JR東日本 (仮称)横浜駅西口駅ビル計画 地上26階、高さ約135mに縮小
-(仮称)横浜駅西口駅ビル計画-
横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に建設を予定している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」は、当初は地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡で計画されていました。
しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるために計画が見直されていました。
昨年末には、「JR東日本」と「東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化しました。
2014年3月4日の定例社長会見でやっと見直し後の概要が発表されました。私が想像していたより遥かに規模が縮小されてちょっとショックです。
楽しみにしていた高さ約50mの「線路上空棟」も姿を消しています。何もここまで縮小しなくても・・・
JR東日本・プレスリリース(PDF:2014/03/04)
(仮称)横浜駅西口駅ビル計画について
概要の主な変更
● 階数-地上33階、地下3階 → 地上26階、地下3階
● 高さ-最高高さ約180m → 最高高さ約135m
● 延床面積-約182,000㎡(駅前棟約136,000㎡+線路上空棟18,000㎡+鶴屋町棟約28,000㎡) → 約118,000㎡(駅前棟約94,000㎡+鶴屋町棟約24,000㎡)
(仮称)横浜駅西口駅ビル計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号外
◆ 階数-地上26階、地下3階(駅前棟)、地上9階(鶴屋町棟)
◆ 高さ-最高部約135m(駅前棟)、最高部約31m(鶴屋町棟)
◆ 敷地面積-約8,700㎡(駅前棟)、約5,000㎡(鶴屋町棟)
◆ 延床面積-約94,000㎡(駅前棟:商業施設 地下2階~地上10階の約66,000㎡、業務施設 地上12階~地上26階の約28,000㎡)、約24,000㎡(鶴屋町棟)
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、業務施設、等、(鶴屋町棟)駐車場、保育所、等
◆ 事業主体-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-未定(施工者の選定は一般競争入札)
◆ 着工-未定
◆ 開業-2020年予定
「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」の地上部分は解体されて姿を消しています。
変更後の配置図と断面図です。高さ約50mの「線路上空棟」が姿を消しています。橋上駅舎や歩行者デッキを使って東西に抜けられるようになっていたので残念です。
変更前の配置図と断面図です。
| 固定リンク
« JR田町駅東口 「TGMM芝浦プロジェクト」は、高さ約177m、高さ約181mなど3棟、総延床面積約290,000㎡と判明! | トップページ | 中央区 「京橋トラストタワー」が2014年2月28日に竣工 「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」は、2014年4月2日に開業! »
「201 神奈川県・横浜市」カテゴリの記事
- ミュージックテラス 世界最大級座席数20,033席の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」 2023年9月29日に開業 こけら落としは横浜出身の「ゆず」(2023.05.15)
- 横浜市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 優良な民間都市再生事業計画として認定!(2023.05.28)
- 横浜市 「みなとみらい21地区」で最後の大規模市有地 「みなとみらい21中央地区60・61街区」の公募手続きを開始!(2023.04.18)
- JR関内駅前 地上33階、高さ約169mの「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」 2023年4月2日の建設状況(2023.04.09)
- みなとみらい21中央地区53街区 高さ約158mと高さ約90mの「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」 2023年4月2日の建設状況(2023.04.08)