。
 
 
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今までは、JR新川崎駅から西側に行くには、「鹿島田こ線橋」沿いの歩道を歩くしかありませんでした。
 
 
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2013年10月7日から部分供用が開始された屋根付きの「鹿島田こ線歩道橋」です。
  
 
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「鹿島田こ線歩道橋」は、延長123m、幅員6mとなっています。
 
 
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「鹿島田こ線歩道橋」は、「新鶴見信号場」を横断しています。
 
 
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JR線の西側に、5,000㎡の交通広場(バス、タクシー、一般車、身体障害者用車両の乗降場等)が整備されます。
 
 
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交通広場の工事の様子を西側から見た様子です。
 
 
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「鹿島田こ線歩道橋」の階段及びエレベーター(こ線歩道橋と交通広場等を接続)は、2014年1月末の工事完了、2014年2月の供用開始を予定しています。
 
 
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階段を別角度から見た様子です。商業施設「シンカモール」の2階とも接続されます。
 
 
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商業施設「シンカモール」です。テナントは、「京急ストア」を中心に、医療機関や認可保育園、フィットネスジムなどが入っています。奥のマンションは「シンカシティ」です。
 
 
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交通広場の工事の様子を南西側から見た様子です。
 
 
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交通広場の工事の様子を南側から見た様子です。「鹿島田こ線橋」の奥も交通広場になります。
 
 
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交通広場の工事の様子を東側から見た様子です。奥の「法面(のりめん)」には、「駐輪場」が整備されます。

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2014年1月18日 (土)

川崎市 地上47階、高さ約165mの「パークタワー新川崎」 2013年末の建設状況

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-パークタワー新川崎-

 川崎市の「JR鹿島田駅」と「JR新川崎駅」の間に「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 
 2つのプロジェクト「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟」と「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 生活利便施設棟」で構成されています。
 
 「住宅棟」は、地上47階、地下2階、高さ約165m、総戸数670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)となっています。正式名称は予想通りの「パークタワー新川崎」となりました。
 
 「生活利便施設棟」は、地上5階、地下1階、高さ29.6m、延床面積17,567.62㎡となっています。商業施設や駐車場が整備される予定です。
 
パークタワー新川崎の概要
◆ 計画名-(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物 住宅棟
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1201番(地番)
◆ 交通-JR横須賀線「新川崎駅」徒歩3分、JR湘南新宿ライン「新川崎駅」徒歩3分、JR南武線「鹿島田駅」徒歩4分
◆ 階数-地上47階、地下2階(住宅棟)
◆ 高さ-最高部約165m、軒高約159m
◆ 敷地面積-6,131.20㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-4,813.52㎡(住宅棟)
◆ 延床面積-75,861.66㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-670戸(事業協力者戸数12戸含む、他に店舗3区画、事業協力者用店舗16区画)
◆ 建築主-鹿島田駅西部地区再開発会社(出資者:三井不動産、三井不動産レジデンシャルなど)、売主(三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・ 監理者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2012年08月
◆ 竣工-2015年03月中旬予定
◆ 入居開始-2015年05月下旬予定
 
 
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「JR新川崎駅」側から見た様子です。
 
 
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「JR鹿島田駅」側から見た様子です。
 
 
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タワークレーン2基で建設しています。
 
 
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基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策は「中間免震構造」となっています。1階と2階の間に「免震装置(4種類の免震ゴム×40台、オイルダンパー×12本、弾性すべり支承×8台)」を設置します。
 
 
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「プレキャストコンクリート」の部材がたくさん準備されています。
 
 
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敷地西側の「生活利便施設棟」の建設現場」です。
 
 
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「生活利便施設棟」の道路を渡って北側には、川崎市により「立体駐輪場」が整備中です。
 
 
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「JR鹿島田駅」と「JR新川崎駅」は、両駅共に歩行者デッキで結ばれ、道路を渡る必要が無くなります。
 
 
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「JR新川崎駅」側です。赤が歩行者デッキ、ピンクが今までの歩行者動線、青が歩行者デッキ整備後の歩行者動線です。歩行者デッキ+地下通路で安全性や利便性が大幅に改善されます。
 
 
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現在の「JR新川崎駅」前の交差点はこんな感じです。

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2014年1月17日 (金)

渋谷区 「NHK放送センター」の建て替え 事業費3400億円、2020年頃着工

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-NHK放送センター建て替え-

 「日本放送協会(NHK)」は、老朽化が進む東京都渋谷区の放送センターの建て替えを計画しています。新施設は延床面積約260,000㎡、事業費約3,400億円を見込んでします。
 
 日刊建設工業新聞(2014/01/17)
 NHK/放送センター建替(東京都渋谷区)/事業費3400億円、20年ころ着工
 
 事業費の内訳は建築経費が約1,900億円(建築関係約1,600億円、電気設備・設計・監理約300億円)、機械・設備経費が約1,500億円となっています。計画では、2020年頃着工し、放送開始100周年を迎える2025年の運用開始を目指します。
 
 建設関係や放送関係の仕事をしている方は3,400億円くらいかかるだろうと納得している方も多いと思います。
 私も大規模災害時に問題なく放送が続けられる堅固な放送センターを建設するなら反対はしません。「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」の時にNHKの有難さは身に染みました。
 
 ただ、多くの方は約3,400億円という莫大な金額に納得出来ないでしょうね。このニュースは今年の1月9日に報じられましたが、国民からの受信料で運営している事やNHK職員の年収が高いことで、ネットなどで非難轟々となっています。
 
● NHK放送センター
 現在の「NHK放送センター」の概要は、敷地面積82,640㎡(施設全体)、延床面積228,340㎡(施設全体)です。主要建物は1973年3月に竣工し、竣工から40年以上経過して老朽化が進んでいます。
 
 本部機能を担う「本館」は、地上8階(一部23階)、塔屋3階、地下1階、高さ101.8mとなっています。
 番組収録スタジオなどが入る「東館」、「西館」、報道部門などの「北館」、約3,600席の「NHKホール」、「みんなの広場ふれあいホール」などで構成されています。

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2014年1月15日 (水)

千代田区 地上36階、高さ約180mの「(仮称)紀尾井町計画」 2013年末の建設状況

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-(仮称)紀尾井町計画-

 「(仮称)紀尾井町計画」は、「赤プリ」の愛称で親しまれた「旧グランドプリンスホテル赤坂」の跡地に、ホテル・オフィス・商業施設の複合施設とマンションの計2棟を建設するプロジェクトです。延床面積は2棟で合計約227,200㎡予定しています。
 
 西武ホールディングス・ニュースリリース(PDF:2012/11/08)
 「(仮称)紀尾井町計画」の事業決定について
 
 敷地面積は30,428.79㎡もある広大な敷地です。敷地東側の「プリンス通り」と西側の「紀尾井町通り」は、約18mに及ぶ高低差があります。
 
 地上36階、地下2階、高さ約180m(紀尾井町通りより)の「ホテル・オフィス棟」は、30階~36が約250室ホテル(プリンスホテルが運営予定)、5階~28階がオフィス、1階~4階が商業施設になる予定です。
 
 地上21階、高さ約90m(プリンス通りより)の「住宅棟」は、総戸数約130戸の共同住宅となります。すべて賃貸となり高級賃貸マンションになる予定です。
 ビルの高さは、「GL(平均地盤面)」からカウントしますが、「紀尾井町通り」からの高さは、90m+18m(高低差)=108mになります。断面図を見ると高さ約108mでもいいような気がします。
 
 緑地を多く残し、1930年に建てられた東京都指定有形文化財「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家東京邸)」は、歴史的・文化的価値を今後も活かせるよう再整備します。
 
(仮称)紀尾井町計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区紀尾井町1番地
◆ 敷地面積-30,428.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,500㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約227,200㎡(施設全体)
◆ 階数-地上36階、地下2階(オフィス・ホテル棟)、地上21階(住宅棟)
◆ 最高高さ-約180m(オフィス・ホテル棟)、約90m(住宅棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 地震対策-制振構造(オフィス・ホテル棟)、免震構造(住宅棟)
◆ 主要用途および主要用途の延床面積
 ◇ ホテル(ホテル・オフィス棟の上層に約250室、約28,700㎡)
 ◇ オフィス(賃貸オフィス約110,000 ㎡、1フロアあたり約1,000坪)
 ◇ 共同住宅(賃貸住宅約130戸、約22,700㎡)
 ◇ 商業施設(低層階に飲食店舗、食品スーパーなど約10,800㎡)
 ◇ その他(駐車場、バス・タクシー乗場など)
◆ 建築主-西武プロパティーズ
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-(オフィス・ホテル棟)鹿島建設、鉄建建設、熊谷組JV、(住宅棟)西武建設、大林組、前田建設工業JV
◆ 着工-2013年01月31日
◆ 竣工-2016年05月下旬予定
◆ 総事業費-約980億円
 
 
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「(仮称)紀尾井町計画」の建設現場です。この写真を見て何か違和感を感じませんか?
 
 
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そうです。「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家東京邸)」の場所が大幅に移動しています。
 
 
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移動は、建物を取り壊さずに現在ある場所から別の場所へ移動させたり回転させたりする「曳家工事」により行われました。曳家工事は、「大成建設」により行われています。
 
 
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建物重量約5000トンという「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家東京邸)」を「1次曳家工事」により、水平方向に約30m、垂直方向に約35m、南東方向に全44m移動しました。「1次曳家」は、2013年11月19日に完了しました。
 
 
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「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家東京邸)」が仮置きされている様子が分かります。
 
 仮置き期間内に既存位置に地下躯体を構築します。地下躯体の完成後、2014年5月からは垂直方向に約8割戻すための「2次曳家工事」に着手します。2014年11月末には創建時の姿がお目見えする予定です。
 
 
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ゲートが開いていました。奥の「プリンス通り」と手前の「紀尾井町通り」は、高低差が約18mあります。プリンス通り側の地下外壁を「山留め壁」の代わりに残すようです。
 
 
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歩道橋から見た様子です。
 
 
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最新の「(仮称)紀尾井町計画」の建築計画のお知らせです。「住宅棟」が地上21階に変更になっています。ニュースリリースの地上24階とどちらが正しいのでしょうか?
 
 住宅で地上21階で高さ約90mは、階高が高すぎるとも思いましたが、現地に掲示されていた完成予想図の写真を拡大して階数を数えると「プリンス通り」からは地上21階のようです。

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2014年1月14日 (火)

千葉市 THE幕張BAYFRONT TOWER&RESIDENCE 2013年末の建設状況

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-THE幕張BAYFRONT TOWER&RESIDENCE-

 「(仮称)幕張タワープロジェクト」は、幕張ベイタウンの「SH2街区」に建設中の超高層タワーマンションです。
 
 正式名称は、「THE幕張BAYFRONT TOWER&RESIDENCE」となっています。イメージキャラクターは「吉瀬美智子」が努めています。公式HPのTOP写真になっていますが、相変わらず美人ですね。
 
 「bgds氏」より2013年12月下旬の最新の写真を送って頂きましたのでUPしたいと思います。今回、千葉県は本八幡以外は行けなかったので本当に助かりました。
 
 公式HPで階数が地上35階から地上31階に変更になっていたので気になっていました。計画名が「(仮称)幕張新都心住宅地区SH2街区②③敷地計画」から「(仮称)幕張タワープロジェクト」に変更になった時に、高さが125.05mから119.10mに低くなりましたが、更に低くなり高さ104.68mになってしまいました・・・
 
THE幕張BAYFRONT TOWER&RESIDENCEの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張タワープロジェクト
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区打瀬三丁目13番5(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅徒歩21分(バス7分バス停から徒歩3分)
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-104.68m
◆ 敷地面積-15,708.10㎡
◆ 建築面積-5,790.50㎡
◆ 延床面積-46,818.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-現場打ちコンクリート杭、一部既成コンクリート杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-308戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、清水建設、鹿島建設
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月20日
◆ 竣工-2015年08月中旬予定
◆ 入居開始-2015年10月下旬予定
 
 
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地下躯体を構築しているようです(写真提供bgds氏)。
  
 
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別角度から見た様子です(写真提供bgds氏)。
 
 
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「幕張ベイタウン」最後の住宅分譲事業になるようです(写真提供bgds氏)。
 
 
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「(仮称)幕張タワープロジェクト」の最新の「建築計画のお知らせ」です。階数が地上35階から地上31階、高さが119.10mから104.68mに変更になっています(写真提供bgds氏)。

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2014年1月13日 (月)

渋谷区 地上32階、高さ約169mの「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」 2013年末の解体状況

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-(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で、「仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、東急東横線渋谷駅の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。

 東京急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/06/17)
 渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷三丁目21地区)に関する都市計画の決定について
 
 中心となる「B-1棟」は、上記PDFでは、地上33階、地下5階、高さ約180mとなっていますが、「建築計画のお知らせ」では、地上32階、地下5階、最高部高さ169.35mと少し低くなりました。
 
 「B-1棟」以外にも「A棟、B-2棟、C-1棟、C-2棟、C-3棟、D棟」が建設され、「渋谷川」の環境整備(広場と水景施設)も行われます。
 
(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目49-1ほか
◆ 階数-地上32階、地下5階
◆ 高さ-最高部169.35m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(南街区全体)、4,774.52㎡(B-1棟)
◆ 建築面積-4,195.09㎡(B-1棟)
◆ 延床面積-106,063.00㎡(B-1棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル(約200室)
◆ 建築主-東京急行電鉄
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ デザインアーキテクト-小嶋一浩+赤松佳珠子/シーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)
◆ 着工-2014年10月01日予定
◆ 竣工-2018年03月末日予定
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」のイメージパースです。高層棟の外装は、制震機構、自然換気、日照対策等の機能を組み込んだ白いパネルをランダムに配置することでデザインと機能の融合と渋谷らしさを表現しています。
 
 
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旧:東急東横線の高架橋は、複数の工区に分けて解体工事が行われています。
 
 
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一番北側の「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟」の建設予定地を南西側から見た様子です。
 
 
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東側に隣接している「渋谷オミビル」は、「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」に参加していません。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト A棟」の建築計画のお知らせです。丸い柱に掲示してあり撮影者泣かせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を北東側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南西側から見た様子です。高架橋が解体されてかなり姿を消しています。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B棟」の建設予定地を南東側の「金王橋」から見た様子です。「渋谷川」沿い西側の雑居ビル群は解体されます。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-1棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト B-2棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト C棟」の建設予定地を北東側の「金王橋」から見た様子です。すでに高架橋が解体されて姿を消しています。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト C棟」の建設予定地を南東側の「八幡橋」から見た様子です。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト C-1棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト C-2棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト C-3棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟」の建設予定地を南西側の「金王橋」から見た様子です。通路等の「アーバン・コア」が整備される予定です。
 
 「渋谷川」の東側は、「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」にほとんど参加していませんが、 北側(稲荷橋側)の数棟だけ参加しています。
 
 
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「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト D棟」の建築計画のお知らせです。
 
 
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「八幡橋」の南側の高架橋の解体工事の様子です。「八幡橋」の南側にはビルは建設されませんが、「渋谷川」の環境整備(広場と水景施設)が行われます。
 
 
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「渋谷川」です。現在の「渋谷川は、童謡「春の小川」のモデルになったとは思えないようなドブ川ですが、大きく環境が改善されます。
 
 
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「渋谷川」の環境整備(広場と水景施設)を行います。2ヶ所の広場を整備し、約600mにわたって緑の遊歩道を整備し、ツタなどによる護岸緑化、高木の並木により緑と水のネットワークを形成します。

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2014年1月12日 (日)

渋谷区 地上46階、高さ約230mの「渋谷駅地区 駅街区開発計画」 2013年末の解体状況

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-渋谷駅地区 駅街区開発計画-

 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区 駅街区開発計画」です。
 
 JR渋谷駅の東側に地上46階、地下7階、高さ約230mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。
 
 東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、東急不動産(PDF:2013/06/17)
 渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について
 
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目23番地・24番地、渋谷道玄坂一丁目1番地、渋谷区道玄坂二丁目1番地 他
◆ 階数-地上46階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-約230m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-約15,275㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約270,000㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 着工-2014年06月01日予定
◆ 竣工-2028年03月末予定
◆ 開業-2020年度予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
 
 
Tokyoshibuya130632
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」のイメージパースです。渋谷駅周辺地区では最大級となる貸床面積約70,000㎡のオフィス、店舗面積約70,000㎡の商業施設が整備されます。
 
 
Tokyoshibuya130633
駅前広場および歩行者デッキのネットワークが整備されます。建物や広場をつなぐ多層の歩行者ネットワークを整備することで、まちの一体感を高めます。
 
 3階にJR線(山手線・埼京線)改札口と東京メトロ「銀座線」改札口を新設し、駅西側と駅東側へ移動する歩行者の利便性を高めます。
 
 
Tokyoshibuya140112
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」の建築計画のお知らせです。敷地面積15,275㎡、建築面積18,300㎡と敷地面積より建築面積が広いというおかしなことになっています(笑)。
 
 ビルヲタから見ると「建築計画のお知らせ」の数値って割といい加減な表記が多いんですよね・・・
 
 
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「渋谷ヒカリエ」のスカイロビーから見た東急東横線の旧:渋谷駅の解体工事の様子です。この部分に地上46階、高さ約230mの超高層ビルが建設されます。
 
   
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撮影時は、かまぼこ型の屋根が少しだけ残っていました。
 
 
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ホームの解体も行われています。
 
 
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歩道橋から見た様子です。
 
 
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高速道路の高架下部分です。
 
 
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「東急百貨店 渋谷駅・東横店」の「東館」の解体工事の様子です。「渋谷駅・東横店」は、再開発のために2013年3月31日で「東館」の営業を終了しました。
 
 
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屋上から解体しています。
 
 
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重機でバリバリ解体しています。
 
 
Tokyoshibuya140121
「東急百貨店 渋谷駅・東横店」は、「西館」と「南館」に売場を集約して営業を続けています。渋谷地区には、他に道玄坂に「東急百貨店 渋谷・本店」があります。
 
 同じ渋谷地区に「渋谷・本店」と「渋谷駅・東横店」があり非効率だと思っていましたが、再開発の時には売り場の減少が少なくていいですね。

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2014年1月11日 (土)

豊島区 「池袋グローブ」に「ユニクロ」のグローバル繁盛店が、2014年3月14日(金)にオープン!

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-池袋グローブ-

 「三井不動産」は、豊島区東池袋一丁目の「池袋ホテルテアトル」跡地に商業施設「(仮称)池袋Sプロジェクト」を建設しています。
 
 施設名称を「池袋グローブ」に決定し、全3店舗が2014年2月14日(金)および3月14日(金)にオープンします。
 「池袋グローブ」の名称は、国籍を問わず、あらゆる世代の方々にお越しいただきたいとの思いを込めて、“Globe=地球” としたそうです。
 
 三井不動産・ニュースリリース(2014/01/09)
 サンシャイン60通りの新たな商業施設「(仮称)池袋Sプロジェクト」の施設名称を「池袋グローブ」に決定
 
 2014年2月14日(金)には、地下1階に「モンテローザ」による「白木屋」と「笑笑」がオープンします。
 2月14日と言えばバレンタインデーですね。「Perfume(パフューム)」じゃないですけれど ”♪ チョコレイト・ディスコ ♪” ですね(笑)。
 
● ユニクロのグローバル繁盛店
 2014年3月14日(金)には、地上1~6階には、「ユニクロ」がメンズ・レディース・キッズの豊富なラインナップを取り揃た賃貸面積約3,860㎡の「ユニクロ 池袋サンシャイン60通り店」がオープンします。日本で2店舗目の「グローバル繁盛店」となります。
 
 ファーストリテイリング・グループ企業ニュース(2014/01/09)
 池袋・サンシャイン60通りに、グローバル繁盛店が登場 「ユニクロ 池袋サンシャイン60通り店」3月14日オープン
 
 ところで、「グローバル旗艦店」と「グローバル繁盛店」はどう違うのでしょうか? 「ファーストリテイリング」のHPには ”グローバル繁盛店とは、世界有数の繁華街に、最旬&最新の商品をフルラインナップで取り揃え、活き活きと働くスタッフが最高の店舗サービスでお客様をお迎えする、エンターテインメントがある、常に繁盛している店づくりを目指す大型路面店です。” と書いてあります。
 
 「ファーストリテイリング」のHPを見ると国内ユニクロ事業は、「グローバル旗艦店(銀座店、心斎橋店)」、「グローバル繁盛店(ビックロ新宿東口店)」、「大型店」、「ロードサイド店」の4タイプに分けています。
 
 「グローバル繁盛店」の1号店は、ビックカメラ新宿東口新店(新宿三越アルコット跡)の「ビックロ」に出店した「ビックロ新宿東口店」です。
 
 要するに、東京都内に複数の「グローバル旗艦店」があると旗艦店の位置付けが不明確になるので、同等の品揃えでも「銀座店」以外は、「グローバル繁盛店」にする訳ですね。建設中の上野(JR御徒町駅前)も、「グローバル繁盛店」になります。
 
 
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2012年12月オープンした「池袋スクエア」と「池袋グローブ」は、道路を挟んで向かい合っています。
 
 
Tokyoikebukuro14013
地上から見た「池袋グローブ」となる「(仮称)池袋Sプロジェクト」の建設現場です。
 
 
Tokyoikebukuro14014
近くには、「(仮称)栄真 池袋東口プロジェクト」も建設中です。
 
 
Tokyoikebukuro14015
地上から見た「(仮称)栄真 池袋東口プロジェクト」の建設現場です。
 
 
Tokyoikebukuro14016
仮囲いに掲示してある「(仮称)栄真 池袋東口プロジェクト」の完成予想図です。物販店舗・飲食店・集会所で構成される「WACCA」として2014年にオープン予定です。
 
 
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「(仮称)栄真 池袋東口プロジェクト」の建築計画のお知らせです。延床面積17,057.80㎡と結構広いです。

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2014年1月10日 (金)

台東区 上野恩賜公園・不忍池の西側 地上38階の超高層タワーマンション「(仮称)上野池之端プロジェクト」

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-(仮称)上野池之端プロジェクト-
 東京都台東区に超高層タワーマンションが建設されるようです。「建築計画のお知らせ」を速報する建設データバンクに地上38階の超高層タワーマンション「(仮称)上野池之端プロジェクト」が載っていました。
 
 建設データバンク →  (仮称)上野池之端プロジェクト
 
 2013年11月25日に中華レストランを展開する「東天紅」が、IRニュースで第1号店である「上野店(敷地面積2,985.37㎡)」の土地及び建物を89億1400万円で「東京建物」に売却すると発表しています。
 
 敷地面積2,985.37㎡と建築主の「東京建物」が一致しているので「東天紅上野本店」の場所に間違いないと思います。
  
 東天紅・IRニュース(PDF:2013/11/25)
 上野店土地建物売買契約締結に関するお知らせ
 
 売却されるのは東天紅の「上野本店」と隣接する「東天紅平成ホール」です。「東天紅」は隣接地へ移転し、高い耐震性能、環境性能を備える新店舗を建設します。
 
 ちなみに「東天紅」が移転するのは、南隣の「池之端KGゴルフガーデン」の跡地です。新店舗の概要は、地上9階、塔屋1階、地下1階、延床面積13,889.55㎡となっています。
 
 東天紅・IRニュース(PDF:2013/04/15)
 「中国料理東天紅上野本店」新店舗建設
 
 東天紅・IRニュース(PDF:2013/09/24)
 新店舗着工に関するお知らせ
 
(仮称)上野池之端プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都台東区池之端一丁目12
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 敷地面積-2,985.37㎡
◆ 建築面積-1,090.56㎡ 
◆ 延床面積-37,270.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅
◆ 建築主-東京建物
◆ 設計者-日建ハウジングシステム
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2015年03月01日予定
◆ 竣工-2019年03月31日予定

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2014年1月 9日 (木)

港区 地上40階、高さ約249mの「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2013年末の建設状況

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-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス(旧:六本木プリンスホテル)」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。
 
 地権者ならびに参加組合員として参画している「住友不動産」は、2013年10月28日に「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」の建物本体工事に着手した事を発表しました。
 
 住友不動産・ニュースリリース(PDF:2013/10/28)
 「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 着工
 
 中心となる「南街区」には、地上40階の「業務棟」と地上27階の「住宅棟」が建設されます。規模は小さいですが「北街区」にも地上3階の「商業棟」が建設されます。
  
● 業務棟
 中東や中国で見かけるようなデザインです。当初発表されていたデザインは「泉ガーデンタワー」にそっくりでしたが、物凄く斬新なデザインに変更になりました。
 
 業務棟は、「BCP(事業継続計画)」を非常に重視したビルになり、地震対策として「免震構造+制震構造」のハイブリッド構造を採用しています。断面図を拡大すると25階と26階の間に「免震層」があります。
 
● 住宅棟
 住宅棟も「免震構造」になっています。住宅棟の総戸数は226戸を予定しています。
   
六本木三丁目東地区(南街区)の概要
◆ 計画名-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業南街区施設建築物
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目12番41、他
◆ 交通-東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩7分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王」駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩9分
◆ 階数-(業務棟)地上40階、塔屋2階、地下5階、(住宅棟)地上27階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(業務棟)249.20m、(住宅棟)115.00m
◆ 敷地面積-17,371.73㎡(南街区全体)
◆ 建築面積-約9,800㎡(南街区全体)
◆ 延床面積-約199,070㎡(南街区全体)、約171,920㎡(業務棟)、約27,150㎡(住宅棟)
◆ 構造-(業務棟)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(住宅棟)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(業務棟)直接基礎、(住宅棟)杭基礎
◆ 地震対策-(業務棟)免震構造、制振構造、(住宅棟)免震構造
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、他
◆ 総戸数-226戸(住宅棟)
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設、大林組JV
◆ 着工-2013年10月28日
◆ 竣工-2016年03月予定
◆ 総事業費-約1,141億円
 
 
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配置図です。
 
 
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六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」から見た様子です。「泉ガーデンタワー」のスカイロビーに行きましたが、予想通りガードマンの方がガラス側に仁王立ちしてして撮影禁止オーラを放っていたので撮影を諦めました・・・(涙)
 
 目の前にはよだれが出るような現場風景が展開していましたが、5分くらい眺めて「六本木ヒルズ」に向かいました。泉ガーデンタワーから六本木ヒルズまで歩くと結構距離があるんですよね・・・
 
 
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「泉ガーデンタワー」程では無いですが、「六本木ヒルズ」からも結構見えます。
 
 
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「業務棟」の建設現場です。
 
 
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何を基準に本体工事に着手とするのかは現場の判断ですが、「業務棟」はまだ地下躯体を解体していました。
 
 
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かなりの傾斜地に建設している事が分かります。
 
 
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「住宅棟」の建設現場です。
 
 
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「三点式パイルドライバ」で、「山留め壁」を構築しています。
 
 
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地上から見た様子です。
 
 
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「山留め壁」が見えます。
 
 
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地上3階、地下1階、高さ20.00mと規模が小さいですが、北街区の「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業北街区施設建築物」の建設予定地です。

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2014年1月 8日 (水)

さいたま市 武蔵浦和 SKY&GARDEN SKY TOWER 2013年末の建設状況

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-武蔵浦和 SKY&GARDEN-

 「JR武蔵浦和駅」周辺は、さいたま市の副都心として位置づけられています。第1街区~第9街区までの9街区(同一街区は更に細分化)に分けて再開発が行われています。
 
 3街区の「武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業」の正式名称は「武蔵浦和 SKY&GARDEN」で、イメージキャラクターは「常盤貴子」が努めています。

 「武蔵浦和 SKY&GARDEN」は、「GATE RESIDENCE(A棟)」、「GARDEN RESIDENCE(B棟)」、「SKY TOWER(C棟)」、「AVENUE RESIDENCE(D棟)」の4棟で構成されています。
 その中で一番高いのが、南端に建設中の地上32階、地下1階、高さは99.87mの「SKY TOWER(C棟)」です。
 
 「A棟」~「D棟」の4棟以外に北西側に「シニア棟」が建設されます。総戸数は776戸(他事業者分譲予定住戸160戸、非分譲住戸16戸含む)となっています。
 
 工事再開前の「武蔵浦和駅再開発<庭園都市>プロジェクト」のHPでは、776戸の内訳は、A棟80戸(地上13階、地下1階)、B棟103戸(地上14階、地下1階)、C棟355戸(地上32階、地下1階)、D棟78戸(地上14階、地下1階)、E棟160戸(地上13階、地下1階)となっていました。
 
 「武蔵浦和駅再開発<庭園都市>プロジェクト」と「「武蔵浦和 SKY&GARDEN」」は、概要にほとんど変更が無いので、総戸数は776戸には「シニア棟」を含んでいると思われます。
 当時のHPでは、「E棟は別の会社が分譲する」となっていたので、「シニア棟」は
「新日鉄興和不動産、三菱商事、三菱地所レジデンス」と違う会社が分譲すると思われます。

武蔵浦和 SKY&GARDENの概要
◆ 計画名-武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業 
◆ 所在地-埼玉県さいたま市南区沼影一丁目710他(地番)
◆ 交通-JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅より(A棟)エントランスまで徒歩3分、(B棟・C棟・D棟)エントランスまで徒歩4分
◆ 階数-地上32階、地下1階(C棟:SKY TOWER)、地上14階、地下1階(B棟:GARDEN RESIDENC)、地上14階、地下1階(D棟:AVENUE RESIDENCE)、地上13階、地下1階(A棟:GATE RESIDENCE) 
◆ 高さ-99.87m(C棟)
◆ 敷地面積-19,085.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-13,210.20㎡(施設全体)
◆ 延床面積-95,431.24㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭 
◆ 用途-共同住宅、商業業務、コミュニティ施設
◆ 総戸数-776戸(他事業者分譲予定住戸160戸、非分譲住戸16戸含む) 
◆ 建築主-武蔵浦和駅第3街区市街地再開発組合(参加組合員 新日鉄興和不動産、三菱商事、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年02月(除去工事含む)、2013年07月25日(起工祝賀会)
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定
 
 
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「武蔵浦和 SKY&GARDEN」の建設現場を北西側から見た様子です。
 
 
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「鉄筋かご」が並べられています。
 
 
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構築された「場所打ちコンクリート杭」の頭部分が見えます。
 
 
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北側から見た様子です。仮囲いにイメージキャラクターの「常盤貴子」が描かれています。
 
 
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敷地東部分のJR線沿いには、駐車場棟が建設され、屋上の人工地盤上に約6,000㎡の緑の庭園「OASIS GARDEN」が整備されます。
 
 
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南端に地上32階、地下1階の「C棟:SKY TOWER」が建設中です。
 
 
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鉄筋かごや鋼管が並べられています。
 
 
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「内面リブ付き鋼管」です。鋼管の表面がスパイラル状になっているのと内部に「リブ」が付いているので分かります。
 
 「内面リブ付き鋼管」が置いてあるので「C棟:SKY TOWER」は、一部もしくはすべての「場所打ちコンクリート杭」が、「場所打鋼管コンクリート杭」である事が分かります。
 
 
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「武蔵浦和 SKY&GARDEN」の南側には、ロッテ浦和工場の敷地内に「(仮称)株式会社ロッテ 浦和工場 第6工場新築工事」が建設中です。
 
 工場にしては、地上7階、高さ36.98mと高さが高いですが、「C棟:SKY TOWER」からの南側の眺望は工場操業中は安泰です。
 
 
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「(仮称)株式会社ロッテ 浦和工場 第6工場新築工事」の建設現場です。

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2014年1月 7日 (火)

「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」計画見直し 東急電鉄グループが所有地をJR東日本に売却!

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-(仮称)横浜駅西口駅ビル計画-

 2013年6月に、日経新聞や神奈川新聞(カナロコ)が、「JR東日本」と「東京急行電鉄」が、横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に建設を予定している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の規模を縮小する伝えました。
 
 地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡の超高層ビルの建設を計画していましたが、2011年3月に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるという内容でした。
 
 その後、さっぱり音沙汰がありませんでしたが、昨年末から今朝にかけて「神奈川新聞(カナロコ)」、「日刊建設工業新聞」、「日経新聞」などが久しぶりに報道しました。
 
 神奈川新聞(2013/12/28)
 横浜駅西口駅ビル計画、東急がホテル跡地をJR東へ売却/神奈川 
 
 日刊建設工業新聞(2014/01/07)
 JR東日本/横浜駅西口駅ビル計画見直し/東急電鉄グループ所有地取得へ
 
 「JR東日本」と「東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化します。JR東日本が主体的に関わることで、早期の事業化につなげます。
 
 2013年12月27日に、事業対象区域内に東急電鉄グループが所有する土地をJR東日本に譲渡する売買契約を締結しました。引き渡し予定は2015年9月です。
 
 譲渡対象地は、「横浜エクセルホテル東急」跡地と、環状1号線に接する鉄道用地(東急東横線の旧軌道部)で、売却する土地の面積や譲渡額は非公表です。
 
 東急電鉄グループは、渋谷地区に社運を賭けた莫大な投資を集中的に行っています。横浜まで手が回らないので売却した可能性がありますね。
 
(追記)
 探してみると「東京急行電鉄」からもニュースリリースがありました。下記のPDFに譲渡対象地の地図も載っています。
 
 東京急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/12/27)
 (仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の推進体制について
 
  
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先に解体工事に着手した「横浜エクセルホテル東急」の地上部分は完全に姿を消しています。
 
 
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「横浜エクセルホテル東急」跡地は、暫定的に仮設店舗になっています。
 
 
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JR東日本の「横浜シァル」も姿を消しています。
 
 
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「横浜シァル」跡地を別角度から見た様子です。
 
 
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「横浜シァル」は地上躯体がわずかだけ残っていました。

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2014年1月 6日 (月)

「渋谷区総合庁舎&渋谷公会堂」の建て替え 地上37階、高さ約121mの超高層タワーマンションと渋谷区の新庁舎を整備!

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-渋谷区総合庁舎&渋谷公会堂-
 「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階です。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。
 
 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える検討を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。
 
 官民連携による「総合区庁舎」と「渋谷公会堂」建て替えの公募型プロポーザルで、対象敷地の一部を高層マンション建設用地に貸し出し、庁舎と公会堂建設費を賄うとした民間提案を特定します。

 日刊建設工業新聞(2013/12/27)
 東京・渋谷区/区庁舎・渋谷公会堂再整備計画公表/PPP活用、14年度に設計
 
 建設通信新聞(2014/01/06)
 大手デベ・設計グループ案特定/月内にも基本協定締結/渋谷区
 
 提案では、現庁舎・公会堂のある敷地約12,500㎡のうち、NHKに近い公会堂のある北側約4,565㎡を活用して、地上37階、高さ約121m、延床面積約45,300㎡、総戸数414戸の超高層マンションを建設します。
 
 区庁舎は、現庁舎の西側部分に、地上15階、高さ約65m、延床面積約30,000㎡で建設します。
 また、公園通りに面する東側部分に地上5階、高さ約27m、延床面積約12,000㎡、2000席を備える公会堂を建設します。

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2014年1月 5日 (日)

立川市 地上32階、高さ約128mの「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」 2013年末の建設状況

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-立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業-
 
JR立川駅は、JR中央本線・青梅線・南武線の3路線が乗入れる鉄道交通の要衝となっています。
 更に北口は、多摩都市モノレール「立川北駅」に隣接するなど交通結節点として非常に恵まれています。
  
 JR立川駅北口では、JR立川駅の北西側に隣接する「第一デパート」と「第一デパート」西側の雑居ビル群や南側の駐輪場の再開発を行う「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。
 既存建物の解体工事が終わり、2013年7月3日に起工式が行われ本体工事に着工しています。
 
 再開発ビルは、地上32階、塔屋1階、地下2階、高さ128.03mの商業・業務・住宅の複合ビルです。1階と3階~7階を商業・業務施設、9階~32階は住宅施設(319戸)、駐車施設として地下1階・2階とタワー駐車場(合計約330台)、2階には駐輪施設を整備します。
 
 「野村不動産」は、再開発事業の参加組合員として参画し、住宅保留床約300戸(予定)などを取得する予定です。参加組合員には「ヤマダ電機」も参画しており、大型の家電量販店を出店する予定です。

 今までは午後に行っていましたが、今回初めて通勤時間帯にJR立川駅に行きました。新宿から立川方面は通勤の逆方向だから電車は空いていると思っていましたが、大きな間違いでした。
 
 新宿駅では空いていましたが、三鷹駅あたりから込み始め立川駅に着いた頃には都心と変わらない混雑でした。
 周辺に大学が沢山あるからだと思いますが、サラリーマンも多かったです。JR中央本線は、上りも下りも込むのでJR東日本はウハウハですね。
 
 
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2013年7月3日に起工式が行われ、本格的に工事が行われています。
 
 
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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」の構築を行っています。
 
 
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「ドリリングバケット」が装着されています。杭の軸部は、「ドリリングバケット」を回転させて地盤を掘削します。
 
 
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もう1台の「アースドリル掘削機」です。
 
 
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「拡底バケット」が装着されています。杭の底部分は「ドリリングバケット」から「拡底バケット」に換えて、三角フラスコのような「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。
 
 
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「鉄筋かご」です。
 
 
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奥に「構真柱(こうしんちゅう)」のような鉄骨の柱が見えます。「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」は、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造で建設されますが、「構真柱」らしきものが見えるので、この現場は「逆打ち工法」で建設されているかも知れません。
 
 
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「安定液プラント」です。
 
 
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「建築計画のお知らせ」です。高さや面積等の数値が変更になっています。高さは130.00mから128.03mに変更になっています。
 
 建築主は「立川駅北口西地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、ヤマダ電機)」、設計者は「清水建設、松田平田設計JV」、施工者は「清水建設」となっています。
 
 
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東側は公開広場になる予定です。公開広場から南口のペデストリアンデッキと直結する「立川駅西側新自由通路」が整備される予定です。
 
 
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「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業及び立川駅西側新自由通路整備事業」の配置図です。
 
 立川市 → 立川駅西側新自由通路整備事業について

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2014年1月 4日 (土)

JR東日本 埼京線への大量投入が進む「E233系電車(7000番台)」

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-埼京線にE233系電車を投入-

 昨日、JR有楽町駅近くの火事により新幹線のダイヤが大混乱しました。新幹線の品川駅は、東京駅が使えなくなった時の代替駅として建設した意味合いも大きいのです。
 
 そのため東京寄りに引き上げ線が3本あり、品川駅での折り返し運転が可能です。しかし、昨日は午前中ほぼ全線不通になるなど代替駅としての機能がほとんど働いていないように見えました。
 
 本題に戻って、JR東日本は、「E231系電車」の後継として「E233系電車」を首都圏に大量投入しています。
 
 「E233系電車」は、2006年12月26日の中央快速線を皮切りに、京浜東北線や常磐線各駅停車、東海道線、京葉線、東北本線などに大量投入されてきました。
 2013年6月30日には「埼京線」でも営業運転が開始され、2014年春には「横浜線」、2014年7月には「南武線」にも投入される予定です。
 
 今回、埼京線や東京臨海高速鉄道りんかい線に乗って驚きました。一気に「205系電車」から「E233系電車」への入れ替えが進んでいたからです。
 約3,000億円の耐震補強工事を行いながらの凄まじい勢いでの新型車両への入れ替えは、JR東日本の資本力がなければ絶対に出来ません。JR東日本恐るべし!ですね。
 
E233系電車の製造メーカー
 「E233系電車」の製造メーカーは、JR東日本の「総合車両製作所(旧:東急車輛製造)」と「新津車両製作所」および「川崎重工業」です。
 
 なお、JR東日本は「新津車両製作所」の車両製造事業を切り離し、2014年4月1日に「総合車両製作所(J-TREC)」と統合します。グループ内に2社も鉄道車両製造事業は必要ないので当然の流れですね。
  
E233系電車
◆ 0番台-中央線快速、青梅線、五日市線向け車両(2006年12月26日から営業運転)
◆ 1000番台-京浜東北線、根岸線向け車両(2007年12月22日から営業運転)
◆ 2000番台-常磐緩行線向け車両(2009年9月9日からから営業運転)
◆ 3000番台-東海道本線向け車両(2008年3月10日から営業運転)、東北本線、高崎線、両毛線向け車両(2012年9月1日から営業運転)
◆ 5000番台-京葉線、東金線向け車両(2010年7月1日から営業運転)
◆ 6000番台-横浜線向け車両(2014年春から営業運転開始予定)
◆ 7000番台-埼京線、川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線向け車両(2013年6月30日から営業運転)
◆ 8000番台-南武線向け車両(2014年7月から営業運転開始予定)
 
 
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埼京線の「E233系電車(7000番台)」です(JR北戸田駅)。今後も「東京臨海高速鉄道70-000形電車」が乗り入れるので、埼京線のすべてが入れ替えられる訳ではありません。
 
 
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埼京線のラインカラーである深緑の帯が爽やかです(東京臨海高速鉄道りんかい線新木場駅)。
 
 
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大崎駅近くの「百反歩道橋」から見た東京臨海高速鉄道りんかい線に乗り入れる「E233系電車(7000番台)」です。
 
 
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「E233系電車(7000番台)」の車内全景です。1度全員が降りる東京臨海高速鉄道りんかい線の「新木場駅」で撮影しました。
 
 
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座席です。他の「E233系電車」と同じく、2+3+2の7人がけです。
 
 
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優先席です。3人がけです。
 
 
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車内案内表示は、「1000番台(京浜東北線・根岸線)」以降の車両と同じ17インチワイド液晶モニタになっています。
 

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「E233系電車(番台-中央線快速、青梅線、五日市線)」です。
 
 
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「E233系電車(1000番台-京浜東北線、根岸線)」です。
 
 

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「E233系電車(5000番台-京葉線)」です。

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2014年1月 3日 (金)

完成した八重洲口の「グランルーフ(GranRoof)」 & 東京駅 グランルーフ クリスタルイルミネーション

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-東京ステーションシティ・グランルーフ-
 
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張って更新する予定ですのでよろしくお願い致します。
 
 JR東京駅では、「東京ステーションシティ(Tokyo Station City)」の建設が進められていますが、八重洲口の新しい顔「グランルーフ」が2013年9月20日にオープンしました。
 
 「グランルーフ」は、船の帆をイメージした南北約230m大屋根がシンボルです。その下に、最大幅9mの歩行者デッキが設けられ、南北2棟の超高層ビル「グラントウキョウ」を2階でつなぎます。店舗は、地下1階~地上3階に、計15店舗あります。
 
 「グランルーフ」は、新幹線の軌道に隣接するため難工事でした。屋根を張る工事も非常に難しかったようです。下記の日経BP「ケンプラッツ」を見ると難しかった工事の内容がよくわかります。
 
 日経BP・ケンプラッツ(2013/08/07)
 スゴイ現場:東京駅八重洲口グランルーフ
  
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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階段やエスカレーターで2階に上がります。
 
 
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南側から北側を見た様子です。早朝に撮影したので人がほとんどいませんでした。
  
 
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北側から南側を見た様子です。
 
 
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大屋根の膜の素材は「四フッ化エチレン樹脂コーティングガラス繊維布・酸化チタン光触媒微粒子含有」というとても長い名称です。酸化チタンの光触媒効果で汚れが流れ落ちやすいそうです。
 
 
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駅側には大規模な壁面緑化が行われています。
  
 
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八重洲口の交通広場は少しずつ供用開始されています。バスバース(13バース)、タクシー乗降場(4バース)、タクシープール(50台)、一般車乗降場(7バース)などの整備も含めた八重洲口の交通広場の完成は、2014年秋の予定です。
 
 
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「グランルーフ」から八重洲の再開発がよく見えると思います。再開発がいつになるか見通しは全く立っていませんが・・・
 
 
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夜は雰囲気が全く異なります。
 
 
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夜は屋根が独特の雰囲気です。
 
 
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店舗は、地下1階~地上3階に、計15店舗あります。
 
 
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● 東京駅 グランルーフ クリスタルイルミネーション
 「東京駅 グランルーフ クリスタルイルミネーション」は、2013年11月23日(土・祝)~2014年1月13日(月・祝) の期間で、「グランルーフ」2階デッキで実施されています。点灯時間は、17:00頃~23:00です。
 
 約230mのデッキ上の両端に“光の架け橋”のエントランスとなるアーチを設置し、デッキ全体を約16万5千個のLED電球とLEDテープライトの光で彩ります。
 
 公式HP → 東京駅 グランルーフ クリスタルイルミネーション
   
  
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南側の“光の架け橋”のアーチです。
 
 
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北側の“光の架け橋”のアーチです。
 
 
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1階部分です。

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