横浜みなとみらい21地区 国内最大級のオフィスフロア「横浜アイマークプレイス」 2013年末の建設状況
-横浜アイマークプレイス-
横浜みなとみらい地区に暫定的な商業施設「横浜ジャックモール」が営業していましたが、2012年9月30日に全館が営業終了しました。
「横浜ジャックモール」は、45街区の「イースト棟」と46街区の「ウエスト棟」に分かれていましたが、46街区の「ウエスト棟」跡地に大規模なオフィスビル「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」が建設されています。正式名称は「横浜アイマークプレイス」となっています。
公式HP → (仮称)MM21-46街区プロジェクト
概要は地上14階、塔屋2階、高さ65.50m、延床面積97,427.74㎡となっています。1フロア当たりの貸室面積は国内最大級の約1,700坪となります。用途は1階が店舗、2階~14階がオフィスとなります。
地震対策として、「中間階免震構造」を採用します。更に、非常用発電設備や電気室、受水槽等基幹設備は中間免震層上部の2階に設置することで、設備機器の転倒や浸水による電源喪失といった最悪の事態を回避します。
また大規模災害等により停電になった場合は、非常用発電設備により、共用部はもとより、テナントにも約72時間電力を供給する「BCP(事業継続計画)」を非常に重視したビルになります。
横浜アイマークプレイスの概要
◆ 計画名-(仮称)MM21-46街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目4番7他
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩2分、みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩5分、JR「横浜」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上14階、塔屋2階
◆ 高さ-65.50m
◆ 敷地面積-11,484.69㎡
◆ 建築面積-7,487.48㎡
◆ 延床面積-97,427.74㎡(容積率対象面積91,843.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(1階と2階の間に「免震装置:鉛プラグ入り積層ゴム、天然ゴム系積層ゴム、オイルダンパー」を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・施工者-清水建設
◆ 着工-2012年11月20日(着工)、12月06日(地鎮祭)
◆ 竣工-2014年03月31日予定
「横浜アイマークプレイス」の外観は完成しています。大規模なテナントとしては、「富士通コミュニケーションサービス」が2014年7月に、東京都品川区から本社を移転する事が決まっています。
「横浜アイマークプレイス」は、フロア別基準階面積の貸室面積は国内最大級の約1,700坪となります。正確には高層部の11階~14階が1,697.03坪(5,610.02㎡)です。天井高は2,850mmとなっています。
「横浜アイマークプレイス」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用しています。1階と2階の間の中間免震層に「免震装置(鉛プラグ入り積層ゴム、天然ゴム系積層ゴム、オイルダンパー)」を設置しています。
南東側から見た様子です。
「(仮称)MM21-46街区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。
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