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2014年4月 4日 (金)

小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業 Part1:地下化された「世田谷代田駅」

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-小田急小田原線・複々線化事業-

 「小田急電鉄」は「東北沢駅~和泉多摩川駅」間の約10.4kmで複々線化事業を実施しています。「小田急電鉄」に関わる部分の投資額は、約3,100億円です。
 複々線化事業にあわせて、東京都が事業主体である「連続立体交差事業」を同時に実施しています。
 
 現在は、「小田急小田原線(代々木上原駅~梅ヶ丘駅間)複々線化事業」を進めています。事業区間は、「代々木上原駅~梅ヶ丘駅」間の約2.2kmです。事業期間は2003年度~2018年度の予定です。
 
● 最初に地下化、続いて複々線化
 上下線を同時に地下に切り替える工事を2013年3月22日(金)終電後に行い、翌日の3月23日(土)初電から、「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下駅となりました。この区間にあった9ヶ所の踏切が全てなくなり、交通渋滞が解消されました。
 
 本来なら一気に地下化・複々線化を行うべきですが、線路の地下に建設する「直下方式」を採用したため超難工事になりました。
 
 「直下方式」での2層のトンネルは更に工事を困難にします。また「開かずの踏切」を解消するという至上命題もあったため先に下に「急行線」を建設して、次にその上に「緩行線」を建設する事になりました。
 
 現在は、残る「緩行線」2線分のトンネル工事、駅舎工事、交差道路の整備などを進めています。複々線化は2017年度、事業完了は2018年度を目指しています。
 
 
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「東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅」の3駅が地下化されましたが、一番西側の「世田谷代田駅(せたがやだいたえき)」からスタートします。
 
 
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「世田谷代田駅(せたがやだいたえき)」は、2013年3月23日(土)にホームが地下3階にある地下駅になりました。
 
 
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現在は仮の姿です。複々線化完成時には地下3階は「急行線」の通過線になり、2階が「緩行線」のホームになります。
 
 
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地下3階の上り線ホーム西端から西側(梅ヶ丘駅側)を見た様子です。ここから先は「開削工法」で建設された箱型トンネルとなっています。
 
 
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地下3階の上り線ホーム西端から東側を見た様子です。
 
 
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地下3階の上り線ホームの一番広い部分です。各駅停車の8両編成対応、ホームの長さは約170mとなっています。
 
 このホームはあくまでも仮設ホームです。地下3階は、複々線化完成時には急行線の通過線となります。
 「世田谷代田駅」は、急行線が全列車通過となるので、ホームはすべて撤去されます。そのため非常に簡素な造りになっています。
 
 
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上り線ホーム東端から西側を見た様子です。
 
 
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上り線ホーム東端から東側(下北沢駅側)を見た様子です。この先は「シールド工法」で建設されています。円形のシールドトンネルの黒い部分は「ダクタイルセグメント」です。
 
 「ダクタイルセグメント」は、高強度の設計が可能、急曲線部等の複雑な形状の製作が容易、錆びにくいなどの長所がありますが、高価です。
 
 
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更に東側の「ダクタイルセグメント」のシールドトンネルです。CanonのミラーレスカメラEOSMで撮影しました。
 
 ほぼ真っ暗でしたが、手持ちで撮影出来ました。今のコンデジやミラーレスカメラの性能は恐ろしく高性能です。
 
 
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下り線ホーム西端から西側(梅ヶ丘駅側)を見た様子です。ここから先は「開削工法」で建設された箱型トンネル」となっています。開削工法開  削  工  法
 
 
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この先で地上に出るので光が差し込んでいます。
 
 
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下り線ホーム西端から東側を見た様子です。
 
 
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下り線ホームの一番広い部分です。下り線ホームも最終的には撤去されて「急行線」の通過線となるので非常に簡素な造りになっています。
 
 
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軌道は「消音バラスト」を敷いた「ラダー軌道」となっています。「バラスト・ラダー軌道」でしょうか?
 
 
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下り線ホーム東端から西側を見た様子です。
 
 
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下り線ホーム東端から東側(下北沢駅側)を見た様子です。
 
 
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途中でシールドトンネルの色が変わっています。
 
 
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● シールドマシン外周の甲殻(抜け殻)
 白い部分はシールドマシン外周の「甲殻」、つまりシールドマシンの抜け殻です。シールドマシンは、役目を終えるとその場で解体されますが、シールドマシン外周の「甲殻」はトンネル内に残してトンネルの一部とするのが一般的です。
 
 シールドマシンの「甲殻」を見る事出来る場所は非常に珍しいです。見る事が出来るのは、複々線化完成時までの期間限定なので興味のある方は是非行ってみて下さい。
 
 
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シールドマシン外周の「甲殻」と「ダクタイルセグメント」の境目です。
 
 
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更に東側の「ダクタイルセグメント」のシールドトンネルです。
 
 
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地下2階の改札内コンコースです。将来的には地下2階は各駅停車の「緩行線(かんこうせん)」のホームなります。そのため改札内コンコースも最小限の設備のみの非常に簡素な造りになっています。
 
 
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改札口はこの1ヶ所のみです。改札口は最終的には地上に移設されます。

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