「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」計画見直し 東急電鉄グループが所有地をJR東日本に売却!
-(仮称)横浜駅西口駅ビル計画-
2013年6月に、日経新聞や神奈川新聞(カナロコ)が、「JR東日本」と「東京急行電鉄」が、横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に建設を予定している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の規模を縮小する伝えました。
地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡の超高層ビルの建設を計画していましたが、2011年3月に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるという内容でした。
その後、さっぱり音沙汰がありませんでしたが、昨年末から今朝にかけて「神奈川新聞(カナロコ)」、「日刊建設工業新聞」、「日経新聞」などが久しぶりに報道しました。
神奈川新聞(2013/12/28)
横浜駅西口駅ビル計画、東急がホテル跡地をJR東へ売却/神奈川
日刊建設工業新聞(2014/01/07)
JR東日本/横浜駅西口駅ビル計画見直し/東急電鉄グループ所有地取得へ
「JR東日本」と「東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化します。JR東日本が主体的に関わることで、早期の事業化につなげます。
2013年12月27日に、事業対象区域内に東急電鉄グループが所有する土地をJR東日本に譲渡する売買契約を締結しました。引き渡し予定は2015年9月です。
譲渡対象地は、「横浜エクセルホテル東急」跡地と、環状1号線に接する鉄道用地(東急東横線の旧軌道部)で、売却する土地の面積や譲渡額は非公表です。
東急電鉄グループは、渋谷地区に社運を賭けた莫大な投資を集中的に行っています。横浜まで手が回らないので売却した可能性がありますね。
(追記)
探してみると「東京急行電鉄」からもニュースリリースがありました。下記のPDFに譲渡対象地の地図も載っています。
東京急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/12/27)
(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の推進体制について
先に解体工事に着手した「横浜エクセルホテル東急」の地上部分は完全に姿を消しています。
「横浜エクセルホテル東急」跡地は、暫定的に仮設店舗になっています。
JR東日本の「横浜シァル」も姿を消しています。
「横浜シァル」跡地を別角度から見た様子です。
「横浜シァル」は地上躯体がわずかだけ残っていました。
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