川崎市 大師線ホーム上空に人工地盤を設置して建設される「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」 2014年秋の建設状況
-(仮称)京急川崎駅前ビル計画-
JR川崎駅北口に自由通路等を整備する「川崎駅北口自由通路整備・駅改良等工事」が進行中ですが、「京浜急行電鉄」はJR川崎駅との乗り換え利便性や東西の回遊性のさらなる向上が見込まれることから、新たな拠点となる駅ビルの建設を決めました。
「京急川崎駅」は、二層構造になっており高架の本線は2面4線ですが、大師線は地上にあり、頭端式ホームの2面2線となっています。
敷地に余裕がある訳ではないので、ビルを建設する場合はわずかな隣接地と線路の上空を利用するしかありません。
新たに建設する駅ビルは、大師線ホーム上空に人工地盤を築き、駅の隣接地と合わせて建設します。
12階建てのビルと5階建ての商業施設で構成し、1階・2階が大師線ホーム、1階~5階が商業施設、3階~12階がビジネスホテル「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」になる予定です。
商業施設への出店店舗は未定で、「京急EXイン京急川崎駅前(仮称)」の客室数は170室を予定しています。
京浜急行電鉄・ニュースリリース(PDF:2013/03/12)
より便利な街へ!京急川崎駅に新たな駅ビルを建設します。
(仮称)京急川崎駅前ビル計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区砂子1-3他
◆ 階数-地上12階
◆ 高さ-約47m
◆ 敷地面積-2,978.50㎡
◆ 建築面積-2,147.56㎡
◆ 延床面積-9,468.05㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗、ホテル、福祉施設(保育所)
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 設計者-東急建設
◆ 施工者-未定(解体工事は東急建設)
◆ 着工-2014年05月予定(本体工事)
◆ 竣工-2016年01月末予定
京急川崎駅の大師線のホームは地上にあり、頭端式ホームの2面2線となっています。新たに建設する駅ビルは、大師線ホーム上空に人工地盤を築き、駅の隣接地と合わせて建設します。
撮影時は、京急川崎駅の東側に接地するビルが解体されていました。解体工事は「東急建設」により行われており、解体工事の工期は2013年11月12日~2014年3月31日となっていました。
「(仮称)京急川崎駅前ビル計画」の建設予定地を北東側から見た様子です。
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