東村山市 事業に着手した「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」
-東村山駅付近の連続立体交差事業-
関西に住んでいる私には東村山というと「志村けん」の「東村山音頭」のイメージがあって、なんで東村山駅周辺? と思ってしまします。
「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。今回、実際に「東村山駅」のホームに降りてじっくり見学して「東村山駅」の拠点性や重要性が初めて理解出来ました。
「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」は、東村山駅を中心に約4.5km(西武新宿線2,305m、西武国分寺線790m、西武西武園線1385m)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。
2013年12月10に、国土交通省から都市計画事業の認可を取得し、連続立体交差事業に着手しました。
事業は2024年度に完了する予定です。総事業費は側道の整備も含めて714億円に及びます。
東京都・報道発表資料(2013/12/10)
西武鉄道新宿線等の連続立体交差事業に着手
現在の「東村山駅」は、島式3面6線の地上駅ですが、島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。
島式3面6線から島式2面4線に集約化されますが、国分寺線と西武園線は単線で営業しており、集約しても運行に影響はないそうです。
駅構造物の幅員約31~43m、高さ約17m、ホームの長さ約210mです。ホームの数は減りますが、「西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線」の3路線が乗り入れ、4方向の列車が利用できる構造は同じです。
現在の「東村山駅」です。「西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線」の3路線が乗り入れ、4方向の列車が利用できるジャンクション的な駅になっています。
「東村山駅」は、西武鉄道の特急「小江戸号」を含む全列車が停車します。写真は特急「小江戸号」です。
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